[ブログで書ける範囲内のオーナー・サイダー馬]
7/25(土)中京★R
☆☆☆☆☆☆☆☆に出走予定
中京ご当地クラブ(!?)、友駿ホースクラブの勝負馬。夏競馬も毎日ガン見している読者は例外なくコアな馬主マニアだ。それだけに各競馬場の馬主協会ホームページをよく見ていて「友駿HCは東京所属ですが……」と拍手コメントで質問されると返答に困るんだが(苦笑)、この辺の言い回しは難しいけど、中京馬主協会に所属していたのは間違いない。俺が愛用している競馬ブックには何故か福島、新潟、中京、小倉所属のオーナーだけ馬主欄に所属競馬場が表記されている。例の場所で公開中のO・S馬にもハッキリ“中京”と書いてあるので、気になる読者は各自チェックしてほしい。
(競馬ブックの所属馬主は情報が根本的に古い。マイネル軍団に買収されたウインがいまだに小倉だし……。それは小倉ご当地馬主のゼンノ大迫久美子オーナーが経営していた時代の話だぜ~)
そんなワケでシチー軍団が地元名古屋でご当地ヤリと表現するのは正直違和感があるけど、今回は調教師お膝元の小倉だと適鞍がないので、厩舎的に中京で何としても決める腹づもりだ。前走と同じだけ走れば負けようがない組み合わせだし、仮に取りこぼすとしたら攻め馬が強すぎたとしか考えられない。個人的に“前走から中1週なのに超絶鬼時計とかヤリ過ぎやないか~い”(by髭男爵)と思っちゃうが、その辺は調教でメシを食っている著名予想家(!?)が追い切り特注馬に挙げていたからな。これで来なくても俺のせいじゃない(オイっ!!)
待たせたな!
俺の失言癖による炎上騒動はいまに始まったことじゃないけど、今週はどこかの政府みたく世間の感心を別の話題に切り替える(!?)べく、ヤバイ話を日替わり連発して火に油を注ぐことになっちまった。
個人的に振り返りたくないネタも含まれているので詳細は割愛させてもらうけど、その中でも読者数人から執拗に真相を迫る拍手コメントが寄せられているのが、7/22(火)シルク出資者は真相を知ってもクラブに文句を言わないように!!で取り上げたヒルダのマル秘ネタだ。
夏競馬も毎日ガン見している読者でもシルク会員以外は9割方気付いていないと思われるので、順を追って説明すると、同馬は2年前のセレクトセールでシルクホースクラブに1575万(税込)で落札されていた。
と・こ・ろ・が
昨年のシルク1歳馬募集にバロネスサッチャーの2013、後のヒルダの名前はなく、何故か吉田和美オーナー名義で走り7/5の函館新馬戦を1番人気で快勝。今週末の函館2歳Sに出走を予定している。
これに対して熱心なO・Sブログ読者で、シルクに出資している会員がクラブに問い合わせたんだよ?
その回答がまた酷い。シルクとしてはイチ会員の質問なので深く考えなかったのかもしれないが、「脚部不安で“競走馬になれない”と判断して募集を取り止めました」と…………
…………俺は立場上、職権でシルクの内情をある程度熟知している人間だ。従ってネタ元に迷惑がかからないようオブラートに包んだ表現にするけど、弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、ノーザンFにも見込み違いはある。
実際に社台系1口クラブでは募集中止になった馬が、吉田一族名義でデビューして勝ち上がった例は少なくない。
それは質問者も承知しているけど、ここで問題なのは“競走馬になれない”との理由で募集を引っ込めた馬がだよ。2歳夏にデビュー、新馬勝ちして、函館2歳Sでも勝ち負けになるかもしれないことなんですわ。
そりゃ出資者の立場だと「(ヒルダは)走る馬だからシルク会員の連中にはもったいない。自分(吉田和美)名義で走らせてしまえ」と勘ぐられても仕方ないよな?
ブログ参考動画(PC、スマホ限定)
7月5日 函館5R 2歳新馬 ヒルダ
単勝2.1倍の断然人気に応えて快勝。直線でムチすら使わずアッサリ抜け出す
7月5日 函館5R 2歳新馬 ヒルダ
単勝2.1倍の断然人気に応えて快勝。直線でムチすら使わずアッサリ抜け出す
ただ、非社台系の中小牧場ならいざ知らず、競馬界を牛耳るノーザンFがそんなケチなことは20000%しない。
アルビアーノやエスメラルディーナの出走ローテが話題になったように、ノーザンFではキンシャサノキセキ、ジャガーメイル、ロックドゥカンブ、テスタマッタ、スーニの活躍で個人馬主から批判を受けたので、大レースに吉田和美オーナー名義の所有馬を極力被せないよう配慮している。
それに持ち上げておいて落とすけど、競馬ファンや馬主関係者はノーザンFを神格化しすぎ。意外とヌケてるところもあるんだぜ~
牧場スタッフの誰もが口アングリーした驚愕エピソードを1つ。これは今年春の話だけど、ノーザンFが2013年の北海道2歳トレーニングセールで購入、吉田和美オーナー名義で走らせたモーリスが当時(注1)ソコソコ走ったので、吉田勝己氏がスクリーンヒーローの種牡馬シンジケートを買ったんだよ。
(注1安田記念やダービー郷CTを勝つ前)
ところがどっこい、
いざ株を購入して配合馬を決める段階で、吉田勝己氏から飛び出した仰天の発言が
「あれ、母父サンデーだったの?」
…………説明しよう。現在の競馬界では大種牡馬サンデーサイレンスの血を引く馬が溢れかえっている。
ノーザンFの種牡馬、繁殖牝馬も右を向いても左を向いてもサンデー系だらけ。そこで血の飽和を防ぐために海外で繁殖牝馬を買い漁っているんだけど、それらはディープインパクトを筆頭とする自前のサンデー系種牡馬をつける前提で購入しているわけだ。
そんなところに外部(レックススタッド)種牡馬のロベルト系グラスワンダー産駒で、ヘイルトゥリーズンのクロスを持つ母父サンデーサイレンスのスクリーンヒーローだぜ?
走る、走らないはともかく、外国生まれの非サンデー系繁殖牝馬に付けてもセリで高値は期待できないし、かと言ってノーザンF自前の繁殖には血が濃すぎて種付けできない。
こんな感じで種牡馬シンジケートまで購入したスクリーンヒーローだけど、お世辞にもノーザンFとしては有効活用できなかったと聞いている。
読者の立場だとピンと来ないかもしれないが、種牡馬シンジケートは馬によっては億単位、最低でも高級外車が買えるレベルのカネが動いている。
それを牧場代表のウッカリミス、言葉を換えればカッツミーの天然(!?)により、ほとんど塩漬け状態だからな~
この話を伝え聞いた時は俺も思わず吹いちゃったけど(苦笑)、そこは競馬界を牛耳るノーザンF代表の吉田勝己氏だ。転んでもタダでは起きない。
種付けシーズン終了後にモーリスがダービー郷CT、安田記念を連勝したことで、種牡馬スクリーンヒーローの評価が急上昇。持て余していたシンジケート株が購入時の倍近い値段で転売できたらしい。
これだけ聞くと勝己さん、やっぱり何か“持ってる”と思っちゃうけど、よくよく考えるとモーリスは吉田和美オーナー名義、ようは嫁の馬じゃん?
従ってセレクトセール兄弟ヤリ(注2)と同様、関係各所に指示して勝負仕上げを施すことも可能だったワケで…………
注2詳しくは過去ブログ
7/5(日)姉弟が揃って勝てば当歳最高価格も夢じゃない!?
7/6(月)兄弟馬が走っているから牝馬でも高値で売れる!?
7/7(火)社台RHゆかりの良血馬を問答無用でセリに上場
7/8(水)ディープインパクト産駒のお姉ちゃん次第で主取必至!?
7/9(木)【ワケアリ繁殖牝馬の産駒】セレクトセールで買ってほしーの!?
7/10(金)【2倍、2倍!】セレクトS兄弟ヤリは個人馬主と半持ち馬が熱い!?
7/11(土)【そうはいかんざき!】ブログで書けない衝撃の舞台裏は例の場所で!?
7/17(金)お前ら何でベストウォーリアとマデイラ買えないんだよ!?
をガン見してくれ!!
◎よくある質問◎
【ブログランキングにおける馬名の見方】
【小宮城(こみや・じょう)とは何者?】
【週中からブログで平場戦出走馬が書ける理由を大暴露!!】
【オフレコ話はランキング紹介欄を要チェック!】
【お願い】よい子の読者は絶対にマネしないように!
【出血大サービス!?】平日公開のO・S馬が激アツ!
【がんばれ東北、がんばろう日本!】
↓質問・応援コメントはコチラ↓
see more info at 小宮城の馬主馬券術~オーナー・サイダー~