2015年4月30日木曜日

天皇賞春 全頭考察!

天皇賞春を予想する上で重要な要素があります。
安田記念、天皇賞秋、宝塚記念、そして天皇賞春にだけ該当する共通点があります。
その共通点が意外と予想を行う上で重要となっていると私は思います。
その共通点は何か。競馬ブログランキングに記載しておきます。
ぜひ、ご覧ください。

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(現在45位前後)


おはようございます。
今年のG1戦線ですが4戦2勝の的中率50%という状況です。
春の天皇賞はG1の5戦目。このレースは今までの中で最も難しいと思います。
菊花賞は毎年、的中しているのですが、春の天皇賞は苦戦しているので頑張りたいところです。

本日は天皇賞春の全頭考察を行います。
それでは現在のnetkeibaでの予想オッズです。

01番人気  アドマイヤデウス 3.9倍
02番人気  キズナ 4.3倍
03番人気  サウンズオブアース 4.5倍
04番人気  ウインバリアシオン 5.9倍
05番人気  ゴールドシップ 8.2倍
06番人気  フェノーメノ 18.3倍⇒回避
07番人気  ラストインパクト 19.8倍
08番人気  フェイムゲーム 22.2倍
09番人気  デニムアンドルビー 24.2倍
10番人気  ホッコーブレーヴ 24.9倍
11番人気  ラブリーデイ 36.5倍
12番人気  クリールカイザー 38.1倍
13番人気  カレンミロティック 42.5倍
14番人気  スズカデヴィアス 46.9倍
15番人気  フーラプライド 102.3倍
16番人気  タマモベストプレイ 162.2倍
17番人気  ネオブラックダイヤ 624.9倍
18番人気  トーセンアルニカ  632.7倍

18番人気までの馬を書いておきました。
なお、私が密かに期待していたフェノーメノは回避となりました(涙)
それでは全頭の考察を行ってまいります。

まず1番人気のアドマイヤデウスからです。
いきなりですが、当日は1番人気ではないと思います。
マスコミの影響で結局、1番人気にはキズナがなると思います
これはこの馬にとってはプラスでしょう。このレースは1番人気が呪われているレースなので笑

過去5年の1番人気は以下の通りです。
2010年…フェノーメノ
2011年…トゥザグローリー
2012年…オルフェーヴル(単勝1倍台)
2013年…ゴールドシップ(単勝1倍台)
2014年…キズナ(単勝1倍台)

過去3年は単勝1倍台にも関わらず馬券になっておりません。
「呪いの1番人気」でしょう。

さてこの馬に関してですが、ステップレースとして最も期待できる日経賞を勝っています。
さらにこのレースの好走ファクターである上がりの速さも持っています。
このレースは上がりの速さが重要ですが、追込馬は厳しいレースとなっており、この馬のように好位につけながら、速い上がりを使えることは大きくプラスになります。
同じ京都競馬場の外回りコースである、日経新春杯も勝っています。
この時の京都競馬場は今と同じ高速馬場です。
騎手は京都競馬場、ならびにG1で勝負強さが目立つ岩田騎手です。
何というか否定するところがないのです。
肝心のG1馬としての格ですが、私は天皇賞春にはさほど必要ないと思っております。
天皇賞春はG1レースとしてはCランクのG1です。
G2に毛が生えた程度、もしくはG2程度の格で十分だと思います。
1つだけ気にしなくてはならないことがあるといえば…父ミスプロ系ということでしょうね。距離がもつかどうか。

次に2番人気のキズナ。
もし1番人気になるのであれば危ないと思います。
とにかくこのレースは追込馬の成績が悪いレースです。
過去5年で0-0-0-21となっております。
ただ昨年も書いたのですが、追込馬に人気馬が少なかったという背景は確かにあります。
またそもそもキズナはおそらくまくり気味にレースを進めると思うので、脚質的に追込と決めるのもどうかと思います。
ただ4角で6番手以内に位置していた馬の成績が5-3-3と良いのも事実であり、まくりとはいえ勝つことができるかというと厳しいところだと思います。
良くて差し届かずの2,3着というところでしょうか。
先週の京都も高速馬場&前残りでした。こういった傾向があれば前がそのまま残ることも大いにあると思います。
またキズナ自身も昨年のキズナより強さを感じないのも事実です。骨折の影響でしょうか。
京都記念はスローの前残り、大阪杯は極悪馬場と言い訳はできる状況ですが果たして劣化しているかどうかの判断が重要となってくるでしょう。
この3000mを越える距離においてディープ産駒が未勝利なのも気になるところです。
ただ単勝オッズがようやく3倍台前後になりそうです。
これはお買い得な感じもしてしまいます。この馬の取捨選択。非常に難しいです。

そして3番人気のサウンズオブアース。
期待を裏切り続ける4歳馬がまた人気になっています。
このレース自体、4歳馬が危ない傾向もあります。やはり長距離は経験がものを言うという側面もあるからでしょう。
高速馬場での菊花賞でまくり気味にレースを進め、2着となった実績は確かに評価されるべきですが、そもそも菊花賞の好成績が天皇賞春に直結しないのも事実です。
ネオユニヴァース産駒…ここも気になります。今更、ネオユニヴァースかというイメージがあります。気にしすぎも良くないかもしれませんが。
この馬が好走している重賞が菊花賞と神戸新聞杯、そして前走の日経賞です。
随分とスタミナが必要なレースに偏っているなという感じがします。
天皇賞春に必要なスピードがあるのかどうか。気になるところです。

次に4番人気のウインバリアシオン。
この馬は非常に面白いと思っていたのですが、4番人気ですか。
これは買いづらいところです。
天皇賞春というレースは京都外回り3200mというコースを使います。
これはどういうことかというと、このコースは「特殊」であるということです。
天皇賞春でしか使わないレースであり、リピーターが多いことが特徴だと思っています。
さてこの馬の天皇賞春の実績ですが2012年が3着、2014年が2着となっております。
では今年も好走が期待できるかというと実はデータ的には4歳~6歳馬が過去5年で5-4-4-52と7歳馬には苦しい傾向が出ております。
これが4番人気で買いにくい理由の1つです。
さらに屈腱炎を2回起こした馬がG1の舞台で活躍できるかというのも気になるところです。
ただこの馬で期待したい部分が1つあります。
それが福永騎手です。私はずっとブログで書いておりますが、福永騎手がハーツクライ産駒に乗ったときは要注意です。私がこの馬を買えると思うのはこの部分が強いです。
2,3着に入ってくる可能性があると思います。

5番人気のゴールドシップ。
やはり出てきたというのが正直な感想です。
2年連続で騙された人も多いと思いますが、はたして今年はどうするのでしょう。
私は今年、無印でいきます。
なぜならば「陣営はもともと出すつもりがなかった」というところが大きいです。
ドバイに行くだの、何だの言っていましたが、これはつまり春の天皇賞はかなり厳しいと自覚しているためだと思います。
ではなぜ出てきたか。この当たりは恒例の邪推記事に書いていきたいと思います。
乞うご期待ください。

6番人気のフェノーメノは回避です。残念です。

7番人気のラストインパクト。
この馬が非常に人気的に見ても面白いと思います。
前走の阪神大章典はスタミナ不足を露呈しました。阪神3000mは無理ですが、京都3200mならギリギリかなと思います。
内枠を取れれば面白いと思います。外枠なら厳しいかなと思います。
昨年の天皇賞春は前につけすぎた馬が惨敗する中、その中では先着した方の9着(0.6秒差)と好走しました。
そして昨年よりも圧倒的に力をつけてきています。
特に昨年の有馬記念には感動しました。
また、好位から速い上がりを使うことができるのもプラスです。
ただ、気になるのは按上。ちょっと経験不足&能力不足かもしれません。

次は8番人気のフェイムゲームについて。
私のブログを長く見てくれている方ならおわかりいただけると思いますが、私は自称「フェイムゲームマニア」です。
フェイムゲームの好走条件は完璧に把握しているつもりです。
この馬が勝利した重賞4つのうち、3つが◎で1つが○です。
この馬には稼がせてもらっています。
そんな私がこの馬に印をつけるつもりはありません。
天皇賞春は厳しいのです。この馬には。
この馬は生粋のステイヤーなのです。だから適性としてこのレースは厳しいのです。
天皇賞春が東京3400mで行われるなら私は◎をつけました。
しかし、残念ながら京都3200mで行われるので私は無印にしたいと思います。

続いて9番人気のデニムアンドルビー。
前走の阪神大章典2着には驚かされました。
好走条件はスローからの上がり勝負です。
特に前走で評価できる点は位置取りです。あれだけゆったりしたペースの中でも7番手近辺で追走することができました。
有馬記念も何気に勝ち馬と0.4秒差で男馬の中でも見劣りしないのがこの馬の強さです。
ヴィクトリアマイルではなく、ここを目指してきたというのも納得ができます。
ただ気になる点もあります。56kgはちょっと厳しいのかもしれませんね。
長所のキレに陰りが出るかもしれません。

10番人気のホッコーブレーヴ。
本質的には小回りさんです。使える脚は一瞬です。
この馬は宝塚記念で勝負したいと思っています。
しかし、昨年3着と好走できたのも事実です。この馬の取捨選択が非常に難しいです。
昨年の天皇賞春は前につけた馬には厳しく、展開に恵まれた可能性があることを否定できません。ただリピーターが多いのもこのレースの特徴。
悩みますね。

11番人気のラブリーデイ。
父はキングカメハメハであるものの、母父がダンスインザダーク、母母父がトニービン、母母母父がリアルシャダイです。
この馬は血統的に長距離が得意なはずなのですが、なぜか走れません。
血統のみが距離適性を決めるというわけではないのでしょうが。
前走はかなり恵まれた展開にも関わらず凡走しました。
歴史的スローになればスタミナも持ち、得意のキレ勝負に持ち込めるかと思いますが、そこまでスローならかかるのがこの馬です。
さすがにここは厳しいのかなと思います。

12番人気のクリールカイザー。
この馬の好走条件は簡単です。
渋った馬場と時計の掛かる馬場です。
残念、今の天皇賞春と全く傾向が違います。
さすがにここは厳しいかと思います。

13番人気のカレンミロティック。
前走の阪神大章典は直線で進路がなくなる不利がありました。
それがなければ3着はあったかもしれません。
では天皇賞春で好走できるかと言われるとあのレースを見る限りでは厳しいような気がします。
ただこの馬、鳴尾記念を1分59秒1と高速馬場への対応が期待できます。
この馬も枠次第かなと思います。内枠が欲しいです。

14番人気のスズカデヴィアス。
前々走、京都記念でキズナを封じての2着です。
展開に恵まれたとはいえ、単騎で逃げればしぶとい馬です。
前走の阪神大章典はメイショウカドマツとハナ争いをしすぎて敗れました。
よく武豊に競りかけました。立派立派。
今回は枠次第ですが単騎逃げが期待できそうです。
ただ斤量が58kgと斤量に恵まれて好走できたこの馬にとっては厳しい状況です。
土曜があまりにも前残りなら買いたいところですが、それ以外では買えないところでしょう。

15番人気のフーラプライド。
今回は得意の京都です。
前走はキレ勝負に対応できなかったというところでしょうが、天皇賞春もキレが求められる舞台です。この馬には厳しいかなと思います。

16番人気のタマモベストプレイ。
重賞レベルでない馬がG1に出てきました。
スローからのキレ勝負になったとしても厳しいかなと思います。

17番人気のネオブラックダイヤ。
能力的に厳しいと思います。
まぁ、出走することに意義があるということでしょう。

18番人気のトーセンアルニカ。
ネオブラックダイヤと同じですね。
出走することに意義があるということでしょう。

以上が全頭の考察です。
現時点での◎~△の印をつけておきます。ぜひ、ご覧ください。
http://klan.jp/r20150803041101?userid=5767#prediction

天皇賞春も楽しみですね!

天皇賞春を予想する上で重要な要素があります。
安田記念、天皇賞秋、宝塚記念、そして天皇賞春にだけ該当する共通点があります。
その共通点が意外と予想を行う上で重要となっていると私は思います。
その共通点は何か。競馬ブログランキングに記載しておきます。
ぜひ、ご覧ください。
(現在45位前後)
※競馬ブログランキングの記載内容の見方はこちら!
http://blog.livedoor.jp/ganma1123/archives/41735573.html
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