2015 中山記念(GII) 芝内1800m稍
イスラボニータの敗因分析
1:50.3 13.1 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 12.2
49.8-48.4S
ペースはやはりスロー。なんだけど、馬場も悪化していて49.8でも極端ではなかったという感じ。L1も落としているしね。ラップ的に見ても中山1800らしく最序盤が遅くてそこからは12秒前半を淡々と刻み続ける形。各馬ある程度脚を出し切りやすい展開だったと思うしどの位置でもある程度チャンスはあったと思う。コーナーでロゴタイプが動いているので、外を回した方がロスはあったかなとは思うけど、そんなに極端な内外の差はなかったかなあと。
1着ヌーヴォレコルトは抜群のスタートからスッと最内を取り切って2列目ポケットを確保する。ロゴタイプが2角過ぎぐらいから徐々に前に入ってきてスペースを潰しに来る競馬、少し下げて3列目の内で向こう正面。ちょうど下りでブレーキを踏む形になるがしっかりとコントロールして3角。3角でもまだスペースなく抑えている状況、4角で動いてくれたロゴタイプの直後をとって2列目最内で直線。序盤では流石にすぐには動けなかったがL1でしんどくなったロゴタイプをしっかりと捻じ伏せてと完勝だった。ポテンシャル面でそこまでの強敵はいなかったとは思うが、それでもこの流れできっちりL1抜け出してきたのは評価したいところで、ポテンシャル勝負に一定の目途を立ててきたかなとは思う。内ポケットに入ったので3~4角の進路がポイントだったけど、ロゴタイプが早めに動いてくれたおかげでその直後を取れたことでスムーズにトップスピードに乗せられたのは大きかったし、そこからの最内ズバッは流石岩田というところ。後藤の件で一番メンタル的にしんどかったと思うんだけど、その中でこういう競馬をして勝ち切ったというのは岩田を称賛したいところ。良い競馬だったしクリーンに進路をとって完勝。こういう競馬をこれからも心がけてほしい。良い騎乗でした。まあ馬に関してはまだもうちょっと見極めたい面はあるけど、このポジショニングの良さがこの馬の武器になるのは間違いない。距離に関わらず怖がらずにポジションとって壁を作って折り合わせるぐらいの気持ちで行けば安定しそうだけどね。スローペースでトップスピードがそんなに問われない特殊な競馬だったし、内でロスも少なかったからロゴタイプを何とかねじ伏せたのは評価できるけど、一線級の牡馬相手にはまだもうちょっと読めないところはあるかな。地味なんだけどとにかく弱点がないよね。この1800~2400なら怖がらずに競馬できれば安定してくると思う。
2着ロゴタイプはやや出負けしてそこから押しながら番手外を確保するという形。道中で逃げ馬を放置しヌーヴォレコルトの前に入り込むような感じで実質的にペースをコントロールして3角。3角で外からイスラが動いてきたのを見て早めに先頭に立って直線。そのまま堂々と先頭に立って出し抜いたがL1で食らいついてきたヌーヴォレコルトに交わされた。結果的にイスラを相手とみて仕掛けが早かったしそのスペースを上手くヌーヴォレコルトに突かれたという感じ。どこをとってどこを切るかって話になるんだけど、まあ結果的に勝ち馬に楽をさせてしまったのはあると思う。まあ仕方ないね、騎乗としては主導権を握れたしそこから動いてしっかりと脚を出し切った。ただL1甘くなったし根本的に各馬が余力を持った状態での後半勝負だと甘くなりがちなのでこの結果は仕方ないかなと。もうちょっと逃げ馬を突くぐらいのイメージで競馬した方が勝ち切れるかどうかという点では良かったように感じるけどね。結構良い具合にタイキがペースを作ってくれていたし、基礎スピードを活かす競馬に持ち込めていたらもうちょっと優位に立てたかなあと思うんだけどね。まあ後半勝負でもこの面子相手にこれだけやれるんだから状態そのものは悪くないと思う。イスラがイマイチだったので何とも言えないけど。
3着ステファノスは五分のスタートからある程度追走して中団の外。道中もイスラボニータを意識しながら中団馬群で進めていく。3~4角でイスラの直後を突きながら直線で外に出す。最速地点ではジリジリだったが、そこからL1でばてずにL2の脚色以上にしっかりと伸びてきて3着を確保した。まあ1,2着馬が上手く立ち回った方だし、ラップ推移的に見てもコーナーでロスがあったのは多少しんどかった面もあるから、L1まで詰めてこれたというのは評価したいところ。ただ、個人的なイメージからはちょっと物足りなかったかな。まあ馬場が馬場でトップスピードの質が要求されなかったというのもこの馬としては伸び切れなかった一因になるのかなというところ。前もそんなに落としていないからね。ポテンシャル寄りの競馬になったし、セントライト記念からイスラやタガノには先着できているからまあ妥当な結果ともいえるかな。本命打ったのは雨が遅れる想定だったから、この馬場で3着なら個人的には御の字。ディープ×デピュティ系の配合はU字のTS持続タイプが多いから、阪神1800とか東京の1800~2000辺りで見たい馬かな。
4着マイネルフロストは五分に出てそこから割と楽に好位に取り付いていく。2角過ぎの下りで少しブレーキかけている感じはあったがそこからはコントロールしながら3角へ。3角でナカヤマナイトも上がってきて外のイスラがある程度ペースを引き上げたところでその内から立ち回りながら2列目に並んで直線。序盤でそこから追い出されるがイマイチ伸び切れない。L1出はイスラを差し返したがステファノスに差されての4着に終わった。流れとしてはかなりうまく乗られたと思う。イスラの内からイスラの仕掛けに呼応してコーナーワーク的にも楽ができたし、直線入りまでの持って行き方はかなりうまかったと思う。そこからどこまでって感じで弾けきれなかったのはやっぱりトップスピードがそんなに問われなかったところかなあというところ。この馬は明らかにトップスピード持続戦で良さが出ていることもあり、スローでも渋ってこういうラップ推移だと難しいのかなあというところ。この馬はステファノス以上にそういう傾向が強いし、トップスピード持続戦になりやすい舞台を選んでいくのが良いと思うなあ。折り合い面での不安もあるかもしれないけど、今回ぐらい積極的にポジションとって良いタイプだと思うし、内ポケットで溜めながらTS持続戦を待つ形が一番理想だと思うんだけどね。
5着イスラボニータはこちら
6着タガノグランパは五分のスタートからヌーヴォレコルトの直後で進めていく。道中もヌーヴォとの間インスペースをとってしっかりとそこでコントロールさせていく。3角では前のヌーヴォレコルトの直後をしっかりとマーク、4角でも追い出しを待って中団で直線。序盤で追い出されるが伸びがない。そのままL1ではなだれ込む程度の6着完敗だった。ん~ちょっと不満は残る内容だったかな。脚を溜めながら4角から直線で加速する流れで前は向けなかったけど進路どりそのものはスムーズだった。セントライト記念なんかは上手く狭いところを突いて押し上げて加速できているのに今回はそれがスムーズな割にできなかったなあという感じ。渋った馬場が合わなかったのかなあ。まあステファノスは脚を出し切っているし、セントライトとの比較で見てもステファノスの方が上位の競馬だとは思っていたのでここはしょうがないかなとは思うんだけどね。でももうちょっと頑張ってほしかったなあ。イマイチこれといった武器がない馬だなあ。安定はするんだけど難しい。
近走4着→8着といいところがないグレイスフルリープ。ただ先行粘り込みを身上とするだけに1800mの距離はやや長かった印象で、2戦とも直線に入るやいなや沈んでいった。
しかし今回は待望の距離短縮。しかも抜群の安定感を誇っている1400m戦でさらに阪神はこれまで連対率70%を越えている相性のいい舞台。
距離短縮、舞台設定と一変の余地は十分。人気が落ちる今回、狙わない手はない。
的中配当:1,650円
回収金額:1,650円
仕事柄、競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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