2016年5月31日火曜日

安田記念 2016 予想・出走予定:イスラボニータ、東京適性高く、スローから一気に動けるギアチェンジを活かしたい

七騎の会:安田記念490_160


2016 6/5(日) 安田記念(GI) 東京芝1600m
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安田記念2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 一昨年の皐月賞馬だが、セントライト記念勝ちから長く勝ち星に見放され続けているのがイスラボニータ。2年連続秋の天皇賞3着、マイルCSも3着と力は示しているものの善戦止まりで終わっている。今年の2戦は中山記念、大阪杯と物足りない結果に終わってしまったが、得意の府中に戻って復活となるか。強大な壁となるモーリスを相手にこの馬の武器をしっかりと引き出して戦いたい。


 条件的には例年通りの傾向だと基礎スピード面が未知数なのでちょっと不安があるのだが、今回のメンバー構成でモーリスを各馬が意識して緩い流れになるようであればチャンスが一気に浮上してきたなという感じ。ただ、昨年秋の出来にあればいいのだが、今年2戦はちょっと物足りないので状態面が鍵になってくるかなと。


 まずは昨年のマイルCSを振り返る。モーリスやフィエロ、サトノアラジンといった後半勝負に強い馬たちが相手で、ペースバランスも47.1-45.7とスロー。ラップ推移も12.5 - 11.9 - 11.1 - 11.5 - 11.2とL3最速でTS持続線に近いのだが、トップクラスはL1まで落としていない。この流れの中で5番枠から出負けしてしまい最後方ぐらいまで下がってしまう。そこからリカバーして内々に入り込んでいくも結局は後方で進めるハメになる。3~4角でも最内で我慢しながら進路が開くのを待ちつつ中団で直線。序盤で中のスペースを上手く突いてすっと加速、L1までするすると内のスペースから抜けだして来て3着を確保した。ゆるい流れで後ろからということで再序盤無理をせずに済む展開だったのも持ち味の後半のトップスピードの質、ギアチェンジといったところも内枠から動く形で多少は活きたと思う。ただ結局後ろ過ぎたことで早い段階で仕掛ける必要があったし、レース全体もL3最速という形になったので加速をしっかりした状態で直線に入ってきている。後方から上がり最速だがL2でかなり切れていた印象だし、 瞬間的なトップスピードの質はモーリス相手にも互角の競馬ができたと思う。ただ、結局L1では4角で上手く立ちまわった割に詰め切れなかったこともあるし、TS持続ではモーリスに見劣るなと感じる。


 この馬の場合は府中適性が極めて高いので、そこは良い材料だろう。やはり天皇賞秋を見ておきたい。東京芝2000m戦で良馬場、ペースバランスも60.6-57.8と3秒近い超スローでラップ推移も12.2 - 11.6 - 11.3 - 11.1 - 11.6と徐々に加速していきながらのトップスピード戦。16番枠とかなり外からのスタートでまずまずのスタートではあったのだが枠が悪く後方外という形になる。道中もかなりスローなのだがそれでも外から押し上げるという形はなかなか取りづらく掛かり気味に進めてそれでも3角では中団まで押し上げる。4角でも中団を見ながら馬群の外目を通して直線で前を向く。序盤ですっと反応してL2では一気に2列目を捕らえに掛かる。しかしL1ではちょっと甘くなったところにステファノスに差し込まれ、更にショウナンパンドラの強襲も受け、これはなんとか退けての3着確保だった。この馬のいいところは加速していく過程のギアチェンジの上手さにあって、ここでも後方に近いところから直線で外に進路を確保してからの反応が早かった。こういった器用さがこの馬最大の武器であり、坂の上りでしっかりと加速できるというのも府中適性の高さを物語っているといえる。


 ただここ2走はちょっと物足りないというか不安である。まあ中山記念に関してはドスローからの11.6 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.1 - 11.8と超論スパの形になったし、これで中団の一番外から押し上げていくような競馬では脚を使い果たすのは仕方ないというところ。ただ、前走の大阪杯はもうちょっと頑張って欲しかった。阪神芝内2000m戦で良馬場、ペースバランスも61.1-58.2と3秒の超スローで12.5 - 12.1 - 11.3 - 10.9 - 11.4と3F勝負の流れ、中団馬軍の中でしっかりと進めつつ3~4角でショウナンパンドラの直後をとって動いていくのだがイマイチ反応に乏しくL2の最速地点でも伸び切れない。トップスピード戦でもうちょっと前で受けて欲しかったのはあるんだが、それを別にしても最低限ショウナンパンドラに対して動いていく過程で良さが出ていなかったというのは個人的には物足りない。


 府中適性はまず確実に高いし、特にスローから動き出して行くギアチェンジで良さが出る馬なのは間違いない。それとTS持続力に関してもモーリスには完敗したが、フィエロやサトノアラジンとの比較で見るとマイルの上位勢相手なら互角にやれるなという感じ。マイルCSにしてももうちょっとゲートが良ければというところが大きかった。府中でポジションを取って進めることができればギアチェンジを活かせる展開で逆転出来るだけのチャンスは残っていると思う。ただ、一点やはり後半の良さを引き出すのにあまり途中まで無茶が利かない印象ではある。例年通り45秒台の流れになってしまうと超高速馬場でも流石に前掛かりの展開になってしまう。そうなると持ち味である緩い地点からのギアチェンジを引き出せないというのもあるし、そもそも緩まなければ加速で出し抜くというのもできなくなるので、そうなってしまうと同じマイルCS上位組の中では苦戦が強いられる条件になるのかなと。いずれにせよ3~4角でちょっと緩む展開が望ましいし、ギアチェンジで優位に立つには直線半ばぐらいでそれを引き出すように仕掛けを遅らせる競馬にレースを支配できればチャンスは出てくると思う。ただ、前述のとおり、ここ2走はいくらか言い訳できるにしても物足りない面が多い。直前でこの馬らしく豪快に前肢を伸ばして良い追い切りを見せられるかは重要なポイントになるだろう。ダービーを獲れなかった蛯名だが、この舞台、長く手綱を取るこのコンビでなんとか意地を見せてもらいたい。


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昨年の勝ち馬モーリスがその後、マイルCS、海外で2勝とマイル界を完全に席巻している。だが絶対的な2番手はおらず混戦気味。さらに別路線からも強力な実力馬が参戦。それだけに非常に難解な一戦と言える。

しかしヒントは春の一連のGI戦の結果が物語っている。フェブラリーSのモーニン、ノンコノユメ。高松宮記念のアルビアーノ。天皇賞春のキタサンブラック、シュヴァルグラン。ヴィクトリアマイルのミッキークイーンと上位争いの一角には必ず4歳馬の姿がある。今年も4歳馬が出走してくるが、まずこの馬達の適性・能力比較から入ることが重要だ。

そして毎年の事だが様々なローテーションで参戦してくる馬が多いため、陣営の本気度合いも把握する必要がある。これが仕上げにつながるためGIレースにおいて、不可欠なファクターといえるだろう。【競馬セブン】はすでに安田記念を目標としている有力馬のかなりディープな情報を入手している。しかもこの馬は人気的に狙いやすいオッズで収まりそうだ。

この馬のジャッジも含めて直前情報が鍵を握っている事は言うまでもない。今年はNHKフェブラリーS◎▲2点目的中に始まり、マイルC◎○1点目的中、ヴィクトリアマイル3510円の馬連を2点目的中と、東京マイル戦で的中を連発している【競馬セブン】では、直前情報・天候・馬場状態を加味して、最終結論を当日に配信している。そして今回は特別に【安田記念極秘3点勝負】を無料配信するので、興味のある方は是非情報を入手して参考にしてみてほしい。


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