2016年2月2日火曜日

東京新聞杯 2016 出走予定馬:ダイワリベラル、2強を尻目にスローからの出し抜きができれば面白い…

ホースメン会議:東京新聞杯490_160

2016 東京新聞杯(GIII) 東京芝1600m
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 中距離路線では準OP辺りでうろうろしていた馬が、マイルに短縮して2連勝と軌道に乗ってきた感のあるダイワリベラルが2強に待ったをかける。ここ2走はどちらも中山のマイル戦だが、機動力を活かす形で鮮やかに勝ち切ってきた。東京のマイルで戦でも対応できそうな感じは見せたが、それでも中山巧者は中山巧者。この条件でもしっかりと器用さを引き出せることができるか。


 府中実績はあまり良くないんだが、マイル自体は初めて。中距離だと使える脚が短い関係もあって中山で上手くレースを作ってという競馬が多かったが、府中マイルで今のこの馬の力がどこまでか、楽しみな一戦ではある。


 まずは前走のニューイヤーSを振り返っておく。中山芝外1600m戦でペースバランスは48.6-45.7と3秒近い超スロー、12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.0 - 11.6と後半勝負でL2最速11.0だが、L3の段階で11.3と速く中山にしてはトップスピード戦が明確に出ている感じ。この流れで2番枠からまずまずのスタート、少しおっつけつつ2列目のポケットで進めながら。3~4角では前のスペースを空けながら2列目のポケット、そのまま4角で進路を外に意識しつつ直線。序盤の最速地点でジリッと伸びつつL1までジリジリと伸び続けて何とかコスモソーンパークを捕えた。最初は3列目あたりにいたが2列目ポケットに入る馬がいなかったので3~4角にかけてそのスペースを上手く使うことができたしそのうえで進路確保もスムーズ。上手く乗られたのは確かだと思う。ただ同時にこのトップスピード戦の中で置かれないのは適性的に見せていたがL1までしっかりとしぶとく脚を使ってきたのは立派と言って良い。レース全体で4Fが45.1の中で、あの位置にいたならこの馬も後半で44秒台の世界に入ってきたし、それをある程度の位置から引き上げてこれたのは大きい。マイル適性をハッキリ見せたなというところだ。


 この馬は府中では甘くなりがちだった。マイル戦ではないが、例えば稲村ヶ崎特別では1000万下で確かに強敵ではあったがそれでも甘かった。ペースバランスが62.9-58.4とドスロー、12.7 - 11.7 - 11.1 - 11.1 - 11.8のラップ推移で後半特化だがL3実質最速とTS持続力面が強く問われた。7番枠からまずまずのスタート、そこから押して先行策、2列目の外からじわっと上げて番手で3角。3~4角でも仕掛けを待ちながら楽な手ごたえで直線に入る。序盤でもまだ仕掛けを待つぐらいの感じで楽に先頭列に並びかけL2ではまだ伸びそうだったがL1でそこから甘くなって前にいたキングストーンにも再びじわっと離されての4着と甘かった。機動力が高く、これだけのスローからの12.7-11.7-11.1と加速度が高いレースの中でも楽に反応できていたようにギアチェンジが武器。だったが、結局L3最速だとL1では減速戦になるわけでここで甘かったのはやはりTS持続力に甘さがあったということ。東京2000を多く使ってきたが、L3最速戦で甘くなっていた感もある。逆に福島2000の松島特別では全体のペースがある程度上がったことでトップスピードをさほど問われない中間戦になったところで上手く突き抜けていることからも、2000だとある程度基礎スピードが問われて後半特化にならない方がいい感じはあったかなと。その点で、意外とマイル短縮そのものは面白いかなと感じていた。


 今回は府中のマイル戦になる。府中適性自体は字面で見ると良くはない。ただ、マイル戦になったことで前走でもTS持続力をフォローできた感じだし、機動力の高さ、要所のギアチェンジが大きな武器なのでスローでポジションを取れれば要所の反応は武器になるかなと。 府中でもL1で甘くなることは多いがL2の上り坂の地点ではしっかりと伸びてきているしL2最速戦の方が実績的にも良いので上り坂加速そのものは適性的に不安はないはず。ドスロー団子で仕掛けが早くなってのL3最速戦になってしまうとやはりTS持続タイプの脅威はあるが、この馬の良いところは器用なのである程度前々から4Fで45秒を切る脚を使えることと言っていいはず。極端ではない程度のスローでしっかりと内ポケットで我慢しながら2~3列目を取れれば面白い存在になりそうだ。マイル戦でペースが上がった時にどこまでやれるのかは正直未知数ではあるが、ここ数走の内容からはやはりペースは上がり切らず、できるだけゆったり運んだ方が要所のギアチェンジをより活かせるかな。上手く噛み合えばという条件は必要だが、上位2頭がいずれも後方からになるわけだし、特にタッチングスピーチはエンジンの掛かりそのものは今のところ高いレベルにあるとは思っていないので、2列目ポケットからギアチェンジを高いレベルで要求される競馬に上手く嵌り込めば一角を崩すぐらいのチャンスはあるかなとみている。いずれにせよ総合力が武器なのでドスローやハイの一貫ペースと言った極端な競馬にならないようにバランスを取れれば面白い。


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