2015 6/28(日) 宝塚記念(GI) 阪神芝内2200m
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昨年の秋華賞でヌーヴォレコルトを相手に大金星の勝利を挙げたのがショウナンパンドラ。レコード勝ちとなった中で内をとにかく完璧に立ち回っての勝利ではあったものの、春はクラシックにも参戦できなかった中で秋に何とか一矢報いた形となった。エリザベス女王杯でも一定のパフォーマンスは見せたが、まだ秋華賞が嵌ったという印象を払拭するまでには至らず。大阪杯では不良馬場で良さも出なかった。宝塚記念の舞台で相手は同世代のヌーヴォレコルトだけでなくゴールドシップ含め強敵ずらりだ。楽な一戦ではないが、この馬の進化も見たいところだ。
秋華賞がかなり嵌ったのは間違いのない事実で、それ以外ではやはりちょっと足りないなというレースをしてしまっている以上、やはり基本的には狙いにくいだろう。
秋華賞は超高速馬場でのレコード勝ちだが、京都芝内2000m戦でペースバランス自体は58.0-59.0とハイペース気味。ただ58秒通過でもややハイで収まったという判断が正しいだろうというところで、 超高速馬場によるところが大きく評価はあまりできない。前がある程度引っ張る中で離れた中団で進めつつ12.2 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8のラップ推移で3角までは中団の最内をキープ。3~4角で前にいたブランネージュが迷いながら一つ外に出したおかげでその前のスペースががっぽりあいてそこでインを突く。完璧に立ち回って3列目で直線を向くと、そこからするするスペースを捌いて一気に抜け出す。それでもL1では外からヌーヴォレコルトに来られていたし、完璧に嵌っての勝利という印象はぬぐえなかったというところ。かなり高速状態、ラップ的にもL4最速、そこから徐々に減速するという競馬でコーナーでの淀みもなく、ロスなく内を突いた分がもろにプラスに働いたし、何より要所で秋山のブランネージュがまごついてくれたおかげで前のスペースが早い段階で開いていたのでそのスペースを使ってしっかりと動けたのが大きかったというレース。
エリザベス女王杯は一定レベルの評価はできる。京都芝外2200m戦でペースバランスは60.3-59.2とややスローぐらいかなというレベルだが、12.9 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.3と実際は3F戦で実質的に見れば明確にスローだったという感じ。この流れで後方から脚を溜めつつ3~4角も後方馬群の中で溜めながら4角で仕掛けつつ直線でスムーズに外。最序盤ちょっと狭くはなったがギリギリで捌くとL1さあどこまでという感じだったがイマイチ伸び切れずになだれ込んできたという感じ。L1まで離れた3列目との差を詰めてきていたのは評価したいものの、やはり要所での反応という点ではちょっと足りなかった。ただ、この敗因は最速地点やそこからの持続力はそこそこは見せていたわけで、ポジショニングというところに集約されるかなという感じ。コーナーでロスがあったディアデラと比較するのは難しいにせよ、内を上手く立ち回ったフーラブライド辺りと考えると詰めてきたという点で少なからず秋華賞を勝ったのは単なるフロックとして片づけるわけにはいかないなと。それでもあくまで牝馬重賞路線の中堅どころ相手に、の話ではありやはりトップクラスでとなるとスローでは武器がないなと。
産経大阪杯は今回の宝塚記念を考えるうえではそこそこ重要なレースであるといえる。阪神芝内2000m戦で不良馬場、かなり厳しいペースとなっている。前後半で61.1-61.8とややハイ。12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.8と淀みなく平均的に刻むという競馬。ちょうど中団ぐらいで競馬を進めつつ3~4角でも中団馬群の中でエアソミュールを見ながら直線。それでも追われながらも直線で反応がなく最後までジリジリと下がっての完敗だった。まあ正直不良馬場適性というのもあったとは思うが、秋華賞と同じハイペース気味の流れでこのクラスでこの馬場では通用しなかったというのは事実だろうなと。淀みなく進む競馬でタフな馬場でこれを追走したはいいが、結局そこから加速するのではなく減速をとどめるという本当の意味でのポテンシャル勝負では分が悪かったと。秋華賞はペース自体はハイだが自身の走破では明確にスローだし、実際ラップ的にもコーナーで加速する余力があったわけで、同じハイペース気味でも異なる競馬になったといえる。
ヴィクトリアマイルは距離が足りなかったにせよ、TS持続力面を量るという意味では良いレースになったといえるが、結果的にヌーヴォレコルト以下だったのはちょっと不満があった。実質的にはスローだったし、その中でヌーヴォの直後からマークして直線を向いているわけで、脚を引き出し切れる展開だったのだが全然伸びずに普通にTS持続力では物足りないヌーヴォレコルトにも見劣っていた。秋華賞の内容的に見ても、現段階ではポテンシャル勝負、それも高速馬場で上手く立ち回ってようやくという感じだし、総合力の高いヌーヴォレコルトに対しては基本的には1枚見劣る存在なのは確かだろうと。TS持続力というヌーヴォレコルトの弱点といえるところで普通に甘くなってしまっているので。
現段階ではちょっと狙いにくいなと。まずは高速馬場の方がパフォーマンスが高いという点は秋華賞やエリ女の内容からも確かだが、秋華賞を最大限に評価するとしても結局嵌ったのは間違いないわけで、ポテンシャル戦ではギアチェンジという良さが発揮できないヌーヴォレコルトにインベタ完璧に嵌って何とか勝てたというレベルでは正直このクラスでは展開が向いたとしても…となってしまう。不良馬場自体はある程度こなせるが、新潟の2走は紫苑Sも含めて11秒台のトップスピード面を明らかに要求されているので、ポテンシャル勝負になった大阪杯で崩れているところからも道悪得意というよりはペースが上がり切らなかったという面の方が大きいだろうと。宝塚記念はまずシップが外枠を引いた段階でトップスピード勝負にはならない。そのうえで道悪となると大阪杯に近いレースになる可能性が高くなる。厳しい流れ、淀みなく進む中で追走できるほどパワー型の基礎スピードを持っているとは思えないし、そうなってくると上手く立ち回ったところで最後は減速ラップを踏みとどめる英場ではと。秋華賞の様に上手く溜めるだけ溜めてコーナーでの加速で最内を通してロスなくという競馬は阪神2200のタフな馬場、レースでは通用しにくい。まあ唯一あるとすれば、やはり大阪杯が休み明けで本調子でなければというところだろうが。今回はグランプリ得意の池添に替わるので、その辺りも不気味ではある。それでもヌーヴォレコルトでも微妙なところなので秋華賞のパフォーマンスだけではこの馬を強気に狙う材料としては乏しいだろうと。恐らく馬券の対象外とするつもりだ。
牝馬の凱旋門賞馬アーバンシーを母に持ち、半兄は現欧州最強種牡馬ガリレオ。超名血シーザスターズの血を受け継ぎ、底知れぬ可能性に溢れている。
デビューからここまで6戦では複勝率100%の堅実派。『派手さはないが崩れない』。その姿は、善戦を繰り返しながら最終的には凱旋門賞を制し、世界のトップを勝ち取ったアーバンシーを彷彿とさせる。
「能力は相当なもの。亡くなった平井豊光会長が、シーザスターズの子だからと買ってくれた馬。しっかりと育てたい」デビュー勝ち後、西園師が残した言葉は、実に印象的だった。
世界有数の血筋と、栄進堂ファミリーの大いなる野望。意欲の東上戦となる今回は、その"背負うものの違い"を魅せつける。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:12
2頭目:2.6
3頭目:2.5.6.7.8.9.10
組み合わせ数11点
投資金額各100円
的中配当:3,590円 回収金額:3,590円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
see more info at 宝塚記念2015出走予定馬展望編『敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。』