中山11R レインボーＳ(16下) 芝内2000ｍ 重～不、タフな馬場想定
【展開予想】
先週の感じから更に雨が降って乾きそうもないということを考えれば流石にタフな馬場にまで振り切ってしまうかなあという感じ。後半は12秒前後の競馬になると思うし速くとも11秒後半ラップを引き出してくるのがやっとだろうと。
展開はこの馬場の影響もあるので各馬探り探りにはなる。恐らく行く馬がいないのでジャーエスペランサが押し出されるようにハナという形だろう。これを行かせてダイワリベラルが番手を確保する、もしくはノリがレースを作っていくという可能性も出てくると。ロジサンデー辺りもある程度前を意識してきそうだがどこまでというところ。 ペース自体はジャーエスペランサも探り探りになるだろうし、恐らくゆったり目に入って61秒ぐらいをイメージしておく。後半は12秒前後を連続しながら60秒前後で一応61-60でややスローぐらいを想定。スローに落とし切れずに結局ポテンシャル戦になるイメージでパワー型基礎スピードを持っている馬も穴では狙いたい。
【予想】
◎09カムフィー
〇
△02ロジサンデー
△07サクラボールド
×06ジャーエスペランサ11マイネルジェイド
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎カムフィーはまあここでは一番狙いやすい。エンジンがかかってからが良いタイプで、ＴＳ持続戦でもポテンシャル戦でも強い馬。ダイヤモンドＳで強敵相手に正攻法で12.5 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.8 - 12.0のラップを中団外目から３～４角ロスがありながらもしぶとく最後まで伸びての３着。相手がフェイムゲームやファタモルガーナでこの辺相手には流石に見劣ってもＬ１まで３着を確保しきったのは立派。湾岸Ｓではスローから12.4 - 12.5 - 11.6 - 11.5 - 11.7の流れで後方馬群の中で進めつつだったが一列前で外にいたサクラボールドが蓋を締める形でなかなか進路が取れず、最後まで手ごたえはあったがあまり追えずになだれ込んだ形。また全体の仕掛けも遅くてＬ１も落ち込まなかったのもある。この馬は道悪は得意だし、平均ペースでも対応できる、序盤スローでもコントロールして速い脚はそんなに使えなくてもポテンシャル戦なら戦える。ＴＳ持続戦でもＬ３最速とかなら突っ込んでくる馬でとにかく最後までばてないポテンシャルを活かし、サクラボールドを目標に外から動いていく形なら。
〇レッドセシリアは個人的に高く評価しているハイレベル戦の初音Ｓの内容が良かったが、ここでは当てにならない内容でひとまず地力は牝馬重賞戦線でも戦えるレベルにはあると思う。そのうえでこの馬は洋芝で強い競馬をしていた馬で、函館の五稜郭Ｓでも平均ペースから12.2 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 12.0の流れで後方馬群から３～４角で徐々に外から大外に回して直線を向くという感じ。Ｌ２で伸び切れなかったがＬ１で強襲しての３着で、相手がサクラボールドやエアアンセム。普通にタフな馬場でのポテンシャル戦が嵌りそうな感じはハーツクライ産駒の傾向でもある。近走は物足りない面もあるが、ひとまず本質的にはマイルは短いというのがハーツっぽい感じだし、大体好走した初音Ｓも序盤はスローで基礎スピードを要求されずのＴＳ持続戦。距離延長は良いと思うのと、タフな馬場でのポテンシャル戦で高いレベルでやれていることを考えると素直に狙いたいかな。
△ロジサンデーは近走は明らかに不満だが、それでも２，３走前は何故かダートだし、前走も行き脚が憑かずに最後方からの競馬で12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.0 - 11.6 - 11.8のラップ推移を前が出し抜いて刻み切る中で最後方で直線ではちょっと辛い。まあそれを考慮に入れても近走はあまりにも良くないのだが、この馬はとにかく道悪巧者で、３歳時のモノが多いにせよカムフィーに精進湖特別で前からしっかりと粘り切っている。松岡に替わって積極策に出てくる可能性も高いメンバー構成。前々でこの馬場で内を上手く立ち回ってくればちょっと怖さはあるなとみて大穴からこれを狙いたい。
△サクラボールドはカムフィーに湾岸Ｓでは先着できているが直線で前を向いてしっかりと脚を出し切れた結果だしその内で蓋をされて動けなかったカムフィーと比較すると個人的にはカムフィーを上位に取りたいなと。オペラハウスの仔ではあるがポテンシャル戦ではちょっと甘い馬だし、ここ２走、特に前走は緩い流れからのロンスパで内を上手く立ち回れた割に最後の伸びもイマイチだった。近走の内容も踏まえて連下までが妥当かな。
×ジャーエスペランサは今回は重馬場で上手く嵌ればというのと、やはり前目でマイペースで進める立場と追いうのは大きい。前走のWASJ２戦目では12.1 - 11.9 - 12.4 - 11.6 - 12.0のラップ推移でちょっと淀みがありつつの流れを好位内で進めつつも４角でミエノワンダーが外から出し抜いたときに動けない中でＬ１でしぶとくじりじり粘っていたことからも加速地点でスペースがなかったのが痛かった感じ。2000の平均ペースで普通にやれたというのは結構侮れない材料で、今回はレースレベルは比較的高いと思うしこの評価までには止めるが舐めると危険かな。
×マイネルジェイドはズブズブのポテンシャルタイプという感じで近走脚を溜めて序盤無理をしないことでちょっとずつ足を引き出せるようになってきた。まあもともと連勝時では中団～後方で無理をしないでという競馬だったし、迎春Ｓでも12.4 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 12.7のポテンシャル戦で大外捲りで勝ち切っているんだから基本的にはこの条件で無理なくポテンシャルを引き出す方が無難。近走はそれを差し引いてもパフォーマンスは落としすぎているので強気には狙えないが、それでも前走は上手く立ち回ったとはいえ幾らかマシ。後方からのバテ差しは警戒したいかな。
消からライズトゥフェイムは道悪そのものがどうこうっていうよりも、今回これぐらい降ってしまうと流石に前半の追走で脚を使ってしまいそうな感じはある。この馬は中山でも馬場が読みにくいところで序盤の入りが緩い中で良さが出ているし、ポテンシャル面は鹿野山特別で強い競馬ができているもののこれも高速馬場の状況でペースが上がり切らずに序盤がかなり楽だった。昨年の常総Ｓでも重馬場で後方からもいつもの脚を引き出せずに直線半ばでもう前とは離されていた。適性的に今回もそういう競馬になる可能性が高いので狙いにくいなと。
【9/20(日)ローズＳ】複勝率５０％の伏兵馬とは！？
9/20(日) ローズステークス(G2)
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※一番下に複勝率５０％のデータを記載しています。
毎年人気馬の活躍も目立ちますが、
伏兵馬も好走しているこのレース。
そう、今年も狙うは“ヒモ荒れ”です！
ですが、
例年10番人気以下、単勝オッズ30.0倍以上は連対はないので、
中穴狙いが最適でしょう。
では、「どのようにして伏兵馬を狙うのか？」
ローズＳではコースの性質上、
過去データが“かなり重要”となってきます。
それでは、ローズＳの
伏兵馬を探っていきましょう！
■コースからみる“伏兵馬”予想■
初めのコーナーまでの距離が644.4mと長く、
枠順の有利不利はほとんどありません。
ただ、固まって進んだ場合は、
外枠が大きく回されるので、ロスがあります。
「外枠で先行出来ない」、「速い上がりが使えない」馬は、
軽視してもいいかもしれません。
そして、このコースは何と言っても後半勝負。
残り３Ｆの部分が下り坂で
そこからスピードが乗って来ます。
それまではスローペースになるので、
実質、３ハロンからの瞬発力が問われます。
瞬発力と言えば、ディープインパクト産駒ですが、
最も儲かるのはハーツクライ産駒です！
４～９番の中穴ゾーンでも３３％の複勝率と、
美味しい馬券になる可能性高し。
ぜひ、このハーツクライ産駒を探してみてください！
■過去成績からみる“穴馬”予想■
このレースで
毎年重要になっている過去データは、
『前走の走り方』
前走で逃げた馬は、
このローズＳではすべてが４着以下で、
馬券には絡めていません。
また、前走２番手の馬も
複勝率10％と低調な成績に終わっています。
他の過去データでは、
クイーンＳとオークスの「２着馬」が
馬券に良く絡んでいるという特殊な結果も出ています。
そして・・・
「複勝率５０％」ととんでもない成績が出ている
超重要な過去データがあります。
そのデータを
今回は特別にお伝えしましょう。
複勝率５０％のデータは、
以下の３つの条件に当てはまる馬です。
■中山、阪神の９～１０月の開催において芝コースで勝利している馬
■新潟、小倉の夏競馬において芝コースで勝利している馬
■単勝オッズが４０倍未満の馬
この３つのデータ、
実は、阪神1800Mの特性と非常にマッチしており、
かなり信頼出来るデータなのです。
全ての条件が揃った馬から、
枠順、追い切りを見ていけば・・・
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必然的に伏兵馬が見えてきます
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