東京11レース
安田記念
12クラレント
弱点がハッキリしている1頭で、総合力タイプにありがちなスピード特化戦になるとマイルでは厳しくなります。
この馬最大の武器はギアチェンジ能力で、ペースが淡々と進む展開や、要所に下り坂があるコースで相対的に能力を削がれると苦戦してしまいます。
昨年のマイルCSはハイペースで淀みないラップ。
しかも3コーナー手前で動く形となり、3~4コーナーも外を回らされるロスがあり、4コーナー手前では余裕が無くなっていました。
この馬は京都コースでは3コーナーの下りでペースが徐々に上がるというギアチェンジ面が問われないという点で苦手としています。
3走前の阪神Cはタフな馬場での34.3-35.2と息の入らないハイペース戦。
タフな馬場でのハイペースではポテンシャル面で苦しくなりました。
2走前のダービー卿モーリスに千切られましたが、11.1 - 11.3 - 11.6 - 11.7 - 10.9とコーナーの早い段階で前が減速している流れの中で外々を回しながら直線序盤でモーリスに蓋をされる競馬になったのが響きました。中山のタフな馬場で大外枠から58.5キロを背負って出遅れながらも仕掛けられてからグッと反応して伸びており、力のあるところは見せてくれました。
前走のマイラーズCは京都という苦手なコースで参考外ですが、3コーナーの坂の下りで加速していく流れになり、武器であるギアチェンジ能力を生かせずに10着。
近4走では良さを出せないまま負けていますが、5走前の京成杯AHでは新潟芝外1600m戦でもペースバランスが48.0-45.3と超スローの展開となり究極のトップスピード勝負となりましたが、ここでは楽に番手を確保して58kgを背負いながらも楽に押し切り勝ち。
これは高く評価できるパフォーマンスで、この馬は後半勝負になると要所のギアチェンジからトップスピードの質も高く、それを最後まで甘くならずに使ってこれます。
エプソムCでは後半勝負でジャスタウェイの追撃を振り切っているように、後半勝負でのパフォーマンスは非常に高いレベルで、GIを勝てる能力は備えています。
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