2015 フェブラリーS(GI) 東京ダ1600m良
ワイドバッハの敗因分析
1:36.3 12.3 - 10.6 - 11.4 - 12.6 - 13.1 - 12.3 - 11.5 - 12.5
46.9-49.4HH
2番人気に支持されながら6着に敗れたワイドバッハの敗因を分析していく。
6着ワイドバッハはしっかりとスタートを切ってある程度ポジションをとるのかなという出だしだったが結局無理で後方に下がっていった。3角手前で押し上げながらの競馬で少しブレーキ踏む形。3~4角で外から様子を見ながら進めていたら出したいタイミングでシルクが捲ってきたのでワンテンポ動けずにそこからの仕掛けでもカゼノコが外から先に仕掛けて蓋をされる形で直線。序盤でカゼノコが行ききってからの仕掛けになってしまい、やはりエンジンの掛かりが悪い。それでもL2から徐々に伸びてくるとL1ではさすがの伸びは見せたが届かなかった。
まあ騎乗的にちょっとミスったかなと思うね。武豊だったらなあというような競馬になった。3角手前で気持ちよく追いかけすぎたと思う。そのせいで中弛みでスペースをすぐに潰してしまって、行くかどうかの判断で迷っているうちにシルクが捲り、更にカゼノコが動いたのに後手を踏んで、動こうとしたタイミングで失敗してカゼノコが前に出きってからの仕掛けになっちゃった。それでこのラップ推移だからね。流れとしてはかなり良くない競馬になった。それでもエンジンかかってからは伸びてきていたからね。焦らずにじっくり乗って3~4角の流れ次第で行くのか行かないのかはっきり決める競馬の方が良かったと思うね。
その点で蛯名は焦ったわけではないだろうけど、早めにポジションを詰めに行き過ぎてコーナーでの緩みを全くイメージできなかったという感じ。あそこで緩むかもと言うイメージでスペースを詰めすぎずにいたら自然に押し上げる形になってその惰性で一気動けたし、前が緩まなければ3~4角で内を立ち回って直線外でよかったし。武豊の根岸S、武蔵野Sはそんな感じでハイペースでも乗ってたから、ちょっと焦り過ぎたかなあ。前がばてれば差せるというようにしっかりとイメージを持っていれば勝負どころまではもっとどっしり構えられたと思うんだけどね。追い切りはイマイチに映ったけど、このパフォーマンスならもうちょっと3~4角のたちまわりが上手ければ結果は違ったんじゃないかなと思う。結果的に外差しの条件でペースの緩みに乗じることができる立場にいながら前向けずにペースの緩みに巻き込まれた形で、個人的にはちょっと残念な騎乗になったかなと思っている。まあ難しいけどね。
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クラシックにも駒を進めた快速馬で、ここでは格が一枚上。スピードが有りすぎて引っ掛かる気性なので1200mの距離がベスト。
■4番サカジロロイヤル
新潟・京都で1600万でも再三好走しているように、平坦コースの1200mは滅法得意。人気のない今回は狙い頃。
仕事柄、競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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