2015 4/12(日) 桜花賞(GI) 阪神芝外1600m
出走予定・登録馬一覧
夏の小倉2歳Sで2着、距離への壁と向き合いながらも阪神JFでも7着。ハイレベル戦だった中でマイル戦への目途を差しで立てた形となった。前走フィリーズレビューでは詰まる競馬になって力を出し切れず。桜の舞台で武豊とともにアッと驚く競馬を見せることができるか。
馬券的な扱いとしてはともかく、レースのカギを握る一頭になるかなとも思っている。まずこの馬は根本的に距離不安を抱えているとは思う。少なくとも武豊はそういう判断をしているだろう。実際小倉2歳Sでは2列目で積極的に先行してハイペースでも正攻法の競馬をした。しかしファンタジーSでは後方から脚を量る競馬で距離への対応を模索したというところ。
そのファンタジーSでは京都芝外1400m戦でペース的には35.3-34.4とスローペース。12.0 - 11.6 - 11.3 - 11.5の流れで3F勝負、前がじわっと仕掛けながら出し抜き粘り込むという競馬だった。この流れで外枠から徐々に下げながら後方外から脚を溜めつつという競馬。4角でもまだ後方のままで外に出して直線。序盤で後方とかなり絶望的な位置から脚を使いつつ結構いい脚を使って伸びてきた。ただL1出はちょっと甘くなってしまったという感じでTS持続力に関してはやはりちょっと底を見せたかなという印象。
阪神JFではさらに1F延長。阪神1600m戦で47.2-47.2と平均ペースから12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3とL3最速のTS持続戦。ここではファンタジーSよりは幾らか前の中団での競馬を選択。3~4角でも外々から仕掛けながら正攻法で中団で直線を迎える。序盤は一瞬くるか?という手ごたえもあったがL1で前に置いて行かれて離れた集団に呑まれての7着だった。まあここで感じたことはとても末脚勝負では通用しないというところ。もちろん3~4角外というのはそれなりにロスがあった競馬ではあるんだけど、L1の失速はやはり厳しい。少なくとも実力馬を相手に同じ位置にいては勝負にならないだろう。
前走のフィリーズレビューは距離短縮で阪神1400m。ここで好位での選択をしたわけだが、34.7-35.8とハイペースで11.5 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 12.3のラップ推移。五分に出てある程度出して行って2列目を確保するという競馬。そのまま手応え良く進めて2列目だが直線で出すところがなく待たされる。そうこうしているうちに最内の進路も取られてどうしようもないままという競馬。まあハッキリ言って騎乗ミスなのでこれに関しては如何とも。脚を出し切れなかったし手応え抜群だった。正直ここでしっかり最内のスペースを迷わずついて進めてクイーンズリングとの力関係でどこまでというので目途を立てられなかったのは残念である。まあ手応え的にも展開的にも良かったはずだし、あの競馬がこの馬の理想だろうと思う。
武器になるのは基礎スピード面、ファンタジーSで見せた高いレベルでのトップスピードは通用するレベルかなと思う。一方でTS持続力は勝負にならない。つまり前に出してしっかりと折り合って仕掛けを待つ立場、かつペースをそれなりに引き上げる必要があるだろうと思う。リードのない状況、各馬が脚を引き出せるペースでは正直辛い。個人的にはハナを切っても面白いかなと思うし、武豊ならやりかねないかなと思っているのだが、この馬の出方は桜花賞というレースの流れを左右するかなとみている。ある程度ハイペースの中で2列目ぐらいで壁を置ければ理想だろう。好走するには大前提としてある程度のペースには引き上げないと難しい。そのうえでポジションをとってTS持続力が問われない競馬で勝負を展開できるか。仕掛けを待ちながら直線という形を取れれば幾らかチャンスは残っているかもしれない。ただ苦しい競馬にはなるだろうし、積極的なレース展開に持ち込めなければ厳しいのは間違いないだろう。
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今年は、2歳女王ショウナンアデラの回避を受け、きさらぎ賞で牡馬を撫で斬りしたルージュバックが断然の指示を集めることは必至の状況下。
しかし、チューリップ賞を圧勝したココノアイ、デビューから負けなし3連勝中のキャットコイン・クイーンズリングに加え、コンテッサトゥーレ・アンドリエッテ・レッツゴードンキもスタンバイとまさに群雄割拠。
そして、桜花賞が行われる阪神の1600Mはコース改修を受け改修前よりは枠順の有利・不利は無くなった印象だが、大きく緩いカーブがあるためコーナーまでに内に入れないと大外を回らされてしまう。昨年の桜花賞馬ハープスターのような傑出した末脚があれば話は別だが、道中の位置取りが重要となってくる。
トレセン内からは「たしかにルージュバックは強いけど、阪神1600Mなら付け入る隙はある」、「今年は東高西低なんて言われとるみたいやけど、それはトライアルまでの話。桜花賞本番では様相が一変すると思うで」などなど、巷の1強ムードとはうって変わって混戦を示唆する声が続々と入ってきている。
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