[ブログで書ける範囲内のオーナー・サイダー馬]
3/1(日)中山★R
☆☆☆☆☆☆☆☆に出走予定
あらかじめ断っておくけど、例の場所のO・S馬は週中の段階で土曜夜に取り上げるつもりでいた 。★★★★オーナーは以前にもブログで紹介した中山馬主協会に所属するご当地馬主だ。今回は阪急杯に出走する主君格の影武者ヤリ(※1)になるし、東京開催を見送って連対率100%を誇る中山のベスト条件に使っている。馬主情報的に鞍上が誰であれ、普通に回ってくれば恥ずかしい競馬にはならないと信じたい。これは心情的に決めてほしいな。
(※1シェイク・モハメドの“影武者ヤリ”が東京競馬場で炸裂!! を参照)
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日本競馬の夜明けぜよ!!
…………幕末に坂本龍馬が発したとされている名言(注)を借りて表現すると、明日3/1は日本競馬にとって歴史的な日となるに違いない。
(注坂本龍馬の名言ベスト10 を参照)
いよいよMデムーロ、ルメール がJRA所属の外国人騎手 としてデビューを迎える。
日本人騎手にとってはまさに黒船来襲。幕末に江戸幕府を恐怖に陥れたペリー艦隊に勝るとも劣らない腕利き両名の通年参戦だけに、心中穏やかではないだろう。
この辺の激裏話は3/13(金)発売の競馬最強の法則4月号で特集を組むと思うし、外圧に屈した自分達の面子を守るために「日本の騎手だから通訳をつけちゃダメ」とか言い出す役人連中をメッタ斬りにしてくれるはずだ(笑)
条件付きとはいえJRAも鎖国が解かれた以上は幕末の日本と同様、次から次に開国(通年免許の交付)を迫られるのは火を見るよりも明らか。ジャパンマネーを目当てに外国人ジョッキーが押し寄せるのは必至だが、その中でも動向が注目されているのがイタリアの騎手達 だ。
Mデムーロの母国であり短期免許で弟のCデムーロ、バルジュー が来日しているけど、イタリア競馬は存亡の危機(※1)に陥っている。
(※12014年4/19賞金未払いでイタリア競馬パートⅡ降格の危機 を参照)
海外競馬は門外漢なので詳細は各自で調べてほしいが、とりあえず読者のみんなには“イタリア競馬が超ヤバイ” ってことだけ認識してほしい。
その影響もあって近年は短期免許で来日するイタリアの騎手が激増している。
()はイタリア騎手リーディング順位。デムーロ兄弟やリスポリは香港やフランス所属時の成績を含む)
Mデムーロ
(2011年6位、2012年54位、2013年80位)
Cデムーロ
(2011年1位、2012年1位、2013年17位、2014年27位)
リスポリ
(2011年3位、2012年60位、2013年26位)
バルジュー
(2013年1位、2014年1位)
エスポジート
(2013年5位注)
ペロヴィッチ
(2013年5位注)
注エスポジートとペロヴィッチが2人とも5位なのは勝利数が同じのため。
上記以外にも2011年にトーセンジョーダンで天皇賞・秋を制したピンナ (09年、10年3位)も来日経験があるけど、現在のイタリア競馬は賞金未払いの余波で成績上位の騎手が続々と海外に流出。日本ではローカル専用外国人と化しているバルジュー が、2年連続でイタリアのナンバーワン騎手 に輝く仰天の事態(!?)になっている。
この時点でイタリア競馬は相当ヤバイってことがうかがい知れるけど(失礼)、JRAが定めた
“過去2年”でトップ10の成績
という短期免許の内規 に従うと、バルジューの成績はケチのつけようがない。欧州競馬のオフシーズンにイギリス、フランス所属の外国人Jが大量に来日しない限り、選出せざるを得ないだろうな。
前置きが長くなっちまったけど、ここからが今夜の本題だ。いまや名実共に(!?)イタリア1位のバルジューは当然として、2013年同勝利数5位のエスポジートやペロヴィッチも、上記のJRA短期免許が交付される内規を満たしている。
ところがどっこい、
あくまで“過去2年” の条件だと、デムーロ兄弟やリスポリは母国イタリアを離れて海外で騎乗していた事情ありきとはいえ、短期免許の内規にはほど遠い成績しか残せていない 。
昨秋にMデムーロが来日しなかったことが話題になった(※2)けど、そもそも論としてJRA短期免許の交付条件を満たしていなかった。
(※2スポーツ報知Mデムーロ、秋は香港で騎乗06年以来の来日せず を参照)
これを競馬ファンの間では「来年のJRA騎手試験に専念するため(短期免許を)辞退した」と言われていたが、それも間違いではないけど、実際はちょっと違うんだな~
ここだけの話、弟のCデムーロはJRAの内規に従うと全然足りない成績にも関わらず、今年も何故かフツーに短期免許が交付されている。
誰でも見られるブログでお上批判は後が恐いのでホドホドにしておくが、この辺の舞台裏は例の場所で絶賛公開中の超絶マル秘ネタ を参考に、読者各自で察してほしい。
Cデムーロはお兄ちゃんと入れ替わりで明日の騎乗を最後に日本を離れるけど、裏事情を考慮すると本人はもちろんのこと、バックアップする吉田照哉氏も社台Fが総力を結集しての超ヤリ。日曜の中山は固め打ち必至の豪華ラインナップが揃った。
これには中山記念に出走を予定しているロゴタイプのスポニチ記事(※3)が、Cデムーロの置かれた状況を新聞に書いて問題ない範囲内で物語っている。
現実問題としてコネのないフランスでベスト10入りは厳しいと思うし、JRAが自ら定めた内規に “厳格” に従うと、来年以降は短期免許が交付されない可能性があり得るからな~
いずれにしても情報的に日曜はMデムーロ、ルメールだけでなく、Cデムーロの手綱捌きにも注目だ。JRAも内規を満たしていないとはいえ、年明けから日本リーディング1位の騎手に短期免許を交付しないワケにはいかない!?
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