2015年2月4日水曜日

川崎記念 2015 回顧・結果:ホッコータルマエは外に出して動いて押し切る王道競馬で完勝

2015 川崎記念(JpnI) 川崎ダ2100m重

レース回顧・結果



2:16.9 7.1 - 11.1 - 12.7 - 13.9 - 12.7 - 13.6 - 13.7 - 12.3 - 13.2 - 14.0 - 12.6

64.3-65.8H





 前半1000通過は概ね(0.5F目+5.5F目+1.5~4.5F/5で算出)。いずれにせよ前後半で見ればハイペースだったといえる。その中で中弛みからの4F勝負、急コーナーで緩んでのL1再加速戦という小回り川崎らしい流れで長距離色が非常に強い競馬になったといえる。コーナーに入るたびに緩んでいるのでスピードが足りない馬でもごまかせたというような内容だし、前後半で見たらハイペースだがL1でまた加速できているように上位の余力はまだ残っていたといえる。最後はバテ差しではなく、コーナーで緩んでからの動き出しの勝負でギアチェンジが問われているということも考えておきたい。





 1着ホッコータルマエはまずまずのスタートから外に持ち出そうと画策するがなかなか難しく、好位の中でもまれる感じにはなる。ただ1周目の3~4角で下げて上手く外を確保した。そこからは無理せずに1周目を回しつつ向こう正面。サミットストーンあたりが動いてペースが上がるなかで、一番外から仕掛けて押し上げていく形。3~4角ではサミットストーンを目標にしっかりと番手に押し上げて直線でしっかりと抜け出す。最後はカゼノコの追撃もあったがしっかりと封じ切った。まあ流石タルマエと川崎をよくわかっているなあと。枠が微妙だったけど、しっかりと外を取り切った段階でまず勝負になるだろうなと。結果的にペースも上がり切ってなかったし、この馬として余力を持って要所を迎えられれば崩れることはない。まあロンスパ気味にはなったのでどうかなとは思ってみていたんだけど、結局コーナーではまた緩んじゃうからね。あそこで外を回して押し上げるのがハイレベル戦では小回り川崎の鉄則だと思うし、いいタイミングでしっかりと動けたね。馬はこのクラスでは流石に得意ではない馬場、展開だったとしても負けられない。ベストは大井の道悪で軽いダートだとは思う。





 2着カゼノコは地方馬含めても一番悪いスタートで最後方からの競馬とこれまで通りの競馬になる。ただ流石にある程度序盤でリカバーして中団には取り付き、タルマエをマークするような競馬になる。向こう正面でペースが上がったところで上手くタルマエの直後から仕掛けながら3角。3~4角ではタルマエの更に外から前を向いて直線。序盤でタルマエに並びかけたかったがここで少し離される。L1でも差をほとんど詰められずの2着も復活の気配は見せた。ん~ただただ追走が楽だったというのが大きいかな。小回りの1周半コースってのが大きかったと思うし、馬場も道悪とはいえ川崎らしく時計がかかっていたからね。こういう競馬だと追走が楽。まあそれとJBCみたいにいくらなんでもあの位置ではっていうのを秋山も意識したのか、秋山にしては積極的だったなと。結果的にちょうどタルマエの直後を取れたのも大きな材料だった。コーナーでタルマエの外だからスピードには乗せやすかったと思うしね。直線入りで離されたのがタルマエがまた加速できたからというのもある。今回はそういう点で見てもコースや展開が嵌った感じは非常に強いし、思っていた通り長距離馬だと思うね。近年で言うならハタノヴァンクールを更に極端にしたような感じかな。トップクラス相手だと1800では明らかに基礎スピードで足りないと思うし、今回はそれが解消できる馬場展開だったと。そういう長距離色強い競馬なら結構やれると思う。中央だと阪神2000のスペシャリストになる可能性は高いんじゃないかな。





 3着サミットストーンはまずまずのスタートから押してハナを主張していく。内からハッピースプリントも来たがこれを制してレースを作ったと思ったところにランフォルセが絡んでくる。1周目のスタンド前でランフォルセを行かせて2列目のポケットに控えて向こう正面。向こう正面入ってすぐに仕掛けてランフォルセに並びかけ、3角で先頭に立つ。3~4角で最内を立ち回って先頭で直線を向くが、そこからの反応で上位2頭に見劣って最後は3番手までだった。ん~結局反応負けしてしまったかなという形。ロンスパに持ち込みたくても結局コーナーで減速しないといけないから、ここで外から押し上げてきたカゼノコに脚を使わせられないコースというのも痛かったと思うね。この馬はもうちょっとコーナーが緩い競馬の方が持ち味を活かしやすいんじゃないかなあ。浦和記念見てもポテンシャルは非凡なんだけど、このクラスの長距離戦になってくると基本ペースが上がり切らずに最後は加速するという競馬になるのでそこでどうしてもギアチェンジ面で優位な中央馬にやられるという感じ。この馬としてはラップで見ればばててはいないんだけど、14.0と減速してからもう一度加速という流れで見劣ったと思うけどね。本来あそこから仕掛ければコーナーで外々の馬に脚を使わせられるんだけど、屈指の急コーナー川崎というのも相性的に悪かったんじゃないかと思う。しかし強い馬だし、南関のエースは今のところこの馬だろうね。





 4着ハッピースプリントはやや出負け、最内から押してリカバーし2列目のポケットにつける形。向こう正面でも前にスペースを置きながら、ランフォルセが言った関係で2列目から3列目に下がってのポケットで進める。向こう正面では中団ぐらいまで下がっていたが、そこから前のスペースを詰めながら3角。3~4角では最内で前を向けずに置かれながら直線。序盤でそこから少し窮屈になり、外に出していたが完全に前に出し抜かれた。最後は脚を使っていたが4着と完敗を喫してしまった。これは枠が悪かったと思う。タルマエとは対照的に外に出せなかったからね。このクラスになってくると川崎で3~4角最内だとどうしても急コーナーでスピードを落とさないといけないし前も壁になって動けない。直線で1.4も加速する流れでスムーズさを欠いていながらも一応離れた好位馬群からは抜け出せているから、まだ見限ってはいけないと思う。ハナでも切れていれば良かったと思うんだけど、外に出せなかったし、あの競馬では苦しいね。まあでもレースをしっかりと主導していけないと安定しないのは確かだと思うね。長距離の方が競馬がしやすいけど、結果的に川崎の向こう正面であの位置でどうにかしろってのは難しい。次の一戦、2000m以上で外枠でも引けば





 5着イッシンドウタイは五分のスタートを切って先行争いには加わりながら、結局下げて中団というような感じになる。道中はタルマエの後ろぐらいで進めながら向こう正面。3角手前でタルマエが上がっていく中で動かずに最内を突く。3~4角でワンテンポ遅れさせて仕掛けて中団で直線。そうこうしているうちに前が一気に話してしまってどうにもならない5着に終わった。ん~まあ3角の段階で多分手応えが微妙だったんじゃないかな。動くべきタイミングで待ってロスなくって発想になっているし、直線で前を向けていながらも窮屈だったハッピースプリントと比べても完敗しているからそもそも加速する余力そのものがなかったように感じる。ちょっと距離が長かったのかなあ。まあ中央でもオープンまで上がってくると東京2100ではイマイチだったし、今回は時計がかかる川崎というのはあるかもしれないけど、この感じだと距離かなあというところ。





 8着ムスカテールは出負けして外に出してじわっと出しながらリカバーし2列目の外につける。道中も無理せずにポジションキープで向こう正面。サミットストーンらが仕掛ける流れにワンテンポ遅れて追い出すがタルマエに蓋をされて外に出せずに馬群の中で3角を迎える。3~4角では3列目まで落ちて直線を向く。そこからの加速の余力もなく、そのまま伸びあぐねて8着惨敗。ん~昨年の好走はホントなんだったんだろうかという感じではあるね。まあ良い騎乗とは思わないし要所で動けない位置で下がってしまったけど、4角で動ける位置にはいたしそこからが動けなかったからね。昨年も同じL1加速戦でしっかりついて行ってタルマエに一瞬焦らせたんだけどなあ。今年は全くだったし。ただまあ昨年の方が良馬場でも時計が出ていたし、馬場が比較的軽かったのも影響していたんじゃないかなと。今年は時計もかなりかかっている中でハイペースだったし、追走に脚を使わされたとみるとラップ分析的にはある程度納得はできる。









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