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【毎日王冠の有力馬診断(前篇)~G1仕上げの爆穴馬/秋始動戦で結果を出せない池江馬の共通パターン(オールカマー7着サトノラーゼン・セントライト10着サトノノブレス)~】
トーセンスターダム(内田博J)
最終追い切りは従来の「長め強めの追い切り」から、本年春から「4F追い」に切り替えている池江厩舎。
にも関わらず「4F追い」よりも長めの最終追い切りをされている馬は仕上がり不足の懸念があるとも言えるかも知れない…セントライト記念で1人気7着に人気を裏切ったサトノラーゼンは「5F追い」だったし、オールカマーで10着に終わったサトノノブレスも「6F追い」だった。
逆にミッキークイーンなど秋初戦から結果を出した馬は軒並み「4F追い」だ。
その視点でトーセンスターダムと京都大賞典ラブリーデイの最終追い切りを注目したい。
リアルインパクト(ルメールJ)
トーセンスターダム池江師の「4F追い」は堀師に倣ったモノという説も。
その堀厩舎所属のリアルインパクト。馬体重プラス18キロで出走した昨秋始動戦キャピタルSは、異例の「5F追い」が仕上がり不足を如実に示していたとの解釈ができる。
今回の秋始動戦に於いても、その昨年の二の舞がないか最終追い切りを注目したい。
イスラボニータ(蛯名J)
前回強さを見せたのはもう約1年前…JCも中山記念も内容平凡だっただけに信頼して買える馬なのかは?
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普通に考えればココはマイルCSへの叩き台。
なのだが…通常なら中間にCW調教も行うのだが、今回は坂路オンリー調教になっている。この坂路オンリー調教をした近3回は[G1で3着][G1で3着][G1で1着]という軒並み本気度高い場面で実際にも好結果を残している過去。
そして春2戦は大幅馬体増とアクシデント…共にMAXに仕上げられていない中での敗戦だったのは事実。
久しくまともに仕上がっているとも読める今回…ノーマークは禁物の爆穴馬になる可能性もアリ!
アンビシャス(デムーロJ)
前走ラジオNIKKEI賞は開幕週の内有利馬場で、1~8着は全て4コーナーで[内~中]を通れた馬が、9着以下は全て4コーナーで[外]を通らされた馬が占めるという[極端な内有利決着]に。
それで道中1~3番手を立ち回れた馬が2~4着したワケだが、それを馬場の真ん中からブッコ抜いたアンビシャスは力の違い歴然という内容。
具体的に言葉で書くのは難しいですが、そりゃ当たり前に通用すべき馬でしょう。
ヴァンセンヌ(横山典J)
4走前元町Sでは鞍上が制御できずに持って行かれて道中通過順[13-13-1]というトンデモな内容をした馬。その後の外枠を引いた京王杯・安田記念で極端な後方策となった背景はソレ。
そして今回は、次走の初距離2000の天皇賞秋への試走と、テン乗り横山典Jの試走という意味合いが強い一戦…いきなり勝ち負けまである場面ではないと想像するが。
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