2015 8/9(日) 小倉記念(GIII) 小倉芝2000m
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七夕賞で最低人気で3着、大波乱の主役になったのがクロフネ産駒のマデイラだ。前走の福島テレビオープンではまだ半信半疑の中で後方から上がり最速の末脚を繰り出すものの8着。とはいえなかなか判断が難しく、また大混戦となった今年の小倉記念ではやはりある程度穴人気しそうな感は否めない。この馬が本物なのかどうか、しっかりと見極めておきたいところだ。
個人的にはやはり七夕賞でのショックは癒えていない。もちろん買えたかどうかは別にして、しっかりと考えることができなかったという点では反省の方が大きい。それぐらい七夕賞は改めて考えれば買える材料はそれなりに揃っていたといえる。逆に言えば今回買える材料があるかと言われると正直に言えばないと思う。
まずは激走した七夕賞を振り返る。福島芝2000m戦、高速馬場状態でペースバランスでは59.5-58.7とややスロー、12.4 - 11.8 - 11.4 - 11.1 - 12.0と道中はコントロールされながらじわっと加速しつつのL2最速トップスピード戦。ある程度の流れからしっかりと加速しつつ一足を使えるかという感じで総合力勝負になったといえる。この流れの中で上手く好位列から様子を見ながら3列目のポケットで脚を溜める競馬ができる。丁度前にメイショウナルトがいてそれを目標にしながら3角、3角でナルトが一つ外に持ち出した半端な競馬のおかげで上手く前のスペースを使って進め、4角最速地点でもしっかりと追い出し最短距離を上手く進めてくる。そのまま伸び切れはしなかったが最後までしぶとく踏ん張ってナルトの追撃を振り切っての大波乱の3着となった。このレースで気にすべきだったのはやはり超高速馬場での内枠のクロフネ産駒というところである。クロフネ産駒へのイメージは競馬ファンによって違うところはあるだろうが、自分の中で一流のクロフネ産駒はホエールキャプチャでありクラリティスカイである。まあ短距離馬にも多いが、ほとんどのクロフネ産駒は総合力勝負で良さが出ることが多い。その中でインでうまく立ち回っての一足、それも超高速馬場でペースバランス的にはスロー気味、しかし59秒台で絶対的にはある程度の基礎スピードが要求されるという条件で、正直このマデイラを全く考えなかったのは後悔している。もちろん、考えたうえで切ったなら後悔は小さいのだが、適性で馬券を狙う人間としてこれだけの条件が揃っていながら一顧だにしなかったというのは大きく反省すべき材料である。まあ、逆に言えば個人的にはマデイラが好走できた理由はしっかりとつかめている。ペースが上がり切らず、コーナーで動き出しを待つ状況の中でナルトが前から外に行ったことでうまくスペースを使えた。そしてクロフネ産駒らしい要所の反応でしっかりと置かれずに動いて最短距離を通せた分だけL1で踏ん張りが利いたとみるのが妥当だろう。加えて言えばハンデ52kgも少なからず影響したはずである。
まあこの七夕賞で非常に長くなってしまったので後は端的に書くが、逆に言えばかなり好走スポットが小さいといえる。クロフネ産駒全般に言えることだが、高速馬場で絶対的には基礎スピードが問われても相対的にはスロー気味という状況で仕掛けのタイミングが遅くなり要所の反応で活躍する馬が非常に多い。その中で前走の福島テレビオープンではその狭いスポットの範囲から外れてしまった。福島1800m戦で最終週とはいえそれなりに時計が出ていた馬場。ペースバランスは47.0-47.0とややスローでこれは良かったがラップ的には12.0 - 11.5 - 11.8 - 11.5 - 12.2とL4から11.5、そこから淀みはありつつもトップスピードの質は問われず。外枠で出も悪く後方からの競馬、3~4角でも後方の中目から進めながら直線だがそこから一瞬は脚を使って伸びそうだったがそこからL1で伸び切れずにジリジリとなだれ込むだけに終わった。この辺りがこの馬の本質で使える脚自体は短い。だからこそ前目で仕掛けを待ちたいし、コーナーでロスなく進めたい。七夕賞では全てがかっちりと嵌ったが、ここでは出負けしたし外目からになってしまった。脚を押し上げるのに使ってしまえば一瞬の脚はそこで終わってしまうということだろうと。この辺りは芝で走るクロフネ産駒の傾向のど真ん中であるといえる。
この馬は最終的には府中のU字辺りで頑張る方が良いのだろうと思う。七夕賞は高速馬場でペースも上がり切らず、仕掛けのタイミングも遅かったうえにメイショウが不利を受けて上手く拾った3着ということ自体には疑念はない。少なくとも実力で考えれば1枚下である。総合力が高い馬なので内枠でポジションとって七夕賞の様に器用に立ち回りつつ前目で仕掛けを待てる展開なら面白いが今年の小倉は事情が違う。まず例年から比べても1秒以上時計が掛かっているという状況だ。この馬はペースバランス的に楽がしたい馬なので、59秒のペースで結果的に走破時計が58秒となるような平均ペースでは恐らく厳しい。七夕賞の場合59.5から58.7と明確ではないとはいえL2最速はトップスピードを要求されるレベルになるぐらい各馬余力があった。しかし今の小倉記念で59秒台に入ってしまうと後半でしっかりとトップスピードに入れるような状況にはまずならないだろう。その点で後半の総合力、とりわけギアチェンジやトップスピードの質を引き出したいこの馬にとっては良い材料ではない。七夕賞は確かに自分的には条件がかなり揃っていたという点で全く考えなかったというところを悔いているのであって、買えたかどうかはそれでも悩ましいところはある。実際完璧に嵌ったうえでメイショウナルトが半端な仕掛け+4角の不利で下がったことで得た3着でもある。現実的に考えてそれ以上のパフォーマンスはなかなか狙えない上に今回は条件が悪い。穴人気してしまいそうな印象だが個人的には今回はヒモ馬としても手を出すつもりはないかなと。
ゲートに難がありいつも後手を踏むナムラアン。とはいえ、これまで6戦した中で上がり最速は4回の「切れ者」であり、なかでも京都での安定感は抜群。まともなら大きく負けることは想像しづらく、末脚は牡馬相手でも十分通用する。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:11
2頭目:3.8
3頭目:1.3.5.8.9.10.14
組み合わせ数11点
投資金額各100円
的中配当:5,190円 回収金額:5,190円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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