2015 9/21(祝) セントライト記念(GII) 中山芝外2200m
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毎日杯で嬉しい重賞制覇、日本ダービーでは果敢の逃げの手もペースをコントロールしきれずに完敗したミュゼエイリアン。ギャンブルに出ての敗戦だが、皐月賞では流れに沿っての7着と同世代のトップクラス相手に一定のパフォーマンスを見せている春の実力馬も秋にかけては成長を問われる一戦になる。今回は展開のカギを握る一頭で、横山典弘とのコンビで再び積極策となるか。
ダービーはちょっとかわいそうな展開にはなった。ペース的にもかなり厳しかったし突いてくるキタサンブラックもいて息を入れるタイミングも遅れた。皐月賞の内容的にも力は見せているがポテンシャル戦への課題は幾らか残るのも確かだろう。
ダービーは軽く触れよう。実質的には前半で展開的に終わってしまったわけなので。ペースバランスは58.8-59.4とハイ気味の平均というレベル。12.5 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 11.0 - 11.7と中弛みから仕掛けが遅いという競馬にはなっている。まずまずのスタートから積極的に出鞭を打ってハナを主張。ただキタサンも結構競ってきてしまってなかなか息を入れられない中盤以降で息を入れて直線序盤で一端は反応したが最速地点でもう苦しくなってしまった。トップスピードに乗せるだけの余力を残せなかったというところが大きいかなと。
有力どころ相手には皐月賞と共同通信杯がある程度参考にしやすいが、その中では中山2000、ある程度の流れということで皐月賞の方が今回はリンクしてくるかなと。中山芝内2000m戦でペースバランスは59.2-59.0と平均ペース。12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6と中盤若干緩んでの再加速戦で字面よりは幾らかスロー気味ではある。ここでは出負けして内目のスペースを狙っていきながら中団という形。道中も無理せずに中団馬群の中でという競馬で3角。3~4角では3列目の内から上手くキタサン、リアルスティールの直後をとって行って理想的に直線を迎える。ただ直線最速地点で伸び負けし内からスルッと来たブライトエンブレムにも交わされる。L1では思ったより頑張ってブライトに食らいつこうとなだれ込んできたが7着までだった。とりあえず力は出し切れたとは思うのだが、加速地点で良い感じに進めながらも動ききれなかったところからもこの辺り有力馬とは総合力で差が出てしまっていたかなという感じ。皐月もダービーもだが極端ではないにせよペースが速くて後半の要素が幾らか削がれているのかなという感じはあった。
勝った毎日杯は上手く嵌ったにせよ強かった。阪神芝外1800m戦でペースバランスが48.2-46.7とスローペースで12.3 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 12.2とL2最速も4角の下りになるL3から速いラップを踏みL1で落ち込むTS持続戦とみるべきレース。 ここではまずまずのスタートからしっかりと先行策、緩い前半でポジションをしっかりと取った。3~4角で番手の位置で後続の押上げを待ちつつ4角の下りで手を動かして先頭列で直線。序盤の最速地点でジリジリと伸びて2列目を引き離しにかかるがL1でちょっと甘くなったところに後続の強襲を受けはする。それでも何とかダノンリバティを推し切って勝利。まあ内容的にはしっかりとスローにコントロールして前々からTS持続力で振り切った形になるし、上手く番手を取ったことでL3で速いラップに持ち込んで外から押し上げてきた後続にロスを作らせるという理想的な競馬には持ち込めている。幾らか嵌ったが逆に言えば中堅どころ相手に嵌れば重賞でも勝負になる馬だったといえる。相手がダノンリバティ、アンビシャス、アルバートドック。アンビシャスはペースが上がった方がいいとは思うのでTS持続戦では難しいがアルバートドックを撃破出来たというのは評価せざるを得ないところだろうと。
今回はポテンシャル戦になりそうでそこが課題になるがレースの主導権を握れる立場にはなるのでその辺りを上手く活かしてコントロールしきれればなというところ。葉牡丹賞では一貫ペースを積極策で甘くなってしまっているし、その点を考えると前々で平均ペースを作っていくのは危険かなと。皐月賞を見てもある程度ペースを引き上げられた中で動きたいときに動ききれなかったところからもやはり明確にスローに持って行きたいのが本音。今回は相手関係的に最序盤でスローに持ち込むというのはそんなに難しくないとは思う。後は後半のロンスパになった時である。ブライトエンブレム田辺がいる以上仕掛けが早くなる可能性がかなり高くなる。ここを意識した乗り方は横山典弘なので当然やってくるとは思うのだが、前々から早めに動いて戦えるかどうかがポイントになる。皐月もダービーもペースが厳しい中でのものだし、恐らく葉牡丹賞もペースバランス的に息も入らず厳しかった。札幌2歳Sではブライトエンブレムに完敗もブライトの直後で同じくロスを作りながらL1まで結構ジリジリとは伸びているのでこの辺り前々で前半息を入れてのロンスパだと案外馬鹿にできない感じはある。また逆にノリが今回のレースを紛れさせるためにあえて後方から進めて札幌2歳Sの再現をしてくることまで考えられるので、展開についてはあまり決めつけない方がいいかもしれない。とりあえず前半余力を残してのポテンシャル勝負ではまだまだ見限れないところがあるし、人気的にも恐らく今回は盲点になるだろうと。個人的には鞍上含めて不気味さがある。
【9/20(日)ローズS】複勝率50%の伏兵馬とは!?
9/20(日) ローズステークス(G2)
~秋華賞トライアル~
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※一番下に複勝率50%のデータを記載しています。
毎年人気馬の活躍も目立ちますが、
伏兵馬も好走しているこのレース。
そう、今年も狙うは“ヒモ荒れ”です!
ですが、
例年10番人気以下、単勝オッズ30.0倍以上は連対はないので、
中穴狙いが最適でしょう。
では、「どのようにして伏兵馬を狙うのか?」
ローズSではコースの性質上、
過去データが“かなり重要”となってきます。
それでは、ローズSの
伏兵馬を探っていきましょう!
■コースからみる“伏兵馬”予想■
初めのコーナーまでの距離が644.4mと長く、
枠順の有利不利はほとんどありません。
ただ、固まって進んだ場合は、
外枠が大きく回されるので、ロスがあります。
「外枠で先行出来ない」、「速い上がりが使えない」馬は、
軽視してもいいかもしれません。
そして、このコースは何と言っても後半勝負。
残り3Fの部分が下り坂で
そこからスピードが乗って来ます。
それまではスローペースになるので、
実質、3ハロンからの瞬発力が問われます。
瞬発力と言えば、ディープインパクト産駒ですが、
最も儲かるのはハーツクライ産駒です!
4~9番の中穴ゾーンでも33%の複勝率と、
美味しい馬券になる可能性高し。
ぜひ、このハーツクライ産駒を探してみてください!
■過去成績からみる“穴馬”予想■
このレースで
毎年重要になっている過去データは、
『前走の走り方』
前走で逃げた馬は、
このローズSではすべてが4着以下で、
馬券には絡めていません。
また、前走2番手の馬も
複勝率10%と低調な成績に終わっています。
他の過去データでは、
クイーンSとオークスの「2着馬」が
馬券に良く絡んでいるという特殊な結果も出ています。
そして・・・
「複勝率50%」ととんでもない成績が出ている
超重要な過去データがあります。
そのデータを
今回は特別にお伝えしましょう。
複勝率50%のデータは、
以下の3つの条件に当てはまる馬です。
■中山、阪神の9~10月の開催において芝コースで勝利している馬
■新潟、小倉の夏競馬において芝コースで勝利している馬
■単勝オッズが40倍未満の馬
この3つのデータ、
実は、阪神1800Mの特性と非常にマッチしており、
かなり信頼出来るデータなのです。
全ての条件が揃った馬から、
枠順、追い切りを見ていけば・・・
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必然的に伏兵馬が見えてきます
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今週のローズステークスはボーナスレース!
更に詳しい解説を知りたいというあなたへ、
1から10までレースの詳細を無料でお伝えしていますので、
ぜひ、ローズSの的中を頂いちゃってください!
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