先日、江戸川乱歩誕生120周年、没後50年を記念してドラマ化された「黒蜥蜴」が放映されたらしいが、乱歩の独特の怪しげな世界観を今の規制が厳しい地上波で再現出来るとは思えずスルーした。
江戸川乱歩にせよ、乱歩の盟友だった横溝正史にせよ誕生何周年・没後何年とか何だかんだと理由をつけて新たに映像化される事やCSでドラマの再放送がされるケースが多いが、原作の世界観を忠実に再現しているモノは皆無に近いだけに観る気がしない。
乱歩で云えば昭和45年に東京12チャンネルで放映の「江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎」と丸山明宏(現・美輪明宏)が主演、深作欣二が監督をした三島由紀夫版の「黒蜥蜴」など名作と思える作品はソフト化されておらず、正史に関してはソフト化された作品は多いが市川崑監督による東宝の金田一耕助シリーズと昭和52年にTBS系列で放映された「横溝正史シリーズ」の東宝製作版のみが観るに値する程度。
原作の改変をしても構わないので、以前に正史原作の本陣殺人事件を企画していた事がある岩井俊二が乱歩か正史の映像化をすれば見応えある面白い世界観の作品が出来るかも知れないのだが・・・
本日は有馬記念が行われた。
有馬記念は中央競馬会二代目理事長の有馬頼寧氏が暮れの中山で日本ダービーに匹敵する大レースの創設を提唱したのをきっかけに作られた中山グランプリが前身で、有馬頼寧氏がプロ野球の東京セネタースのオーナーをしていた事からプロ野球のオールスター戦に範を取りファン投票で出走馬を選ぶレースを企画して中山グランプリが誕生したのは有名な話で、翌年に有馬頼寧氏が急逝した事で第2回からその功績を称えて有馬記念とレース名が変更されて現在に至る。
有馬頼寧氏は筑後久留米藩主の血筋で、余談だが頼寧氏の祖父で久留米藩の最後の藩主の有馬頼咸は明治3年の長州の奇兵隊の暴動を導火線として巻き起こった攘夷派による明治4年の反政府事件に藩主自ら関わったとして弾正台の取り調べを受けて閉門三十日を命じられた事で知られており、このあといくつかの士族の反乱が明治時代におこったが、それは局地的な反乱に過ぎず、全国的規模の反政府謀議の連絡組織があり、藩主自らが反乱に関係していたこの明治4年の反政府事件はかなり珍しいケースと言えるだろう。
先週の競馬は浦和・ゴールドCは的中するも、翌日の名古屋GPではカゼノコを軸にして相手はアムールブリエ・ニホンピロアワーズの2頭に絞ったが絵に描いたようなキレイなタテ目で馬券はハズレ、その翌日の兵庫GTではJBCスプリントで軸にしたレーザーバレットを再び軸にして的中したが特に大きく張った訳でもないし的中して当然のド本命の嬉しさも中くらいと云ったトコ、土曜の中央競馬は当たったりハズレたりと馬券の成績は一進一退が続き、本日の有馬記念は3歳馬とオンナ馬の全部にオーシャンブルーなど不振が続く馬とJCのレース振りからガス欠の印象があるラブリーデイなどを切ってワンアンドオンリーを軸にして買うも撃沈、先週のブログに残りわずかとなった15年を全勝で締め括れれば最高と書いたが「言うは易く、行うは難し」と云ったトコで簡単に競馬で勝ち続ける事は出来れば苦労はしないと改めて実感する。
まぁ、有馬記念はハズレたが、私には東京大賞典を含む年末の恒例の大井の3重賞が残っており、それで今年を上手く締め括る事を目指して頑張りたい。
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