2015年7月6日月曜日

ラジオNIKKEI賞 2015 回顧・結果:アンビシャスは厳しい流れで持ち味を最大限に発揮しての圧勝!

2015 ラジオNIKKEI賞(GIII) 芝1800m良
回顧・結果

1:46.4 12.4 - 10.4 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 11.7
47.3-46.9M


 良発表だが土曜に比べると流石に幾らかは時計に影響があったかなという感じ。まあ高速馬場状態だったとは思うが。ペースはそこそこ速かったと思うし、これもラスト落としてないけどこれはアンビシャスの能力で他の馬はL1では伸びていないから実質的には4Fのポテンシャル勝負。時計的にも素晴らしいしアンビシャスは流石だなあという感想と同時に、やっぱりその他の馬は春の実力馬に対してまだ壁があるのかなという感じは受けた。


 1着アンビシャスはまずまずのスタートだが内に寄せるような感じになったのでそこから立て直してコントロール、中団に下げるという感じになった。ただレースそのものが序盤結構流れてくれたのもありここで余裕をもつ。そこから2角過ぎで気持ち緩んだところでそこからじわっと取り付きながら内目を進めていく。3~4角では内を進めながら進路を外に誘導、4角でしっかりを進路を確保して直線。序盤で一気に突き抜けて後は独壇場だった。最後まで千切っての圧勝。まあこれぐらいの才能はある馬なんですよ。やっぱり流れた方が良いよこの馬。基礎スピードが新馬の勝ちっぷりから高いレベルにあって、そのうえでの反応が素晴らしかった馬。緩い流れからの瞬時の反応は良いタイプなのは間違いなかったんだけど、トップスピードを持続する能力は一線級相手には足りなかった。これが流れたことで全然速いラップを要求されず、後半は11秒後半を連続させる流れでポテンシャル勝負になったんだが全然減速しなかった。これは正直かなり驚かされたけど、トップスピード戦でも対応はできるが明らかにポテンシャル戦向きだろうね。そして厳しい流れになったからこそこのポテンシャルを引き出せたというのと、やはり要所で自分で加速してしっかりと動いていけるから鋭く見える。この辺りが全部噛み合ったと。このレースで怖いのはやっぱりこれをラップとかレースの質を見抜かないままどういうレースでもこういう競馬をしてしまうとなるとかなり危うい。今回は福島1800である程度流れたからよかったけど、スローでポジションありきになると後ろからTS持続戦になったら足りないってのはこれまでからも確か。総合力の高さ、そして今回基礎スピードの高さやポテンシャル面を見せてきたわけなので上手く平均的な競馬でトップスピードを要求させないかが重要だと思う。また仮にトップスピード戦になるならなるでポジションをしっかりと取って待ってギアチェンジを活かすべき。今回は条件がそろったからこそここまで弾けたわけで、これが11秒前後のラップを刻んでとなるとL1では常に甘いからね。その点も含めて陣営がこれを変な意味に解釈しなければなと。馬は一流の素材を持っているのはここでしっかりと見せてくれたと思うから、後は陣営がこの馬の弱点でわざわざ勝負しないことだけだと思う。56.5kg背負ってこれだからね。このクラス相手で流れての競馬ならモノが違うんだよなあやっぱり。


 2着ミュゼゴーストは五分のスタートからある程度探りながらの先行争いだったが、上手く内に切り込みながら焦らず上手く2列目のポケットに入り込む。2角過ぎでの若干のペースダウンでもしっかりとコントロールして3角。3~4角では内ポケットで仕掛けを待つ余裕、4角で仕掛けながらも進路がないまま待たされて2列目ポケットで直線。序盤でそこから捌いたがアンビシャスには千切られる。そこから最後はしっかりと2列目から抜け出して余裕をもって単独2着を確保した。この2着は個人的には評価していいと思う。この馬の場合、ここ2走パフォーマンスを上げてきていたのは高速馬場というのもあったしペースもそこまで速くなかった。今回は初めて一線級の厳しい競馬になったといえるけど、ここで楽に2列目ポケットを外目の枠から取り切れたこと、そこからも息が入ったとはいえ全体で見ても平均ペース。基礎スピード面の高さを見せてきたのは大きいね。バゴ産駒らしく高速馬場でゆとりを持てるようになってきた感じで、これは結構面白い。ただ、こういうタイプだから多分だけどU字の1800~2000の方がよりよさが出てきそうな感じはするけどね。1周コースだと結構息が入ってもトップスピード勝負にはなりにくいし。この馬要所の反応は良い方なので、アンビシャスとは逆にもうちょっと序盤ゆったりした流れでペースをコントロールした方が良さが出そうな気はするね。条件、アンビシャスの競馬次第では逆転できる馬かもしれない。この競馬ではちょっと差を感じたけど、対応できたのは大きいね。この夏で注目すべき一頭になるかも。ビッグウィークみたいに上がっていくかもなあ。


 3着マルターズアポジーは好発から積極的にハナを主張、ハナを取り切る。そのまま変にペースを落としすぎずにいい具合に平均ペースでコントロールしていく。3角で徐々に手を動かしつつペースを徐々に引き上げ、2列目以下を寄せ付けずに4角を立ち回って直線。序盤でもしぶとく粘って楽には抜かせないがアンビシャスは別。L1でちょっと苦しくなったがそれでも後続も伸び切れずに何とか踏ん張って3着を確保、波乱を演出した。個人的にはまずハナを切るのがどうかなと思ったんだけど、良いスタートを切ったしホワイトウインドが全くやる気がなかったのもあって楽にハナをきれたことは大きかった。それでもペース的には結構厳しい流れにはなっているし、これを刻んでしっかりと最後まで3着に残ったというのは収穫にはなったかな。完全な一貫ペースではなく一息を入れての4F勝負、開幕週で上手く最内をロスなくという競馬ではあったにせよ直線入りまではあわやのところもあったからね。力は出し切ったから、まだまだ力はつけてこないといけないけど、徐々に基礎スピード面の幅を広げてきているのかなという感じ。


 4着ロジチャリスは好発も大外枠ということもあって積極的に内に切り込むために出していく。最終的には番手を確保する競馬。道中若干緩められたがそれでもコントロールには苦しまずにしっかりと流れに沿って進めていく。3角手前で手が動くが前のマルターズも仕掛けているのでなかなか差を詰められない。4角ではかなり手が動くがそれでもなかなか動けずに2列目の外で直線。序盤でロスの分だけ手ごたえで見劣る。L1までしぶとく踏ん張って前のマルターズとの差は詰めてくるが詰めきれなかった。ん~かなり厳しい競馬になったとは思うが、それでも序盤の運び方は個人的には良かったんじゃないかなと。大野が怖がらずにしっかりとレースに乗って進めてきたというのは本物かもしれんなあという感じはある。土曜もしっかりとレースを作る意識ができていたからなあ。この馬にとってはやっぱりある程度の流れを作ってという競馬に徹してきたのは良かったと思う。ただ、仕掛けどころがそれでも早かったなあという感じだった。これはまあ逃げ馬が上手く刻んだという感じなので仕方ないかな。現時点ではまだ外枠から厳しい流れでねじ伏せきれるほど2着以下でも抜けてはいなかったと。ただ、ミュゼゴースト辺りは上手くロスなく立ち回ってきたわけで、アンビシャスとの差はともかくとして2着争いの中では強い競馬での4着だから、今後の楽しみとしては2着以下の上位陣では一番ともいえる。夏にどこまで上がってこれるかだね。


 5着ブランドベルグは五分のスタートからある程度出していきつつ先行争いに加わっていく。そこからミュゼやロジチャリスといったところの動きを見ながら2列目の外に付けた。道中そこから更に一列下げる形で3列目馬群の中で3角を迎える。3角でペースが上がっていく中でロジチャリスの直後を突きながら上手く前のスペースを詰めつつ4角で外に持ち出して直線。序盤でホワイトウインドとの馬体の接触が合って一瞬ひるんだが、そこからもう一度立て直して最後はなだれ込んでの5着となった。接触が合ったりロスもそれなりにあったことを考えると、この5着は2着争いとの比較で見ればまずまず頑張ったといえる。緩い流ればかりだったからこのペースで外枠から先行しながらという競馬で最後までしぶとく食らいついたというのは結構いい材料かな。これまでにない要素を見せてくれた。まあこの馬に限らず上位はレースレベルという点を証明するためにも次走頑張ってもらいたいところ。


 15着キャンベルジュニアはまずまずのスタートからある程度楽に先行争いに加わっていくが、途中で下げて好位外を選択。道中で少し手が動いたりしながらで3角を迎える。3角で手が動きながらロジチャリスの外から動こうとするが反応がない。そのままやめてしまうような感じで後方にするする下がって直線でも全く反応なく、内田も途中まであきらめずに追っていたが脚がなくなった。ん~基礎スピードの範囲を超えてしまったかな。序盤結構いい感じで行けたからやれるかなと思ってみていたんだけど、3角でもう加速する余力がなかったと。前走ある程度の流れではあったにせよ離れたところで進めていたのもあるし、福島1800で平均ペースの流れを作れるほどではなかったという感じはあるね。個人的にはもうちょっと距離があった方が良いと思うけどなあ。


 16着レアリスタはこちら



今週から夏競馬が本格的に始まりました。

夏競馬は芝の中距離の重賞が多いんです。

やはり中距離のレースといえば血統。

きちんと血統的に適性がある馬を狙えば馬券をしっかり的中

させられる可能性がグンと高まります。

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「栗山求(クリヤマモトム)」氏の予想。


栗山求氏とは・・

テレビ、雑誌、イベント、ブログなど幅広いジャンルで活躍。

抜群の知名度と安定の的中率を誇るプロ競馬予想家。

血統を基にした予想方法が得意で、競馬通信社でのコラム『血統SQUARE』の連載や

フリーライターとして雑誌や書籍などを手掛けるなど多くの経験をしてきた栗山求氏の

配合分析は有名である。

現在では『競馬総合チャンネル』、『web競馬王』、『競馬王』、などに

連載を持っており、今年3月に発売されたパーフェクト種牡馬辞典2015-2016

では監修を務めている。

グリーンチャンネルなどのテレビやイベントにも多く出演しており、

抜群の知名度とキャリアを誇る栗山求氏は
血統評論家として日本を代表する存在である。


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そんな栗山氏ですが、この春、6週連続的中を記録、さらに4月のマイラーズカップでは
9万馬券も的中させており、絶好調なんです!



皐月賞では

1着 ▲ドゥラメンテ
2着 ◎リアルスティール
3着 △キタサンブラック
3連単12,360円を手堅くGET。



5月2日の青葉賞では

1着 ◎レーヴミストラル
2着 ▲タンタアレグリア
3着 △ヴェラヴァルスター
3連単12,990円をしっかりとGET。


そして5月9日の京都新聞杯も

1着 △サトノラーゼン
2着 ◎ポルトドートウィユ
3着 ▲アルバートドック
3連単13,160円をGET。


5月16日の京王杯スプリングカップでは

1着 ○サクラゴスペル
2着 ◎ヴァンセンヌ
馬単4,950円をGET。


5月23日と24日は平安ステークスとオークスを3連単W的中!

1着 ▲ミッキークイーン
2着 ◎ルージュバック
3着 △クルミナル
でオークスの
3連単20,150円をGET。


安田記念では

1着 ○モーリス
2着 ◎ヴァンセンヌ
馬単2,680円をGET。


先日のエプソムカップでは 

1着 ▲エイシンヒカリ
2着 ◎サトノアラジン
3着 △ディサイファ
3連単2,750円をGET。



そして圧巻だったのが4月26日に行われたマイラーズカップ。


マイラーズカップで実際配信された予想は・・


(4月26日)マイラーズカップ(G2)




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<推奨馬とその根拠(抜粋)>
◎7フィエロ
○9フルーキー
▲4サンライズメジャー
△6ディアデラマドレ
△10エキストラエンド
△15レッドアリオン


◎フィエロは「ディープインパクト×デインヒル」という組み合わせ。
母ルビーは本邦輸入種牡馬ロックオブジブラルタル
(ヨーロッパでマイル戦を中心にG1を7連勝)の全妹にあたる良血馬。

したがって「ディープ×ロックオブジブラルタル」の
ミッキーアイル(NHKマイルC)と血統構成が近い。
ディープインパクト産駒のマイラー配合としては高く評価できる。

昨年のこのレースはレコード勝ちしたワールドエースの2着。
開幕週の速い時計にも対応でき、過去休み明けで崩れたこともない。


<結論>

馬単ながしマルチ
7→4、6、9、10、15

三連単軸1頭ながしマルチ
7→4、6、9、10、15


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レースはフィエロが最後の直線でインコースから
追い込むも・・・
↓   ↓    ↓    ↓ 
 


惜しくも3着!

しかし相手に買っていた
レッドアリオンが優勝し、
2着にもサンライズメジャーが入着。


【結果】
3連単:15-4-7 的中!

的中配当:98,650円
回収金額:986,500円



実際のPAT画面↓



恐るべし栗山求氏の血統予想・・・


さらに栗山求氏は毎週水曜日に血統についての
コラムを連載しているのでそちらも要チェックです!


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