二冠馬ドゥラメンテは両前脚の骨折の為、秋は全休する事となった。
このアクシデントにより菊花賞へ挑戦するのか、それとも三冠制覇を蹴って凱旋門賞や秋の天皇賞へ挑戦するのかなど色々と噂されていたドゥラメンテの秋のプランは結論が出る前に白紙になった。
しかし、今年のオークス2着のルージュバックが札幌記念に出走を表明、これは昨年のハープスターと同じく札幌記念を使い、その後は凱旋門賞へ向かうのではないかと云う噂を聞いた。
確かに凱旋門賞の3歳馬の斤量はオトコ馬が56K、オンナ馬はオトコ馬の1.5K減の54.5Kと4歳以上のオトコ馬が59.5K、オンナ馬がオトコ馬の1.5K減の58Kに比べると有利な設定、事実過去93回の凱旋門賞で3歳のオトコ馬が勝利したのは46頭、3歳のオンナ馬が12頭、合計して58頭と6割以上の3歳馬が凱旋門賞を制している。
仮にルージュバックが今年の凱旋門賞に挑戦すると云う前提で言わせて貰うが、昨年のハープスターはGⅠの桜花賞を勝ちGⅡで1勝、GⅢで2勝と重賞で計4勝を挙げての凱旋門賞挑戦、それに対してルージュバックはオークスでは昨年のハープスターと同じく2着になっているがこれまでの重賞の勝ち鞍はGⅢのきららぎ賞の1勝のみ、ステップレースの札幌記念を記念を勝ったとしても重賞2勝馬でGⅠ勝ちが無いルージュバックが凱旋門賞に参戦する資格があるかは正直疑問が残る。
斤量設定が有利な3歳牝馬で日本のホースマンが凱旋門賞制覇に拘る気持ちは判るが、やはり凱旋門賞に出走する馬にはそれなりの実績を日本で残している事が必須条件ではないだろうか?
猫も杓子も凱旋門賞に出走させる事は1世紀近くも続くフランス伝統のレースの権威を軽んじる気がするだけに日本側としては熟考を重ねた上で、日本を代表して凱旋門賞に出走するに相応しい実績がある馬を選定して欲しいものだ。
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