2015年10月27日火曜日

天皇賞秋2015 出走予定馬:ワンアンドオンリー、ダービーの頃に戻れるか?現実的に厳しい材料が多く…

2015 11/1(日) 天皇賞(秋) 東京芝2000m
出走予定・登録馬一覧
天皇賞秋2015の出走予定馬


2015 10/25(日) 菊花賞(GI) 京都芝外3000m
出走予定・登録馬
菊花賞2015の出走予定馬・登録馬一覧


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 昨年の春、府中の2400m、それも日本ダービーという大舞台で輝き文字通り唯一無二の存在感を見せつけたのがワンアンドオンリーだった。神戸新聞杯でも後の菊花賞馬を撃破したが、あれから丸一年勝利から見放されることとなった。どこかで歯車が狂ってしまった感の強いダービー馬。しかし何といってもダービー馬である、このまま忘却の彼方へと飛んでしまうわけにはいかない。この府中であの切れ味をもう一度蘇らせてもらいたい。


 まあ全く見限るのはどうかとも思うが流石にこの条件でこのメンバー相手にやれるか?となると難しい一銭にはなりそうだ。良いころから馬が変わってしまっている感はあるので。


 まずは全盛期にしてイスラボニータを捕えたダービーから振り返る。ペースバランスは59.6-60.2とハイ気味平均ペースだが単騎のエキマエがいてのこと。13.6 - 12.2 - 11.6 - 11.1 - 11.7のラップ推移で途中で故障で下がったところで大きくラップが落ちていて離れた番手のトーセンスターダムでは平均~ややスローペースぐらいといったところだろう。その中でイスラボニータをマークする積極策で好位で展開。我慢しながら直線序盤でイスラの外に出すとそこからスッと反応してイスラの持ち味である総合力を上回って突き抜けた。これは当時かなり驚かされてそれまでポテンシャルタイプだと思っていたし、ポジションを取れたとしてイスラの後ろから加速していく段階で脚色で優位に立てるとは思っていなかった。かなりのインパクトを残した一戦だったが、これが今のところ後の競馬で見られることはなかった。神戸新聞杯は軽く触れるがL3最速のTS持続戦、コーナーで動いて勝負に行って最後は後の菊花賞馬トーホウジャッカルや強敵サウンズオブアースを何とかねじ伏せたが抜きん出た存在というほどではなかった


 その後はなかなかかみ合わないので軽く。菊花賞は単調なスロー、淀みない中で終始外々を回されインに入ることができない苦しい競馬となった。ジャパンカップは外を走っていて比較的単調な流れ、3コーナー辺りでトレーディングレザーの故障のあおりを受けてしまった。ハープスターに伸び負けしたのは残念もある程度仕方ない。有馬はドスローで内に包まれ動けず終戦。ドバイは唯一頑張ったなというところで、積極的に2列目での競馬。しかし直線早い段階でフリントシャーらに楽に抜け出され下がってしまい、ダメダメだなと思ったところでL1で盛り返し気味に伸びてきたという感じ。過去の記事を参照してもらえればと思うが大体L2最速っぽい競馬の中で要所で置かれている感じだった。





 宝塚記念が不満だった。阪神芝内2200m戦、ペースバランスは62.5-59.2と超スロー、シップが出遅れたこともあったが各馬の意識もそういう形になって行った。そこで中団馬群の中でレースを展開していくがレースラップが12.5 - 11.7 - 11.0 - 11.6 - 12.4とL3最速でL1かなり減速する流れである。中団馬群の中で前を向けない展開でコーナーに突っ込んでいく、4角あたりではもう前もスピードに乗っていて中団のこの馬も前が動いたことでスペースもアリ追われていたのだがなかなか喰らいつけない。最後までジリジリといいところなく終わっての11着完敗だった。神戸新聞杯で強気の競馬で動いて最後甘くなったとはいえトーホウジャッカルあたりを捻じ伏せたあの脚はもうなかった。そのトーホウが外からそこそこは結果を出せた中で伸びあぐねたというのも心証が悪いなと。


 そして前走の京都大賞典。超高速馬場で結果よりもまず内容を見たかったがその内容が良くなかった。もちろんルメールの騎乗が良いとは全く思わなかったにせよである。京都芝外2400m戦でペースバランスは60.5-57.8と3秒近い超スロー、12.9 - 11.9 - 11.1 - 10.9 - 11.0と3F勝負となっていてトップスピード戦である。五分には出てそこから下げる形で中団。道中はサウンズオブアースをマークしながらの競馬になる。3角手前でメイショウが動いていくがそれでも動かずピタリ、サウンズをマークしながらまだしかけず後方に下がる形。3~4角では外目を追走しながらも反応で遅れて直線。序盤でも伸びがなくL1でようやくそれなりにはきたがという感じでの6着完敗だった。ラブリーデイが32.3という上がりを使ったレースで後ろから32.9という上がりに何の価値もない。内容としては完敗だった。ルメールの仕掛けもイマイチで、動くべきタイミングで動けなかったので中団から後方にポジションを下げたしそれでも仕掛ける意識がなかったので直線序盤で猛烈に置かれている。あれではお話にならない。とはいえ、である。もともとダービーを勝った時には凄い反応で突き抜けてきた馬であり、この加速していく段階で甘くなったドバイとこの京都大賞典はやはりいいころには全くないと考えるのが妥当ともいえるだろう。


 まず状態を戻してこないとどうしようもないかなと。天皇賞秋の舞台だとペースが上がってポテンシャル戦になった時に幾ばくかの面白さはあるが、少なくともダービーで見せたあの反応は恐らく期待できない。また宝塚記念でもTS持続戦で見劣ったように、少なくとも3歳神戸新聞杯時のメンバー比較で見ても明らかにパフォーマンスそのものを落としてしまっているとみる必要がある。今のところは早熟だったという可能性が高いと言わざるを得ないだろう。この馬は坂路調教では時計を出してこない馬なので判断が難しいのだが、まず迫力あるフットワークを見せてきてもらいたい。現時点では買い材料は無いに乏しく、ダービーの感じであれば面白い条件だったと思うんだが、少なくともギアチェンジが影をひそめてしまっている、そこまで3歳時から抜きん出ていなかったTS持続力も甘くなってしまっている以上東京の2000では狙いにくい。心を鬼にして無印にする予定だ。



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