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2016年7月26日火曜日

マーキュリーカップ雑感

先週に行われた盛岡のマーキュリーCは1番人気に大井所属のケイアイレオーネが支持されたが8着と惨敗に終わり、2番人気だった中央所属のストロングサウザーが勝利と云う結果になった。
土日の盛岡競馬の結果から今年のマーキュリーCは昨年と異なりある程度早い時計での決着になるのは覚悟していたが、まさか昨年より時計五つ以上も早い2分02秒4での決着になるとはねぇ・・・
過去のマーキュリーCの勝ち時計を見れば判るが馬場状態に関係なく一昨年の2分01秒9から昨年の2分07秒8までバラつきがあるのが盛岡の特徴で、今年は2分03秒後半から04秒前半での決着になると踏んでいたからユーロビートを軸にしたが、02秒台前半の時計ではユーロビートが太刀打ち出来る訳もなく、道中で終始外外を回る競馬が影響した事もあるが早い時計での決着に対応出来ず4着と敗れた印象。

ただ、今回のマーキュリーCでの反省材料はユーロビートを軸にした事よりも他力本願タイプとストロングサウザーを軽視した部分で、佐賀記念の勝ちっぷりやダイオライト記念の負け方を見ればストロングサウザーが他力本願タイプなのは間違いないが、こう云う自力で動けないタイプは先行勢の脚色が削がれる坂のあるコース向きで、今回はレースの流れに巧く乗って先行出来た事、早い時計の決着に対応出来た事、直線でインを突いたヤネの好騎乗に加えて坂のある盛岡コースを味方にした勝利と考えるべきかも知れない。

先日も書いたようにエーシンモアオバー・ランフォルセ・シビルウォーらが引退した事で現状は手薄になった「裏路線」組の中央勢、今回のマーキュリーCで7着と敗れたソリタリーキングに代わってストロングサウザーが今後「裏路線」組の主役として期待されるのは当然の話だが、マーキュリーCは坂のある盛岡で時計の早い決着での勝利と考えると時計がかかる平坦コースで信頼を置ける馬かは現時点で微妙な印象があるだけに、今回の勝利を鵜呑みにして絶対視すると痛い目にあう可能性は否定出来ないはず、出来ればその時に馬券を的中させて今回の負け分を取り戻したいものだ。


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2016年7月25日月曜日

習志野きらっとスプリントを振り返る

12番ゲートを引いたが逃げなければ二束三文のリコーシルエットが案の定ハナを主張、1番人気のルックスザットキルもスタート直後から押して前に行こうと試みたが、リコーシルエットに前に入られた際に際に接触でもしたのか急激に脚色が鈍り後退、代わってフラットライナーズがリコーシルエットに並び掛け、大外枠のアドマイヤサガスもジワリと3番手に上がって3角を回り、直線では完全にフラットライナーズ・アドマイヤサガス2頭の一騎打ちの様相を呈するが、渋太く粘るフラットライナーズを2番手のアドマイヤサガスは中々交わす事は出来ず、叩き合いを制して半馬身差でフラットライナーズが勝利した。


勝ったフラットライナーズはスタートこそイマイチだったが二の脚を使いポジションを挽回、3角手前で逃げるリコーシルエットに並び掛けると4角先頭の積極策でゴールまで押し切り重賞初制覇に成功した。
勝ち時計の59秒6は水準の時計だが直線での追い比べで最後まで抜かせなかった二枚腰は見事で。半馬身の着差以上に強いと感じるなど短距離路線を使うようになり1戦毎に進境を感じるレース内容に加え馬体も3歳の頃に比べて充実しており、ダートGはともかく南関勢が相手ならば今後も短距離路線で活躍が期待出来る存在。

2着のアドマイヤサガスは好発から内を見ながら3番手までポジションを上げてレースの流れに乗ると直線入り口では先頭を捕える勢いを感じたが、前を交わすどころかサトノタイガーに3/4馬身差まで迫られての2着は、勝ったフラットライナーズとの2Kの斤量差に加えて初距離や地方転入初戦と云うハンデなどを加味してもこれまでの中央での実績や今回の相手関係を考えるとやや物足りない結果だったのは確か。
ただ、この馬のベストの条件は右回りのワンターンの1200~1400Mと思え、今回はこれまで左回りでの連対実績が無い事や距離不足の1000Mと斤量58を背負っての競馬から早目に動いた分だけ終いが甘くなった印象もあり、今後は右回りと自身ベストの距離で変わる可能性があるだけに今回の結果で安易に見限るのは早計かも知れない。

3着のサトノタイガーは馬群のちょうど中団の8~9番手から競馬、4角で外へ持ち出すとジワジワと伸びて前を行く2頭へ迫るも、2着のアドマイヤサガスに3/4馬身差まで詰め寄るのが精いっぱいだった。
中団待機から直線勝負は昨年の習志野きらっとSPと同じようなレース内容で、昨年が斤量58で59秒5の時計で2着、今年も斤量58で59秒8の時計で3着だから自分の能力は出し切っており、南関勢が相手の短距離戦なら上位入線するだけの実力を有しているが、全盛期に比べて最後の一押しが足らず突き抜ける事が出来ない印象があるのも確か。

4着のサクラシャイニーはスタートがモッサリしており、一旦は中団までポジションまで挽回したが、昨年のこのレースと同じく1000Mの流れに対応出来ず徐々に後退、直線ではインを通ってジワジワと伸びたが昨年の習志野きらっとSPと同じ着順の4着と云う結果に終わる。
ただ、同じ着順と云えども2着争いに加わった昨年と入着が精いっぱいだった今年ではレース内容が雲泥の差で、10歳と云う年齢を考えれば仕方ないが、高知の古豪も緩やかだが確実に衰えを感じる現況。

5着のクリーンエコロジーはスタートで置かれてしまい後方からの競馬、直線で外を通ってジリジリと伸びたが掲示板の端に載っただけ、特に見所の無いレース内容で5着と云えども評価の対象外。

1番人気のルックスザットキルはスタート直後にリコーシルエットに前に入られてしまい、この時リコーシルエットのヤネの増田が後ろを振り返った瞬間にルックスザットキルが後退した事からここで接触した可能性もあり、それにもめげず再度ポジションを上げようとしたがリコーシルエットが壁になりその望みは叶わず、その後はネオザウイナーに外からフタをされるなど終始自分のリズムで競馬が出来ず10着惨敗と今回は内枠が仇となった形だが、元はこの馬のテンのスピード不足が招いた事が要因だけに今後も枠順次第では似たようなケースで自分の持ち味を出せず敗れる事が考えられるだけに注意が必要。

人気のルックスザットキルが沈没するのを想定したのは正解も、ワンターンよりもツーターンの向きで、長い間レースから遠ざかっていた馬でガラリ一変するかは半信半疑だったトキノエクセレントを買い目に入れるよりアドマイヤサガスからフラットライナーズ・クリーンエコロジーの裏目を押えるべきだったなぁ・・・
最近はこの手の裏目やタテ目で的中を逃すケースが多く、調子が良くなるまで馬単でなく馬複を買う事まで検討している次第。


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2016年7月24日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週は体調が悪く習志野きらっとSPのレース回顧を書いている途中にダウン、幸い今週は南関の重賞レースが無いので習志野きらっとSPと盛岡のマーキュリーCのレース回顧の方を行う予定。

土用の丑の日には嫁とウナギを食べに行くのが慣わしだが、現状は体調が悪くてウナギを食べるなど以っての外、今年の土用の丑の日はウナギを諦めて自宅でおとなしく果物を食べる事になる。

先週、永六輔氏の訃報を受けてテレビの黄金期を共に築いた盟友の大橋巨泉氏の近況をマクラとして書いたのだが、まさかその時すでに巨泉氏が泉下に旅立っていたとは夢にも思わず・・・
私からすればテレビで活躍したタレントの大橋巨泉だけでなく先日も書いたように競馬評論家としての大橋巨泉が強烈に印象に残っている。
自分の考えを貫き、乗り役や調教師、果ては中央競馬会まで批判、権威や権力に敢然と立ち向かう姿勢は正否は別として現在の上におもねる事が目立つ競馬評論家とは大違いだった事だけは間違いない。
巨泉氏の予想は格を重視した正攻法なスタイルで、格を重視すると云う予想は今の私の予想の基礎となっているだけに感謝するしかない。

大相撲名古屋場所は横綱日馬富士の優勝で幕を閉じた。
この名古屋場所は大関稀勢の里の綱とりや横綱白鵬の通算1000勝など見所満載で場所前は盛り上がりが予想されたが、横綱鶴竜と大関琴奨菊が早々と休場となる体たらくに加えて序盤戦で全勝が不在になり優勝争いが面白くなったと云う見方もあるが、私からすれば横綱・大関が下位の力士にコロコロと負け過ぎと云う印象しかない。
特に白鵬は通算1000勝を今場所中に達成しようと焦ったのか苦手意識のある相手にはカチ上げと云う名のエルボーバットに行く横綱らしからぬ取り口が気に入らず、宝富士にはそのカチ上げを封じられて金星を進呈、勢には張り手に行こうとした際に足を滑らして自滅、これがきっかけで古傷の右足の親指の状態が悪化してしまいその後は精彩を欠いたが、結局は安易に勝とうとした姿勢が招いたモノで自業自得。
今場所に綱とりがかかっていた稀勢の里はそのプレッシャーもあってか早々と下位の力士に敗れてしまった事に加えて腰高の欠点はいまだ解消されず、これでは低い姿勢での相撲が持ち味の横綱日馬富士に完敗も納得、琴奨菊が優勝した際に指摘したように日本出身の横綱が一日も早く誕生して欲しい気持ちは判るが、横綱とはいついかなる場合でも自分の型に持ち込み勝利出来る事が条件であり、そう云う意味では今の稀勢の里に綱の資格があるとは思えない。

本日は中京で中京記念、函館で函館2歳Sが行われた。
先週も書いたように体の調子も悪いが、馬券の調子も良くないだけに興味の無い2歳重賞や難解な重賞レースの馬券を買う事はせず、8月までジッとガマンを決め込む予定。


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2016年7月20日水曜日

第6回習志野きらっとスプリント結論

この習志野きらっとSPはスーパースプリントシリーズのファイナル戦と云う位置づけのレース、以前にも書いたがこのスーパースプリントシリーズの謳い文句は超短距離戦で能力を発揮する異才の発掘と、各地方競馬場で実施可能な最短距離を極力活かすためワンターンのスプリント戦によるシリーズとして創設されたもので、各地区のTRを勝ち抜いた超スピードホースが極限の速さを競うとの事だが、このブログで再三指摘しているように1000M専用馬などよりも南関の1400以上の重賞で実績を残している馬が結果を残しているのが現実で、謳い文句の一つである「超短距離戦で能力を発揮する異才」の1000M専用馬などは悪し様に言えば競走馬としては欠陥品に近いモノ、1~3回は笠松の女韋駄天・ラブミーチャンと云う実力馬が他地区に居た事でこのイベントが何とか成立したが、それ以降は昨年のグランシャリオ門別SPの勝ち馬ポアゾンブラックのようにファイナルに参戦するより盛岡・クラスターCに出走する馬や暑い時期になるので遠征を見合わせるなどTRの勝ち馬が参戦する事が激減、今年も他地区のTRを勝った馬で今年のファイナル戦に参戦するのは兵庫のランドクイーン1頭のみと笛吹けど踊らずの典型的な例なのがこのSSSの印象で、これも毎度指摘している事だが船橋の1000M重賞を年に2回行う意味が判らない。

まぁ、グチはここまでとして今回の習志野きらっとSPの予想へ戻ろう。
前走のゆりかもめOPのレース内容からようやく常識にかかって来た印象があるルックスザットキル、今回の条件と同じ船橋1000Mの重賞の船橋記念で10着と惨敗しているが、この敗因は鼻出血と明確で度外視可能、事実昨年のこのレースを勝っている事を考えれば船橋1000Mの適性に問題が無いだけにルックスザットキルの連覇は濃厚だ。
ただ、ルックスザットキルはスタートダッシュが抜群に良い訳でもないし、スタートから押してハナを主張するようならスイッチが入って制御不能となる危険がゼロではない馬だけに前走同様にスタート直後は無理せず出たなりのポジションでの競馬を試みる公算は大で、今回は2番ゲートを引いた兵庫のランドクイーンや12番ゲートでも逃げてナンボのリコーシルエット辺りがハナへ行く可能性は高く、ルックスザットキルは3~4角で前を捕まえに行く競馬をするのではないかと考えたが、前走で斤量58を背負って楽勝していると云えども、自ら動いて逃げ馬を捕まえに行く競馬をすれば昨年より斤量を6K余分に背負わされた分だけ後続勢に付け入る隙が生まれても不思議ではない。

ならばルックスザットキルを見る形でレースを進める事が出来る馬を中心に考えるべきで、今回は南関転入初戦で先ほども書いたように左回り・斤量58で共に連対ゼロと減点材料が多いのは事実だが、相手関係が楽になったアドマイヤサガスが面白い存在で、確かに今回は南関転入初戦だが、移籍直前の6月の府中を使っている事からある程度仕上がってレースに臨めるだろうし、昨秋の京都のOP特別勝ちや暮れのカペラSの内容から売り切れての転厩とは思えないとなると多少の減点材料に目を瞑って実績上位のこの馬を今回の軸馬に抜擢したい。

馬券はアドマイヤサガスから快速馬ルックスザットキルへの馬単表裏が大本線、あとはルックスザットキルが沈没した際の事を想定して好位のポジションからの競馬が可能なフラットライナーズとクリーンエコロジー、ワンターンの1000Mは決してベストの条件ではないが長休明けを叩いた上積みと地力に期待してトキノエクセレントの3頭を押さえ、アドマイヤサガスからの馬単を買い、本線と合わせて5点が今回の習志野きらっとSPの結論。


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第6回習志野きらっとスプリント②

では出走馬の評価をして行こう。

1枠1番サクラシャイニー
14年の兵庫GTで3着に食い込んだ実績が光る高知の古豪で、昨年末の船橋・総の国OPでケイアイレオーネらを降して勝利した実績から今年で10歳になるが実力的に大きな衰えを感じない印象も、昨年のこのレースでは2着争いに加わる4着と健闘したが、ゲートを五分に出ながら短距離のペースに対応出来ず徐々に後退して置かれてしまった事から1000Mの距離は短い印象があり、昨年が6月の園田FCスプリントを勝って出走だったのに対して今年は3月の御厨人窟賞以来の実戦と云う臨戦過程はマイナスだけに昨年より前進するかは微妙。

2枠2番ランドクイーン
美浦の和田正一郎厩舎からデビュー、1200M以下のレースを一貫して使い中央時代に挙げた3勝は全て逃げ切り勝ちの快速タイプだが、1000万条件では2着が2回あるが未勝利で今年になり兵庫へと転厩。
当地では7戦して前走の園田FCスプリント勝ちを含め【3・2・0・2】と全て掲示板を確保しているがレベル的に南関勢相手に通用するかは微妙で、ハナへ行き斤量54を利してどこまで頑張れるかと云う印象。

3枠3番ルックザットキル
前走の7回大井・ゆりかもめOPで今年の東京SP2着グレープブランデーと同タイムの1分11秒9の好時計を叩き出して快勝しているが、これは現状時計の出ない大井で一番早い時計が出る水が浮くほど不良馬場で行われた事が要因だけに単純に1200で1分12秒を切った事を鵜呑みには出来ないが、時計よりも3歳時は道中でスイッチが入るとヤネの制御が不可能となる難しい部分があった馬がようやく常識にかかって来たと感じるレース振りを評価するべきで、今回は昨年より斤量4K多い57Kを背負わされるが前走で58Kを背負って快勝しているだけに気にならずこのレースを連覇する可能性は高い。


3枠4番フラットライナーズ
3歳時は京浜盃2着はあるがクラシックでは結果を残せずに終わり、その後はマイル戦を中心に使われるも勝ち切れない日々が続いたが、デビュー当初470K前後だった馬体重がレースを使いながら490K台まで増えたのは好印象、それに加えて今年より短距離路線へシフトしてから結果を残しており、事実1200M以下の距離では【4・0・0・0】と負け知らず、特に前走の川崎スパーキングSPではリコーシルエットの逃げを番手から追走、直線で追い出すとアッサリと抜け出し3馬身差の完勝から短距離適性が高いのは明白で、今回は久々の重賞挑戦となるがこの距離ならば勝ち負けは必至だろう。

4枠5番クリーンエコロジー
中央在籍時は芝の短距離レースを中心に使い5勝を挙げていたが、中山のダート1200MのOP特別で3着するなどダート適性に問題は無く、現実に地方転入初戦では道営で短距離実績のあるアウヤンテプイを降しており、その後も昨年のエトワール賞勝ちや中央の快速自慢が相手だった今年の北海道スプリントCで4着に食い込むなどダート短距離でそれなりの実績を残しているだけに面白い存在だが、気難しい部分のあるタイプなのか道営で勝利した2戦はいずれも外を通ったモノで、インコースを通った競馬では案外なケースが目立つのが気になる。


4枠6番アルゴリズム
南関転厩後は東京SPで3着に食い込むなどそれなりの活躍をしているが、休み休みでの出走と順調に使えない事がネックで重賞勝ちには至らずも、今年はこれで6戦目と思いのほか順調にレースを使えているのは好材料、ただ8歳になる割に6~8月の時期はわずか10戦しかしていない上【0・0・1・9】と云う成績から以前にも指摘したように芦毛馬だが暑さに弱いタイプの可能性があるだけに評価を割り引きたい。

5枠7番トキノエクセレント
さきたま杯で向う正面から動き4角先頭の積極策でノーザンリバーを苦しめたが、その後骨折のため長期休養を強いられ、前走の川崎スパーキングSPが2年ぶりの実戦でそう云う事情を鑑みればスタートで後手を踏みながら6着と云う結果は及第点の内容だろうが、ワンターンよりもツーターンの短距離で成功したタイプだけに今回はこの馬にはベストの条件ではない上、やはり長い間レースから遠ざかっていた馬だけにガラリ一変して勝ち負けに持ち込めるかは半信半疑。

5枠8番ハーキュリーズ
中央から転入初戦の埼玉新聞栄冠賞では道中折り合いに苦しみながら直線で先頭を窺うシーンを作る4着と健闘、中央当時ダート経験が少なかったが半兄に平安Sなどのダート重賞3勝を含めダートで10勝を挙げた実績があるダート巧者のヒシアトラスが居る血統から今後ダートで通用する目途がついたと考えて次走のマイルGPではソルテの相手に抜擢したが11着と惨敗、その後は休み休みでしかレースを使えないにしても10着・15着と惨敗続き、思えば埼玉新聞栄冠賞で4着したと云えどもゴール前でタイムズアローがソラを使い勝手に失速しただけで、5着のアールデュランとクビ差ならば評価するのが間違いで、1000M向きのスピードがあるとは思えず軽視が妥当。


6枠9番サトノタイガー
前走の京成盃GMは2年前の川崎マイラーズ以来好走実績の無いマイル戦だけに度外視は可能で、昨年のこのレースで斤量差が5Kあったルックスザットキルに3/4馬身差まで迫っている実績に加え前々走のさきたま杯で中央の実績馬とソルテを相手に充分な見せ場を作って4着と健闘した事から南関勢相手の競馬ならば通用しても不思議ではないが、やはり緩やかとしても年齢的な衰えを感じ、全盛期に比べて最後の一押しが足らない事から善戦こそすれど突き抜けるかは微妙。


6枠10番ラッキープリンス
JDD3着後はレースでカカリ気味に先行して4角持たずにズルズルと後退するなど明らかに気性の難しい部分が顕著になり惨敗ばかりが続く昨年の東京ダービー馬、それだけに今回はカンフル剤として1000Mのレースを使ったのだろうが、だからと云って短距離で通用するだけのスピードがあるかは疑問が残り、ここで勝ち負けするよりも今後に繋がるレースが出来るかがラッキープリンスの今回の課題となる。

7枠11番ネオザウイナー
中央のOPクラスでは未勝利どころか掲示板に載った事も1回だけと完全にアタマ打ちの状態で今年に入って入障したがここでも結果を残せず地方へ移籍、前走で2890Mのレースを使っていた馬がいきなり1000Mのレースでは流れに戸惑うのは確実と思え静観が妥当。

7枠12番リコーシルエット
14年の船橋記念では出走馬の中で最軽量51Kを利して快調に飛ばして逃げると3~4馬身のリードを広げて直線へと入るが、最後はナイキマドリード・エーシンジェイワンの実力馬に交わされて3着に沈む。
この船橋記念3着や前走の川崎スパーキングSP2着を含めて1000M以下の実績は【5・4・6・4】と悪くはないが、船橋記念3着以降は自己条件でも勝ったり負けたりと特に抜けているとは思えず船橋1000Mの重賞を勝つにはパンチ不足のイメージが強く見送りが正解だろう。

8枠13番イセノラヴィソン
船橋記念で重賞制覇に成功したが当時は人気のルックザットキルが鼻出血で凡走した事に加えて軽量51で競馬が出来た事が大きく、この船橋記念の翌日に行われたキョウエイアドニスの勝ったB2下の初鷹SPよりもコンマ6秒も遅い1分コロコロの8の勝ち時計では重賞勝ちと云えども評価は微妙、現実に5回船橋・閃光SPと前走の川崎スパーキングSPでは其々フラットライナーズの3着と完敗しており、今回斤量54で出走出来る事を加味しても勝ち負けするのは厳しいはず。

8枠14番アドマイヤサガス
13年の東京盃3着や14年北海道スプリントC勝ちなど過去の実績は今回の出走馬の中ではアタマ一つ抜け出ている印象があるが、何れも2年以上の前の話だし、左回りの成績は【0・0・3・12】、過去に今回の斤量58Kを背負った競馬では連対ゼロ、ベストの距離は1400Mで今回の1000Mは距離不足など減点材料が多いのは確かだが、昨年10月の京都でのOP特別勝ちや暮れのカペラSで勝ったキクノストームからコンマ2秒差4着の成績から8歳馬ながら衰えは緩やかで、今回は如何にも相手関係が楽になっただけに一発の可能性を秘める。


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2016年7月19日火曜日

第6回習志野きらっとスプリント①

今年で6年目の重賞だけにデータのサンプルが少なく、同じ1000M距離で行われる1月の船橋記念のデータと共に使い今回の有力馬を探していこう。

11年
1着ラブミーチャン 2番人気 コーナー通過順1-1
前走6/24 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【4・0・2・1】
過去の重賞成績(ダートのみ)
09年ジュニアクラウン1着 09年兵庫ジュニアGP1着
09年全日本2歳優駿1着 10年ゴールドジュニア1着
10年エトワール賞1着 10年北海道スプリントC3着
10年兵庫GT3着 11年かきつばた記念3着
11年さきたま杯6着 11年名古屋でら馬SP1着

2着ジーエスライカー 1番人気 コーナー通過順1-1
前走6/1 浦和・さきたま杯2着 コーナー通過順1-1-1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【1・4・0・1】
過去の重賞成績
10年京浜盃1着 10年黒潮盃9着
10年戸塚記念14着 10年カペラS16着
11年船橋記念1着 11年東京スプリング盃2着
11年東京SP4着 11年さきたま杯2着

12年
1着ラブミーチャン 1番人気 コーナー通過順5-3
前走6/22 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【4・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【5・0・3・2】
過去の重賞成績(11年習志野きらっとSP以降)
11年習志野きらっとSP1着 11年クラスターC3着
11年東京盃2着 11年JBCスプリント4着
11年オッズパークGP1着 11年兵庫GT8着
12年かきつばた記念3着 12年名古屋でら馬SP1着 

2着ジーエスライカー 2番人気 コーナー通過順1-1
前走5/4 名古屋・かきつばた記念6着 コーナー通過順1-1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【1・5・0・2】
過去の重賞成績(11年習志野きらっとSP以降)
11年習志野きらっとSP2着 11年東京盃5着
11年JBCスプリント7着 12年東海桜花賞2着
12年かきつばた記念6着

13年
1着ラブミーチャン 1番人気 コーナー通過順1-1
前走6/21 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順2-1
ダート距離1000M以下の成績【6・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【5・1・3・3】
過去の重賞成績(12年習志野きらっとSP以降)
12年習志野きらっとSP1着
12年サマーチャンピオン2着 12年東京盃1着
12年JBCスプリント9着 12年笠松GP2着
13年オッズパークGP1着 13年黒船賞6着
13年東京SP1着 13年名古屋でら馬SP1着

2着ディープハント 4番人気 コーナー通過順6-4
前走6/20 船橋・短夜特別10着 コーナー通過順7-8-8-7
ダート距離1000M以下の成績【3・2・2・1】
ダート距離1400~1700Mの成績【2・9・5・12】
過去の重賞成績
13年船橋記念2着

14年
1着ナイキマドリード 3番人気 コーナー通過順5-5
前走5/28 浦和・さきたま杯5着 コーナー通過順1-1-1-2
ダート距離1000M以下の成績【3・1・0・2】
ダート距離1400~1700Mの成績【10・5・2・13】
過去の重賞成績
10年アフター5スター賞2着 10年東京盃4着
10年JBCスプリント2着 10年オーバルSP1着
11年船橋記念4着 11年東京SP6着 11年さきたま杯1着
11年オーバルSP4着 11年東京盃6着
11年JBCスプリント8着 11年ゴールドC1着 12年船橋記念1着
12年フェブラリーS16着 12年東京SP5着 12年さきたま杯2着
12年南部杯6着 12年JBCスプリント7着 12年ゴールドC1着
13年船橋記念1着 13年報知グランプリC3着
13年オッズパークGP2着 13年東京SP10着 13年かしわ記念6着
13年さきたま杯3着 13年京成盃GM11着 13年オーバルSP7着
13年ゴールドC5着


2着ショコラヴェリーヌ 6番人気 コーナー通過順3-4
前走6/12 川崎スパーキングSP2着 コーナー通過順3-3
ダート距離1000M以下の成績【0・2・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【5・3・3・3】
過去の重賞成績
11年ローレル賞2着 11年東京2歳優牝3着
12年京浜盃13着 12年東京プリンセス賞9着
12年関東オークス6着 12年戸塚記念7着
12年ダービーGP12着 14年しらさぎ賞2着


1番人気ワールドエンド 9着 コーナー通過順2-2
前走6/27 名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【3・1・0・1】
ダート距離1400~1700Mの成績【2・0・1・1】
過去の重賞成績
14年名古屋でら馬SP1着

15年
1着ルックスザットキル 1番人気 コーナー通過順3-3
前走6/23 大井・優駿SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【0・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【0・0・0・3】
過去の重賞成績
15年優駿SP1着

2着サトノタイガー 4番人気 コーナー通過順8-7
前走6/17 船橋・京成盃GM8着 コーナー通過順3-3-3-3
ダート距離1000M以下の成績【0・0・0・0】
ダート距離1400~1700Mの成績【1・1・0・4】
過去の重賞成績(ダートのみ)
14年川崎マイラーズ1着 14年サンタアニタT9着
14年アフター5スター賞1着 14年東京盃6着
14年JBCスプリント2着 14年カペラS2着
15年根岸S13着 15年フェブラリーS10着
15年東京SP7着 15年京成盃GM8着

①これまで習志野きらっとSPはラブミーチャンの3連覇、2着もジーエスライカーが2回と距離1600M以上の重賞を勝った事がある馬が連対しており、14年2着のディープハントも船橋記念で2着はあるが1400~1700の距離実績が【2・9・5・12】、14年1着のナイキマドリードと2着のショコラヴェリーヌも共に距離1400M以上の重賞で連対実績があるなど何れの連対馬も決して1000M専用馬でないのが特徴、昨年1着のルックスザットキルは珍しく1200戦の実績しかなかったが、2着のサトノタイガーはマイル重賞勝ちの実績があり、また過去10年の船橋記念でセンヨン以上の距離で未勝利だった馬で連対したのは09年1着スパロービートと10年1着・11年2着のスリーセブンスピン、今年2着のマスターエクレールの4回、スパロービートは1000M【7・2・0・0】と連対10割、スリーセブンスピンは過去に距離1400のオーバルSPで3着した実績が有り、マスターエクレールは斤量51と恵まれたモノ、これらのケースからよほど1000Mで抜けた実績が有るか、過去に1400の重賞で複勝圏内に入った実績がある事や斤量に恵まれた馬でない限りこの重賞で連対するのは厳しいと判断するのが正解。

②過去5年の習志野きらっとSPと同条件の船橋記念の今年を含めた過去10年の逃げ馬の成績は【4・4・4・3】の実績で複勝圏内から外れたのは3頭だけだが、通常の船橋1000M戦より逃げ馬が苦戦しているイメージが強く、①で書いたように船橋1000Mの重賞で連対した逃げ馬はラブミーチャン・ジーエスライカーのように距離1400M以上の重賞で馬券になっているか、スパロービートのような突出したスピードがある馬ばかりで、これは条件クラスではスピードで押し切れる船橋1000M戦も、快速自慢のOPクラスが出走する重賞ではスピード一辺倒の馬では通用せず、スピードに加えて底力が要求されるからであり、単なる逃げ馬では絶対的な信頼は置けない。


③過去4年のSSSのステップレースを使った馬のファイナルでの成績は以下の通り
11年
グランシャリオ門別SP
パフォーマンス不出走
川崎スパーキングSP
コアレスピューマ3着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
ミナミノヒリュウ不出走
九州むしゃんよかSP
ペプチドジャスパー13着
12年
グランシャリオ門別SP
アグネスポライト不出走
川崎スパーキングSP
トーセンクロス4着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
エイシンマロニエ不出走
13年
グランシャリオ門別SP
アウヤンテプイ不出走
川崎スパーキングSP(1着同着)
スターボード5着
アイディンパワー3着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
エプソムアーロン不出走
14年
グランシャリオ門別SP
アウヤンテプイ4着
川崎スパーキングSP
ユーリカ3着
名古屋でら馬SP
ワールドエンド9着
園田FCスプリント
エスワンプリンス7着
15年
グランシャリオ門別SP
ポアゾンブラック不出走
川崎スパーキングSP
カベルネフラン6着
名古屋でら馬SP
ワールドエンド不出走
園田FCスプリント
サクラシャイニー4着
と11~13年の名古屋でら馬SPを制した実力馬ラブミーチャンを別とすると7頭出走して【0・0・3・4】と3着3回の南関の川崎スパーキングSP1着馬の健闘が目立つ程度で、連対馬が出ていないだけに軸としては微妙な印象があるのは事実。

④ナイキマドリードが12~15年の船橋記念と14年習志野きらっとSPの計5勝、ラブミーチャンが11~13年習志野きらっとSPで3勝と船橋1000Mの重賞は同じ馬が勝利するケースが目立ち、ほかにもジーエスライカーが11年船橋記念勝ちに11~12年の習志野きらっとSP2着、スリーセブンスピンも10年船橋記念勝ちに11年船橋記念2着、ディープサマーも13年の船橋記念・習志野きらっとSPで其々2着するなど過去に船橋1000Mの重賞で連対した実績がある馬は人気薄でも要注意。

上記のデータから船橋1000Mの重賞で連対実績があるルックスザットキル・サトノタイガー・イセノラヴィソン・アルゴリズムの4頭に距離1400~1700の南関の重賞で連対実績があるフラットライナーズ・ラッキープリンス・トキノエクセレントの3頭を加えた計7頭が今年の有力候補、この中では3歳時に京浜盃2着の実績があり、前走の川崎スパーキングSPを勝利したフラットライナーズのレース振りに注目したい。


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2016年7月17日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週の木曜日の17時半過ぎに嫁が近所のスーパーに買い物に行った、この日は朝から曇り空が続き夕方まで雨が降る事は無かったが、万が一と用心してビニール傘を持って行った嫁の考えは大正解で、嫁が家を出てから1時間程度経過してからいきなり大雨が降り出した。
この日の大井競馬場付近も19時過ぎから土砂降りの雨が降った影響で地下馬道の一部が冠水してしまい、レースに出走する馬がパドックに移動出来なかった事でカンカン場付近で下見を行う事になった。

その翌日も横浜市は昼過ぎにIt rains cats and dogs、近来稀に見る豪雨になり私の住む地域は無事だったが横浜の一部地域では住宅の床上・床下浸水や道路が冠水するなど甚大な被害が発生した。
こんな事を言うのは不適切かも知れないが、東京や神奈川よりも深刻な水不足のため貯水率が例年の半分程度しかない利根川水系のダム付近の地域に降れば良かったのにと思ってしまう。


先日、大橋巨泉氏が在宅看護で処方された痛み止め治療から症状が悪化した事がきっかけで緊急入院、その後意識こそ回復したが病状の劇的な回復は望めない事から巨泉氏が休載中だった週刊誌で連載していたコラムを自ら「最終回」と書いて終了させた。
5月下旬から集中治療室に入り現在43K以下だと云うから以前の大きな体の巨泉氏を知っている人からすれば信じられない。
ジャズ評論家・放送作家の枠に留まらずマルチタレントとして活躍した才人で、以前は競馬エイトで予想をしていた競馬評論家でもあった、私も巨泉氏ほど状況は悪くは無いが、似たような環境に居るだけに他人事とは思えない・・・

また、巨泉氏と並んで放送作家の草分け的存在で、作詞家や作家、タレントと幅広く活躍されていた永六輔氏が七夕の7月7日に他界していた事を知る、癖の強い人だっただけに好き嫌いがハッキリ分かれる人と云う印象も、これまで残した功績は色褪せる事がないのは確か。

明日は盛岡でマーキュリーCが行われる。
一昔前ならば「裏街道」路線で主役を張れたソリタリーキングだが13年のマーキュリーCを最後に勝利から遠ざかっており、緩やかながら確実に衰えを感じる近況、ソリタリーキングと共に「裏街道」路線で活躍したエーシンモアオバー・ランフォルセ・シビルウォーらが引退した事でこの路線の中央所属馬は駒不足、それ故に昨年のマーキュリーCを圧勝した大井のユーロビートがソリタリーキング・ストロングサウザー・マイネルバイカを抑えて1番人気に支持されているのだろう。
ユーロビートに関しては以前から指摘しているように小回りコースは不向きの馬で、オオバコでも大井コースのような平坦では決め手で劣る分だけ勝ちあぐねるケースが目立ち、今回の盛岡のようなオオバコで坂のあるコースがベストの条件だけに連覇を達成する可能性は大。
相手も衰えを感じるソリタリーキングや他力本願タイプのストロングサウザーより、前々で競馬が出来るマイネルバイカや大井記念の1着馬・2着馬に昨年のこのレースで2着のソリタリーキングと少差の4着だったタイムズアローを買いたいトコ、穴ならば近走の成績を度外視して坂のあるコース向きのグランドシチー・ナムラビクターあたりなのだが、この2頭はやや無理筋かも知れない。

体調の方は相変わらず良くないが、馬券の調子の方も似たようなモノ。
先週に行われた10回大井は前開催の9回大井よりはいくらかマシになったが、1着・3着や裏目でハズれるなどカスリこそすれども本線的中は皆無と得意の大井でのスランプは痛く、中央だけでなく南関競馬の方も今週のマーキュリーCと船橋開催が終了後に一息入れて立て直しを図りたい。


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2016年7月15日金曜日

JDDが終わって

軸馬のストロングバローズが惨敗し馬券は外れたが、京都1800のダートOP特別を制したキョウエイギアの勝利など例年の傾向通りになった今年のJDDの結果には概ね納得している。

レースが終わって今年のJDDは中央勢が掲示板を独占かと思ったが、良く考えてみればバルダッサーレは大井の馬だった。
バルダッサーレを「なぞの転校生」と評した方が居たがまさしくその通りで、前走の東京ダービーを鮮やかに勝利しながら「転校」したばかりで馴染みが薄いために未だに大井の馬と云う実感が湧かないのだ。
ただ、間違えて欲しくないのは東京ダービーのあとに中央デビューの南関クラシック出走に関して自分なりの意見を述べたが、バルダッサーレに対して恨み辛みがあり嫌っている訳ではないと云う事で、今回のJDDの買い目に入れたように中央勢が相手でも互角に戦える能力を有していると思っているから地方馬と思えないのかも知れない。
今回、中央馬と勘違いしたが今後バルダッサーレが南関のレースを使って行くに連れ、徐々に転校生と云う意識は無くなっていくだろう。
近年、ハッピースプリントやプレティオラスなどの一部を除くと東京ダービーが自身の競走生活のピークだったと云うケースが目立つだけに今年の東京ダービー馬バルダッサーレは古馬になってからダートGⅠを勝利するように大きく成長する事を願っている。


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2016年7月14日木曜日

ジャパンダートダービーを振り返る

レースは好発を決めた大外のケイティブレイブが内の面々の出方を見ながらジワリと大方の予想通りにハナへ立つ。
2番手にストロングバローズがつけ、直後のインにダノンフェイス、真ん中にキョウイエギア、愛知のカツゲキキトキトが外とほぼ横一列で3~5番手を進み、人気のゴールドドリームはその半馬身ほど後ろの6番手の外のポジションからの競馬、東京ダービー馬バルダッサーレはゴールドドリームの1馬身半差の馬群のちょうど中団の7番手をキープ。
快調に逃げるケイティブレイブは向う正面に入ると後続に4~5馬身差をつけており、大逃げを打っているように見えるが2ハ過ぎからは12秒5-12秒8-12秒7-12秒7と12秒半ばから後半のラップと見た目よりも案外楽なペースでの逃げ、残り1000M手前でバルダッサーレが動いて一気に先団に取り付くと2番手のストロングバローズも併せて動いてケイティブレイブとの差を詰めたが、3角過ぎにケイティブレイブが振り切りにかかり再びリードを3馬身ほどに広げて直線へと入る。
リードを広げて逃げ込みを図るケイティブレイブに外を通ったキョウエイギアがジワジワと差を詰め、残り200を過ぎた辺りでケイティブレイブに並び掛けると力強く抜け出して2着に4馬身差をつけてゴールした。

勝ったキョウエイギアは中央準OPから船橋へ移籍、8番人気の低評価を覆してエンプレス杯を制したローレルアンジュの息子の青森県産馬、これまでは好位追走から早目に動いて押し切りを図るパターンが多く、ゴール前で渋太い脚を使うも決め手の差で他馬に交わされるケースがあったが、今回は通常は動く3~4角で敢えてガマンを決め込み直線に入ってから追い出しを開始した事が奏功して息の長い脚を使って完勝とヤネの戸崎騎手がテン乗りのハンデがありながら馬の持ち味を把握、それを全て引き出した好騎乗がキョウエイギアを勝利へ導いた。

2着のケイティブレイブは名手武豊らしい絶妙のペースに持ち込んでレースの主導権を握り、後続が差を詰めて来た3角過ぎにスパートしセーフティリードを保ったまま直線へと入り、残り200まで先頭を譲らなかったが、最後はキョウエイギアの末脚に屈して4馬身差の2着。
前走の兵庫CSを見ても判るように現状は逃げる形がベターだが、これまでワンターンのレースで連対していないようにスピードに任せて逃げるタイプではなく、息を入れながら逃げるツーターン向きのタイプで、今回は他馬に早目に来られて3角でスパートした分だけ最後粘れなかったが、自分の持ち味を発揮して完全燃焼した印象。

3着のゴールドドリームは中団よりやや前の外6番手から追走、向う正面の入ると内へと進路を取って進出を開始するが思ったほどポジションを上げる事は叶わず、直線に入ってもジリジリと伸びただけで前を行く2頭を捕らえるどころか、いったんは完全に交わしたバルダッサーレの追撃を半馬身しのいで3着を確保するのが精一杯だった。
戦前に指摘したように小脚が使えないタイプでツーターンの競馬では道中で済し崩しに脚を使わされてしまい脚をタメる事が出来ないからワンターンの競馬と違って直線でジリジリとしか伸びないと云う印象。

4着のバルダッサーレは馬群のちょうど中団の7番手から追走し東京ダービーと同じく残り1000M手前で動くと3角では先頭を行くケイティブレイブを射程圏内に入れる2番手まで進出したが、マクリ切って4角で先頭に立った東京ダービーと違って今回はケイティブレイブに振り切られたまま直線へと入り、2番手グループの4頭横一列になっての叩き合いで真っ先に脱落しいったんは5番手まで下がるも、東京ダービー馬の意地を見せてゴール前で再び盛り返すとダノンフェイスを交わして3着のゴールドドリームに半馬身差まで迫る4番手に上がる事に成功した。
東京ダービーとほぼ変わらない2分07秒フラットで走破している事から力を出し切ったと判断出来るが、これまでダートで唯一負けた1戦はブリンカーを外している事から気性面に課題があるタイプの可能性があり、東京ダービーのように一気にマクり切れば自分の力以上のパフォーマンスが発揮出来るが、今回のようにマクリ切れないと案外に終わるタイプなのかも知れない、それでも一杯になりながら最後盛り返したのは気性面の激しさが闘争心に変換されたからと思え、気性がコントロールされるようになれば今後の活躍が期待される存在。

5着のダノンフェイスは終始インコースをキープして追走と道中極力ロスの無い競馬を試みた事が奏功して直線入り口で最内を突いて2着争いに加わるも、最後はジリジリとしか伸びずゴール前でいったんは交わしたバルダッサーレに差し返されて掲示板の端に載っただけの結果。
これまでワンターンのマイルまでしか経験が無いが、今回は距離延長とコーナー4つの競馬に対応して入着したのだから及第点のレース内容かも知れないが、母のアイアムカミノマゴは別として3歳の秋には売り切れる馬が多い一族だけに今後の活躍に関しては疑問符が付く。

2番人気のストロングバローズは好発を決めて道中は2番手からの追走も、直線では早々に手応えが怪しくなりズルズルと後退、勝ち負けどころか愛知のカツゲキキトキトに5馬身も離されて大井のキーパンチャーに辛うじてクビ先着しただけの7着と云う不可解な結果、軸馬の不甲斐ない惨敗にはただ唖然とするだけ・・・


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2016年7月13日水曜日

第18回ジャパンダートダービー結論

今年のJDDは的場文男騎乗で出走を予定していた羽田盃2着・東京ダービー4着のトロヴァオが出走を回避、他地区のダービー馬でJDDに出走したのも東海ダービー馬のカツゲキキトキトの1頭だけと寂しい顔ぶれ、しかも羽田盃馬がタービランスが感冒のため出走取消となりフルゲート割れの12頭立てで行われる事と相成った。

東京ダービーは中央2勝のバルダッサーレが圧勝した事から今回のJDDで地方勢の食い込みは厳しく、また今回出走する中央勢の中でもユニコーンSの結果からゴールドドリームとストロングバローズの2頭がアタマ一つ抜けている印象があるだけにヘタな穴狙いをせず、素直にこの2頭のどちらかを軸にするのが妥当だろう。

確かにこの2頭はこれまで2度戦い何れもゴールドドリームが先着しているが、先ほども書いたようにこれは府中・1600のワンターンでの事で、ゴールドドリームが兵庫CSでケイティブレイブに完敗している事からコーナー4つの大井2000Mならば話は別と考えてこれまでコーナー4つの競馬で2勝を挙げた実績に加えて好位から競馬が出来る器用さを評価してストロングバローズを軸にしたい。

馬券はストロングバローズからゴールドドリームへの馬単が大本線、あとは中央の成績から格下のイメージが強いが、東京ダービーの内容から一概に無視は出来ないバルダッサーレと今回は大井を熟知している戸崎圭太が騎乗で一発の可能性を秘めるキョウエイギアを押さえてストロングバローズからこの2頭への馬単を買い、本線と合わせて計3点が今回のJDDの結論。


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第18回ジャパンダートダービー②

では出走馬の評価をして行こう。

1枠1番サブノクロヒョウ
勝負ドコで置かれるなどレースでの集中力に欠けているタイプだったが、ブリンカー着用で矯正されて昨年暮れと年明け初戦での特別で2連勝したが、その後は雲取賞4着、京浜盃7着、羽田盃5着、東京ダービー7着とそれなりの着順を確保しているが、南関勢相手でも突き抜けるだけの決め手の無い馬が中央勢相手で通用する訳がない。

2枠2番ダノンフェイス
母は阪神牝馬Sを勝ったアイアムカミノマゴで、母の半姉にはエーデルワイス賞2着のアイアムエンジェル、全妹にユニコーンS馬アイアムアクトレスが居る血統で、3歳初戦の中京・昇竜Sを勝ち、その後は府中・青竜S4着にユニコーンS6着と敗れているが、青竜Sでは鳳雛S1着のキョウエイギアとタイム差無し、ユニコーンSでは鳳雛S2着のマイネルバサラに先着と3歳のダート路線ではそれなりの結果を残しているが、キョウエイギアとどっこいの実力ではここで勝ち負けするのは厳しい。

3枠3番タービランス
南関では重賞2勝を挙げているが、かなり操縦の難しく相手なりにレースをするタイプで、自分の持てる能力をフルに出していない印象があったが、東京ダービーでは他馬が距離を意識して抑えた事で離れた3番手と結果的に単騎逃げの形になり、1000M過ぎに2番手のウワサノモンジロウが故障して後退したり、逃げたディーズプリモが早々と失速して3角過ぎに先頭に立った事は早目に抜け出すとソラを使う馬だけに出来れば避けたかったはずだし、勝ったバルダッサーレに4角でアッサリと交わされた事も競って本領発揮のタイプだけに痛かったが、自分の力を出し切れなかったとしてもバルダッサーレから時計一つ半も離された完敗では言い訳出来ず、能力差がある事を認めざるを得ない。
仮に今回自分の競馬が出来たとしてもバルダッサーレや中央勢相手に勝ち負け出来るかは甚だ疑問とせっかく書いたが感冒のため出走取消。


4枠4番キタノアドラーブル
中央でデビューするも2度使ってフケケタ着順が続いた事から早々に見切られて3歳になり笠松へ移籍、当地では順調に勝ち鞍を重ねて前々走の東海ダービーで2着するなど重賞で好走するまで成長したが、東海ダービー2着と云えども勝ち馬から7馬身差の完敗を喫しており、クラトイトイトイ・ディアマルコに先着出来ない事からも中央勢どころか南関勢に通用するかも疑問で軽視が正解。

4枠5番モリデンルンバ
転入初戦の平和賞ではアンサンブルライフと2着と健闘、年明け初戦の浦和・ニューイヤーCではタービランスが悪癖のソラを使ったと云えどもゴール寸前で一気に交わして重賞初制覇に成功するなど南関転厩をきっかけに本格化したが、その後は休養に入り復帰してからの2戦は東京湾C5着、東京ダービー11着と消化不良の結果が続く。
東京ダービーの惨敗は急仕上げで使った東京湾Cの反動が出た印象も、今回仮にベストの状態でもここで勝ち負けするのは厳しいはず。

5枠6番ゴールドドリーム
ユニコーンSはスタートを決めて3番手待機からゴール前で先に抜け出したストロングバローズにクビ競り勝って重賞初制覇に成功した。
これでデビュー以来【4・1・0・0】と連対率10割の成績に加えてユニコーンSの良馬場で1分35秒8の勝ち時計も優秀だけに今回のJDDでの人気は確実だが、唯一2着に敗れた兵庫CSはスタートで後手を踏んだのは事実だが、早目に動いて逃げたケイティブレイブとの差をいったんは詰めながらトリッキーなコースに対応出来ず直線で突き放されて7馬身差の完敗を喫している事からも現状は小脚を使えないタイプでユニコーンSのようなワンターンの競馬がベターと云うイメージが強い。
ただ、兵庫CSは小回りのスリーターンと云う条件だった事に対してJDDはオオバコのツーターンと云う条件だけにスタートを五分に決めてレースの流れに乗り、直線まで無理をせず自分のポジションで競馬が出来ればこの馬の能力から好勝負は可能だろう。

5枠7番キョウエイギア
これまでダートで10戦して3勝を挙げただけなく一度も掲示板を外していないなど安定したダート実績がある馬で、前走で過去にJDDで好成績を残している京都のダート1800のOP特別を勝っているのも好印象だが、中山の伏竜Sでは5着と云えどもストロングバローズに完敗、前走の鳳雛Sでクビ差2着だったマイネルバサラがユニコーンSで9着と敗れている事を考えるとユニコーンS1着・2着馬との能力差は歴然としており、上位入線は可能でも勝ち負け出来るかに関しては疑問。

6枠8番バルダッサーレ
母のメイルリヒトは12年の東京ダービー2着プーラヴィーダの母カレンダーガールの半妹にあたり、この牝系を遡ればサンシャイン牧場の至宝と言えるソーダストリームに辿り着く血統馬で、中央では新馬から芝を使い続けてスプリングSを勝ったマウントロブソンのコンマ4秒差の4着など毎回勝ち馬と少差の競馬をするも詰めが甘くて勝ち切れず10戦未勝利と云う事から芝路線へ見切りをつけてダート路線に転じるとアッサリと勝ち上がり、その後500万条件を勝ち南関へ移籍、転入初戦となった前走の東京ダービーではスタート直後は行き脚がつかず当初は後方2番手からの競馬になったが、1000M手前で動いて馬込みの中を通ってグングンとポジションを上げると3角手前では3番手に進出、直線入り口でタービランスを交わすと2着に7馬身差の圧勝は見事。
確かに2着に7馬身差をつけた割に勝ち時計の2分06秒9は平凡だと云う声があるのは承知しているが、先日も書いたように大井の砂の入れ替え後に時計が掛かっている事を考慮すれば優秀な時計だった可能性があるし、この馬は中央から参戦の面々に無い距離とコース経験のアドバンテージがあるだけにここで好勝負しても不思議ではない。


6枠9番ストロングバローズ
【3・3・0・0】とこれまで連対を外していないが、ゴールドドリームとは2月のヒヤシンスSと前走のユニコーンSで2回戦っていずれも敗れている事から分が悪いイメージがあるが、ヒヤシンスSでの2馬身差が前走ではクビ差まで着差を詰めるなど順調に力をつけている印象に加えて、今回はゴールドドリームが得意のワンターンの競馬ではなく、これまでストロングバローズが2勝を挙げているツーターンの競馬になる部分も好材料、現実に中山・伏竜Sではケイティブレイブらを封じて勝利しており、今回の条件ならばゴールドドリームとの逆転は可能なはず。

7枠10番カツゲキキトキト
2歳時は7戦2勝の平凡な成績だったが、年明け初戦の1月の白鳥特別で6着と敗れてからは別馬のごとく重賞5勝を含め7連勝と急上昇も、前走の東海ダービーで2着に7馬身差をつけたと云えども勝ち時計の2分06秒8は平凡の域を出ず、ここは経験を積む戦いと考えるべき。


7枠11番ノーモアゲーム
タイニーダンサー・グレンツェントなど中央の選出馬が回避した事で繰り上がりで出走が決定したが、テンにズブく追い込み一手の脚質が祟って8戦2勝と云う平凡な成績に加えて前走のユニコーンSでは10着と完敗を喫している事からも今回も苦戦は必至。

8枠12番キーパンチャー
3月の京浜盃で3着と好走したが、その後は3戦して掲示板もゼロと完全にアタマ打ちの成績が続いている事に加えて昨年の7月を最後に勝利から遠ざかっている事からどう乗っても突き抜ける脚が使えない印象があるだけに中央勢が相手のここは軽視が正解。

8枠13番ケイティブレイブ
兵庫CSでは2着のゴールドドリームに7馬身差の圧勝をしたが、これは小回りの適性に加えてヤネに地元の川原騎手を起用した事が奏功した印象で、これまで中央の府中・ヒヤシンスSや中山・伏竜Sではゴールドドリームやストロングバローズに先着する事が叶わない事から兵庫CSの7馬身差を鵜呑みするのは危険で、確かに今回ヤネに先日の帝王賞を勝って勢いがある武豊騎手を起用したのは心強いが、兵庫CSを逃げ切った事でノーマークの逃げが打てるかは微妙な状況だけに大きな期待はし辛いが本音。


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2016年7月12日火曜日

第18回ジャパンダートダービー①

今年で18回目となるJDD、このレースの創設当初は地方勢が好成績を残していたが、その後は中央勢の成績が徐々に向上し、過去17回のJDDで中央勢が13勝を挙げているのに対して地方勢は4勝と差は開くばかり、また2着は中央の11回に対して地方が6回と云う結果で、今では中央勢が完全に優勢のレースとなってしまった印象が強い。
以下が過去10年の連対馬

04年
1着カフェオリンポス 3番人気
前走6/5 府中・ユニコーンS4着
ダート全成績【3・2・0・1】
3歳全成績【1・0・0・2】
過去の重賞成績
04年ユニコーンS4着

2着アクイレジア 4番人気
前走6/9 川崎・関東オークス2着
ダート全成績【3・1・0・0】
3歳全成績【3・1・0・2】
過去の重賞成績
04年フラワーC10着 04年関東オークス2着

1番人気 アジュディミツオー4着
前走6/3 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
04年東京湾C1着 04円東京ダービー1着

05年
1着カネヒキリ 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【4・0・0・1】
過去の重賞成績
05年毎日杯7着 05年ユニコーンS1着

2着メイプルエイト 6番人気
前走6/8 大井・東京ダービー2着
ダート全成績【4・3・2・0】
3歳全成績【3・2・1・0】
過去の重賞成績
05年京浜盃3着 05年羽田盃2着 05年東京ダービー2着

06年
1着フレンドシップ 2番人気
前走5/4 園田・兵庫CS2着
ダート全成績【3・3・0・0】
3歳全成績【3・3・0・0】
過去の重賞成績
06年兵庫CS2着

2着バンブーエール 6番人気
前走6/3 府中・ユニコーンS5着
ダート全成績【3・0・0・3】
3歳全成績【3・0・0・2】
過去の重賞成績
06年ユニコーンS5着

1番人気ナイキアースワーク4着
前走6/3 府中・ユニコーン1着
ダート全成績【3・1・1・0】
3歳全成績【2・1・1・2】
過去の重賞成績
06年ユニコーンS1着

07年
1着フリオーソ 3番人気
前走6/6 大井・東京ダービー2着
ダート全成績【3・2・1・0】
3歳全成績【0・1・1・2】
過去の重賞成績
06年平和賞2着 06年全日本2歳優駿1着 07年共同通信杯7着
07年スプリングS11着 07年羽田盃3着 07年東京ダービー2着

2着アンパサンド 2番人気
前走6/6 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【4・3・4・1】
3歳全成績【1・2・2・0】
過去の重賞成績
06年イノセントC1着 06年サンライズC3着 06年北海道2歳優駿2着
06年全日本2歳優駿3着 07年ニューイヤーC3着 07年京浜盃2着
07年羽田盃2着 07年東京ダービー1着

1番人気ロングプライド3着
前走6/2 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・0・0】
3歳全成績【4・1・0・0】
過去の重賞成績
07年ユニコーンS1着

08年
1着サクセスブロッケン 1番人気
前走6/1 府中・日本ダービー18着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・1】
過去の重賞成績
08年日本ダービー18着

2着スマートファルコン 3番人気
前走4/20 中山・皐月賞18着
ダート全成績【2・1・0・0】
3歳全成績【1・0・0・3】
過去の重賞成績
08年共同通信杯7着 08年アーリントンC10着 08年皐月賞18着

09年
1着テスタマッタ 4番人気
前走6/20 阪神・出石特別1着
ダート全成績【2・0・0・0】
3歳全成績【2・0・0・3】
過去の重賞成績
無し

2着シルクメビウス 2番人気
前走6/6 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・1・1】
3歳全成績【3・0・1・1】
過去の重賞成績
09年ユニコーンS1着

1番人気スーニ6着
前走5/6 園田・兵庫CS2着
ダート全成績【5・1・0・0】
3歳全成績【1・1・0・1】
過去の重賞成績
08年兵庫ジュニアGP1着 08年全日本2歳優駿1着
09年アーリントンC12着 09年兵庫CS2着

10年
1着マグニフィカ 6番人気
前走6/2 大井・東京ダービー3着
ダート全成績【5・0・2・1】
3歳全成績【1・0・1・0】
過去の重賞成績
09年ハイセイコー記念3着 09年全日本2歳優駿11着
10年東京湾C1着 10年東京ダービー3着

2着コスモファントム 3番人気
前走5/30 府中・日本ダービー10着
ダート全成績【1・0・2・0】
3歳全成績【0・1・0・1】
過去の重賞成績
09年ラジオNIKKEI杯2着 10年京都新聞杯2着
10年日本ダービー10着

1番人気バーディバーディ6着
前走6/6 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【5・1・0・0】
3歳全成績【4・0・0・2】
過去の重賞成績
10年兵庫CS1着 10年ユニコーンS1着

11年
1着グレープブランデー 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS2着
ダート全成績【3・4・0・0】
3歳全成績【2・2・0・0】
過去の重賞成績
11年ユニコーンS2着

2着ボレアス 4番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS3着
ダート全成績【2・3・1・1】
3歳全成績【0・1・1・2】
過去の重賞成績
11年毎日杯12着 11年ユニコーンS3着

12年
1着ハタノヴァンクール 1番人気
前走4/29 京都・端午S1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
11年ラジオNIKKEI杯15着

2着トリップ 4番人気
前走5/27 府中・日本ダービー7着
ダート全成績【0・0・0・0】
3歳全成績【0・1・0・2】
過去の重賞成績
11年ラジオNIKKEI杯4着 12年弥生賞2着 12年皐月賞12着
12年日本ダービー7着

13年
1着クリソライト 1番人気
前走5/19 京都・昇竜S1着
ダート全成績【3・5・0・0】
3歳全成績【2・1・0・0】
過去の重賞成績
無し

2着エーシンゴールド 2番人気
前走6/15 阪神・鷹取特別1着
ダート全成績【3・2・0・0】
3歳全成績【3・2・0・0】
過去の重賞成績
無し

14年
1着カゼノコ 2番人気
前走5/27 京都・鳳雛S1着
ダート全成績【3・1・1・0】
3歳全成績【3・1・1・1】
過去の重賞成績
毎日杯10着

2着ハッピースプリント 1番人気
前走6/4 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【8・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
13年函館2歳S5着
13年サンライズC1着 13年北海道2歳優駿1着
13年全日本2歳優駿1着 14年京浜盃1着
14年羽田盃1着 14年東京ダービー1着

15年
1着ノンコノユメ 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・1・1】
3歳全成績【3・0・1・1】
過去の重賞成績
15年ユニコーンS1着

2着クロスクリーガー 2番人気
前走5/6 園田・兵庫CS1着
ダート全成績【4・0・1・0】
3歳全成績【3・0・1・0】
過去の重賞成績
15年兵庫CS1着


①過去17年で勝利した中央馬13頭の中、ビッグウルフ(名古屋優駿勝ち)とカネヒキリ(ユニコーンS勝ち)に昨年のノンコノユメ(ユニコーンS勝ち)を除く10頭がJDDが重賞初制覇、これは先日にも書いたが中央3歳のダート重賞がJDDまでユニコーンSしかなく、ユニコーンSを勝つか地方での交流重賞を勝利するしか中央3歳の重賞制覇の道はない事からも当然の話で、過去17年でユニコーンSとJDDを連覇したのはカネヒキリとノンコノユメの2頭だけ、またユニコーンS馬でJDDで2着したのもユートピア・シルクメビウスの2頭だけと好走例が少なく、6月施行になってからのユニコーンSを勝った馬のJDDでの成績は【2・2・1・4】と出走頭数は少ないとしてもナイキアースワーク・ロングプライド・バーディバーディの様に1番人気を背負って凡走するケースも多く、これは左回りのワンターンの府中の1600で行われるユニコーンSと右回りでコーナー4つの大井2000Mで行われるJDDは求められるモノが違うと云う証で、今年のユニコーンSを勝ったゴールドドリームが優秀なのは認めてもJDDで勝利するかは半信半疑。

②JDD前に地方で行われた中央交流重賞の北海道2歳優駿・全日本2歳優駿・兵庫ジュニアGP・兵庫CSを勝利した馬の成績は
北海道2歳優駿【0・1・1・5】
14年のハッピースプリントがようやく連対を果たしたが、それまでは道営のタキノスペシャルが3着したのが最高着順で、出走馬が少ない事もあるが北海道2歳優駿を勝った中央所属でJDDに出走したのは03年のアドマイヤホープと13年のアルムダプタ、昨年のディアドムスの3頭でJDDは14着・9着・11着といずれも惨敗している。
全日本2歳優駿【2・2・1・6】
JDD2勝はトーシンブリザード・フリオーソ、2着もハッピースプリントと地方所属馬が3頭連対しており、中央馬で唯一連対したのは03年のユートピアのみ、第2回JDDで1番人気を背負って敗れたアグネスデジタルの不可解な凡走を含めて中央勢は未勝利が続く。
兵庫ジュニアGP【0・0・1・2】
12年の兵庫ジュニアGP馬ケイアイレオーネはJDDで3着と健闘したが、過去に兵庫ジュニアGPを勝ちJDDに出走したのは13年のケイアイレオーネ以外はプライドキム(7番人気6着)とスーニ(1番人気6着)の2頭だけ。
兵庫CS【1・2・1・6】
03年のビッグウルフが勝利、02年のインタータイヨウが2着、09年のゴールデンチケットが3着、昨年のクロスクリーガーが2着とユニコーンS組に次いでJDDで好走するケースが多い。

③中央勢のJDDの好走例が多いのはやはり京都・端午Sや府中・ヒヤシンスSなどOP特別を勝利してJDDで臨む馬で、特に京都センハチで行われた端午Sではゴールドアリュールやカネヒキリなど多くのダートの名馬が過去に勝利しており、端午Sの勝ち馬のJDDの成績は【4・2・2・2】と他の重賞と比べると抜群の実績、直線での坂の無く右回りでコーナー4つの京都センハチのダートは大井2000に共通する部分が多く、それが数字に反映している印象で、13年は京都1800で行われた昇竜S(09年まで中京1700で実施されていた)で1着・2着したクリソライトとエーシンゴールドがJDDでもそのままワンツー、14年はその条件に該当する鳳雛Sを勝ったカゼノコがJDDを制すなど京都1800のダートOP特別を勝った馬には注意が必要。

④過去17年のJDDで連対した中央所属馬24頭中、19頭が前走でダートの重賞で1~5着と掲示板に載っているか、ダートのOP特別もしくは古馬相手の1000万特別で連対しており、それに該当しない前走で芝の重賞を使った5頭中、コスモフォントム・トリップの2頭は3歳になり芝の距離2000M以上のGⅡ重賞で連対した実績があり、ゴールドアリュール・サクセスブロッケンの2頭は3歳になり距離1800M以上のダートOP特別を勝利した事がある、何れにも該当しない08年2着のスマートファルコンは3歳になり使った4戦は全て芝のレースだった事で成績が不振も、2歳時は全てダートを使い【2・1・0・0】と連対率10割だった。



⑤地方所属馬に関しては00年タキノスペシャルと06年オウシュウクラウンの他地区の馬が3着しているが過去17年のJDDで連対した10頭は全て南関所属馬で、前走が東京ダービーを使っているのが共通項で、また東京ダービーで掲示板を外した00年東京ダービー7着イエローパワーと01年東京ダービー6着のメイショウアームの2頭がJDDで巻き返しに成功して2着になっているが、それ以外の8頭は東京ダービーで3着以内に入線している事からも今年の東京ダービーでの1~3着馬が地方勢の連対候補。

上記のデータから地方所属馬では東京ダービー馬バルダッサーレ、中央所属馬ではゴールドドリーム・キョウエイギア・ストロングバローズ・ケイティブレイブの4頭が今回のJDDの連対有力馬、この中では前走のユニコーンSではクビ差の2着惜敗もツーターンの中山・ダート1800Mの伏竜S勝ちの実績から巻き返しは可能と思えるストロングバローズに注目したい。


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2016年7月10日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週、私の住む横浜は土曜日に大雨が降ったが、それ以外は梅雨とは思えないほど晴天の日々が続き、夏本番を思わせる陽気に早くもやや夏バテ気味で当然ながら食欲も無く、主食が果物と云う始末。
この時期で有難いのは私の好物である桜桃やプラムのいろいろな品種が安価で出回っている事で、先週は桜桃の中で最も好きなレイニア種のアメリンカンチェリーとプラムばかりを食していた。
今、出回っているプラムはソルダム・菅野早生・紅りょうぜん・ホワイトプラムなどの品種で、特に美味しかったのは親がソルダムとブラックビュートと云うサマービュートと云う品種のプラム、親のソルダムの果肉が濃い赤色なのに対してサマービュートの方は淡い黄色の果肉で、味の方は果皮にかなりの酸味を感じるが、果肉の方は糖度が高くてジューシーな味わいで酸味が嫌いならば皮を剥いて食すのがベターだが、私は皮ごと食してプラム特有の甘酸っぱい味を堪能する。

7月1日にメイセイオペラが繋養先の韓国で心不全のため死亡した。
メイセイオペラと云えばフェブラリーSや帝王賞を勝利するなど90年代後半に船橋のアブクマポーロと共に地方代表として中央交流重賞で活躍した岩手の名馬で、この馬で最も記憶に残るレースは勝利したフェブラリーSや帝王賞よりもアブクマポーロの2着に敗れた東京大賞典、残り200の手前で先頭に踊り出たメイセイオペラを内からアッサリと抜き去ったアブクマポーロの強さに驚嘆すると同時にコンサートボーイや中央勢を完封して2着になったメイセイオペラの5歳と云う年齢を考えれば将来はこの馬の時代が必ず来ると感じたからだ。
また、メイセイオペラは岩手所属だが南関贔屓の自分でも不思議な思い入れがある馬で、それはアブクマポーロの良きライバルだった馬だった事に加えて、メイセイオペラと同じ年に生まれた「南関の幻の名馬」キャニオンロマンを重ねて見ていた部分があるからだろう。

キャニオンロマンが京浜盃で勝った頃の南関古馬のオープン馬のレベルは寂しいモノで、この時代のコンサートボーイは勝ったり負けたり繰り返しで抜けた存在ではなく、アブクマポーロも本格化前で、当時活躍していたアマゾンオペラなどは本来は脇役級にも関わらず主役級にならざるを得ないほど苦しいオープン事情で、中央馬と互角以上に戦える逸材が出現するのを待っていたのが当時の私の本音。
そんな中、京浜盃でケタ外れの勝ち方をしたキャニオンロマンに三冠奪取などは当たり前で、将来中央馬に互角以上に渡り合える存在になるのは確実と3歳のクラシックが始まる前から期待したほどだった。
しかし、キャニオンロマンは羽田盃を勝ったあとに骨折が判明、中央馬を叩きのめすどころか三冠奪取すら叶わない事になってしまった。
その後、復帰こそ果たしたが故障前の強かった当時の姿は無く、それ故に羽田盃以降もし無事だったらと云う思いを込めて、同じ世代のメイセイオペラにキャニオンロマンの面影を重ねて見るようになった。

メイセイオペラ・アブクマポーロ・キャニオンロマンの3頭は引退後も三者三様、・キャニオンロマンは種牡馬登録こそされたが、精虫の数が少ない事が判明して種牡馬失格、その後は現役復帰と引退を繰り返したし、アブクマポーロは種牡馬にこそなったが、わずか5年の供用で用途変更となり父の強さを受け継ぐ産駒を輩出する事は叶わなかった。
この2頭の事を考えれば国内でジョイーレ・ツルオカオウジなどの地方の重賞勝ち馬を輩出した後に、韓国へと渡り最後まで種牡馬としての使命を全うしたメイセイオペラは幸せな生涯を送ったのかも知れない。

本日は福島で七夕賞、中京でプロキオンSの二重賞と函館ではOP特別だがダート1700のマリーンSが行われた。
本来ならば芝の七夕賞は別としてダートのプロキオンS・マリーンSの馬券を買うべきかも知れないが、先週の川崎のスパーキングレディーCで馬券を的中しながら、欲をかいた事が祟って大儲けし損なった事から中央競馬はケンを決め込み、JDDの大井開催に専念する事にした。
正直な話をすればプロキオンSはコーナー4つの前走のかきつばた記念は度外視可能、ワンターンの競馬なら巻き返しが可能なタガノトネールの人気が無かったので馬券を入れようか迷ったのだが、初志貫徹をしてケンを決め込み大正解だった。


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2016年7月8日金曜日

七夕の空を眺めながら

一昨日に行われたスパーキングレディーCはご存知のようにホクトベガメモリアルと銘打たれている重賞、ホクトベガがドバイで亡くなったのは97年の4月だから早くも19年も経過しており、ホクトベガをリアルタイムで見た事の無い競馬ファンも増えているだろう。

3歳時にGⅠのエリザベス女王杯を制したホクトベガはジリ脚だった事もあって古馬になってから不完全燃焼の結果が続き、障害入りのプランもあったがAJC杯でサクラチトセオーの2着となった事で見送られた。
しかし、その後も勝ち切れないレースが続きダート巧者を輩出するナグルスキー産駒でデビュー当初ダートで結果を残していた事から川崎のエンプレス杯に出走、ここで結果を出せなければ「女オペックホース」の謗りを免れる事は出来なかっただろうが、南関でオトコ馬相手の報知グランプリを勝つなどオンナ馬では屈指の実力の持ち主だったケーエフネプチュンを競り潰すとあとは独走状態、2着のアクアライデンに時計三つ半以上の大差の圧勝で鮮烈な地方デビューを飾った。
このエンプレス杯勝利の翌年からダート路線へと舵を切り1月の川崎記念を勝つと翌年の川崎記念までダートでは9戦9勝と負け知らず、それも川崎・府中・高崎・大井・盛岡・浦和と異なるコースで右回り・左回りや直線の坂の有無に小回りに加え距離1500~2400に対応しての勝利だから価値が高く、本当に強い馬はコースがどうだの距離がああなどと言い訳をせず勝つと云うのが私の持論なのだが、まさしくホクトベガはそれを地で行く活躍した訳で、それだけでもダートに於ける希代の女傑と呼ぶに相応しいのだが、それ以上に凄かったのはホクトベガが参戦する競馬場の全てを満員にする人気で、それから20年近く経過するが集客力でホクトベガを上回る馬を私は知らない。

時の経過と共にダート路線は拡充の一途を辿り、今のダート路線の競走馬のレベルはホクトベガが現役だった時代に比べれば格段に上がっているのは間違いないだろうが、ホクトベガのような実力と人気を兼ね備えたスターホースがどれだけ居たのだろうかと昨日の七夕の空を眺めてホクトベガの名前の由来となった織女星を探しながら考えた。
そしてこれからのダート界にホクトベガのような実力と人気を兼ね備えたスターホースが現れる事を星に願わずにはいられなかった。


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2016年7月7日木曜日

スパーキングレディーカップを振り返る

レースは大方の予想通りブルーチッパーがハナ、大外枠のホワイトフーガが2番手からの競馬、それに続く3~4番手のインをヴィータアレグリア、外をタイニーダンサーがキープしてレースは進む。
ホワイトフーガが道中行きたがりヤネが無理に抑えなかった事で向う正面に入るとブルーチッパー・ホワイトフーガの2頭が併走状態となり3~4番手を2~3馬身引き離して13秒2-11秒4-12秒3-12秒9-11秒2と云うラップを刻み1000M通過が61秒フラットと云う時計以上に厳しい流れになった印象も、3角過ぎにホワイトフーガがブルーチッパーを交わして先頭に立つとそのまま押し切って先頭でゴールを駆け抜けた。

勝利したホワイトフーガは直線入り口では大差をつけて圧勝するシーンを思い描いたほど手応えに余裕を感じたが、3角先頭の競馬に加えて斤量58を背負っていた事もあり最後は脚色に余裕が無くなってしまい一旦は置き去りにしたブルーチッパーにゴール前で2馬身差まで詰め寄られたが、2着馬との斤量差を考えれば合格点のレース内容。
トップウエイトでの競馬になった事から今回は前々のポジションの競馬を試みた印象も、それが仇となり道中行きたがってしまい結果的にやや強引な競馬で押し切ってしまったが、昨年はこのパターンの競馬だと最後は歩いていただけに着実に力をつけているのは間違いない。

2着のブルーチッパーは今回は注文通りハナへと行ったが、2番手のホワイトフーガが早目に並び掛けて来た事で楽逃げが打てなかった上、3角で一気に交わされてしまうなどかなり厳しい展開になったが、直線でジワジワと伸びてホワイトフーガとの差を詰めるなど最後までレースを止めず3着のタイニーダンサーに6馬身差をつけたのは立派だろう。
確かに今回は裸同然の斤量55Kでの競馬だったが、決して楽な展開では無かっただけに戦前に指摘したように自分のリズムで競馬が出来た事が好走の要因で、多少厳しい展開になっても自分の競馬を全うすれば中央勢が相手でも互角に戦えるだけの能力はある。

3着のタイニーダンサーは道中はヴィータアレグリアと併走し3~4番手のポジションでの競馬も、3角過ぎの反応が鈍くて前との差を詰めるどころか併走していたヴィータアレグリアとの差も開くばかり、直線に入ってようやくジワジワと伸びたが3番手に上がるのが精いっぱいだった。
前走の関東オークスから中二週での競馬となり、暑さを感じる時期だけにマイナス体重で出走しても不思議ではなかったが、中間に楽をさせたのか今回プラス8と自身デビュー以来最高体重の490Kで出走した事からベストの状態だったのか疑問が残るのは確かだが、いずれにせよ2着のブルーチッパーから斤量1K貰いにも関わらず時計一つ以上も離された1分42秒2では3着と云えども評価の対象外。

4着のヴィータアレグリアはインの3~4番手から追走、3角過ぎに併走していたタイニーダンサーを振り切って単独3番手に上がり前を行く2頭への追撃を開始したが、直線に入ると手前をスムーズに替える事が出来ない事から前との差を詰める事は叶わず、ようやく手前を替えてもギアを上げる事は出来ず直線入り口で2馬身ほど後ろに居たタイニーダンサーに交わされただけでなくインから伸びた格下のクラカルメンの追撃を何とかハナ差凌いだけの重賞ウイナーとは思えぬ体たらく。
こちらはタイニーダンサーと違って前走よりマイナス10の446Kで出走、この時期を考えれば当然かも知れないが、4月のマリーンC以来の実戦と一息入っていた事を考えると調整ミスの印象は否めず。

5着のクラカルメンは折り合いに課題があるだけにレースが流れてくれたのは有難く5番手からスンナリと追走すると直線ではラチ沿いを通ってジワジワと伸びて一旦はヴィータアレグリアを交わして4番手に上がるもゴール寸前に差し返されてしまいハナ及ばずの5着に終わる。
南関の牝馬限定重賞でも連対した事の無いクラカルメンが今年のマリーンC馬ヴィータアレグリアとハナ差の勝負に持ち込んだのだから健闘した事は認めるが、走破時計の1分42秒8は平凡で自分の力をすべて出し切ったクラカルメンに対してヴィータアレグリアは自分の力を出し切れないままレースを終えただけの話、この事からクラカルメンの能力が向上した訳ではなくこの着順が今後に繋がるとは思えない。

馬体重を見た際にこりゃヴィータアレグリアもタイニーダンサーも危ないかも知れないと思ったのだが、唯一許容範囲内の馬体重で出走したホワイトフーガ絡みの馬券を追加するよりブルーチッパーのアタマで間違いないと考えてこの馬の単勝や普段は買わない3連単をブルーチッパーアタマ固定で購入して大失敗、結果的に馬券は的中したが余分な馬券を追加した事で大儲けしたとは言い難く、舞い上がって自分らしからぬ馬券を購入した事をただ反省するばかり。


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2016年7月6日水曜日

第20回スパーキングレディーカップ結論

先日も書いたように地方の古馬のララベル、3歳のモダンウーマン・リンダリンダに中央から選出されていたアンズチャンが揃って今回のスパーキングレディーCに不出走となり、地方からはブルーチッパーを除けば南関の牝馬限定の重賞でも勝ち負け不可能と思える4頭と重賞実績の無い岩手のココロノママニ、重賞の常連だが出走するだけのイメージしかないタッチデュールでアタマ数だけは何とか揃えたが、中央の3頭とブルーチッパーの実質4頭立ての競馬に等しい。

その中央の3頭は斤量58に対応する事が課題となるホワイトフーガ、初対決となる古馬に通用するか半信半疑のタイニーダンサー、マリーンC以来の実戦となる部分が気になるヴィータアレグリアといずれも不安材料があるだけに絶対的な信頼が置けるかは微妙と云うのが私の印象で、ならば中央勢より不安材料が少ない地方のブルーチッパーを今回の軸に抜擢するのがベターと云う結論に至った。
確かにマリーンCでヴィータアレグリアの2着と敗れているが、先ほども書いたようにこのレースは発走直前にブチコが突進して負傷し競走除外になった影響でスタートが仕切り直しとなり、集中力を欠いて自滅した馬が続出、ブルーチッパーも2回目となるゲートインで気が抜けたのかスタートがモッサリしていた事に加えて隣のヴィータアレグリアと接触する不利があり、ハナへ行ったが果たして自分のリズムで逃げる事が出来たかは微妙、それで勝ったヴィータアレグリアと半馬身差ならば勝負付けが済んだとは言い切れないだろうし、まして今回はヴィータアレグリアがマリーンCより1K増の56に対してブルーチッパーはマリーンCと据え置きの55で出走と云う部分を考えれば逆転は可能だろう。

昨年のスパーキングサマーCでは実力馬ケイアイレオーネに、年末のシンデレラMでは新鋭のララベルに競り勝つなど自分のリズムで逃げた際のブルーチッパーの勝負強さは折り紙付き、あとは今回騎乗の森騎手がゲートを五分に出てこの馬のリズムで逃げる事を願うだけ。
馬券はブルーチッパーから上の世代の面々にいきなり通用するかは微妙だが斤量54は魅力の3歳馬タイニーダンサーとマリーンC馬ヴィータアレグリアへの馬単表裏が本線、あとは実力から無視は出来ないが斤量58が気になる女帝ホワイトフーガを押さえブルーチッパーから馬単裏表を買い、本線と合わせて6点が今回の結論。


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第20回スパーキングレディーカップ②

では出走馬の評価をして行こう。

1枠1番ヴィータアレグリア
エンプレス杯でアムールブリエの2着を確保したが、当時は1000万条件を勝ったばかりの準OPクラス馬で、このエンプレス杯は川崎2100Mのレースらしく13秒半ばから14秒台のラップが連発するユルユルの流れだっただけに全く評価していなかったが本音も、前走のマリーンCではレース前のブチコの突進でゲート入りが仕切り直しになった事で集中力が途切れてしまい自滅した馬が多く出る中、この馬はレースに集中して臨みゴール前でブルーチッパーに競り落として重賞初制覇。
川崎コースは3月のエンプレス杯で経験済み、今回はホワイトフーガとの対決になるが、昨年10月に500万条件を卒業してから今年になり一気にOP入りした勢いに加えて斤量差の2Kを活かせば好勝負は可能なはずだが、やや気になるのはマリーンC以来の実戦になる部分。

2枠2番ココロノママニ
中央デビューの馬でデビュー戦から3着・3着・1着と云う成績を残したが、早熟タイプでその後は再び勝利を挙げる事は出来ずに昨年末に岩手へと移籍、当地では【4・2・0・5】とそれなりの結果を残しているが地方転厩後に出走した重賞ではいずれも惨敗と力不足は明白。

3枠3番タッチデュール
4月の船橋・マリーンCでは4着と久々に掲示板を確保したが、これは上記したようにレース前のブチコの突進でゲート入りが仕切り直しになり実績上位馬が集中力が途切れて自滅した事に恵まれただけ、事実4着と云えども2着のブルーチッパーから時計二つ以上も離されており、今回も展開に恵まれても掲示板に載れば御の字の力関係。

4枠4番クラカルメン
昨年後半は道中の折り合いを欠くなど深刻なスランプ状態に陥って惨敗を繰り返し、今年に入って着順こそ多少は良くなったが課題の折り合い難が解消されたとは言い難い上、ゲートの悪さも目立つようになり、自己条件でも勝ち負け出来ず完全にアタマ打ちの近況から牝馬限定でもダートGで通用するとは思えない。

5枠5番ヒットザトレイル
母のプレジャートレイルの半弟には中央重賞2勝のキングストレイルが居り、三代母のサンタフェトレイルの半姉には中央の4歳以上最優秀牝馬に輝いたシンコウラブリィが居る血統馬で、大崩れせずそれなりの着順を確保する反面、勝ち味に遅く2年以上も勝利から遠ざかっており、自己条件でも勝ち切れない馬が重賞で勝ち負けする訳がない。

6枠6番タイニーダンサー
昨年はエーデルワイス賞・北海道2歳優駿を勝ちNARグランプリ2歳最優秀牝馬を受賞、それを土産に中央入りしたが順調さを欠いてレースを使えず、ようやく5月に戦列に戻ったが復帰後の2戦は共に芝スタートと云う事もあってレースの流れに乗れずに敗退と不完全燃焼が続いたが、前走の関東オークスではオールダートと云う事もあって道中は楽に3番手のポジションにつけるとNARグランプリ2歳最優秀牝馬の肩書きに相応しい強さを見せて4角先頭の積極策で後続を完封した。
サウスヴィグラス産駒だけに距離2100の関東オークスより今回のマイル戦の方がベターと云うイメージがあり、古馬と比べると斤量54と恵まれたのは明白だが、前走で完勝したと云えども2着がミスミランダーだった事から世代レベルが高いかは微妙な印象があり、果たして上の世代に通用するかに関して半信半疑と云うのが正直な感想。


7枠7番ノボキャビア
中央デビューの2勝馬だが、その中の1勝は園田の交流での勝利だけに格下感は否めず、事実1000万条件を一度使っただけで昨年の3月に南関へ転厩、転入初戦のティアラCで3着したがその後は大井の1200で1勝を挙げただけで、マイル実績の無いB2の馬では見送りが正解。

7枠8番ブルーチッパー
前走の川崎マイラーズは逃げ馬だけにスタートミスをした段階で万事休す、前々走のマリーンCにしても上記したようにスタートの仕切り直しで気が抜けたのかスタートがモッサリしていた事に加えて隣のヴィータアレグリアと接触する不利があっただけにハナへ行ったモノの自分のリズムで逃げる事が出来たかは少々微妙で、今回出走の中央勢3頭と能力的に互角と思えるだけに五分のスタートを決めてハナへ行き自分のリズムで逃げる事が出来れば面白い存在。

8枠9番リボンスティック
馬体重400K前後とガサの無い馬ながら2歳11月から3歳2月のユングフラウ賞までの牝馬限定重賞で3着・3着・2着と健闘した根性娘も成長力に乏しく、ユングフラウ賞2着を最後に連対はゼロと苦戦が続く。
重賞で好走歴があると云えどもデビュー戦を勝っただけの1勝馬に中央勢が相手のダートGで勝ち負けの期待は出来ない。

8枠10番ホワイトフーガ
前走のさきたま杯は距離不足に加えてスタートで後手を踏んだ影響で終始チグハグなレース内容で道中流れに乗り損なっての4着だから度外視可能、今回は自身ベストの条件と思えるマイル戦だけに巻き返しは可能だが、やはり斤量の58が気にならないと言えば嘘になる。


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2016年7月5日火曜日

第20回スパーキングレディーカップ①

このスパーキングレディーCが創設されたのは97年で当初は9月施行で南関牝馬限定の重賞だったが、翌年の第2回より中央交流重賞となりそれから昨年まで地方馬が勝利したのはわずか3回、その3頭の中の1頭トーセンジョウオーは元中央所属だから実質の地方馬が勝利したのはホクトロビンとジーナフォンテンの2頭だけ、2着になった地方馬もアインアイン・ラヴァリーフリッグ・レイナワルツ・クラーベセクレタの4頭と圧倒的に中央勢が優勢で地方所属馬には分が悪いレースで、今年も地方のララベルや3歳のモダンウーマン・リンダリンダなどの有力ドコの出走は無いだけに中央勢が優勢と思える。

では過去10年のスパーキングレディーCの連対馬の傾向から今年の有力馬を探していこう。


06年
1着レマーズガール 6歳 57K
3番人気 前走 船橋・かしわ記念6着
ダート1400以下の成績【0・0・1・2】
過去の重賞出走歴
03年関東オークス1着 03年スパーキングレディーC1着
03年サラブレッドチャレンジC2着 03年クイーン賞2着
04年TCK女王盃1着 04年エンプレス杯1着 
04年ダイオライト記念5着 04年マリーンC2着
04年スパーキングレディーC2着
04年白山大賞典4着 04年クイーン賞1着
05年TCK女王盃1着 05年エンプレス杯3着
05年名古屋大賞典2着 05年マーチS8着
05年かきつばた記念7着 05年マリーンC3着
05年スパーキングレディーC6着 05年クイーン賞11着
06年TCK女王盃2着 06年エンプレス杯2着
06年マリーンC2着 06年かしわ記念6着

2着グレイスティアラ 3歳 54K
2番人気 前走 川崎・関東オークス2着
ダート1400以下の成績【2・0・0・0】
過去の重賞出走歴
06年兵庫CS1着 06年関東オークス2着

1番人気グラッブユアハート7着 6歳
前走 マリーンC1着
ダート1400以下の成績【0・0・0・0】
過去の重賞出走歴(05年スパーキングレディー3着以降)
05年白山大賞典1着 05年クイーン賞1着
06年TCK女王盃1着 06年エンプレス杯4着
06年マリーンC1着


07年
1着メイショウバトラー 7歳 56K
1番人気 前走 浦和・さきたま杯1着
ダート1400以下の成績【2・0・0・3】
過去の重賞出走歴(ダートのみ)
06年プロキオンS1着 06年サマーチャンピオン1着
06年シリウスS1着 06年JBCマイル2着 06年JCダート12着
06年兵庫GT5着 07年フェブラリーS10着 07年黒船賞5着
07年かきつばた記念1着 07年さきたま杯1着

2着レイナワルツ 7歳 55K
8番人気 前走 名古屋・ジューンOP1着
ダート1400以下の成績【2・0・0・7】
過去の重賞出走歴(ダートの主な実績のみ)
04年さきたま杯7着 04年東海菊花賞1着 04年クイーン賞11着
05年名古屋記念1着 05年佐賀記念11着
05年東海桜花賞1着 05年かきつばた記念5着
05年スパーキングレディーC7着 05年読売レディス杯2着
05年東海菊花賞2着 05年JBCクラシック3着
06年名古屋記念1着 06年エンプレス杯3着
06年名古屋大賞典5着 06年マリーンC4着
06年さきたま杯9着 06年スパーキングレディーC6着
06年日テレ盃5着 06年白山大賞典3着
06年JBCクラシック14着 06年クイーン賞7着
06年名古屋GP5着 07年名古屋記念1着
07年TCK女王盃6着 07年エンプレス杯8着
07年名古屋大賞典6着 07年かきつばた記念9着

08年
1着トーセンジョウオー 7歳 57K
4番人気 前走 07年浦和・埼玉新聞杯1着
ダート1400以下の成績【0・0・0・1】
過去の重賞出走歴
04年関東オークス1着 04年スパーキングレディーC5着
04年クイーン賞9着 05年平安S11着 05年エンプレス杯6着
05年マリーンC1着 05年スパーキングレディー1着
06年マリーンC8着 06年スパーキングレディーC4着
06年クイーン賞2着 07年TCK女王盃2着 07年エンプレス杯1着
07年マリーンC1着 07年大井記念4着 07年帝王賞10着
07年トゥインクルレディー賞6着 07年埼玉新聞杯1着

2着メイショウバトラー 8歳 56K
1番人気 前走 浦和・さきたま杯2着
ダート1400以下の成績【3・2・2・5】
過去の重賞出走歴(07年スパーキングレディー1着以降)
07年クラスターC1着 07年東京盃2着 07年JBCスプリント8着
07年クイーン賞2着 07年兵庫GT3着 08年根岸S6着
08年フェブラリーS11着 08年マリーンC1着
08年かきつばた記念3着 08年さきたま杯2着

09年
1着ラヴェリータ 3歳 54K
1番人気 前走 川崎・関東オークス1着
ダート1400以下の成績【2・0・0・0】
過去の重賞出走歴(ダートのみ)
09年関東オークス1着

2着クィーンオブキネマ 5歳 55K
4番人気 前走 京都・栗東S8着
ダート1400以下の成績【5・1・2・8】
過去の重賞出走歴(ダートのみ)
06年全日本2歳優駿6着


10年
1着ラヴェリータ 4歳 57K
1番人気 前走 府中・ブリリアントS1着
ダート1400以下の成績【2・0・1・0】
過去の重賞重賞出走歴(09年スパーキングレディー1着以降)
09年武蔵野S5着 09年JCダート13着 09年兵庫GT3着
10年エンプレス杯2着 10年名古屋大賞典1着
10年マリーンC2着 10年東海S9着

2着トーホウドルチェ 5歳 56K
2番人気 前走 京都・天王山S2着
ダート1400以下の成績【5・2・4・6】
過去の重賞出走歴
09年プロキオンS2着 09年武蔵野S13着
10年マリーンC1着

11年
1着ラヴェリータ 5歳 58K
2番人気 前走 浦和・さきたま杯5着
ダート1400以下の成績【2・0・1・1】
過去の重賞出走歴(10年スパーキングレディー1着以降)
10年シリウスS2着 10年JBCクラシツク8着 10年JCダート7着
11年TCK女王盃1着 11年エンプレス杯1着 11年マーチS14着
11年かしわ記念2着 11年さきたま杯5着

2着トーホウドルチェ 6歳 56K
3番人気 前走 京都・栗東S1着
ダート1400以下の成績【6・4・5・11】
過去の重賞出走歴(10年スパーキングレディー2着以降)
11年東京SP7着

1番人気アイアムアクトレス3着 3歳 54K
前走 府中・ユニコーンS1着 
ダート1400以下の成績【3・0・0・0】
過去の重賞出走歴
11年ユニコーンS1着

12年
1着スティールパス 5歳 55K
4番人気 前走 府中・欅S4着
ダート1400以下の成績【5・5・1・3】
過去の重賞出走歴
無し

2着クラーベセクレタ 4歳 56K
2番人気 前走 浦和・しらさぎ賞1着
ダート1400以下の成績【4・0・0・1】
過去の重賞出走歴(南関のみ)
10年東京2歳優牝1着 11年ユングフラウ賞1着
11年京浜盃1着 11年羽田盃1着 11年東京ダービー1着
11年JDD3着ものちに失格 11年レディスプレリュード5着
11年ロジータ記念1着 11年クイーン賞1着
12年マリーンC2着 12年しらさぎ賞1着

1番人気ミラクルレジェンド3着 5歳 56K
前走 帝王賞5着
ダート1400以下の成績【0・0・0・0】
過去の重賞出走歴
10年JDD4着 10年レパードS1着 10年クイーン賞1着
11年TCK女王盃2着 11年エンプレス杯3着
11年マーキュリーC5着 11年レディスプレリュード1着
11年JBCレディスクラシック1着 11年JCダート6着
12年マリーンC1着 12年東海S5着 12年帝王賞5着

13年
1着メーデイア 5歳 56K
1番人気 前走 府中・ヴィトリアM17着
ダート1400以下の成績【0・0・0・0】
過去の重賞出走歴
13年TCK女王盃1着 13年マリーンC1着

2着サマリーズ 3歳 54K
3番人気 前走 府中・ユニコーンS10着
ダート1400以下の成績【2・0・0・0】
過去の重賞出走歴(ダートのみ)
12年全日本2歳優駿1着 13年ユニコーンS10着


14年
1着サウンドガガ 5歳 55K
3番人気 前走 京都・天王山S2着
ダート1400以下の成績【6・1・0・7】
過去の重賞出走歴
無し

2着カチューシャ 5歳 55K
2番人気 前走 府中・欅S7着
ダート1400以下の成績【2・0・1・2】
過去の重賞出走歴
無し

1番人気エスメラルディーナ7着 3歳 54K
前走 川崎・関東オークス1着
ダート1400以下の成績【0・0・0・0】
過去の重賞出走歴(ダートのみ)
14年兵庫CS3着 14年関東オークス1着

15年
1着トロワボヌール 5歳 56K
2番人気 前走 浦和・さきたま杯2着
ダート1400以下の成績【0・1・0・0】
過去の重賞出走歴
14年JBCレディスクラシック2着 14年クイーン賞1着
15年TCK女王盃4着 15年マリーンC2着
15年さきたま杯2着

2着サウンドガガ 6歳 56K
3番人気 前走 京都・天王山S1着
ダート1400以下の成績【7・1・0・10】
過去の重賞出走歴
14年スパーキングレディーC1着
14年レディスプレリュード8着 14年カペラS4着

1番人気サンビスタ3着 6歳 58K
前走 川崎・関東オークス1着
ダート1400以下の成績【0・0・0・0】
過去の重賞出走歴
14年エンプレス杯3着
14年ブリーダーズゴールドC1着
14年レディスプレリュード2着
14年JBCレディスクラシック1着
14年チャンピオンズC4着 15年TCK女王盃1着
15年フェブラリーS7着 15年マリーンC1着
15年かしわ記念5着


①過去10年の1番人気は【4・1・3・2】で、1番人気で複勝圏内を外したのは06年7着のグラッブユアハートと14年のエスメラルディーナの2頭だけと1番人気の信頼度は高く、また5番人気以下の馬が連対したのも07年2着のレイナワルツ1回だけと伏兵の食い込みは難しいレース。


②過去10年で連対した20頭の中で過去に川崎の重賞出走経験が有った馬が14頭で、その中の13頭が過去に川崎の重賞で3着以上の実績が有り、唯一の例外だった09年2着クィーンオブキネマも2歳時の全日本2歳優駿で2番人気に支持されて6着と云う結果を残していた。

③川崎の重賞出走歴の無かった6頭は10年2着トーホウドルチェ、12年1着スティールパス、13年1着のメーデイア、14年1着サウンドガガと2着カチューシャと昨年の1着トロワボヌールで、その中のトーホウドルチェ・メーデイア・トロワボヌールの3頭は左回りの船橋の重賞を勝利した実績があり、残る3頭の中でスティールパス・カチューシャの2頭は前々走でオトコ馬が相手の左回りの準OP特別を勝ち、前走でオトコ馬が相手の左回りのOP特別で1秒差以内の競馬をした事が共通項。


④過去10年のこのレースで連対した地方所属馬は07年2着レイナワルツ、08年1着トーセンジョウオー、12年2着クラーベセクレタの3頭、この中でレイナワルツとトーセンジョウオーは中央デビュー組だから地方デビューはクラーベセクレタの1頭のみ、トーセンジョウオーは中央所属時に関東オークス・スパーキングレディーCの川崎の重賞を勝利した実績が有り、レイナワルツはエンプレス杯3着の川崎の実績に加えて05年のJBCクラシックで3着したGⅠ実績が有ったし、クラーベセクレタもこのレースまでに重賞10勝を挙げた実績とのちに失格となったがGⅠのJDDで3着した実績が有り、地方からデビューした馬がこのレースで連対するには過去にGⅠレースでの実績と川崎の重賞で3着以上した実績が必要。

⑤過去10年で連対した20頭でスパーキングレディーCの前4走以内にダートGで連対していた馬が半数を超える11頭も居り、それに該当しない9頭中5頭は前走で中央・ダートOP特別もしくは地元のレースで勝利しており、そのいずれにも該当しない4頭は前走で中央のダートOP特別で勝ち馬から1秒以内の競馬をしている事と前4走以内に中央のダート準OP特別かOP特別を勝っている。

⑥過去10年のマリーンC馬はスパーキングレディーCに7頭出走し成績は【2・1・3・1】と複勝圏内を外したのは06年のグラッブユアハートだけ、また同年のマリーンCを使っている馬のこのレースの成績は【4・3・6・27】と好成績を残しているが、通常は4月施行となるマリーンCだけにスパーキングレディーで連対している7頭はマリーンCのあと1~2走してからスパーキングレディーに臨んでおり、マリーンCから直行組(6月施行だった09年を除く)は【0・0・2・4】と連対馬はゼロで今年のマリーンC馬ヴィータアレグリアは直行組だけに気懸りなデータ。

⑦古馬に比べて斤量設定が有利な3歳馬は過去10年に16頭出走し【1・2・1・12】と一応の結果を残しているが、1番人気で敗れた11年のアイアムアクトレスや14年のエスメラルディーナが居る事から絶対的な信頼は置けない印象。

⑧過去10年で斤量57を背負った馬の成績は【3・0・0・3】と勝つか負けるかハッキリしているが、斤量58になると【1・0・1・1】と勝利したのは11年1着ラヴェリータだけで今年58を背負わされるホワイトフーガには少々嫌な材料。

上記のデータから地方勢では川崎の重賞勝ちの実績があるブルーチッパー、中央からはタイニーダンサー・ヴィータアレグリア・ホワイトフーガの3頭が今回の有力馬だが、タイニーダンサーは⑦の3歳馬、ヴィータアレグリアは⑥のマリーンCの直行組、ホワイトフーガは⑧の斤量58と其々マイナス材料があり、残る地方のブルーチッパーは④のGⅠ実績が14年のレディスクラシック5着程度しかないのがネックだが、オトコ馬相手の15年スパーキングサマーC勝ちと今年のマリーンCで2着している事から今回のレースでは最上位に評価したい。


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2016年7月3日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

床屋へ行くため、久々に外出した。
体調は相変わらず良くないが、家の中に居てばかりでは気分がくさくさするだけ、気分転換する意味でも外に出る事は必要だろう。
ほんのしばらく見ていないだけなのに気が付くと街並みは微妙に姿を変えている事が多く、街は生きているんだと実感する。

関内駅の北口から線路沿いに馬車道方面に行くとあったミスタードーナツがいつの間にか閉店し、立ち食いステーキのチェーン店がオープンしているのを発見、今は食欲が無いのでステーキに魅力を感じないが、店頭にあったチラシを見るとメニューには好物の米国のアンガスビーフのサーロインも扱っており、そう云えば5月に上大岡でも立ち食いステーキの店がオープンしたと聞いた事を思い出して確認すると自宅に戻ってからHPを確認するとやはり関内と上大岡は同じチェーン店らしく、今年になりこのチェーンは出店ラッシュが続いている模様。
客がオーダーしたグラム数を塊肉からカットし、それを焼き上げて提供するシステムは職人としての技量が必要で、急激な出店ラッシュでは短期間に職人を育成出来るのか疑問に感じたが、HPを良く見るとペッパーランチを運営するペッパーフードサービスの新業態と気付き、それならば職人の育成には問題無いはず、事実口コミサイトで確認すると評判は悪くないだけに体調が良くなったらぜひ利用してみたい。

私のひいきのヤクルトだが、先日にストッパーを務めているオンドルセクが首脳陣らに悪態をついて自宅謹慎処分となった。
確かに外野が後逸して同点に追い付かれた中日戦だけでなく、以前のロッテ戦でも外野が後逸して同点に追い付かれるなど今回ブチ切れた伏線があったのは百も承知だが、元はと云えば簡単に四球を出し連打を食らう自分にも問題があるはず、今回オンドルセクが謝罪した事で契約解除と云う最悪の事態は回避されたらしく一安心も、投壊に歯止めがかからないと云うのに一体何をやっているんだか・・・
昨シーズンはセットアッパーを務め、谷間での先発するなどフルに活躍するだけでなく外人投手陣のまとめ役でもあったロマンを37歳の年齢を理由に今シーズンの契約を見送った事が今回のオンドルセクの暴走に繋がったと思えるだけに、今更ながらロマンが居なくなった影響は大だと実感、こんな選手と首脳陣がグダグタしている間に早くも昨年のセのチャンピオンチームであるヤクルトの自力優勝が消滅した。

先日、行われた宝塚記念の入線後にバランスを崩し、その後騎手が下馬した事で心配していた昨年の二冠馬ドゥラメンテだが、残念ながら競走能力喪失の診断が下されて引退が決定した。
競走生活はあまりにも短く、完全燃焼したとは言い難い志半ばでの引退は残念だが、これも競馬の常、競馬場で命を落とす競走馬も多いだけに種牡馬として後世に血を繋げる事を良しとしよう。

先週の大井開催は重賞以外も2着・3着だのタテ目ばかりが続き良いトコ無しで、先々週の船橋は個人的に相性が悪いにも関わらず珍しく好調だった反動が得意としている大井でモロに出た格好だ。
まぁ、馬券の調子が悪い時は無理せずガマンするのがベターで、上半期のGⅠが終了して夏のローカルに入った中央競馬はしばらくの間休む事にして、この時期は地方競馬だけに専念するとしよう。


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2016年7月2日土曜日

記録より記憶

先日行われた帝王賞はコパノリッキーが勝利、前年の帝王賞の覇者ホッコータルマエは4着と敗れて自身の従来の記録を更新するGⅠ11勝目は残念ながらお預けとなり記録更新は次回へと持ち越された。

まぁ、ホッコータルマエの場合はGⅠ10勝と言うが、13~14年の東京大賞典と14年のチャンピオンズCの3勝以外の7勝が国際グレードを持たないJpnⅠだからこの記録に関して疑問を感じる方も居るだろう。

ふと思い出すのは先日のイチロー選手による歴代最多安打記録更新の件、従来の記録保持者であったピート・ローズが自身の持つメジャー最多安打記録とイチローの日米通算安打と比較されることに対して不快感を示した事は理解出来るのでメジャー最多安打記録と日本のマスコミが報じる事に対して疑問を感じるが、日本と米国と云う異なる環境で安打数を積み重ね42歳となった今でもメジャーで通用する偉大なアスリートと云う現実は色褪せないはず、ホッコータルマエに関しても同様で10勝の中、JpnⅠが7勝だろうとこれまでこの馬がダート界のトップホースとして活躍して来たのは動かしようのない事実だけにGⅠの勝利記録云々は別としてその強さを素直に褒め称えるべき。

そう云う意味では中央競馬と地方競馬の記録も分けて考えるべきで、昔に比べてGⅠのタイトルも増えた事やレベルの違いを無視して数字だけを取り上げて日本記録とするのは大きな疑問、私の個人的な考えかも知れないが記録より記憶に残る方が重要ではないか?


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