2015年12月22日火曜日

有馬記念 2015 出走予定馬:キタサンブラック、代打横山典弘とともに勝って祭りフルコーラスとなるか

ホースメン会議:有馬記念490_160

有馬記念の出走予定馬展望キタサンブラック

2015 12/27(日)
第60回 有馬記念(GI) 中山芝内2500m
出走予定馬一覧
有馬記念2015の出走予定馬一覧


有馬記念2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(20位前後、プロフィール欄にあります。)


 今年の牡馬クラシック戦線は皆勤、そして最後の最後に菊の大輪を手中に収めたのがキタサンブラック。北島三郎が長い長い馬主歴の中でも初めて出会ったGI馬…早くから素質の片鱗を見せていた実力馬だったが、距離不安をささやかれていた菊花賞での悲願達成、與杼に祭りがこだました。今度は舞台を有馬記念というさらなる大舞台に移す。相棒の北村宏司は負傷で代打には名手横山典弘。この馬と皐月、ダービーで先行争いを繰り広げたライバル騎手を乗せ、暮れの大舞台に今度はフルコーラスで祭りを轟かせたい。


 今年の3歳クラシック路線の中でも総合力の高さは屈指のレベルにある。しかし、究極的に見た時に使える脚がそこまでは長くない。これはリアルスティールとの比較で、ということになるが。


 まずは何といっても菊花賞だろう。京都芝外3000m戦、良馬場だったが前日までとは打って変わって散水の影響もあったか超高速馬場ではなくなっていた。ペースバランスは60.2-64.4-59.3と昨年とは違って例年に近い中盤の1000が緩む競馬。ラップ的には多少誤差があって、13.7 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 12.2 - 11.6と中盤が強烈に緩んだので中盤の内からペースが上がって実に7F戦の競馬となっている。ただ、これでも実は後半上がり切っておらず、前がしんどくなって直線入りで減速しているが余力のあった馬たちはそこで加速をしながら直線後半を迎えるとなっている。最上位勢は脚を出し切る競馬ではなく、そこから加速する余力があったかと、スムーズに加速できたか、というギアチェンジ面を実は問われているとみている。


 キタサンブラックは4番枠と絶好の内枠を確保できたのもあるが、好発からまずは一周目を好位列で進める形。ただスタンド前から1~2角でかなり緩くなったので、一気に外からアルバートドックが動いていくという形でペースが一気に上がる。そこで我慢しながら内のスペースを詰め過ぎないようにしっかりとコントロールして3角に入る。3~4角では3列目の最内でリアファルの直後、動きだせずに我慢を強いられて3列目で直線。最序盤で最内を取ろうとするが前の馬が内に切り込んだので修正しつつ捌く、そこからの反応が良く最後はリアルスティールもスピードに乗ってきたがこれを退けた。リアファルなんかもL1で加速ラップを踏んでいるんだが、この馬の反応がとにかく早かった。使える脚が短いので最後はどうしても詰められたがそれでもスピードに乗るまでがとにかく早いので、直線入りでの減速地点で捌きながらでもリアファルよりもしっかりとスピードに乗れた。要するにロンスパのポテンシャル戦としてみるよりは、上位3頭はこれぐらいからもう一段階の加速を要求された高いレベルの戦いだったと考えると腑に落ちる。この辺はギアチェンジ特化型のエイシンフラッシュに近い印象で、エイシンフラッシュもポテンシャル戦でも戦えた馬だったんだが、有馬記念の一瞬の脚もそうだが、ロンスパ自体で脚を使わされなくても、本当にいい脚はそこまで長くは使えないという感覚。キタサンブラックもイメージ的には底に当てはまる感覚で、菊花賞は2段階加速の2段階目の仕掛けが遅かった分だけ、ギアチェンジで勝負ができたとみるのが妥当なのかなという感じ。セントライト記念も結局12.5 - 12.6 - 11.9 - 11.5 - 11.6とドスローからの2F戦に近い競馬で出し抜いてという競馬だ。こういった緩い流れからトップスピードに乗せるまでの反応…ギアチェンジが非常に高いレベルにある。


 これはトップスピード戦でも同じ。リアルスティール福永の面白い競馬のおかげで勝てたと言っても良いスプリングSだが、それでもこの馬自身要所の良さを見せていたのも確かだ。中山芝内1800m戦でペースバランスは49.8-46.5と3秒以上は超スロー、ラップ推移的にも12.8 - 12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.5とL2最速でL3の次点でもまだ11.8…これもざっくりと言えば13-12-12-11と結局2段階加速に近い競馬になっている。この流れを1番枠から楽に番手を確保、仕掛けを待ちながら3~4角でも先頭列の真ん中で我慢、ダノンメジャーの押上げでもまだ仕掛けを待つ、4角で持ったままで先頭に立ってそこから追い出す。序盤ですっと2列目を引き離して一脚を使うが最後はちょっと甘くなってダノンやリアルの強襲を受ける。結果的に勝ち切れたのは仕掛けを極限まで待てたことが大きいのと、福永が馬群の中で我慢してリアルスティール自身が1.5F戦に持ち込んだことも大きい。ただ、このレース自体はやはりこのクラスの馬たちを相手に要所で出し抜くだけのギアチェンジがあったということも評価すべきで、11.8-11.2としっかりと加速で動いての勝利というのはやはり菊花賞を勝てるかという点ではともかくGIを勝つだけの素材だったなと、改めて実感する内容だった。


 一方で、この馬はバランスを崩されると脆いところもある。皐月賞はギリギリの範囲内という感じで力を出し切れたリアルスティールにも完敗を喫したし、ドゥラメンテに対しても見劣った。ペースバランスは59.2-59.0と平均ペースだが、12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6とある程度流れたように見えたことで仕掛けどころがそこまで早くならなかったという点で、少なくとも上位2頭にとっては息が入る展開だったと。 7番枠から五分のスタート、二の足でしっかりと盛り返してハナを一色も外からクラリティスカイが行くのでこれを行かせての番手で進める。道中少し緩んで3角では番手外で仕掛けを待つ立場。ただここで外からリアルスティールが流石に前走の轍は譜面と外から動いて目標にされる。ここで仕掛けて直線を向くが、勢いをつけて加速の段階に入ってきたリアルとの比較ではギアチェンジでは太刀打ちできず、L1も甘くなっての3着完敗だった。個人的にはこの馬にとって、59.2というのはオーバーペースとまでは言わないが後半のメリハリ、ギアチェンジを引き出せるほど余力を残せないペースだったのかなという感覚だった。従って、この時点で自分は質の高い基礎スピードが要求される2000よりは東京2400の方がペースが落ち着く可能性が高く、息を入れやすい。この馬の良さを引き出しやすいとみてダービーでは重い印を打つつもりだったし、実際本命にしたがまさかダービーで58.8-59.4という形でそれよりも厳しい流れに自ら持ち込む形に巻き込まれてしまうとは、という想いはある。もちろん北村のギャンブル自体は好意的に受け止めたいが、噛み合わないなとは感じた。ダービーで崩れたのはオーバーペースとみて良いし、ゆったり運べる距離の方がいいだろうとはこの時点から思っていた。


 この馬の評価をどうするか、というところだが冷静に見ても総合力を活かせれば勝負になると思ってはいる。ただ、世代間で量った時に、リアルスティールとの比較でTS持続力、基礎スピードの幅は少なくとも2000まででは明らかに見劣る。菊花賞で見せたのはポテンシャルの要素も絡んではいるが、決定的だったのは2段階目の加速が要求されてそれが直線に入ってからだったという仕掛けの遅さというのもある。対リアルスティールやリアファルに関して菊花賞で優位に立てたのはギアチェンジに依る所が大きいだろうと。有馬記念の場合はやはりどうしてもL1の坂が大きい。仮にスプリングSばりに仕掛けが遅くなったとしても、実際スプリングSで強襲を受けているように、どうしてもL1は甘くなる。リアルスティールやリアファルを相手に脚を出し切る競馬になったとすると恐らく苦しい。特にリアファルは前々で主導権を握る形になるし、TS持続力を引き出す競馬になってくると多分それを差すのは難しいだろう。加えて言えばシップが捲る形でポテンシャル戦になった時に、菊花賞のようにもう一脚を使えるのかどうか、というのもある。超高速ではないにせよ、高速京都にありがちなL1最速は直線平坦というところが大きい。その辺りを含めてみても、やはり勝ち切るまでには相当噛み合わないと難しいかなと感じる。ただ、この馬はペースを崩さなければ菊花賞でも好走しているようにポテンシャル的要素で脚を使わされる馬ではない。また近年の有馬の傾向は2段階加速戦になりつつある、L2最速で4角からの加速が問われるケースが多いので、この馬の適性的にはフィットしていて仮にL2最速トップスピード戦になっても、ポテンシャル戦になっても一定レベルのパフォーマンスは期待できる馬だと思う。その点からは3着までとしてみれば期待しても良いのかなと感じている。もちろん内枠が欲しいし、上手く立ち回って何ぼの馬。要所ではしっかりと脚を使って動けて、ラブリーデイと同タイプになる。こちらはセントライトからの菊花賞、その後はここ一本。ラブリーデイは既に王道路線を3戦消化している。この辺りを考えても上昇度は魅力的。なかなかこの条件で勝ち切るイメージはできないが、それでも馬券的には外しにくい一頭かなと。要所でいつでも動けるギアチェンジが活きる競馬なら…。


━━━━━━━━━━━━━━━━━

“競馬の神様”故・大川慶次郎が創設

 創業34年【ホースメン会議】の

実力を知って頂く為の特別無料配信!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ★有馬記念(GI)★

「鉄板3点勝負」 特別無料配信

     ラブリーデイ
       &
  ショウナンパンドラ陣営が

一番恐れている穴馬の正体とは!?

 激走穴馬で馬連50倍を獲る!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━


■実力を知って頂く為の無料配信

GIも的中ラッシュ!

阪神JF 7640円的中!

マイルCS 2000円的中!

エリザベス女王杯 3770円的中!

天 皇 賞(秋) 2万4850円的中!

菊 花 賞 4640円的中!

秋 華 賞 2790円的中!


1日1鞍~3鞍の厳選提供から

12/13 中山 11R 1万1870円的中!
12/12 阪神 7R 2万8110円的中!
12/06 中京 7R 3万2600円的中!
12/05 中京 11R 2万2160円的中!
11/29 京都 10R 2万9960円的中!
11/28 東京 11R 1万0150円的中!
11/22 東京 10R 2万3150円的中!
11/21 東京 8R 5万0900円的中!

有馬記念・3点を無料で見る
ホースメン会議:有馬記念300_250


see more info at 有馬記念予想編:敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。