札幌11R エルムS(GIII) ダ1700m 良、やや高速ダート想定
【展開予想】
土曜は稍重だったが恐らく日曜は良馬場になるだろうと。ただそれでもそれなりに速い時計が出ていたとは思うのである程度そのイメージで。
展開がポイントになりそう。枠を見た時に感じたのが、クリノは外の方が良いとは思っていたがちょっと外過ぎるかなという感じ、そして逃げたい馬、逃げる可能性が高い馬がかなりいるなということで展開が読みにくい。内からフレイムコードが逃げられるなら初ダートで内枠、確実に逃げたいわけだし、 カチューシャの武豊、グレープブランデーのルメールとこの辺りは何かしらの動きをしてきても驚けない。そのうえで中枠に出脚が遅いエーシンモアオバー、マイネルバイカがいてというかなり難しい配置になった。クリノがハナを切るつもりならそんなに難しくないんだけど、仮にクリノがエーシンを行かせようとか思っているようだと、多分内のカチューシャやグレープ辺りもある程度出していきながら短い1角までの距離の中で先頭列雁行状態で1~2角クリノがかなり外を回されるという可能性もある。その点も含めて全体的なペースや展開もなかなか読みにくいなというところ。ただ札幌の形態的にも今のダートの軽さ的にも極端なハイペースにはなりにくい。もちろんなる可能性もあるが、基本的にはややハイぐらいをイメージして進めたいかなと。そして後半のポイントはジェベルムーサが捲るのかどうか。向こう正面が短いコースで函館と違って捲りが難しい。それでも動いて来れば当然だけどそこからのレース全体の仕掛けもそれなりには早くなってくる。コーナーで外を回してねじ伏せるというタイプの馬はコーナーでペースが上がって押し上げきれない可能性が高くなるので基本的にはインからのバテ差しが穴馬のポイントとなるかなと。
【予想】
◎05グレープブランデー
〇12クリノスターオー
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△03カチューシャ
△10ゴールスキー
×02ヒラボクプリンス13ソロル
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎グレープブランデーは展開が読みにくい中で、まずハイペース適性と軽いダートでの絶対的な基礎スピードを持っているという点が大きい。まあ良馬場でそこまで軽くはないにせよ、札幌だとまずある程度の基礎スピードが要求されるし、近走はそこからの一足というのもパフォーマンスを上げてきた。直近で言えばフェブラリーSなんかは東京ダ1600m戦で超ハイペース、12.6 - 13.1 - 12.3 - 11.5 - 12.5と中弛みの競馬に対応できたわけで、好位のインから少しは置かれはしたがL1でジリジリと伸びてきて4着を確保。ローマンやワイドバッハ辺りとの比較で考えてもハイペースを序盤に追走、そこでコントロールさせられても対応できたというのはかなり大きい。この馬は元々フェブラリーSを勝った時でもそうだが単調な基礎スピードを要求されて良さが出ているし、ペースそのものはある程度上がった方が良いのは間違いないタイプ。特に今回はルメールとのコンビなわけで、良い枠を引いたしハナを切るという可能性も十分あり得る。根岸Sや東京スプリントからは流石に基礎スピード不足で苦労していた感じだったし、1700ぐらいでペースを平均~ハイに引き上げられれば今のこの馬ならそこからの一足という観点でも見劣ることはないだろうし、ジェベルが捲ってくるのであれば余計に持ち味のポテンシャルの高さも引き出せるだろうと。復活勝利の舞台は整ったと思う。
〇グレープブランデーは枠順確定前の段階では本命予定だったけど、枠順を見て微妙に怖いなと感じたので対抗に下げることにした。エーシンよりも内だったら多分積極的にハナを切って引き上げてから行かせて番手という策で安定したと思うんだけど、もう番手でいいやと思える枠なので、逆に内の各馬が想定外のハナ争いを演じた時に良い位置を確保しきれない可能性が高い。コーナーでの押上げが苦手な馬ではあるが、緩い札幌だし昨年の3~4角の感じなら他のコースに比べても格段に信頼できる。実力的にも申し分はないんだが、仮に3~4角で好位外とかになってジェベルが捲ったことで動かざるを得なくなった時に、内の各馬と比べて楽ができるかとなると微妙。能力的にはそんなに説明要らんかなと思うが昨年のエルムSは不良馬場で淡々とペースを刻んでからの12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 12.5とジェベルの捲りで引き上げて脚を使わせてローマンと2頭でインカンすらぶっちぎるという基礎スピードの高さを証明できているし、タフな馬場も問題ない馬、アンタレスSでもハイペースに持ち込んでコーナーでは相変わらず手が動いても動けないが手応え以上に伸びるパフォーマンスでアジア、ナムラを撃破できている。まあ普通に考えれば実力的には1枚抜けている。今回は幸が肚を決めてしっかりと最初から油断せずにハナを奪うつもりで番手を取れるかがポイントになると思う。その点は競馬ファンとして楽しみな要素。
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拾っていくとどうしても人気どころで収まってしまうので大穴でこの馬を狙う。実力、少なくとも最盛期出の実力は1400路線ではトップクラスの一頭だったと思うし、軽いダートでの基礎スピード戦にはめっぽう強く、直近での京都1400のOP勝利時なんかは稍重で平均ペース、11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 12.1のラップ推移で行為の真ん中から直線楽に抜け出し完勝という内容。普通にキョウワダッフィーを楽々撃破しているわけで、1400路線なら普通に重賞の一つや二つをとっていても全然おかしくない馬だったのは間違いない。問題は1700mになるわけだが、6年前(!?)下級条件での1戦では普通に完勝していて、トップクラスでの東京マイル戦では着外だが、一つはイジゲンが勝った時に好位で中弛みに巻き込まれた形。もう一つは今回のグレープブランデーが勝ったフェブラリーSで、これはハイペースを果敢に先行して途中まで見せ場たっぷりL1甘くなっての6着である。個人的にこの馬は序盤無理をしない方が良いと思っているので、その点も含めてこの距離で後ろから様子を見ながらジェベルが動いたところで外からじわっと動いていく形になると面白いかなと。この人気なら狙っても良いと思う一頭。
△カチューシャは枠が良いし、主導権を握られる可能性も十分にあるというのはまずいい材料。それと、2列目ポケットに入ってという競馬もできる。この馬自身2列目からの抜け出しだと反応でちょっと見劣ることが多いが、今回はジェベルが捲る可能性が十分にあるわけでそこでレースが動いてくれれば多少反応が遅くても問題ないだろうと。大沼Sはやっぱりいい内容で、このレース組として札幌1700で狙いたいのはやっぱりこの馬になる。先行していたが12.2 - 12.5 - 12.2 - 12.0 - 12.5 - 12.9というラップで若干緩んだところでジェベルが上手く捲り切って、3角最速地点でジェベルの外から動く必要があったというのはロスとしては大きかった。札幌1700は前述のとおり函館と比べて捲り切るのが非常にむずかしいコースになるのでその点でもカチューシャは今回競馬がしやすくなるのは間違いない。函館よりもポジショニングが問われるコースなので、枠も良いし武豊である程度の積極策もある。武蔵野Sでは流石にオーバーペースだったがそれでも沈んではいないし相手関係を考えると十分。オアシスS、大沼Sからも勝負になる馬かなとは思うが、それでもクリノの外枠のリスクと天秤にかけるとやっぱり個人的にはクリノスターオーを高く評価しているので連下で我慢してもらった。この馬も連下扱いだけど、かなり評価している一頭なので武豊諸々頑張ってもらいたい。
△ゴールスキーは距離に関してはこのクラスに来ると少し疑問があるので押さえまでかなあという感じ。1400辺りでのポテンシャル勝負に関しては非凡だし、この馬の場合あまりペースそのものが上がり切らない方が良いようで、根岸SやエルコンMのようにダートスタートの東京1400との相性がいいという感じ。武蔵野Sなんかはついていくのに脚を使って基礎スピード面で不足したかなと。その点で札幌1700が合う可能性もあるとは思うんだけど、それでも武蔵野Sだけじゃなく阿蘇S勝ちも捲りが上手く嵌って何とか粘り込んでスタッドジェルランを抑えたレベルではちょっとここでやるには楽じゃない。ジェベルの捲りに嵌り切ってのバテ差し勢として一応の押さえ。
×ヒラボクプリンスはカチューシャやグレープブランデーの後ろを取れそうだし、前走のマリーンSみたいに12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.4というラップで好位列からジェベルの仕掛けに上手くついていって最後までしぶとくという感じなのでポテンシャル面は一定の評価ができる。内枠で3~4角ロスなく進めてくれば最後まで脚を残せそうだしひとまず内からのL1バテ差し3着食い込み勢では最右翼かなと。ただオアシスSの内容的に見てもカチューシャには基礎スピードで見劣っているし、相手関係を考えてもこれ以上の評価はできないかな。
×ソロルはジェベルの捲りとの相性がいい馬ではあるんだが、今回は枠が外になってしまった。立場的に考えても自身が外から捲らない限りジェベルが向う正面で先に動く形になると思うし、そうなったら普通に3~4角外になってしまう。ポテンシャルそのものは秘めているけどトップスピードが足りない馬でコーナーで外々、速いラップを内の馬に刻まれると置かれてしまうリスクがある。L1は突っ込んでくる馬だけど、前走のマリーンSも上手く流れに沿った競馬で何とかヒラボク撃破というところ。マーチSでクリノは撃破しているがクリノはコーナーで松岡がコントロールしてしまって4角加速ラップになったのもあるし、幸とのコンビで弱点も含めてしっかりと戦えるようになった今のクリノ相手に正攻法でねじ伏せきれる馬じゃないなとも思うので押さえまで。内枠ならもうちょっと強く買えたんだけどなあ。
消からジェベルムーサは戦前から言っていた通り、とにかく捲り戦法のうちは札幌では辛い。函館の様に向こう正面がそこそこ長いコースなら捲るのも楽なんだけど、これだけのメンバーが揃っての先行争い、特に武豊辺りが積極策を取ったり、クリノが積極的にペースを引き上げてきたりすればこのクラスでは向こう正面で緩む可能性自体が低い。捲りは基本的に前が少し緩めてくれないと嵌りにくいわけで、昨年のエルムSもそうだったが捲り切れないまま3角で外々、しかも前もペースを引き上げる余裕があるメンバー構成となると、かなり厳しい。個人的にはここで捲る捲ると言いながら捲らずにインでジッとしてハイペースを待っての競馬というのが一番嫌な手なんだが、岩田がそんなラッパを吹いて裏をかくなんてことができるとは思えんので、普通に捲ろうとして捲り切れずにコーナーで甘くなって失速とみる。
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