2015年12月30日水曜日

第9回東京シンデレラマイル結論

今回で9回目を迎えるシンデレラM、過去8年の中フルゲートで行われたのは6回、残る2回が15頭立てと例年アタマ数だけは揃う重賞だが、格下馬の出走ばかりが目立ち、純然たるOP馬の出走が少ないのが特徴で、最近の南関牝馬のレベル低下を如実に物語るように今年は出走馬16頭中、南関の重賞を勝った馬はわずか4頭しか居ないのに対して、過去に南関の重賞出走経験が無い5頭含み今後重賞で勝ち負けするどころか出走する事も危ういメンツばかりが揃った印象が強い。
それだけに今年のシンデレラMは各馬の斤量差を気にするより素直に実力を評価して予想を組み立てるのが正解だろう。

今回の出走馬の中で今後も重賞戦線で活躍が可能なのはブルーチッパー・ララベル・ティーズアライズの3頭と思え、この中ではやはり3歳のララベルを中心に考えるべきで、先ほども書いたようにララベルは未だ体がパンとしておらず未完成の現状で重賞3勝を含み【6・1・1・1】の成績で、唯一複勝圏内を外したのはオトコ馬が相手だった東京ダービーの4着だけで、しかもこの時の距離2000Mは守備範囲外だったのも関わらず勝ったラッキープリンスからコンマ5秒差なのは能力の証。
個人的にこの馬はマイルがベストと思っているので今回はまさしく格好の条件で、逃げるであろうブルーチッパーを見据えながらレースを進め、直線で捕えに行けばこの馬の特徴である馬体を併せると競り負けない抜群の勝負根性をみせて勝利する可能性は大。

近2走は中央勢が自分のペースで逃げる事が出来ず結果を残していないが、南関勢が相手ならば自分のペースで競馬が出来るのは確実なブルーチッパーと前々走は休み明け、前走は不得手の左回りが敗因で休み明けを2度叩いて実績のある大井コースで一変する可能性が大のティーズアライズをララベルの相手にチョイス、ララベルからこの2頭への馬単2点が今回のシンデレラMの結論。


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