2016年3月31日木曜日

ダービー卿CT 2016 出走予定馬:インパルスヒーロー、前走のバテ差しは魅力も相手強化…ポジションと展開次第か

ホースメン会議:ダービー卿CT490_160

2016 4/3(日) ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) 中山芝外1600m
出走予定馬一覧
ダービー卿チャレンジトロフィー2016の出走予定馬一覧

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 マイル路線は低調な世代のNHKマイルC2着馬だったインパルスヒーロー。3歳時のファルコンSの勝利以降勝利から遠ざかっていたが、前走の東風Sで実に3年ぶりの勝利を果たした。その勢いを駆って東風Sと同じ得意としている中山芝外1600mの舞台で久々の重賞制覇を狙う。前走の末脚をこのメンバーでも引き出せるか。


 この舞台だけはつねに結果が出ているなあという感じ。昨年の高速馬場状態の時も3着…まああの時は内で動けなかった馬も多いしモーリスがぶっちぎってはいるので評価が難しいが、前走なんかは中堅どころが伸びあぐねる中で鋭く伸びてきたのは好感。ただ時計、ラップ的に見てそこまで強調できるほどではないという一面もある。


 まずは前走の東風Sを振り返る。中山芝外1600m戦で良馬場、ペースバランスも47.4-47.1と平均ペースでラップ推移も11.7 - 11.8 - 11.6 - 11.6 - 12.1と11秒台を連続しながらL3が実質最速。ポテンシャル戦の流れの中で2番枠から出負けして最後方にまずは下がる。そこからスッと前に入られてしまったので内は諦めて外目に誘導、団子状態中団馬群の外目ぐらいまではつけていく。3~4角でも外目を回しながら中団で直線。序盤でジリジリと伸びて2列目に並びかけ、L1でしぶとく伸びてクビ差も完勝だった。流石にグランシルクの方がL1では若干脚色良かったが誤差の範囲だったし3~4角のロスもそこまで大きくなかったとはいえしっかりとL1までいい脚を長く維持してきたというのは評価しないといけない材料だろうと。ゲートが上手くない馬なのでポジション取りでは苦労していたが、ここでは団子状態になったことで縦のポジション差がそこまで響かなかったのもあるとは思う。まあポテンシャル面で高いレベルのモノを見せたのは大きい。ただ、雨で少し渋っていたとはいえ走破時計は平凡で、同日の3歳500万下が1:34.9であることを考えると走破時計1:34.5は物足りないしラップ推移からの補正もできない淀みない平均ペースなので、正直時計的には微妙かなと。少し時計が掛かる馬場でパフォーマンスを上げてきた感じかな。


 3走前のカシオペアS辺りでもそうだがポジショニングにやや難があるのでその辺りをフォローできる競馬でないと難しい。京都芝外1800m戦でペースバランスは47.0-46.3とスロー気味平均ペース、ラップ推移も12.4 - 11.9 - 11.4 - 11.3 - 11.7と中弛み気味からの再加速、L3最速戦でそこまでトップスピード面を要求されない競馬だ。そこで11番枠からここでは好発を切っていたが最後方に下げる形。中弛みでも取り付かず3~4角でも外々を回して最後方で直線。序盤の最速地点で外からジリッとは伸びてくるがL1までなだれ込む程度でジリジリだった。4角まで下げながらの競馬になったしコーナーから加速する競馬に対応できない競馬になってしまった感じかなと。前走でもNHKマイルCでもそうなんだが基本的には厳しい流れ向きなのは確かだろうと感じる。トップスピード面で勝負できるタイプのクロフネ産駒では無いなと。


 この馬の場合ポジショニングが重要になると思う。前走でも噛み合ったのは後ろからになったとしても3~4角団子でそのなかで極端に外を回さずに済み、かつ前を向けていたという点に尽きるかなと。トップスピード戦自体対応できないわけではないんだが、谷川岳Sもそうだが中団の外から前を向いて早めに仕掛けて動けているという感じ。L1は甘くなっていて判断が難しいところだが、トップスピード戦でもやれる。ただ、基本的にエンジンをかけっぱなし、スピードに乗りっぱなしの単調な競馬の方が合っているのは前走の内容からも確かだと思うので、その点で中山マイルはそういう競馬になりやすいというのもいいのかもしれない。ポテンシャルを引き出せればオープンレベルなら勝負になる。ただ今回は相手関係は結構強化されたので、その辺りだろう。タイプ的に厳しい流れになればロゴタイプやエキストラエンドは強敵になるとは思うんだが、それ以外の顔ぶれを見れば上位は結構不安がある馬が多い。逆に総合力勝負になってしまうと上記のロゴタイプも高いレベルで対応可能なうえに総合力タイプのクラレントやその他の上位陣はスローからトップスピードの質、持続力ともに高いというタイプが多い。恐らく緩い流れだと勝負にならんだろう。ゲートが基本的に期待できないし、単調な競馬が基本的に合う馬なので流れ次第という域は出ないだろう。高速馬場への対応力自体は高いが、近年の中山は高速馬場化すると騎手の意識が追いつかないことが多く、ペースが上がり切らなければ要所の反応、トップスピード面では足りないのでできれば適度に時計が掛かってほしいところか。馬場や枠次第だがちょっと狙いづらい要素が多い気がする。



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