2015年9月28日月曜日

スプリンターズS 2015 出走予定馬:ウリウリ、前走の切れ味は本物…中山1200不安も今の馬場状態なら面白い

2015 10/4(日) スプリンターズS(GI) 中山芝外1200m
出走予定・登録馬一覧
スプリンターズS2015の出走予定馬


 牝馬重賞路線を賑わせながらも大きな舞台では崩れてしまうことが多かったウリウリ。マイル中心に使われてきたこの馬は徐々に距離を短縮しつつ、今年の夏はスプリント路線で遂に開花。CBC賞を制覇し強敵揃いのセントウルSでも2着に食い込んでスプリント戦線の勢力図を塗り替えそうな勢いだ。古豪と新興勢力が丁度いいバランスで対峙している今年のスプリンターズS、その新興勢力の中でも鋭い末脚をこの距離で引き出してきたウリウリに注目したい。


 順序としては3番目だが、ビッグアーサーが今のところ除外対象なので様子を見ながら進めていきます。


 近年のスプリント戦の傾向を考えても一度1200を使ってほしいなと思わせた一頭なのだが、ここ2走は決していい条件とは言えない中で結果を出してきたのはやはり一定レベルには評価すべき材料である。中山の1200となるとベストとは言えないと思うが、それでも流れや捌き一つでクリアしてきそうな予感はある。非常に厄介な存在だ。





 この馬の場合は距離短縮してきた近走から判断していきたい。まず阪神牝馬Sからだが、このレースはカフェブリリアントやベルルミエール辺りが前から出し抜く競馬になっている。芝は稍重で少し時計が掛かっていた状況、ペースバランスは34.7-34.8と平均ペース、11.3 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 12.0と若干緩んでそこから再加速していくという流れ。ゲートは五分、そこから無理をせずに下げながら中団という立ち回り。3角までに内に入れて我慢しながらロスなく進め、4角でスペースのない状況で追い出せずに中団のまま直線。序盤でそこから前に空いたスペースを突きながらジリジリと伸びてくる。それでもスパッと切れる感じはなく最後までジリジリっと差を詰めながらの3着完敗だった。この馬は京都牝馬S勝ちの時もそうだがトップスピードの質が高く最速地点でスパッと切れる印象があった。このレースでは阪神1400らしい割とフラットな競馬になったこともあるし、後半でも11.4までしか上がっていないのでポテンシャル色が強い競馬となっている。その中でも最後まで詰めてきたことは評価したいが適性的にこの馬の持ち味が引き出されている感じではなかったかなというところ。


 同じ1400m戦でも安土城Sの方がインパクトは大きかった。もちろん相手関係は楽ではあったが。ペースバランスは34.0-34.0とこちらも綺麗な平均ペース。京都芝外1400の超高速馬場で、レースラップも11.0 - 11.0 - 10.9 - 11.3 - 11.8と淀みない競馬。同じ平均ペースでも息が入って再加速とマイル戦的な競馬になっていた阪神牝馬Sと比較してこちらは11秒前後を淡々と進めていきながら減速とスプリント色が強い。五分にスタートを切って二の足も悪くなく好位列の一角には入りそこから下げて内のスペースに入れる。3~4角の速い地点では上手く最内で我慢しながら好位列をキープして直線。序盤でそこから弾けるように伸びてくると、L1で抜け出したホウライアキコを楽にとらえての完勝だった。これはかなりうまく乗られていたのはあるにせよ、完璧な条件が揃ってきたホウライアキコをあっさりと捕えたというのはなかなか楽ではない。あのペースを最低限追走しつつ、そこから11秒前後のラップを連続させてきた印象だし、特にL2の地点では明確に伸びてきていたのでレースラップ11.3との比較で11秒を切ってきている可能性が高いだろう。ある程度のペースを追走しながらトップスピードの質、持続力を上手く引き出してくることができていて、距離短縮で良さが出てきそうな感じはあった。


 CBC賞では道悪もこなせるこの馬の適性、そして内枠と器用さを活かせる面と含めて期待の方が大きかった。一方でやはり道悪でペースが上がる可能性があり、本当の意味でのスプリント適性を問われる可能性もあったかなと。中京芝重1200m戦、ペースバランスは33.4-35.7と2秒以上のハイペースで前が飛ばす格好になった。若干出負け気味だったがある程度はリカバーしつつ後方の最内で脚を溜める形で3角。3~4角でも最内で立ち回りながらコーナーワークで中団に押し上げて直線。序盤で内からするすると伸びてきてL1の手前で先頭列に並びかける。L1で一気に抜け出して外から3頭の強襲を受ける形にはなるのだがこれをしっかりと封じ切っての勝利となった。中京の重馬場で33.4の入り、11.1 - 11.2 - 12.3 - 12.2のラップ推移を考えるとやはり前にはしんどいペースにはなっているので後方勢との比較で考えるべきかなとも思うが、ダンスディレクターを何とかでも封じ切ったのは評価したいかな。ダンスは直線で進路確保でワンテンポ後手を踏むロスがあったしL1の伸びを考えると正直かなりきわどいラインだった。こちらは内の捌きは完璧だったし早めに抜け出して目標がなくなってしまって甘くなった分はあるにせよ、やはり内容的には完勝とまではいいがたい。サドンストームとの比較で見ても、まあ期待していたレベルのパフォーマンスは見せてくれたがいい意味での驚きはなかったかなと。馬場が重かったこともあると思うし、重も得意ではあるがやはりトップスピードの質を活かしたいという意味では良馬場で高速化した方がいいような感じはあった。


 そして前走のセントウルSである。阪神芝内1200m戦で、エアレーション作業の加減もあり幾分か例年よりは時計が掛かっていて力も要る馬場になっていた感はあった。ペースバランスは34.0-33.8と平均ペース、11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.8と結構特殊で3角でコントロールされそこから中間地点~直線入りまで2Fで加速していくという流れ。L1こそ落としているがこれは逃げたアクティブミノルが刻み切ったもの。単調なスプリント戦というよりは近年流行りの総合力型スプリント戦となっている。大外枠だが出負けが幸いして最内まであっさりと切り込んでポジションを確保。ペース自体は上がらないがその分団子だし3~4角で最内を立ち回りながら自身も脚を溜める形で進めて後方で直線。序盤で中目に進路を確保し、そこからするすると伸びてストレイトガールの前に出る。L1でも伸び切りたかったがL1だけで見ればストレイトとの脚色の差はほとんどなく、アクティブミノルを捕えきることはできなかった。前哨戦としてはこれでいいかもしれないが、やっぱりこの馬の良さは最速地点での切れ味と内から進路を確保してからの反応の良さである。スプリンターはスピード色の強い馬が多いのだが、この馬の場合はある程度緩い地点から最速地点でのギアチェンジの速さはこの路線ではトップクラスになるんじゃないかなと。1200だとなかなかそういう競馬にならないが、あの位置から普通はトップスピードに乗るまでに時間がかかるはずなんだが馬群を縫ってきたのがL2の最速地点というのはやはりこの馬のトップスピードの高さとそこまで持って行くギアチェンジの性能の高さを見せているのかなと。近年流行りの平均ペースで自身後傾で良さを出すタイプなのかなとみている。





 今回は中山の1200m戦になる。これは正直これまでの傾向から考えるとベストではないと思う。CBC賞よりも個人的にはセントウルSの内容を評価していて、やはりあの切れ味というのは前半に息を入れることができて良さが出るとみているし、中山1200だとコース形態上下り坂でスピードに乗って縦長になる可能性がまず高くなる。直線までにできるだけ先頭との差がない状況が望ましい馬なので、CBC賞みたいに前が完全に直線入りで失速するような流れなら問題ないがスピード優位の中山1200となるとコースだけ見ればやや逆風が吹いているとみるべき。ただ今年は例外的な要素もある。エアレーション作業の関係上、どうしても後半開催になるほど時計が出やすくなり、先週のオールカマーを見てもわかるが騎手もなかなか適正ペースを掴めずにペースが上がり切らないことが多い。今の中山1200で本当に前々が32秒半ばぐらいのペースで入ることができるかどうかは疑問の方が大きい。そのうえで先週の馬場から乾いてパンパンの良馬場にまでなってしまうと7秒台前半は出てくるだろうし、6秒台も視野に入ってくる。その流れの中で前半が上がり切らずに33秒前後で推移すればせいぜい1秒~1.5秒程度のハイで馬群もそこまで縦長になりにくいだろうし、トップスピードを引き出すには十分なペースになってくる。良馬場でペースが上がり切らない条件が理想だと思うし、そのうえで内枠を引ければいうことはないという感じ。ただベルカントも同タイプになるのと、ベルルミエールやバーバラ比較で見た時にはやはりベルカントの方がパフォーマンス的に上、更にベルカントの方がポジションを取れるという面で材料としては信頼しやすいものが多い。この馬は前走こそ嵌ったが出負けするリスクがあるしこの距離でトップクラス相手ではまずポジション争いでは苦しくなる。この辺をどう判断するかというところかな。対ストレイトガールに関しても前走はペースが上がり切らない中3~4角を通した位置の差も出ているわけで絶対的ではないし、もちろんアクティブバイオも含めて強敵が揃っているのも間違いない。個人的にはここでも安定して脚を引き出して来れるとは思っているが、あくまで連下候補筆頭というところかな。重い印を打つにはワンパンチ材料が足りないというのはある。



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       10/4(日)
◆スプリンターズステークス(G1)◆

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昨年は新潟開催でしたが、
今年は従来の中山開催で行われるスプリンターズS。

同じG1の1200M競走である、
3月29日(日)高松宮記念(G1)は参考になりそう・・・

と思うかもしれませんが、
コースの特徴も開催の季節も異なる為、
実はほとんど参考になりません。

実際、高松宮記念に出走していなかった馬の方が
好成績なのです。


その理由は、このコースはスピードだけで押し切るのは困難で、
高松宮記念以上にパワーと底力が求めらるという事です。

それでは、今年のスプリンターズステークスの
傾向と特徴を見て勝ち馬を紐解いていきましょう!

◆──────────────◆

■日本馬の6歳以上は不振な傾向にあります。
 パワーと瞬発力がいるレースですので、
 衰え始める年齢である6歳以上の馬は不振に終わってしまうのでしょう。

 ただ、海外馬の年齢別成績を見ると、
 3着以内に好走したのはすべて「6歳以上」の馬です。
 海外馬を評価する際は、「6歳以上」の馬を重視すべきでしょう。


■1~3番人気の馬が連対を外したデータは、
 過去10年のレースの中では、1度もありません。

 更に、過去10年で実に7回も6番人気以内の馬が結果を出しています。

 人気にはあまり逆らわない方が賢明だと言えます。

■過去10年で連対している馬の95%は重賞で2勝以上している傾向があります。

 このデータも見逃し厳禁ですので、
 過去データをしっかり見ていきましょう。

■ステップレースももちろん参考になります。
 スプリンターズステークスの10年間で馬券圏内に入った30頭中13頭は、
 セントウルステークス出馬組が来ています。

◆──────────────◆

これらのデータを見ると一見、
実力馬ばかり来るように思うかもしれませんが・・・


実は1頭だけ、この夏で覚醒を遂げ、
成長が著しいと騒がれている伏兵馬が!!


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