●2016オークスの予想用のラップデータ!
オークスの過去10年のラップデータから予想、分析していきます。
まずはペースだが、極端に遅くなる傾向ではない。昨年が61.3-58.6と2.7秒で超スローの部類ではあるが、それでも61秒台。過去10年でとなると基本的には60秒前後ぐらい平均してで落ち着くのかなと。前がある程度3~4番手ぐらいまでは単騎で進めることもあって縦長にはなりやすい。先に脚質別でみていくとこのレースは顕著に好位までのポジションが有利であると。好位はポジション的には真ん中より前、先行馬よりは後ろ(ややこしいので基本的にJRA通過順、18頭立てだと2角の段階で6~9番手と定義)という位置の馬が絡むことが多い。実質的にはこの辺がベストポジションになることが多く、字面で見れば流れているようでも前が離していて、この列がややスローぐらいで進めながら仕掛けを待って直線で動くというイメージで出し抜いて好走することが多いというイメージかなと。
そのうえでラップ推移から仕掛けどころを見ていくが、やっぱり後ろから…特に桜花賞で大外一気を決め込んできたような馬がなかなか食い込み切れていない要因が見えてくるかなと。L3最速は過去3度だけ、7度がL2最速でレース全体のペースがそれなりに上がる分だけ仕掛けのタイミングが遅く、前が仕掛けを待てる立場になる。それとL2の上り坂加速が問われやすくここで動けるかどうかが結構勝敗に直結してくるのでここも注意深く適性を判断したいところ。特にここ4年はL1を11秒台でまとめてきているわけなので、この辺りを考えると余計に要所で動けるか、またどの位置で脚を使ってくるかがポイントになる。もちろんブエナビスタやジェンティルドンナ、アパパネといったところは関係なく勝ち切っているが、ブエナはやっとこさレッドを捕えたレベル、ジェンティルの場合はオークスでも空前の超高速馬場でのハイペースで特殊な競馬の中でポテンシャルの違いを見せた形。このレースは基本的には外回り以降でも桜花賞の着順が逆転する傾向が強い。例えばトールポピーとレジネッタ(まあトールポピーは降着レベルの斜行ではあったが)、メイショウマンボとアユサン、ヌーヴォとハープスター、昨年は桜花賞が極端だったにしてもガラッと着順が入れ替わる結果になっている。
オークスと桜花賞の違いを端的に言えば、桜花賞は阪神芝外マイル戦で下りから脚を非常に出し切りやすいコース。一方でオークスは距離延長とペースも平均的に流れてくるので桜花賞同様府中の長い直線で脚を出し切りやすい…と思いきや意外とそうでもない、というイメージかなと。桜花賞で追込み一手でL1突っ込んできたタイプの馬はオークスでは少し割引が必要という認識が欲しいと感じている。少なくともある程度流れて4角の下りから仕掛けも早くL1の上り坂で減速を迎える桜花賞のように出し切るのは結構難しい。これをフォローするなら距離延長である程度ポジションを取るか、要所でギアチェンジを引き出せるかというところになる。個人的には中長距離の総合力タイプが優位に立てるレースだとみているので、例えばメイショウマンボの様に要所でしっかりとトップスピードに乗せられるタイプの方がTS持続、ポテンシャル特化のデニムアンドルビーより要所でいい脚を使えるし、ヌーヴォレコルトが直線でするすると反応して反応が鈍かったハープを出し抜く脚を使えるレースでもあると。特に近年はその傾向が結構強く出ていて、桜花賞でL1甘くなった組の中から距離延長である程度前目で運べる馬と府中のギアチェンジ、坂加速が要求されて良さそうな馬、この辺りを穴馬では狙っていきたいなという印象。ただ、傾向としてみても桜花賞で勝負になった馬を差すのはなかなか難しいので、それよりも後ろになるようだと恐らく勝負としては厳しい。穴をねらうにしても基本は好位列。
see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。