2015年4月20日月曜日

ブリンカーの効果が大きかったクリノスターオー

先週の重賞レースの回顧だね。まずは土曜日のアンタレスSから。



クリノスターオーは、調教でも乗り役のゴーサインに素直に反応していたし、実戦でも3~4コーナーでこれまでのようなズブさを見せずスムーズに動けていたね。調教から着けたブリンカーの効果は大きかったみたいで、幸も最終追い切りに乗ってそれを感じていたんだろう。自信を持って乗れたのが良かったにしても、小細工なしの正攻法でアジアエクスプレスを負かしたんだから大したもの。今回のような競馬ができるのなら、もっと相手が強くなっても勝負になるんじゃないかな。これからが楽しみだね。



アジアエクスプレスは積極的にハナを切って、道中はマイペースの逃げに持ち込めている。ただ、後続の目標にされたのはやっぱり不利で、実際、クリノスターオーにピッタリとマークされて早め早めに来られてしまったからね。まぁ、直線で交わされてからも差し返すような脚を使っていたし、これだけしぶとく粘れれば上等。今回は強い競馬をした相手を素直に褒めるべきじゃないかな。ハナを切ったのはちょっと意外だったけど、調教診断でも触れたように、2歳の頃の切れ味や瞬発力が今は影を潜めているから、早め早めの競馬で正解だったと思う。現状では最高の競馬ができていたし、負けたとはいえ全く悲観することはないんじゃないかな。



ナムラビクターはスタートで出遅れて中団から。3~4コーナーの勝負所でも仕掛けを我慢して、早め早めに動いていたこれまでとは対照的な競馬だったね。それでもすぐにインに潜り込んでロスなく乗れていた上に、直線でもしっかり脚を使っていた。テン乗りの(ミルコ)デムーロが出遅れにも臨機応変に対処して、うまく新味を引き出したんじゃないかな。今回の調教の動きは良かったけど、まだまだ良くなりそうな感じはある。この馬も悲観することはないし、次につながる競馬ができたと思うよ。



ダノンバトゥーラは、好位4~5番手から流れ込んだ感じだったとはいえ、昇級初戦でこれだけ走れれば上等だろう。今回で8戦目とキャリアも浅いだけに、褒めてあげていいんじゃないかな。これからどんどん良くなっていくだろうし、順調ならいずれは重賞も獲れるでしょう。



イッシンドウタイは中団からの競馬になったんだけど、道中は追い通しで、3コーナー手前でステッキが入っていたぐらい。そこから5着まで詰められれば上等とはいえ、現状ではワンパンチどころか、ツーパンチぐらい足りない感じだね。周りがバテるような展開、もっと長い距離で時計が掛からないとキツそうで、これ以上を期待するのはさすがに酷でしょう。



ローマンレジェンドは、3コーナーで一気に下がって来たサミットストーンのアオリを受けたけど、もっと前で競馬をしていれば不利を受けずに済んだはず。実際、今回は先行2頭で決まっただけに、位置取りが後ろになった時点でキツかったんじゃないかな。プラス12キロの馬体でいくらか重め残り。苦しい位置取りからでも6着まで詰めるあたり、さすがに力はあるね。馬体が絞れた上でスムーズに流れに乗れれば、もっとやれると思うよ。



マルカプレジオも位置取りが後ろ過ぎだろう。テンから行きっぷりも悪かったし、4コーナーでは早くもアラアラの手応え。調教でも伸びがイマイチだった上に、内へもモタれていたように、実戦でもそういった面がモロに出てしまったなぁ。どこか苦しいところでもあるのかも。体調面の問題じゃないかな。



アスカノロマンも中団からで、位置取りが後ろ過ぎた感じがしなくもないけど、3~4コーナーではズルズル下がって行く一方。調教の動きは良かったのに、全然いいところがなかったよ。2走前がプラス20キロで、前走はマイナス17キロ。今回がプラス7キロと馬体重の増減が激しいように、精神的に弱いところがあるのかもしれないね。気分良く走れればこんなことはなさそうだけど、こればかりはレース当日、競馬で走ってみないことは分からないから…。




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