2015年9月23日水曜日

オールカマー 2015 出走予定馬:ヌーヴォレコルト、重賞では好調岩田とともに華麗なる復活勝利となるか

2015 9/27(日) オールカマー(GII) 中山芝外2200m
出走予定・登録馬一覧
オールカマー2015の出走予定馬


【↓オールカマー2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(15位前後、プロフィール欄にあります。)


 今年の春先に混合GIIの中山記念で皐月賞馬2頭を撃破し新たなる女傑候補に名乗りを挙げたのがヌーヴォレコルトと岩田のコンビ。しかし1番人気に去れた春の女王決定戦ヴィクトリアマイルでは掲示板を外し、宝塚記念でも同世代の秋華賞馬ショウナンパンドラにも先着を許す5着ともやもやする内容に終始した。女傑候補がその鬱憤を払拭するには、牡馬を撃破した中山の舞台は格好の条件だ。樫の女王が華麗に復活となるか。既に今年の重賞を13勝もしているハンター岩田のエスコートにも注目だ。


 今の中山の馬場の読めなさ具合を考えるとこういうヌーヴォレコルトみたいなタイプの馬が一番やりやすいんだろうなとは思う。絶対的な実力という観点で見た時には中山記念の内容からも上手く立ち回ってという条件が付くとは思うのだが、ロゴタイプとか他の実力馬の比較で見ると相対的に不安が小さい馬である。





 まずは中山記念から。中山芝内1800m戦、開幕週も3月で雨も降っていた。やはり時計は掛かっていた中で、ペースバランスは49.8-48.4とスローペース、12.1 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 12.2のラップ推移で仕掛けが遅くL2最速戦という形だが、馬場も重くトップスピードも要求されない。パワー型の馬場でポジショニングをとって2角の下りから12秒前半についていき、そこからの一足というような総合力を問われたというところ。この流れで抜群のスタートを切ってスッと内に入り込んで2列目ポケットと絶好のポジションを確保する。そこから我慢をしながら前にスペースを作り、少し折り合いには苦しむ感じはあったものの我慢して進める。3角でもまだ抑えるぐらいで我慢、4角でも2列目のポケットからロゴタイプの直後にしっかりと進路をとって直線。序盤で出し抜きを狙うロゴタイプの最内を突いてしぶとく伸びてくるとL1できっちり捕えた。内容的にはやはり最序盤のポジショニングセンス。あの段階でかなり優位なポジションにつけてしまったのと、やはり総合力の高さでロゴタイプが仕掛けてから直後をとっていける反応の良さ、そしてL1でもばてずにきっちりとらえてと、非常に優等生チックな競馬になったといえる。


 エリザベス女王杯も馬場は違えど近い競馬になった。京都芝外2200m戦でペースバランスは60.3-59.2とややスローぐらいに映るが12.8 - 12.9 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.3と中弛みがあって仕掛けがかなり遅くL2が実質最速、L1では落とさずにという競馬。これもまずまずのスタートから楽に先行争いをしながら2列目のポケットをとにかく確保する。そこからは手綱を引っ張りながらコントロールしていく。3~4角でも前のスペースをキープするために我慢、仕掛けどころを待つ、4角でもまだ持ったままで直線。序盤でそこから一気に仕掛けるのだが前のスペースを活かしてスッと差を詰めるとそこからの瞬間の反応は抜群。L1で甘くなってラキシスに捕えられたが、直線でトップスピードにすぐに乗っていくこのギアチェンジ面こそがこの馬最大の武器だったかなと。ただ、同時にトップスピード戦ではL1でちょっと甘くなる傾向はあったかなと。速いラップを踏むケースではローズSでも同世代の牝馬相手にはL1頑張って粘ってそう差は詰めさせなかったものの、縮まってはいた。要所の反応が良い分ラストが甘くなる印象ではある。


 ヴィクトリアマイルはその点がもろに出てしまった印象だ。このレースは特殊な展開にはなっていて、ミナレットが45.5-46.4のペースを作って単騎逃げの形、それを離れた番手のケイアイエレガントが追いかけるという形なんだが、実質的な逃げ馬となっていたケイアイ視点で見ると46秒半ばぐらいなので当然後半は45秒半ば、スローバランスになってくる。そしてミナレットが刻んだラップはレースラップとしては確かなので11.2 - 11.4 - 11.2 - 11.6 - 12.2とコーナーで11.2-11.4とかなり速いラップを踏んでいる。この流れを好位で序盤はゆったり、ここまでは基礎スピード面で微妙だったヌーヴォレコルトとしては悪くない展開だった。ただ、3角でもミナレットが飛ばしている中で、各馬も流石に動いてくるポイント、その中で好位の外から速いラップ地点で動いていく形になった。直線序盤から半ばでもう脚色苦しく伸びもなかったしラストまでなだれ込むだけに終わってしまった。恐らくだが後続は仕掛けがかなり早くならざるを得なかった感じで、コーナーでも速いラップを刻んだ中での外々になったのが敗因としては一番大きいだろうと思う。TS持続力よりも緩い流れからの瞬時のギアチェンジという武器を上手く封じ込められる厳しい展開だったなと感じた。


 宝塚記念にも一応触れておく。悪くはないんだがやはり速いラップを踏まされた中でのポジションが響いたかなと。阪神芝内2200m戦でペースバランスは62.5-59.2とかなりのスローからの12.5 - 11.7 - 11.0 - 11.6 - 12.4とL3最速TS持続も消耗気味。…当然ゴールドシップが空前の超出遅れになったことで各馬がペースを緩める意識が働いたといえる。ヌーヴォレコルトは好発からじわっと内に進路をとって行こうとするが内には入り切れずに好位の外になる。道中も2列目が雁行状態の上にドスローでスペースがなく外々からという競馬にならざるを得ない。3角で徐々に手が動いてペースアップに楽に対応、3~4角中間地点の最速地点でトーホウを外から張るべくこちらも外目を追走して直線。序盤で一瞬伸びかけたが一瞬、最後はジリジリとのびあぐねて5着完敗となった。個人的には悪くないなという判断で、まあスローの団子でTS持続特化戦となってしまうとこの馬としては器用さを活かせなかったしポジションも取れなかった。こういうレースで前々内内で仕掛けを遅らせることができれば違った結果になったとは思っているが、やはりシップが出遅れたことでレースが極端になったことが響いている。





 今回はこの馬が中心的な存在となるのは変わらないかなと。個人的にはこの展開ならこうとか、勝つイメージというよりもこういう展開にさえならなければ安定的に脚を引き出せるというタイプ。そういう武器は今の中山の馬場では非常に大きい。先週のセントライト記念ではないが各騎手が馬場を読み切れずに探り探りで甘くなった時にはやはり要所でスッと動けることとポジションを取っていけるセンスというのは非常に大きな武器だ。この馬の場合はエリザベス女王杯でもオークスでもだが、緩いペースからトップスピードに入るまでのギアチェンジが非常に早いので、内で我慢をすることが全く苦にならない。総合力の中でも特に機動力、ポジショニングやギアチェンジ、瞬時の対応ができるのは馬場が読みにくく展開が掴みづらいという中では信頼しやすいといえる。確かに中山記念では上手く立ち回ったので勝ちに来たロゴタイプを撃破できたという見方は間違っていないと思うが、それを高いレベルで安定的に引き出せるのが魅力だ。特に最近のエアレーションが施された馬場は開催後半になるほど高速化していく傾向。まあ1か月間しかないのでどの程度速くなるかはわからないが、先週の段階でもL1最速とか落ち込まないとかそういうラップがチラホラと見えていた。そういう展開になるほどこの馬には追い風となる。逆にこれもセントライト記念の時と同じポイントになるが馬場を怖がらずに一気に捲ってペースアップ、後半のロンスパ戦になってくるとこの馬にとってはリスクが出てくる。個人的にはポテンシャル戦は高いレベルで未知数だと思っていて秋華賞の内容、中山記念でのL1の伸びも含めて対応してくるかなとは思っているが、それでもそういう競馬だと他に付け入るスキを与えるチャンスにはなるかなと。今回のメンバー構成を見た時に非常に厄介なのは恐らくマイネルミラノの仕掛けになるかなと。大知が馬場を怖がらずに3角途中から一気に速いラップを踏んでいくミラノの競馬をするとこれについていくしかない各馬のスイッチが早めに入る分だけ、仕掛けを待って瞬時に反応したいこの馬の良さは削がれる。ただ、そういった特殊な展開を除けばこの馬が一番安定的に力を発揮しやすいだろうと。理想を言えば中山記念の競馬の様に2列目ポケットで我慢しながら。その点からも内枠が欲しい。外枠だと積極的に出して行ってしっかりと折り合ってポジションを取れるか。いずれにせよ総合力の高さを活かせる競馬にさえなれば崩れる要素はあまりないだろう。樫の女王の復権を期待したい。


【↓オールカマー2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(15位前後、プロフィール欄にあります。)



【サラリーマン→プロ予想家に転向した予想家はやっぱりすごかった!】

みなさん先日の新潟記念はいかがでしたか?

1着が6番人気のパッションダンスで
2着が9番人気のマイネルミラノ
で決まって馬単は12,150円の波乱。

なかなか当てるのは難しかったですよね。。

そんな新潟記念の馬単を
△パッションダンス
◎マイネルミラノ
バッチリ的中させた予想家がいます。

その名は・・・「江戸川乱舞(エドガワランブ)」。

江戸川乱舞とは・・

サラリーマンからプロ予想家に転向した実力派。

独自の「逆走」を重視した予想スタイル
特徴的で、しばしば高配当をGETする。

この独自の予想スタイルがうけ、競馬通の中でも
異端児的存在で某著名人とも繋がりがあり顔も広い。


無料で「江戸川乱舞」氏の予想とコラムを見る!
※メールアドレス入力後、返ってきたメールアドレスに記載されたURLを
クリックして登録を完了させてください。フリーメールアドレスで登録できます。
登録後、「馬スピ特報」というコーナーをご覧ください。
江戸川乱舞氏のオールカマーの無料予想は今週土曜日の夕方頃UPされます。有料予想は月額840円となります。




その江戸川乱舞氏、札幌記念では
馬単2万馬券を的中。


実際の札幌記念のPAT画像↓




20日(日)のローズステークスはミッキークイーンと
トーセンビクトリーのワイドを可愛く的中(笑)




そして、先日の新潟記念は
本当にすごかったです。



実際配信された予想は・・


----------------------------------------


<推奨馬とその根拠(抜粋)>

◎6マイネルミラノ
○9マジェスティハーツ
▲13ロンギングダンサー
△7ダコール
△3パッションダンス
△12アルフレード


有力馬に後方待機の馬が多く、
雨の影響で渋った馬場になりそうな雰囲気なら
前に行ける馬の一発を狙ってみても面白い。

◎マイネルミラノは小回りコースだけでなく、
広い中京で行われた中日新聞杯の3着など、
自身のペースで走らせれば、かなりしぶとい1頭。

今回は単騎逃げも見込めるメンバー構成だけに
一発があってもいい。

相手は○マジェスティハーツ。
ハミを変えて、操作性が向上した様子。
近走の安定ぶりも顕著で今なら十分信頼できる。


<結論>

馬単ながしマルチ
6→3、7、9、12、13

----------------------------------------

レースは◎マイネルミラノが早めに先頭に立ち・・

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓




さらに江戸川乱舞氏は毎週日曜日にレース回顧、
毎週火曜日のレース展望のコラムを連載しているのでそちらも要チェックです!


今月は下記レースの買い目が無料で見れます!

9/26(土)中山11R セプテンバーS

9/27(日)中山11R 産経賞オールカマー(G2)


是非江戸川乱舞氏の予想を参考にしてみてください!

無料で「江戸川乱舞」氏の予想とコラムを見る!
※メールアドレス入力後、返ってきたメールアドレスに記載されたURLを
クリックして登録を完了させてください。フリーメールアドレスで登録できます。
登録後、「馬スピ特報」というコーナーをご覧ください。
江戸川乱舞氏のオールカマーの無料予想は今週土曜日の夕方頃UPされます。有料予想は月額840円となります。





see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。