2015年10月23日金曜日

富士S2015 予想:本命06クラリティスカイ

東京11R 富士S(GIII) 芝1600m 良、高速馬場想定
【展開予想】
 馬場は開幕週ぐらいを想定しておく。今週は好天に恵まれたし回復しているとみるべきかな。高速馬場を想定、46.5-46.0で33秒を切ってくるぐらいの馬場は意識しておきたいかな。


 展開だが恐らくカレンブラックヒルが行く意識を見せるだろう。ただそんなに速い馬というわけではないので行ける保証はない。この面子だと案外ノリのクラリティスカイがハナを切るとか、田辺のシャイニープリンスあたりもそれに準ずる競馬を狙ってくる可能性もある。ロゴタイプは流石に逃げるわけにはいかないだろうし、外枠引いたので内の各馬を見ながら流れに合わせる形。最上位勢のほとんどの馬が前哨戦に近い形になると思うので、ペースはそんなに上がらないかなと。ここ2年ほどではないかもしれないが、それでもせいぜい47-46ぐらいをイメージしつつスロー気味で想定、一応前後の幅は持たせるが総合力をある程度要求され、ここ2走をイメージするならL3最速に振れる可能性も高い。そういった後半の総合力を重視していく。


【予想】
◎06クラリティスカイ
〇11サトノアラジン
人気ブログランキングへ(15位前後、00:00更新予定、プロフィール欄にあります。)
△02シャイニープリンス
△03ダノンプラチナ
×05ヤングマンパワー07シェルビー
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎クラリティスカイは正直ちょっと悩んだのはある。追い切りは個人的には良く見えたんだがやっぱり57kgってのは楽じゃないしよく見えたとはいっても休み明け初戦は初戦。この辺をどう判断するかというところだった。ただ蓋を開けてみて7番人気は流石に舐めすぎ。このNHKマイルは確かにレースレベルは高かったが、それだけじゃなく時計、ラップ比較で見ても優秀。同日の準OP湘南Sが1:33.3で12.0 - 11.4 - 11.7 - 12.1という後半のラップ。NHKは1:33.5で12.1 - 11.1 - 11.3 - 11.8とペースの差は多少は当然あるにせよ、走破時計が互角の中で後半ラップの優秀さが光る。Aコース時でまだ少し時計が掛かっていたわけで、その中でこの走破時計でL3最速戦を好位内からスムーズに立ち回って直線序盤で反応、アルビアーノの出し抜きを唯一L2で射程圏に捉えてL1で抜け出し後続を寄せ付けていない。L1でしっかりとばてなかったのがこの馬の良さでクロフネ産駒の中でも甘くなりがちなL1まで高いレベルでまとめてきた。いちょうSでは高速馬場でのスピード勝負、2歳戦としては優秀な走破時計でレコード勝ち。基本的には前半は無理せず後半の総合力勝負に持ち込みたいタイプなので、今回のメンバー構成で自由に立ち回れるのは良い材料。また距離は違うがハイレベルの皐月賞で59.2-59.0と平均ペースから加速する一定レベルの余裕はあったわけで、前半仮にある程度ペースが上がったとしても対応できる範囲は比較的広い方だろうと。まあその点と何より明らかに過小評価されているという点を取って。要所で動けるギアチェンジを持った馬は府中でこそだし、本番よりも前哨戦の方が良さを引き出しやすいだろうと。


〇サトノアラジンは本命を打とうかどうか悩んだが、対抗にした。本番を考えると賞金は積んでおきたい立場なので恐らくある程度しっかりと仕上げてきているはず。この馬の良いところは今年の春以降府中で見せてきたトップスピードの質、持続力の高さ。これまではTS持続戦では甘さを見せていた典型的なタイプだったんだが、モンゴル大統領賞では11.8 - 11.1 - 11.4 - 11.3 - 11.7 - 12.1とL5最速というおかしな競馬で3~4角速い地点を外を回しながら直線馬群を切り裂きつつ一気に伸びて来ているように後半4Fで考えれば相当強烈な脚を使ってきていると。エプソムCではエイシンヒカリについていってL2では脅威を与えたしL1でも際どいところまで来ていた。エプソムCのハイレベル戦を考えても後半の要素はここでは一番だろう。ただ緩い流れから瞬時のギアチェンジを要求されたときにどうかという点はまだ少し不安があるし、前々で主導しながらスッと出し抜いてL1までしぶとい競馬をしてくるクラリティスカイは逃げ先行の差はあるにせよエイシンヒカリという天敵と近い適性を持っている。エプソムCは内を上手く立ち回ってきた、外からの競馬になるので正攻法でねじ伏せきれるかどうか。その点を焦点に取りつつ対抗までにした。連軸としてはある程度信頼できる一頭のはずだが前半からペースが上がってしまったときに後半の要素を削がれないか。1800ぐらいならいいが1600でとなると45秒台に入ってくることもあるのでそれを追走して後半やれるかだが、まあこの馬は後半44秒台に入ってこれる馬なので無理せずリズムを保てれば。


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この馬が現在ブービー人気なんだが、まあ本命馬を考えればこの馬を狙うのは全然驚きでもなんでもない。むしろ流石に15番人気はないでしょ…という感じ。この馬はTS持続力が武器になる。デイリー杯で負けた時も2列目ポケットで掛かってしまって12.8 - 12.3 - 11.4 - 11.2 - 11.4のラップ推移で瞬時に動き出す競馬の中でエンジンを上手くかけられずに伸びあぐねている。逆に前を向ければトップスピード戦でも対応できるし、前が下がってくれ馬バテ差しも利く。前走は47.2-46.3のスロー気味の中で中団馬群の中目で勝負していたんだが11.9 - 12.1 - 11.1 - 11.3 - 11.8とL3最速戦で4角出口~直線入りに前が加速する中進路確保できずL2でもまだまごついて後方まで下がっている。L1で食い込んできているように脚自体はあったが動くべきポイントで前を向けずにごちゃついたのが非常に大きい。2走前はポテンシャル戦でやや甘かったが、3,4走前で強い競馬ができているようにトップスピードに乗ってからの持続力が最大の武器。高速馬場そのものもエンジンが掛かれば2歳時に京都1400でスパッと切れている。その点も含めて今回は昨年、一昨年のようなスローからのTS持続特化戦になる可能性が高いし、その中でしっかりと脚を出し切れる展開になれば。この世代でも最上位の一頭なわけで、この人気は幾らなんでもなさすぎる。





△シャイニープリンスはこれも上位との印の兼ね合いでちょっと悩んだが連下までとした。この馬は実績からは分かりにくいがOP以上では明らかに府中でパフォーマンスを上げている。特に2度の富士SはスローからのTS持続特化戦なんだが、どちらも加速していく段階で良さが出ていた。一昨年は3列目のポケットで進めて12.0 - 11.9 - 11.0 - 10.9 - 11.9と急激な加速を問われた中でも反応していて逆にスペースが無くて追い出しを待たされる。捌いてL1で伸びてくるもという感じの3着。昨年は12.0 - 11.8 - 10.9 - 11.2 - 11.7とスローからでも明確にL3最速、ダノンシャークが勝ちに行ったところでそれを中団の外から直線序盤でスッと動きL2でグンと伸びてくるがL1でステファノスに食い込まれた。それでもレッドアリオンらは抑えての2着は立派。この馬はレッドアリオンと違って要所の反応、ギアチェンジが武器の馬で一度後藤が乗った時に東風Sで強烈なポテンシャルを見せたが、あれを除けば概ね府中でポジションとって要所の動き出しでギアチェンジを活かして高いレベルでは戦ってきている。今回はそういうタイプとは合う田辺に替わるし府中替わりもプラス。直線の上り坂でのギアチェンジを活かして内からスルッと出し抜くイメージでこの相手でも、と。


△ダノンプラチナはちょっと悩んだ馬ではあるが連下では拾いたい。時計は平凡だがやはり追い切りのフォームのインパクト、スッと仕掛けられて抜群に反応しすぎて併走馬を抜き去りそうで慌てて抑えるみたいなのはやっぱり目立つよね。前肢の伸びも良かった。まあ正直なところ朝日杯は渋った馬場でペースバランスもハイで中弛みからの直線勝負。スプリングSでドスローを折り合わせての後半特化戦でキレ負けしているように府中の高速馬場?という面はあるにはあるんだがクラリティスカイを完封したタフな馬場でのTS持続力は並の馬ではないことの証明だし、アルマワイオリ含めて朝日杯自体のレースレベルも高かったはず。クラリティスカイに比べて過剰人気気味なのは否めないにせよ、ここは押さえておきたいかな。今年のマイル路線はハイレベルだと思っているので。


×ヤングマンパワーはTS持続力の高さが売りだとは思っていたが、関屋記念ではドスローからの11.4 - 11.2 - 10.7 - 11.4とトップスピード戦で2列目外から積極策、キレ負けをせずに最後までしぶとく食らいついてという競馬は驚きでトップスピードの質という点でもある程度評価すべきかなと。ただアーリントンCを見ても動いていくところでの反応はイマイチだったし、今回は内枠なので府中で緩い流れから急激なギアチェンジがある程度問われたときに対応できるかが焦点。内枠にクラリティやシャイニーといった当てになる先行馬がいるのでこれらに置かれても進路確保はさほど難しくないだろうと。L1での食い込みは手応え以上に来るので3着までで押さえたい。


×シェルビーは前走の内容がある程度良ければもうちょっと重い印を考えたんだけど押さえまでかな。トップスピードに乗っちゃえば質、持続力ともに高いタイプだが、昨年のキャピタルSではソフトな馬場でペースがある程度上がっての11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.1 - 12.1と平均ペースからのTS持続戦で中団から上手く脚を溜めつつL1で馬群の真ん中を切り裂いているようにTS持続力は非凡。朱雀Sの勝ちっぷりもそうだが全体のペースバランスよりも早い段階で11秒半ばに乗っている競馬の方が合っているので、今回はそれよりちょっと緩みそうというところも不安はあるが、オーバーペースにならずにエンジンが掛かればL1は食い込める。昨年はちょっと積極的過ぎた仕掛けだったし、もうちょっと序盤無理せずに動くところで動ければ。L3最速戦でのL1バテ差しを期待というところかな。


消からフルーキーはトップスピード勝負ではパフォーマンスを落としてきているし、前走も少し力の要る馬場で緩い前半のうちにポジションを取っちゃってポケットから進められたのも結果的に良かったと。11.9 - 11.8 - 11.4 - 11.1 - 11.9のラップ推移で直線序盤の最速地点では追われてもさほど伸びがなかったがL1で突き抜けたように出し切って何ぼの馬ではある。それでも3~4角外々からになるだろうし、この枠で内に入り込めるほどの先行力は本来期待できない馬。エプソムCも3~4角で上手く内を立ち回れた面もある。東京新聞杯の様にある程度渋ればなとは思うんだが、スロー気味からのTS持続戦ではばてなくても要所で動けずにジリジリ掲示板圏内ぐらいまでというイメージになるかな。 この馬は高いレベルだとマイルではスピード負けすると思っているので、その点も含めて今回は消しておく。


消からロゴタイプは個人的に追い切りが良く見えなかった。いつも明らかに自動◎になるような目立つフットワークの大きさや力強さ、それに時計が伴ってくる馬なんだが、今回は大外回したにせよ不満が残る時計、フットワークだったかな。外枠はそれほど気にしていないんだけど、結局今回はペースをだれが作るのかが読めない。2歳時に要所で動いて後半総合力勝負でもやれているので、もしかしたら普通に器用に動けるかもしれないけど、3歳勢のレベルが高いのとこの世代のマイル路線は非常に平凡だったこともあり、状態面も総合的に合わせるとちょっと拾い切れなかったかなという感じ。
 


【昨年の馬単4,470円を始め現在3年連続で菊花賞的中!今年もこの男の血統予想にお任せですね】

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栗山求氏とは・・

テレビ、雑誌、イベント、ブログなど幅広いジャンルで活躍。

抜群の知名度と安定の的中率を誇るプロ競馬予想家。
血統を基にした予想方法が得意で、競馬通信社でのコラム『血統SQUARE』の連載やフリーライターとして雑誌や書籍などを手掛けるなど多くの経験をしてきた栗山求氏の配合分析は有名である。

現在では『競馬総合チャンネル』、『web競馬王』、『競馬王』などに連載を持っており、今年3月に発売されたパーフェクト種牡馬辞典2015-2016では監修を務めている。

グリーンチャンネルなどのテレビやイベントにも多く出演しており、

抜群の知名度とキャリアを誇る栗山求氏は血統評論家として日本を代表する存在である。


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