2015年7月6日月曜日

ジャパンダートダービー 2015 出走予定馬:ノンコノユメ、ルメールが外から勝ちに行く競馬ができるかに注目

2015 7/8(水) ジャパンダートダービー(JpnI) 大井ダ2000m
出走予定馬・枠順
ジャパンダートダービー2015の枠順と出走予定馬


【↓ジャパンダートダービー2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(10位前後、プロフィール欄にあります。)


 青竜S、ユニコーンSと東京ダ1600m戦でパフォーマンスを上げ重賞制覇まで成し遂げたのがノンコノユメ。アドマイヤオーラ×ブライアンズタイムという渋い配合から生み出されたダートでの鋭くもしぶとい末脚、見事に東京の長い直線で引き出せた。大井の2000mと条件的にはガラッと変わるこの一戦、使い詰めて間隔も短い今回色々な不安要素もあるが成長度は間違いなく一番上。更にもう一つ上のステップに上がれるかだ。


 クロスクリーガーとは対照的にこの馬は大井の2000mはちょっと疑問があるなあという感じ。加えて追込みでの動き出しがワンテンポ遅くなりがちなルメールとのコンビは大井の2000という舞台ではあまりいい方に作用しないのではないかと少し不安を感じている。


 まず前提としてこの馬は府中のマイルで別馬になった。成長過程にあったのか、適性が見事にマッチしたのかはまだ判断が難しいが。まず青竜Sではかなりのスローペースになった。48.9-47.5と1秒以上のスローで、12.3 - 12.1 - 11.5 - 11.7 - 12.2というラップ推移。スローからのL3最速、TS持続特化戦というような流れになった。出が悪く後方からはこの馬のスタイル。ペースが上がらず団子というのも恵まれる展開の中で3角では外に出す。3~4角でも大外から仕掛けながらしっかりとついていって後方のまま直線。L3の最速地点ではアキトクレッセントらが出し抜いて差は詰まらなかったがL2でまず中団馬群から抜け出して4番手に上がる。L1でそのままばてずにアルタイルらをまとめて差し切った。基礎スピード面で不安があるなと思っていた中でそこが問われず後半のTS持続特化戦。この馬としては懸念されていた材料が問われない競馬にはなったといえる。TS持続力ではかなり高いレベルのモノは見せたと思ってはいるが。


 そして前走のユニコーンSでは青竜Sでは問われなかった基礎スピード面が問われ、結果的にクリアしてきたと言って良い。稍重の東京マイル戦、ペースバランスでは46.8-49.1と2秒以上のかなりのハイペースから12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.8とほとんど淀みないポテンシャル戦になった。この中で相変わらず出負けして後方からはいつも通り。ただ青竜Sと違ってこのレースは序盤からハイペース。差を縮めるには自力で動いていくしかない状態の中で脚を使いつつ後方集団に取り付いて3角。3~4角でも外々を手を動かしながらもしっかりと追走、それでも差はなかなか縮まらずにほぼ最後方列で直線。序盤で外から被されてまだ進路確保できずにいたが。アルタイルの直後を使って徐々に伸びてきてL1で突き抜けての完勝だった。このレースで青竜Sと決定的に違ったのは厳しい流れで自ら差を詰めることができたというところ。緩い前半で団子状態からのTS持続戦でのバテ差しとは違い、この馬自身出負けをリカバーしながら最後まで脚を使ってきたという点では大きな意味があった。ポテンシャル面で高いパフォーマンスを見せてきたと言って良い。ただ、同時にこのレースは時計、ラップ的には自分の事前の想定より幾らか低いラインではあったと思う。これまで1000万下を楽に超えてくるレベルの競馬をしてきた馬が多数いた中で、ペースバランスやラップ推移を考えても同日1000万下と互角。もちろん降級の時期と重なっているので、3歳春の時の1000万下戦と比較してレベルは上がっているのは間違いないのだが、それを考慮に入れてももうちょっと凄い競馬が見られると期待していたので幾らか肩透かしを食らった形である。とはいえこのノンコノユメの場合は課題を克服しての勝利でもあり、素直に評価したい。


 ただ、1800mのポテンシャル勝負では過去伏竜Sでクロスクリーガーに完敗を喫している。中山1800m戦、幾らか時計がかかる馬場ではあったが50.2-50.3と平均ペースから12.5 - 12.5 - 12.6 - 12.3 - 12.9とほとんど淀みなく進むポテンシャル勝負。大外枠から出負け、後方で進めながらも徐々にリカバーしながら3角手前で仕掛けて中団に取り付きに行く。3~4角では上手くスペースを見つけて馬群の中で立ち回りながら直線。序盤でそこから進路を探りつつも進路確保で少し後手、そこからも伸びがジリジリだがL1では詰めての3着。この角度からだと見難いが、直線終始詰まっているような感じはあった。3~4角で外を回さずに内目に拘って直線で捌ききれずにという感じに見えなくもないしL1詰めてきたというのは一定レベルの評価は必要かなと。少なくとも1800が原因で負けたと決めつけるのは危険だろうと思う。


 距離に関しては2000まで伸びて良さが出るかは読めないところもあるが、緩急が生まれやすいというのはどうしてもゲートが拙いこの馬としては取り付く材料にはなりやすい。ただ、同時にこの大井というコースはどうしても3~4角で減速する傾向が強く、4角出口からの再加速戦になりやすいというのもある。3~4角でルメールがしっかりとここを意識して外から動いていけるのかどうかがポイントになるし、また小回り大井でルメールの腕をもってして馬群を捌きながら加速できるかどうかというのも見てみたい気もする。いずれにせよ馬個体の適性としては青竜Sの内容からもギアチェンジはそこまでの性能はない。対応できるが急激なラップの加速があった時に、前が出し抜く形についていけるほどとは思わないので、ここで後手を踏む形になると恐らく勝つのは厳しいだろうと思っている。外から上がっていきながら3角で恐らく前にいるであろうクロスクリーガーにプレッシャーをかけに行くような形で勝負に行くことができればなと。特に今回は地方交流戦で勝負にならない馬たちを捌きながらというロスも出てくる。どこで動くかは非常に重要だし、岩田がレースをコントロールしてくるとスロー気味になる可能性も高くそれだけ瞬時の反応が問われやすくなる。ルメールの長距離的な競馬での腕というのは正直疑問に思っているし、今回も皐月賞のサトノクラウンのような仕掛けが遅れて4角出口で置かれるというようなイメージが個人的にはどうしても拭えない。その点を注目しつつ、力を発揮できる展開に持ち込めればもちろんこの馬も最上位である。TS持続、ポテンシャル面はどちらも高いレベルで底を見せていない。緩みで取り付き、強引にでも動いていく競馬を期待したい。


【↓ジャパンダートダービー2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(10位前後、プロフィール欄にあります。)


━━━━━━━━━━━━━━━━━

的中率7割以上・平均配当100倍以上!!

“競馬の神様”故・大川慶次郎が創設
創業33年ホースメン会議予想陣が厳選

━━━━━━━━━━━━━━━━━
     《話題沸騰中》

「3単20点で万馬券も獲れる」と大好評

1日1鞍の渾身予想

7月11日~8月2日まで4週間無料公開

━━━━━━━━━━━━━━━━━

■実力を知って頂く為の無料配信
6/28 函館 9R 4万0360円的中!
6/27 阪神 6R 7万1940円的中!
6/21 東京 12R 5万4000円的中!
6/20 東京 12R 1万3760円的中!
6/13 東京 12R 1万8590円的中!
6/07 阪神 12R 1万9730円的中!
5/31 京都 11R 1万0200円的中!
5/30 京都 6R 2万4550円的中!

(無料)渾身予想はコチラで入手!!
ホースメン会議:七夕賞週300_250


see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。