2015 10/31(土) スワンS(GII) 京都芝外1400m
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なかなか重賞では思ったような成果を収められないものの度々強烈な末脚を引き出して素質を感じさせるのがサトノルパンだ。気性面の課題の大きい馬ではあるが上手く導けたときの切れ味は重賞でも驚異となるレベル。前走は準OPの阪神1200m戦で道頓堀Sでそれを引き出し一頭違う切れを見せた。阪神巧者の感あり京都は課題だが上手く流れに沿って競馬ができれば面白い存在だ。
この馬はなかなか運がない面もあるんだが、上手く引き出せれば強烈な切れ味を見せてくる。
まずは前走を振り返ろう。道頓堀Sでは阪神芝内1200m戦でペースバランスは35.2-34.0と1200にしてはかなりのスローペース、11.2 - 11.3 - 11.3 - 11.4というラップ推移でL1まで大きく落とさず11秒前半を連則する競馬になった。この流れでやや出負け、無理のない程度に追走しつつ、それでもやっぱりハミを噛みながらで気性的には楽ではない感じ。ゆったりとした流れで折り合い重視しながら3~4角でも外々を追走、楽な手ごたえで好位列を意識して直線。序盤でスパッと切れて一気に先頭列に並びかける。L1でもしっかりと抜け出しての完勝だった。正直L1落ちていないので長く脚を使ったという感じに見えるが、L2の11.3の地点で明らかに伸びて来ていて恐らく10秒台のラップをここで踏んでいるしL1ではほぼ先頭に立っていたので11.4に近いラップと考えるとこの馬自身はL2でトップスピードの質を見せてきたという見方で良いと思う。まあ坂があるのでL1落ちるのは当然ではあるんだが、それでも強烈な切れ味を見せた。
この切れ味は過去にも見せていたので京王杯スプリングCでは期待していた一頭なのだがとにかく詰まってしまった。東京芝1400m戦でペースバランスは36.0-33.7と超スロー、11.6 - 11.9 - 11.3 - 10.8 - 11.6とL2最速10.8はかなりのトップスピード戦だ。雨が残っていて良馬場とはいえパンパンの超高速馬場というわけでもなかった中ではかなりの切れ味勝負。ここでもやや出負けしてじわっと出していく感じで中団馬群の中で進めていく。3角手前ではやはりちょっとかかり気味だがルメールがコントロールしながら3~4角でも中団馬群の中で追い出しを待ちながら直線。序盤で追い出されると反応できそうな手ごたえ、L2で進路を取ってスペースを詰めるのだが前が開かない。L1で2列目から進路を取り切れそうだったが詰まってブレーキ、もう一度追い出すも及ばなかった。内のダンスディレクターともども進路なく持ち味の切れ味を引き出し切れなかった感じはある。この馬の場合は反応そのものもしっかりしていたし最速地点でスペースを詰めてきていてトップスピード面では底を見せなかったが如何せん詰まった。この競馬は仕方ないがパフォーマンスそのものは高かったなという感じ。トップクラス相手にトップスピード勝負なら目途を立てたと言って良い。
ただ、そういうタイプだけに基礎スピード面を要求されたときに末脚が鈍らないかどうかである。しかしそれ関しても一応オーロCで一定レベルは見せてきた。東京芝1400m戦で34.2-34.7とややハイ気味の平均ペース、11.3 - 11.4 - 11.5 - 11.8と淀みなく進んでいる中で中目の枠からハッキリ出負けして最後方からの競馬。淀みなく縦長で進む中で3~4角も外から動いていく形で最後方列から後方まで押し上げて直線。序盤からジリジリと伸びて来てL2ではもう好位列まで取り付き抜け出してくる。L1でもう一伸びというところでちょっと甘くなり、ダノンプログラマーに交わされカオスモスは捕えきれずだった。まあ3着ではあるが出負けして取り付く余裕のない基礎スピード戦、コーナーで速いラップを刻む中で外々から押し上げながらではL1甘くなっても仕方ないし、相手関係も東京1400巧者のカオスモスや高速ポテンシャル戦に強いダノンプログラマーなわけでアルフレードやサクラゴスペルは撃破している。意外と厳しい流れになってもやれるし、高速馬場なら長く維持してきそう。
個人的なイメージとしは折り合いに苦労しながらも溜めてスパッと切れるという方が高いパフォーマンスかなとも思っているんだが、オーロCの内容は大きい。高速馬場ならある程度流れて基礎スピードを要求されても脚を使わされることなくしっかりといい脚を引き出してきているし、3~4角で外から速いラップを押し上げながらやれているというのはTS持続力面でもいい材料だ。このタイプの馬で阪神内回り巧者というのは意外なんだが、京王杯SCの内容からもトップスピードの質はトップクラスの素質を持っていると思うし、ペースが上がっても全く問題ない。最終的には近年流行りの後半型スプリンターになる素質を持っていると思うんだが、安定させないのがゲートの拙さと出していくとコントロールが難しいという気性面ということだろう。距離というよりもそこを改善させたい馬である。パフォーマンスを見ても完成期に差し掛かってきていると思うし、兄弟もクラレントやレッドアリオンといったトップスピード面の高さを持っているタイプ。この馬は気性面がより勝ってしまっていてかつ絶対的なトップスピードの質は兄弟に勝るとも劣らない。非常に乗り難しいタイプだとはお思うが、京都1400でも上手く立ち回ってこれればペースが上がっても大丈夫だろうし、トップスピード面を要求されればこのメンバー構成なら一枚上かなと思っている。相手よりもしっかりと自分の持ち味を活かせる競馬ができるかが重要だろう。ここは期待したい一頭だ。
昇級後、3着→4着→5着とオープンクラスでも力のあるところを示しているキクノソル。前走は2100mという適性よりも長い距離を走っての5着という事を考慮すれば、5着に粘ったのは上々の内容。距離を短縮した上に、強力な同型も不在。相手関係を考慮すればあっさり逃げ勝っても不思議ではない。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:6
2頭目:1.12
3頭目:1.3.5.7.8.10.12
組み合わせ数11点
投資金額各100円
的中配当:4,810円 回収金額:4,810円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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