2015年12月18日金曜日

出張馬房

先日行われた浦和記念は1着がハッピースプリント、2着はサミットストーンと中央勢を抑えて南関勢のワンツーの決着となったのはご存知の通り、これで中央交流として行われた過去20回の浦和記念は中央勢の11勝、2着11回に対して地方勢は9勝、2着9回となり、中央勢が席巻しているのが普通の南関のダートGとしては珍しく地方勢が中央勢と互角に渡り合っているのがこの浦和記念だろう。

この要因は以前にも書いたように浦和記念はチャンピオンズCと東京大賞典の谷間にある重賞で、超がつく一流の中央馬が出走しない事や浦和競馬場は1周1200Mと云う小回りに加え、トラックの中に藤右衛門川が横切っている事から橋が2ヵ所有ると云うかなりトリッキーなコース形態で、普段オオバコの競馬に慣れている中央勢は不慣れな小回りに苦しみ、橋の上のトラックを渡る際の振動を気にして集中力が途切れる馬が居て凡走してしまうケースがあるからだろう。

ふと思い出したのが以前に船橋で馬主をしていた知人が「浦和は出張馬房がなくて馬運車でレースまで待機するから使いたくないんだよなぁ」と云う言葉で、その時代から四半世紀以上も経過しているだけにまさか未だに出張馬房がないとは思えないが、現状どうなっているかが判らないので競馬場側に今はどうなっているかを質問した。

浦和競馬場の回答は「ダートG競走が浦和で行われるようになってから出張馬房を作った」との事で、「現在は12の出張馬房があり、ダートG競走に出走する中央所属馬や南関以外の他地区から参戦する馬を優先に入れている」と云う回答を頂戴した。
ちなみに南関の他三場にも出張馬房について質問したが、大井が約50馬房、船橋が24馬房、川崎が30馬房あるとの事、ただ気になるのは厩舎が競馬場に隣接している大井や船橋は別として川崎は小向、浦和は野田と競馬場から離れた位置に厩舎がある事からその件について再度問い合わせると基本的に輸送後は馬運車でレースまで待機するケースが多いとの事で、最近の馬運車は以前と異なり冷房設備があるが中々厳しい環境でレース開始を待っている事が判ったのは収穫。
まぁ、これが馬券の予想に役立つかは微妙だが、夏に弱い体質の馬が川崎・浦和のレースを使う際は評価を割り引く必要があるかも知れない。


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