2015年9月1日火曜日

新潟記念 2015 出走予定馬:ダコール、対応できるペースの幅も広く新潟外なら末脚を引き出しやすい

2015 9/6(日) 新潟記念(GIII) 新潟芝外2000m
出走予定・登録馬一覧
新潟記念2015の出走予定馬


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 長くローカル重賞の常連として顔を出し続けていたダコールだが、前走新潟大賞典で7歳にして遂に嬉しい重賞馬となった。今回は休み明けの一戦となるが舞台は再び重賞制覇を成し遂げた新潟2000で行われる新潟記念。強敵に3歳勢まで加わって楽ではないが、重賞馬となった勢いを駆って新潟の長い直線で鋭い末脚を引き出し切れ。


 前走に新潟大賞典はあまりにも極端な展開なので参考にはしづらいところもあるが、ああいうレースでも良さが出るということは間違ってなかったといえるかな。


 新潟大賞典は芝外2000m戦、ペースバランスで見ると61.5-58.1とみてもわかるように3秒以上のドスロー、12.4 - 12.4 - 11.8 - 11.5 - 10.9 - 11.5というラップ推移を見てもわかるように新潟外2000らしいトップスピード勝負にはなっているがとにかく最序盤が緩かった。五分に出て中団ぐらいでの競馬になる。ただ道中かなりスローで団子になった中で最内に閉じ込められる形で進めていく。3~4角でも中断の最内で我慢をしながら直線。序盤でまだ楽な手ごたえで中団馬群の真ん中で進め、L2で仕掛けるとしっかりと反応して2列目に並びかけてくる、L1ではきっちりと突き抜けての完勝だった。もともとこの馬はトップスピードの質、持続力が高い馬ではあったのでこの好走は納得ではあるのだが、完全に特化戦になった中で完勝したというのは驚かされた面もあったかなというところ。


 ダコールの近走は非常に充実しているといえる。例えば小倉大賞典では重馬場で完全に渋ってしまっていて、小倉1800m戦でも48.0-48.6とハイ気味の平均ペースになっている。12.1 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 12.7と基礎スピードを要求されてからも仕掛けが早くロンスパとなっている。この流れで後方から脚を溜めていたとはいえ3~4角で外々を回して最後までしぶとく伸びての3着。ローカルでの善戦が多かった馬でもともとポテンシャル面でも一定の良さを見せていた馬ではあるのだが、ここまで厳しい流れでやれたというのはちょっと驚いた。


 福島民報杯でもマイネルフロストには完敗したが強さは見せたと言って良い。福島芝2000m戦でペースバランスは59.9-59.1とややスロー、12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6 - 11.9 - 12.6のラップ推移でL4最速とかなり早い仕掛けになった。大外枠ということもあって最後方からの競馬になったし、前も早めに動いていて押し上げるタイミングはない状況。3角が最速という流れの中で3角は中目から上手く立ち回り4角で大外に持ち出して直線という競馬だがそこからしぶとく脚を使って2着まで食い込んではきた。フロストを捕えられるような脚色では到底なかったにせよ、最後までジリッと伸びてマイネルディーンを撃破しきったのは流石だなというところ。ただポテンシャル戦寄りはトップスピードが要求されての持続戦の方が結果が出ているのも確かで、この2走からは地力が強化されてきたと言っていいかなと。


 今回は新潟外2000m戦なのでひとまず好勝負だろうと思っている。この馬の良いところはトップスピードタイプだがポテンシャル戦でもやれる、ある程度基礎スピードが要求されても問題なく脚を引き出せるといったところにある。流石に昨年の新潟記念の様にそこそこの流れをかなり先行してしまうと良さも削がれるが、トップスピードを引き出せる…基礎スピードの幅の広さはこの馬が安定して走れる一つの要素になっていると。58.0-58.9のハイペース気味の競馬になった昨年の新潟大賞典でも後方勢からは一番の伸びを見せているように、自身がトップスピードを引き出せる許容範囲のペースが広いので、新潟外2000で自分の競馬に徹すればひとまずは大きく崩れることはないと思っている。後はその範囲の中でできるだけ前目を狙えれば理想は理想。ペースについていってしまうと昨年の様に崩れるので、基本的には集団馬群の中でまず好位列以降の集団の中で1番になることが重要。そのうえで前をしっかりと捕えていくというイメージが理想だろう。トップスピードの質も持続力も高いレベルにはあるので、これまでのローカル路線の中ではU字の新潟外2000ならば一枚抜けた存在ではあると思う。後は新興勢力との力関係一つかなと。新潟大賞典は強い競馬だったがメンツにはかなり恵まれていたこともあるので、秋…特に天皇賞を考えるのであればここもしっかりと勝負になってもらいたいというところ。個人的には有力馬の中では一番信頼できる一頭で、まあ特殊な競馬になることもあるので何とも言えないが連勝のチャンスは十分にあるだろう。


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サマー2000シリーズ最終戦となる新潟記念。函館記念勝ち馬ダービーフィズがシリーズ第3戦の札幌記念で2着した事で同シリーズの王者は決定済み。そんな状況下で行われる今年の同レースの最大の焦点は、賞金加算が至上命題なのか?単なる叩き台なのか?を見極める事。

肝心の出走メンバーだが、ダコ-ル・ミュゼスルタン・アヴニールマルシェ・マジェスティハーツ・ネオブラックダイヤ・アルフレードを筆頭にGI級のメンバーが相手では一枚落ちるが、G3クラスなら何が勝っても驚けないメンバー構成。それもあって、いつもなら控え目なコメントに終始している陣営ですら鼻息が偉く荒い。

しかし、中にはまだ6~7分のデキにも関わらず、馬主関係者の目を気にして敢えて強気のコメントを出している陣営も・・・。秋に向けて始動する馬・夏の上がり馬がぶつかるこの時期のレースは、専門紙・一般スポーツ紙のコメント及び馬柱を見て馬券を購入するのは愚の骨頂。

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