2015年9月28日月曜日

「どうぞ逃げ切ってください」と言わんばかりの展開

続いて、神戸新聞杯の振り返り。

リアファルはスローで楽な逃げが打てたし、他の馬が後ろでみんな(乗り役と)ケンカしていたからね。「どうぞ逃げ切ってください」と言わんばかりの展開。これが人気薄の馬だったら分からなくもないけど、人気している馬なんだからある程度追い掛けていくべき。そういう意味では、2番手で豊(ティルナノーグ)ガッチリ抑えてくれたのが大きかった。ただ、展開に恵まれただけじゃない。ルメールもうまくなだめて乗っていたし、脚元がパンとして芝を使えるようになったのが、今の充実ぶりにつながっているんだと思う。距離は延びてもこなせるはずだから、あとは時計の速い京都の馬場に対応できるかどうかだね。

リアルスティールは中団からの競馬だったけど、何度かハミを噛んでいた。それでも終いはこれだけの脚を使って伸びてくるんだから、やっぱり能力はあるよ。このスローペースで我慢が利いたっていうのも収穫だったんじゃないかな。3000mでもこなせると僕は思うよ。

トーセンバジルは後ろで死んだふりをして、直線に賭けたっていうのが良かったね。なにせ流れが遅いから本当は動きたかったと思うんだけど、一か八かで終い勝負に徹したのが今回は功を奏したんじゃないかな。調教でもトボけて走るようなところがあるから、長丁場は合っているはず。あとはもう展開次第だね。

バイガエシも、ある程度前に行って粘ったクチ。調教を見る限り気の悪そうな面も見せていたから、直線で併せ馬になって気を抜かったのも良かったと思う。まだ2勝馬なんだし、これだけ走れれば上等でしょう。

アルバートドックは全くいいところがなかったね。このスローな流れで道中もハミを噛みっぱなしだし、ペースが上がった3~4コーナーで一番後ろになっていたんじゃじゃさすがに厳しいよ。久々で力んでいた面もあっただろうから、一度使ってガス抜きできれば違うと思うけどね。

ティルナノーグは、2番手でピッタリ折り合ってスムーズな競馬ができていた。ペースがペースだから、ハナを切った勝ち馬と行った行ったの決着になると思ったんだけど…。4コーナーで外に逃げるような格好をして、そこからおかしくなったね。恐らく気難しい面が出てしまったんだろう。

マッサビエルは出遅れて後方から。このスローペースでは位置取りが後ろ過ぎるし、終いも脚を使っていない。調教の動きは良かったけど、やっぱり久々が応えたのかな。

キロハナも後ろからだったけど、前半からハミを噛んでいたし、道中でこれだけ揉まれる競馬を経験していなかったから余計に苦しいね。今回はキャリアの浅さがモロに出た感じ。


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