2015年5月28日木曜日

日本ダービー 2015 出走予定馬:タガノエスプレッソ、皐月は不利、超高速馬場適性高く、展開嵌っての食い込みは警戒

2015 5/31(日) 日本ダービー(GI) 東京芝2400m
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 タガノ&菱田のコンビで2年連続ダービーの大舞台に挑むのがタガノエスプレッソ。デイリー杯2歳Sで嬉しい重賞制覇、弥生賞では差はついたものの4着と健闘した。皐月賞では不利もあっての惨敗だったがこの強敵相手にどこまでやれるのかはいまだ未知数だ。超高速馬場のデイリー杯を制しただけに馬場適性は面白い、後はこの距離でパフォーマンスを上げてくればといったところだろうか。


 まあ弥生賞の内容は完璧に立ち回ってのものだからね。皐月賞はともかくとしても正直なところやはり厳しい面の方が大きいかなと。ただ条件的には面白いのでここでヒモ穴としての選択肢はアリなのかなという感じ。


 まずデイリー杯2歳Sの内容だけど、これ自体はななかなかいい内容で少なくともアッシュゴールドよりは1枚上だった。京都芝外1600m戦でペースバランス的には48.8-46.3とかなりのスローで12.8 - 12.3 - 11.4 - 11.2 - 11.4と3F勝負になっている。この中で外枠からやや出負け、後方から進めていたがペースがあまりにも遅いので結局外からじわっと取り付いていくことで2列目の外につけて3角。3~4角でも2列目の外から前を向いてじわっと加速しながら2列目外で直線を向く。序盤でしっかりと先頭に立ったが脚色はアッシュゴールドの方が上。ただL1出はこのアッシュを寄せ付けずに粘り込んでの完勝だった。L2の最速地点ではそこまでキレる感じはなく、アッシュゴールド比較で考えるとTS持続力面で優位に立てたかなと。ただペースが遅かったことでゲートが悪くても前目に付けられたというのはあるので、ポジショニング面が大きなウエイトを占めたこのレースとしてはやはりちょっと嵌った面はある。このレースの中では内から前を向けなかったアルマワイオリあたりの方が苦しい展開だったのは間違いない。なのでそれほど高い評価はできないなと。


 朝日杯では伸びあぐね、距離延長でどの程度やれるかが注目だった弥生賞では3着と皐月賞の権利を確保することはできたが印象としては薄かった。中山芝内2000m戦でペースバランスは61.3-60.5とややスローからの12.7 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.4とポテンシャル勝負。この流れで内枠から五分には出たが二の足で足りずに後方に下げながらになる。向こう正面からのロンスパの中で最内をキープして3~4角でもロスなく完璧に立ち回って直線。序盤で少し狭いが捌いてくるとすぐに進路を作れた。L1でそこからジリッとは伸びてグァンチャーレの前に出ての権利確保。まあ通したところの差がもろに出た競馬だし、ポテンシャル面では一定レベルは見せてきたけどロスを作りながらのグァンチャーレと比較するとやはり内容的には見劣った。もちろん稍重の馬場も多少影響した可能性はあるし、距離そのものの目途は立てたと思うがパフォーマンスとしてはやはり上位陣には明確に見劣ったと。


 皐月賞ではパンパンの超高速馬場、ペースバランスは59.2-59.0と平均的には見えるが12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6と最上位のレベルまで来ると明確に加速ラップを踏んでくるという内容。この馬としてはそれ以前の問題で、五分に出てそこからじわっと手が動いて中団ぐらいでは競馬をする。向こう正面で丁度中団馬群の真ん中で進め、3~4角で大外から押し上げる形を取ろうとしたが4角出口で挟まれてしまう。そこからもばててはいなかったが不利を受けて最後方列からの競馬では如何とも、という内容だった。まあこのペースで中団にポジションを取れたというのは一定の評価は必要だし、3~4角でも後方列の動き出し、ダノンプラチナの外からダノンを押し上げるレベルの脚は使っていたので、そこまで悪くない内容だったかなとは思う。不利を受けなければどこまで来れたかなとは思うがそれでもサトノクラウンには4角の押上げでは見劣っていた。


 まあ現実的に考えると弥生賞の内容ではポテンシャル面で見てサトノに完敗、皐月賞でも不利はあったとはいえ要所での脚色という点で見てもサトノに完敗だったので、サトノクラウン比較で見て強気に出られる武器はないだろうなというのが率直な感想。ただ、超高速馬場だったデイリー杯で良さが出た、それもスローからのトップスピード戦で、という観点で見ると、府中の2400m戦でスローでならばなんとか…という感じはなくはない。デイリー杯勝ち馬だが基本的に基礎スピード的には足りない馬だったから距離延長自体は悪くない材料で、全く持って買い材料がないわけではない。それでもこの馬場で流れてしまうとサトノにはもちろんだがドゥラメンテあたりも力を確実に引き出してくるだろうから、それら相手にどうこうというレベルではないだろう。内枠でも引いて嵌って3着あるかないか、というレベルだろうと。その中で、スローを意識しつつ皐月賞同様にある程度のポジションを引ければ、流れ次第での食い込みは警戒は必要かもしれない。諸条件が揃えばいいがそれでもなかなか楽な展望は見えないかなというところ。内から嵌っての差し込みのイメージでヒモ大穴としては選択肢としては面白いが、勝ち負けとなるとまず苦しいかな。


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