2016年4月4日月曜日

桜花賞2016 出走馬:アットザシーサイド、前走は脚を余す形…上手く内から噛み合う競馬なら

チェックメイト:桜花賞490_160


2016 4/10(日) 桜花賞(GI) 阪神芝外1600m
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 前走のフィリーズレビューでは強烈な末脚を武器に権利をしっかりともぎ取り、桜花賞にしっかりと乗り込んできたのがアットザシーサイド。阪神JFでも厳しい流れの中から最後まで脚を使ってきていて素材の高さは見せてきた一頭で、噛み合ったときの末脚の破壊力は侮れない一頭。メジャーエンブレムにチューリップ賞上位2頭と強敵は多いが、この馬の素材を全て引き出し切って結果を出せるか。


 個人的には前走フィリーズレビュー組では唯一狙えるだけの材料はあるかなというところ。ただもちろんだがパフォーマンス的にはJFでメジャーエンブレムに見劣っているし、時計的にもフィリーズレビューは物足りない。出し切ってワンランク上のパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。


 前走のフィリーズレビューは阪神芝内1400m戦で良馬場、ペースバランスは35.0-34.9と平均ペースだが、ラップ推移的には11.6 - 12.2 - 11.7 - 11.5 - 11.7と阪神1400にしてはL4が12.2とかなり緩くなってしまってそこからの3F戦もL1がほとんど落ちない、これを前が刻んできたという点では結果的に仕掛けがかなり遅い競馬になったといえる。その中で9番枠から五分には出てそこからじわっと中団馬群の中でという競馬になる。道中も平均ペースではあるが中盤緩んだことで結構掛かっている馬が多く、その中で中団馬群の真ん中で動きにくい状態で3角に入る。3角での減速に合わせる形、4角で徐々に各馬が動く中でも進路確保ができずに中団で直線。序盤でそこから追いだされ、馬群を割って4番手には上がってくる。そこからL1でグンと伸びて2着を確保したという形だ。L1の段階で5馬身はあったと思うし、そこからL1だけで1馬身ちょっとまで差を詰めてきた。少なくともL1で11秒前半は出しているわけで、上りから逆算してもL1最速ラップを踏んで脚を余す形になったのは間違いない。まあ阪神内回りでここまで流れないというのも読めなかったと思うしこれに関しては難しい競馬だったと思うが、前が上手く流れに沿って進める競馬の中で高速馬場だったことを考えると時計は平凡。その中で唯一脚を出し切れずに突っ込んできたというのは評価して良い材料。少なくともレースラップや時計内容から桜花賞でチャンスがあるといえるのはこの馬だけかなという感覚かなと。


 2走前の阪神JFも5着だったが内容は悪くなかった。阪神芝外1600m戦で良馬場だが雨が残っていて時計が掛かっていた状況。ペースバランスは46.9-47.6とややハイ気味だが平均ペースの範囲内で収めてきた。ラップ推移を見ても12.1 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.6と極端なトップスピードを問われない展開でL1もかなり減速しているタフな競馬になった。9番枠から五分のスタート、中目の枠だったが内外からポジション取りが厳しいこのコース、三浦ということもあってビビってかなり下げてしまって後方の外。3~4角では中目から追走しつつ徐々に外に誘導する形で追いだして直線。序盤の最速地点での伸びは正直イマイチだったがL1で徐々に差を詰めてくると最後は一番いい脚を使って3着に際どく迫る5着ではあった。まあ一番いい脚とは言えどもほぼ誤差の範囲、決定的なバテ差しは見せられなかったが、この厳しい流れの中でも脚を使えたという点では一定の評価は必要。結果的にJFのレースレベル…2着以降は少し微妙ではあるのだが、馬場適性の関係もあったと思うし少し渋って重かった中で最低限はやれたと。


 今回は脚を出し切る形になるかどうかはもちろんだが、上手く立ち回ってそれが導けるかどうか。JFでは流れた中で脚を使っていたが最序盤ポジションを取れそうな感じで三浦がビビッて取れなかったという感じ。なので前半からある程度ポジションを主張して脚を使えるかどうかの上積みは可能性としては残っている。脚を出し切りたいのはもちろんだがJFでメジャーとの比較では勝負にならなかった以上、道中の立ち回りも問われる。ポジションもだが3~4角での内目を確保しつつ、かつ脚を出し切れるかどうかという難しい競馬が要求されるかなと。トップスピードに乗せるまでには少し時間がかかる馬だが、TS持続力が高いわけなのでL3の下りからトップスピードに乗せやすい、L1の上り坂でTS持続力を活かしやすいという点でこの馬も適性的には怖さはある。なので馬券圏内ということを考えるとギャンブルではあるがロスなく立ち回る福永とのコンビそのものは今回の相手関係ならプラスに働くかもというところ。ロスなく立ち回って、メジャーを潰しに各馬が早めに動いてできた内のスペースを突く、そういった条件が揃えば。少なくとも時計・ラップ的には凡戦だったフィリーズレビュー組の中で底を見せなかったのはこの馬だけだし、その中では一番チャンスがある馬という位置づけにはある。チューリップ賞組2頭の方がパフォーマンス的には上だとは思っているが、底を見せていない部分…高速馬場でのTS持続力が噛み合って来れば、圏内への食い込みを警戒したいレベルの一頭といえる。


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2016.2.27 阪神11R アーリントンC
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