先日も書いたようにノンコノユメと故障のクリソライトを除き現時点で出走可能な中央・地方のダート路線のトップクラスが揃ったと思える今年の東京大賞典、過去10年の連対馬の傾向から今年の有力馬を探してみたい。
05年
1着アジュディミツオー 4番人気
前走11/26 府中・JCダート10着
8月~大賞典までの成績【0・0・1・2】
過去のGⅠ成績(国内のみ)
04年JDD4着 04年JBCクラシック2着
04年東京大賞典1着 05年JCダート10着
2着シーキングザダイヤ 2番人気
前走11/26 府中・JCダート2着
8月~大賞典までの成績【0・2・0・1】
過去のGⅠ成績(国内・ダートのみ)
05年川崎記念2着 05年フェブラリーS2着 05年南部杯2着
05年JBCクラシック6着 05年JCダート2着
1番人気タイムパラドックス3着
前走11/26 府中・JCダート4着
8月~大賞典までの成績【1・1・1・1】
過去のGⅠ成績(ダートのみ)
04年フェブラリーS6着 04年帝王賞4着
04年JBCクラシック3着 04年JCダート1着
04年東京大賞典4着 05年川崎記念1着
05年フェブラリーS4着 05年帝王賞1着
05年南部杯3着 05年JBCクラシック1着 05年JCダート4着
06年
1着ブルーコンコルド 3番人気
前走11/25 府中・JCダート9着
8月~大賞典までの成績【2・0・0・1】
過去のGⅠ成績(ダートのみ)
04年フェブラリーS5着 05年JBCスプリント1着
06年フェブラリーS4着 06年かしわ記念2着
06年南部杯1着 06年JBCマイル1着 06年JCダート9着
2着クーリンガー 9番人気
前走11/22 浦和・浦和記念9着
8月~大賞典までの成績【0・0・0・3】
過去のGⅠ成績
02年ダービーGP3着 04年JCダート7着
04年東京大賞典3着 05年帝王賞5着
1番人気アジュディミツオー5着
前走6/28 大井・帝王賞1着
8月~大賞典までの成績
出走無し
過去のGⅠ成績(国内のみ)
04年JDD4着 04年JBCクラシック2着
04年東京大賞典1着 05年JCダート10着
05年東京大賞典1着 06年川崎記念1着
06年フェブラリーS7着 06年かしわ記念1着
06年帝王賞1着
07年
1着ヴァーミリアン 1番人気
前走11/24 JCダート1着
8月~大賞典までの成績【2・0・0・0】
過去のGⅠ成績(国内・ダートのみ)
06年フェブラリーS5着 06年JCダート4着
07年川崎記念1着 07年JBCクラシック1着 07年JCダート1着
2着フリオーソ 2番人気
前走11/24 JCダート10着
8月~大賞典までの成績【0・1・0・1】
過去のGⅠ成績
06年全日本2歳優駿1着 07年JDD1着
07年JBCクラシック2着 07年JCダート10着
08年
1着カネヒキリ 2番人気
前走12/7 JCダート1着
8月~大賞典までの成績【1・0・0・1】
過去のGⅠ成績(国内のみ)
05年JDD1着 05年ダービーGP1着 05年JCダート1着
06年フェブラリーS1着 06年帝王賞2着
08年JCダート1着
2着ヴァーミリアン 1番人気
前走12/7 JCダート3着
8月~大賞典までの成績【1・0・1・0】
過去のGⅠ成績(国内・ダートのみ)
06年フェブラリーS5着 06年JCダート4着
07年川崎記念1着 07年JBCクラシック1着
07年JCダート1着 07年東京大賞典1着
08年フェブラリーS1着 08年JBCクラシック1着
08年JCダート3着
09年
1着サクセスブロッケン 3番人気
前走12/6 JCダート4着
8月~大賞典までの成績【0・1・0・2】
過去のGⅠ成績(ダートのみ)
08年JDD1着 08年JBCクラシック2着 08年JCダート8着
08年東京大賞典3着 09年川崎記念3着
09年フェブラリーS1着 09年南部杯2着
09年JCダート4着
2着ヴァーミリアン 1番人気
前走12/8 JCダート8着
8月~大賞典までの成績【1・0・0・1】
過去のGⅠ成績(国内・ダートのみ)
06年フェブラリーS5着 06年JCダート4着
07年川崎記念1着 07年JBCクラシック1着
07年JCダート1着 07年東京大賞典1着
08年フェブラリーS1着 08年JBCクラシック1着
08年JCダート3着 08年東京大賞典2着
09年フェブラリーS6着 09年帝王賞1着
09年JBCクラシック1着 09年JCダート8着
10年
1着スマートファルコン 1番人気
前走11/24 浦和記念1着
8月~大賞典までの成績【2・0・1・0】
過去のGⅠ成績(ダートのみ)
08年JDD2着 08年JBCスプリント2着
10年帝王賞6着 10年JBCクラシック1着
2着フリオーソ 2番人気
前走11/3 JBCクラシック2着
8月~大賞典までの成績【1・1・0・0】
過去のGⅠ成績
06年全日本2歳優駿1着 07年JDD1着
07年JBCクラシック2着 07年JCダート10着
07年東京大賞典2着 08年川崎記念2着 08年帝王賞1着
08年JBCクラシック4着 08年JCダート7着
08年東京大賞典5着 09年川崎記念2着
09年かしわ記念5着 09年帝王賞2着
09年東京大賞典5着 10年川崎記念2着 10年かしわ記念2着
10年帝王賞1着 10年JBCクラシック2着
11年
1着スマートファルコン 1番人気
前走11/3 JBCクラシック1着
8月~大賞典までの成績【2・0・0・0】
過去のGⅠ成績(ダートのみ)
08年JDD2着 08年JBCスプリント2着
10年帝王賞6着 10年JBCクラシック1着
10年東京大賞典1着 11年帝王賞1着 11年JBCクラシック1着
2着ワンダーアキュート 3番人気
前走12/4 JCダート2着
8月~大賞典までの成績【0・1・0・1】
過去のGⅠ成績
09年JDD5着 09年JCダート6着 10年東京大賞典10着
11年JCダート2着
12年
1着ローマンレジェンド 2番人気
前走12/2 JCダート4着
8月~大賞典までの成績【2・0・0・1】
過去のGⅠ成績
12年JCダート4着
2着ハタノヴァンクール 3番人気
前走12/2 JCダート8着
8月~大賞典までの成績【0・0・0・2】
過去のGⅠ成績
12年JDD1着 12年JCダート8着
1番人気ワンダーアキュート3着
前走12/2 JCダート2着
8月~大賞典までの成績【1・1・0・0】
過去のGⅠ成績
09年JDD5着 09年JCダート6着
10年東京大賞典10着 11年JCダート2着
11年東京大賞典2着 12年フェブラリーS3着
12年JBCクラシック1着 12年JCダート2着
13年
1着ホッコータルマエ 1番人気
前走12/1 JCダート3着
8月~大賞典までの成績【1・1・1・0】
過去のGⅠ成績
12年JDD5着 12年JCダート3着 13年かしわ記念1着
13年帝王賞1着 13年南部杯2着
13年JBCクラシック1着 13年JCダート3着
2着ワンダーアキュート 2番人気
前走12/1 JCダート2着
8月~大賞典までの成績【0・2・0・0】
過去のGⅠ成績
09年JDD5着 09年JCダート6着
10年東京大賞典10着 11年JCダート2着
11年東京大賞典2着 12年フェブラリーS3着
12年JBCクラシック1着 12年JCダート2着
12年東京大賞典3着 13年川崎記念2着
13年フェブラリーS3着 13年帝王賞3着
13年JBCクラシック2着 13年JCダート2着
14年
1着ホッコータルマエ 1番人気
前走12/7 中京・チャンピオンズC1着
8月~大賞典までの成績【1・0・0・1】
過去のGⅠ成績
12年JDD5着 12年JCダート3着 13年かしわ記念1着
13年帝王賞1着 13年南部杯2着
13年JBCクラシック1着 13年JCダート3着
13年東京大賞典1着 14年川崎記念1着
14年フェブラリーS2着 14年JBCクラシック4着
14年チャンピオンズC1着
2着コパノリッキー 2番人気
前走12/7 中京・チャンピオンズC12着
8月~大賞典までの成績【1・0・0・1】
過去のGⅠ成績
14年フェブラリーS1着 14年かしわ記念1着
14年帝王賞2着 14年JBCクラシック1着
14年チャンピオンズC12着
①過去10年の連対馬で12年1着のローマンレジェンドを除く19頭は06年に9番人気で2着して大波乱を演出したクーリンガーも含めて何れもそれまでにダートGⅠで3着以内に入線した経験が有り、ダートGⅠで4着以内まで条件を広げるとGⅠのJCダート4着ローマンレジェンドも含まれる事となり、過去にGⅠで4着以内の実績の無い馬は大賞典で連対するのは厳しい。
②過去10年の連対馬20頭はその年の8月から大賞典までに何れも2~3戦使って大賞典へと臨んでおり、05年に1番人気を裏切ったタイムパラドックスは4戦と多く、逆に06年のアジュディミツオーは帝王賞以来の実戦と8月~大賞典までレースを1回も使っておらず、8月から大賞典までレースを使い過ぎて上積みの無い馬と休み明けの馬は評価を大きく割り引くべき。
③過去10年の連対馬20頭中、前走JCダート時代を含むチャンピオンズCに出走していた馬が16頭と8割も居り、チャンピオンズC組以外から東京大賞典へ臨んだ4頭は浦和記念とJBCクラシック組が其々2頭ずつで、GⅠ~GⅡ以外の重賞やOP特別から大賞典に出走する馬は過去10年連対していない。
④過去10年の連対馬で前走着外から巻き返した馬が7頭も居り、前走の着順は気にする必要は無いが、近2走のどちらかでダートGⅠを使い連対していた馬が20頭中16頭も居り、それに該当しない4頭の内、09年1着のサクセスブロッケンと12年2着のハタノヴァンクールは3走前でGⅠのJDDを勝利しており、その年のGⅠで連対実績が無かった06年2着クーリンガーと12年1着ローマンレジェンドは近4走以内に重賞勝ちした実績があり、GⅠで4着以内の実績があってもその年に重賞を勝っていない馬は連対資格がないと判断すべき。
今年の出走馬で過去にGⅠで4着以内の実績があり、8月から大賞典まで2~3戦のレースを使いここへ出走する馬で昨年の大賞典3着のサミットストーン・3歳時にJDD3着の実績があるケイアイレオーネは年内重賞未勝利と云う部分で評価を割り引き、近2走のどちらかでダートGⅠを使い連対しているのはホッコータルマエ・コパノリッキー・サウンドトゥルーの3頭と近2走のダートGⅠで連対していないが近4走以内に重賞勝ちがあるワンダーアキュート・ハッピースプリント・ユーロビートの3頭の計6頭が残り、この中では前人未到のダートGⅠ10勝に王手がかかるホッコータルマエに注目したい。
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