2015年9月20日日曜日

セントライト記念 2015 予想:本命12ブライトエンブレム

中山11R セントライト記念(GII) 芝外2200m 良、標準馬場想定
【展開予想】
 馬場は先週に引き続きソフトな馬場で時計が出にくくはなっている。土曜は雨の影響もあったと思うし日曜がどうかなとみていたが高速化の兆しはない。この時期にしては確実に時計が出ていないので、過去の超高速スピード決着は無いとみるべきかな。61-12.0-59ぐらいのイメージで丁度いいかなあ。11秒台後半ぐらいは後半刻んでくると思うが、それでも速いラップを要求される可能性は低いかなと。


 展開はノリ次第かなあという感じ。馬場が時計が出にくくなっている秋の中山で意識的に序盤どうしてもペースを引き上げにくくはなる。他に逃げ馬もいないのと、キタサンブラックが後ろからの競馬でもやれるとか言っているのでこの辺がどう出てくるかだがハッキリした逃げ馬不在。展開が非常に読みにくい。ローズSも逆を行ってしまったし、正直あまり決めつけない方がいいかなと。ただブライトエンブレムが動く流れになるのは確かだろうから、後半はポテンシャル戦になる可能性が極めて高いとは思う。基本的にはスローロンスパをイメージしたい今の中山の馬場と騎手の意識なのでノリが逆を打ってくると厄介、キタサン北村はダービーのあれでそこまで積極策は打てないだろうとみる。





【予想】
◎12ブライトエンブレム
〇02ジュンツバサ
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△03ベルーフ
△04ミュゼエイリアン
×10タンタアレグリア14グリュイエール
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎ブライトエンブレムは早くから本命は決まっていた。極端な内枠だと嫌だなとは思っていたが最初から外なので極端に後ろからじゃなくても出たなりで団子の後方から動くタイミングさえ間違えなければ。ドスローなら3角で捲り切っちゃってもいいと思うし基本的にはロンスパで3角に速いラップを踏まされる展開を外で迎えないことだけ気を付けてもらえればなと。シップのAJCCみたいな感じだけは避けてほしいかな。純粋なポテンシャルだけの勝負なら世代最強だと思っているし、札幌2歳Sでも48.8-48.8でラップに淀みのないポテンシャル戦で3~4角長く緩いコーナーを大外ぶん回して最後までいい脚というレベルはなかなか見られないし、弥生賞にしたってサトノクラウンはかなり強かったし強力なライバルなのは間違いないがこと後半のロンスパのパフォーマンスだけの判断で考えるなら12.7 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.4と12秒前後でかなり大外ぶん回してL1までサトノに食らいつくってのはちょっと凄いなと。めちゃくちゃなロスがあってもとにかくばてないのでそれを活かすにはやはり他より早めの仕掛けで遅い段階で動く必要があり、今回はポテンシャル面では強敵らしい強敵はそんなにいない。まあ普通に動いてくれれば既存勢力相手なら勝ち負けしてくれんと困るなとは思う。新興勢力で厄介な馬がいるのでそこで足元をすくわれる可能性はあるし、外回りなので仕掛けの意識を明確に持って動いていかないとどうしても長く緩いコーナーになるわけなので距離ロスは他より大きくはなる。その辺りをシッカリ意識して他が息を入れざるを得ないポイントでの積極的な押上げを期待したい。


〇ジュンツバサはここ2走の内容は勝つには勝ったが府中?というような内容でまだまだ底が見えなかった。まあ正直展望の段階ではなかなか取り上げる余裕もなかったんだが、このメンバー構成でポテンシャル面で化ける可能性があるとしたら父ステイゴールドでこの2走の感じからもエンジンがかかってからラストにようやく食い込んでくるジリっぽさ。TS持続戦で良さが出ているのでそれがそのままポテンシャル戦に直結するかはわからない面もあるがそこは血統面でフォローしたい。2走前なんか休み明けの影響もあったかもしれんがスローから12.3-11.9-11.4-11.6という流れで中団外目から結構早い段階で前を向きながらもジリジリとしか伸びずにL2でもまだ中団列にいたがそこからぐんと伸びてきて強敵サトノメサイアとの競り合いを捻じ伏せてきた。反応が鈍いが相手は後に1000万下まで楽に上がって2着実績を示している馬。休み明けもあったので反応面は鈍かったが底を感じさせなかった。未勝利戦だが上位はほとんど勝ち上がっている。前走も同様にハイレベルである程度ペースも上がったが12.3-11.6-11.4-11.6と若干緩んでの直線。好位で立ち回りながらここでも直線序盤はもたもた。ただ開催後半前日雨が残っていた馬場状況でL1を11.6でまとめて突き抜けたってのは怖い。ここも3,4着馬は500万下を勝ちあがってきている。まあ春のクラシック勢は厄介だがブライトエンブレムを除いてポテンシャル戦で強烈なパフォーマンスをハッキリと見せてきた馬はいない。ブライトが動いて5~6Fのロンスパぐらいになった時にこの馬としては動き出しの鈍さは問われにくくなるしそこからのポテンシャル戦なら一発は大いにある。追い切りも良く見せてかなり不気味な一頭かなと。


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対抗・単穴まで穴馬でというのはちょっと勇気がいったし実際結構悩んだんだけど、ブライトエンブレムのポテンシャル戦ありきとするなら各有力馬には不安が結構多いことも確か。実はミュゼエイリアンとこの馬とジュンツバサは配置で悩んだ。この馬はここ2走の内容が良い。まず前走だがスピード勝負の1800m戦、12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 11.7というラップで強敵が千切る競馬にはなったがこの馬自身好位でこのペースに対応したものの直線序盤で狭くなったし落鉄もしていたよう。それでも置かれてからL1はジリッと伸びてきていたようにポテンシャル面の一端は見せた。ただ恐らく基礎スピード的に前走は厳しかった感じ。2走前が圧巻で阪神芝2000m戦で明確にスローロンスパのレース。11.7-11.6-11.5-12.0-12.1とL5からのロンスパで好位の外から3~4角速い地点でもロスがありながらL1まで一番いい脚を維持。ポテンシャル戦で500万下では違う馬だったなというところ。底を見せていないことと恐らくは好位列の外ぐらいで待てそうなのでブライトエンブレムの動きに呼応できるポテンシャルタイプとしてはこれが一番競馬をしやすい。それと基礎スピード面で苦戦したことからも距離延長もスローロンスパになりそうな今回も面白い存在となる。一発警戒すべき一頭。





△ベルーフはもうちょっと外枠だったらなあという感じ。川田が今の状況で下げ切って動く意識を持つことができるかは微妙で中団ぐらいにポジションを取って壁を作る感じになるんじゃないかなと。結構内のジュンツバサが厄介で恐らくこれより前はないと思うのだが、どうしてもブライトエンブレムが動いてからの仕掛けになってしまうと3~4角でロスなく立ち回れるのは良いけど、結局ブライトがばてなければL1で差し込むってのはなかなか難しいと思う。また場合によっては捲り切られて内の馬が下がりながら、外の馬が上げながらの競馬になってくるリスクはある。川田とのコンビで内枠でスロー気味からの仕掛け勝負になりそうと嫌な予感しかしないんだけど、まあでもロンスパならコーナーでは前にスペースが出来るだろうし11秒前後のラップを問われることもなさそう。前走みたいにタフな競馬ならジリッとでも伸びてくる、先頭に立つタイミングがソラを使うので難しい意識があるからなかなか信頼はできないがポテンシャル戦だとやっぱり侮れないかな…。パフォーマンスについてはあんまり語る必要はないと思うし、とにかく動くべきタイミングで置いていかれないことかな。


△ミュゼエイリアンはちょっと悩んだ。この馬ポテンシャル戦ではちょっと足りないかなと思いつつ、札幌2歳Sは最後まで悪くない脚をブライトエンブレムが動いたところから同じぐらいのロスをしながら最後まで伸びていたんだしポテンシャルそのものは高いレベルで持っているはず。それが葉牡丹賞ではイマイチだったのは恐らく平均ペースでオーバーペース気味だったのかなと。この馬自身は後方で脚を溜めればポテンシャルは引き出せていたことを考えると序盤無理のないペースでポジションを取ってからロンスパを自ら仕掛ける形で3~4角を最内立ち回る競馬になると怖さはある。皐月賞は59.2-59.0のペースでスピード負けしてポジションもなかなか楽に取れなかったが、ダービーでハナを切って一瞬は反応した。今回は序盤ゆったり進められるチャンスなので、早い段階でハナを取り切ってスローにコントロールしつつブライトを意識して捲り切らせない競馬をしてくると面白い。


×タンタアレグリアはちょっと悩んだけどこの評価。ポテンシャル戦はまだ未知数で、重い印を打つつもりがなかったのは他に面白そうな不気味なポテンシャルタイプが多かったからというのもある。ただ一応大寒桜賞では12.4 - 12.0 - 11.8 - 11.4 - 12.3とL2最速11.4でそこまでのトップスピード戦ではないが、L1でバテ差しているしまあ一応怖さはある。ただダービーにしても前半速く中盤緩い中で後方でフラットに取り付いて12.5 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 11.0 - 11.7とトップスピード勝負で仕掛けも遅い中を前のスペースをしっかりと詰めて伸びてきたという感じ。不利も何度か受けたし力をつけてきているのも確かで取捨が難しかった。ただ外枠からブライトの動きに呼応できる立場にはなると思うので、ひとまず自分の脚は引き出せるチャンスだろうと。押さえてはおきたい。


×グリュイエールはラジオNIKKEI賞組から。この馬は前走中団馬群で我慢していて12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 11.7のラップ推移でアンビシャスが千切った形だが4角手前ぐらいから進路がなくて下げながら直線で後方という厳しい競馬。そこからはL1までジリッとでも来ていたのでポテンシャル面で戦えるチャンスはある。2歳未勝利勝ちが京都芝内2000m戦、ある程度流れて12.4 - 12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 11.5と減速しないラップを踏んで外からきっちり突き抜けてレコード勝ちしていて、TS持続戦よりもポテンシャル面で良さが出る可能性は残っているかなと。まあパフォーマンス的にもっと魅力のある馬も多いので3着までにはしておく。


消からサトノラーゼンは2つリスクがある。一つは馬場、一つはロンスパ。まず馬場だがここ3走は明らかに馬場の高速化でパフォーマンスを上げてきている。ダービーにしても京都新聞杯にしてもかなり時計が出る馬場状態だったしそのうえである程度ペースが上がった分だけ仕掛けが遅くなった。京都新聞杯も12.6 - 12.5 - 11.9 - 11.4 - 11.9 - 11.6と中弛みからじわっと加速する流れにはなっているがそれでもL2でまた減速、L1で再加速で落とさないという流れだし、ここで内でずっと我慢して直線で外に出して前が減速したところでジリッと脚を使って抜け出し、L1の強襲を封じ切った形。またダービーは中団で前中盤をフラットに進めて12.5 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 11.0 - 11.7と急激なギアチェンジに馬群の中で対応して良さが出てきている。流石に外から勢いに乗せてきたドゥラメンテに要所、最速地点では見劣ったがL1までしぶとく食らいつけたしポジション差と器用さが大きく響いたなという感じ。今回もある程度ペースが上がってくれれば面白いと思うんだが、スローで落ち着いてポジション差のない状況で仕掛けが早くなってしまうと恐らくこの馬の要所でのギアチェンジとか器用さはなかなか発揮しにくいかなと。展開に合わせる岩田なのでペースが落ち着けば内に潜り込んで何もできずに捲られるというリスクもある。これはブライトエンブレムがいる以上なかなか厄介な問題。追い切りは良く見えたのは確かだが反応面。叩き台でしっかりとこれまで見せられていない(スピリッツミノルに負けた未勝利戦とかね)タフな馬場適性、ポテンシャル勝負に対応できるかは微妙。今回は消したい。


消からキタサンブラックも同様に高い総合力を以て良さを出してきた馬なので、ダービーで玉砕した以上本当に今回も主導権をとる勇気があるかどうか。叩き台でもあるし何とか直前の一杯で態勢は整ったかなとも思うが、スローにコントロールする競馬を逃げてできるとも思わない。また何が逃げるかわからない中で中団からの可能性も示唆していることと、先行策をするにせよ先行馬自体は多くスローの雁行状態で外々となった時には持ち味の総合力はそれこそ活きてこない。北村がレースを作って3~4角でしっかりと内内で仕掛けを待てる競馬に持って行けるかがカギ。それとポテンシャル戦も未知数なのでそこは純粋に不安もある。今の中山の11秒後半を連続させていく競馬だと狙いづらいかな。これも東京500万下で強い競馬はできているができれば馬場は軽い方がいいと思うし。




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