2015年2月5日木曜日

きさらぎ賞 全頭分析 ~ルージュバックは本当に強いのか?~

きさらぎ賞において直近の過去6年の連対馬12頭のうち、11頭に該当しているデータがあります。何とそのデータにルージュバックは該当していません。

そのデータとは何か。競馬ブログランキングに掲載しておきます。

ぜひ、ご覧ください。



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(現在35位前後)



おはようございます。

実は今週の土曜日は東京で仕事があり、十分な予想時間が確保できないので今日のうちに全頭分析を行いたいと思います。

ということで今日はきさらぎ賞の出走馬について書いていこうと思います。

きさらぎ賞は出走馬のデータが少ないので1レースずつ映像を見る必要があります。

これは大変ですが、なかなか面白さを感じます。



【ルージュバック】

私はこういうタイプの馬に対してはとことん、重箱の隅を突くような見方をしてしまうので軽く流して聞いて欲しいと思います。

世代トップクラス評価の馬です。おかしな話ですよね。それだけで1番人気になるのは。

重賞未勝利どころか今回が重賞初挑戦です。それが世代トップクラスの評価というのは腑に落ちないところです。今回が試金石と言えるでしょう。

出走した2レースを見てみましたが、どちらのレースも10頭以下のレースであり、スローペースでした。確かに上がり3Fは速いです。ちょっと抜けた存在だと思います。

ただそういった上がり3Fに特化したレースしかしていなのも事実です。

今の京都は先週からBコースになり、再び前が止まらない展開になります。

京都競馬場を最も得意とするディープインパクト産駒ならわかりますが、この馬はマンハッタンカフェ産駒です。ここが実は1番引っかかるのです。

正直、クラシック戦線で活躍するにはディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ、ステイゴールドの産駒であることがここ数年の傾向です。

マンハッタンカフェ・・・微妙です。いや、馬自体は強いと思いますが、まだ脆さが見えていないところが気になります。脆さがないのではなく、脆さを見せるようなレースになっていないのです。

しかも、今回は初めての右回り、輸送と課題は多くあります。

ちなみに前走で京成杯を制したベルーフに勝ったので重賞でも十分に勝ち負けできるという話ですが、東京競馬場でのベルーフと中山競馬場のベルーフは別だと思っていますので、このことに対して強く自信を持っているのであれば、やや気をつけたほうがいいのかなと思っています。

ここまで長くこの馬に対して悪く言う形になりましたが、能力自体は高いと思います。ただ明らかに今回は未知の条件が多すぎます。「人気馬の未知は疑え」のセオリー通り、本命にすることはないと思います。終わってみれば「ルージュバック強いよ!涙」となっているかもしれませんが、ここは逆張りがいいと思っています。



【ポルトドートウィユ】

全レース上がり1位の馬に武豊騎手が騎乗します。

武豊騎手は京都競馬場において追込馬に乗るのが本当に上手い騎手なので手は合うと思います。

この馬の気になるところはややズブいところです。上がり1位ではあるのですが、加速しても加速しても、なかなかスピードが上がってこないような錯覚を受けます。

ゆえに京都競馬場のようなコースは合うのかもしれません。

前々走の萩ステークスではやや行きたがるそぶりも見せており、今回も前走からやや間隔があいたところがあるので、怖いところはあります。

それを抑えることができる騎手ならいいのですが、武豊騎手はかかる馬はあまり得意ではありません。

今まで内枠でしか走ったことないので外枠になるのは何か影響があるのでしょうか。

きっとないと思いますが。



【アッシュゴールド】

前走がかなりやらかした感が強かった馬ですね。

レース前から暴れっぱなし。特に返し馬が最悪でした。

あれだけ酷いと未来のある馬なので、今後、制御不能とならないように最後方待機を選択するのは仕方なかったかもしれません。

もともと京都競馬場の舞台では1-1-0-0と得意な成績であり、重賞実績もあります。

実は上がり3Fも過去のレースではかなり優秀であり、文字通り暴れすぎなければ…。

この馬に関しては本当によくわからないですね。

取り扱い注意ですね。ただスローからのヨーイドンならキレ負けしないタイプであり、前走の大敗から大きく巻き返すのがこの血統の馬です。

この馬をどうするか…最後まで当日まで悩んでしまいそうです。



【レガッタ】

1戦1勝馬で4番人気という状況です。これは過剰人気でしょう。

おそらくディープインパクト産駒というのが大きいのでしょう。

新馬戦を見る限りではやや展開や位置取りを含めた枠順の恩恵が強くあったと思います。

しかも、どスローのレースです。正直、新馬戦はまったく参考で良いでしょう。

血統面を見るとこのコース実績が高いエンドスゥイープを母父に持っております。

好走背景は整っていますが、果たして実力を発揮することができるかでしょう。

ただ私は1戦1勝馬が怖くて重賞では印をつけることができません。



【グリュイエール】

ここのところは折り合い面に課題があるレースが続いています。

岩田騎手と相性が良くないのかはどうかわかりませんが、今回はシュタルケ騎手の騎乗のようです。これがどうでるかはわかりませんが。

この馬も能力は高いと言われながら結果が出ていない馬です。

前走は思い切った先行策を披露しましたが、血統的にもやはり溜めてなんぼの馬でしょう。

それならばやはりどれだけ折り合いに専念できるかが鍵となってくると思います。



【ネオスターダム】

昨年の覇者、トーセンスターダムの半弟です。父馬がネオユニヴァースに変わっています。

実はこのレースは前走未勝利戦の勝ち馬が馬券になるケースが非常に多いです。

今の京都競馬場はペースによっては前が止まらない傾向があります。

有力馬がどの馬も前から行く競馬を選択するので、この馬にとっては美味しい展開となるかもしれません。要注意の1頭です。

1800mという非根幹距離はネオユニヴァース産駒が最も得意とする距離です。

何かがおこる可能性は十分にあると思います。この馬は侮れません。



【ダノンリバティ】

前走の京成杯では前目につけていた馬の中では最先着でした。

ただ展開や馬場が向いた可能性も大きくあるので注意が必要です。

この馬にとってもっとも追い風となるのは父馬でしょう。

先週のキングカメハメハ産駒の好走率は異常事態でした。

さすがに先週ほどではないにしても、この傾向が続くのであれば非常に面白い1頭であると思っています。



【ムーンクレスト】

血統的にそして戦績的に考えて1800mは長い印象です。

この馬が好走する可能性があるとすれば、内に潜り込んでどスローの上がり勝負を制することでしょう。

ただ好走した際の上がりタイムを見ると決して速い上がりを使えるタイプかどうかは今のところはわかりません。

現状では能力的に厳しいのかなと感じております。



【エメラルヒマワリ】

地方のダートで結果を出してきており、今回の舞台では厳しいでしょう。



以上が全頭分析です。どうしてもルージュバックへのコメントが多くなってしまいますね。

それだけ注目しているということです。



現時点での評価をKLANサイトに載せております。

ぜひ、ご覧頂けたらと思います。

http://klan.jp/r20150802041101?userid=5767#prediction





きさらぎ賞において直近の過去6年の連対馬12頭のうち、11頭に該当しているデータがあります。何とそのデータにルージュバックは該当していません。

そのデータとは何か。競馬ブログランキングに掲載しておきます。

ぜひ、ご覧ください。

(現在35位前後)

※競馬ブログランキングの記載内容の見方がわからないかたはこちらをご参照願います。

http://blog.livedoor.jp/ganma1123/archives/41735573.html

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そこの説明文に書いておきます。






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