2016 5/14(土) 京王杯スプリングカップ(GII) 東京芝1400m
予想用・出走予定馬一覧
【京王杯スプリングカップ2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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昨年の京王杯スプリングカップ、スワンSと1400GIIで3着、そして前走の阪急杯でも2着と1400m戦に高い適性を見せてきているオメガヴェンデッタが引き続き武豊とのコンビで京王杯スプリングカップに出走予定。1200路線でも存在感は見せていたが、やはりベストは1400mというところ。マイルはちょっと長くここへの勝負気配は一番のはずで、後は上り馬、強豪相手にどこまでやれるかに注目だ。
昨年はちょっとスローすぎたなという感じではあるし、本来総合力の高い馬。そのバランスを上手く活かせればというところだ。このメンバー構成なら基礎スピードは最上位になるしそこからでもしっかりと一脚を使ってこれる。後は新興勢力との力関係次第かな。
前走の阪急杯を振り返る。かなりの高速状態だった今年のAコース阪神で内回りの1400m戦。ペースバランスは33.8-34.7とややハイ、11.2 - 11.4 - 11.2 - 11.4 - 12.1と速いラップを刻み続けてL3最速、L1は大きく減速するという阪神らしい基礎スピード特化戦に近い形。11番枠から五分のスタート、そこから無理をせずに勝つ下げ過ぎずに好位の外目でレースを進めていく。3角の段階ではまだ我慢、4角で外目からじわっと仕掛けて2列目に取り付いて直線。序盤でそこから抜け出すミッキーアイルに対してなかなか差を詰められず2列目でジリジリとしていたがL1でしぶとく伸びてきて2着を確保した。バテ差し勢のミッキーラブソングは封じ込められたし、ひとまず基礎スピード戦で勝ちに行く形の中では強い競馬ができた。またミッキーアイルが基礎スピードで押し切る形になったが結果的にこの馬が基礎スピードを活かして宮記念でも2着に粘っているようにレベルそのものは高かったとみている。その中で基礎スピード面では高いレベルを見せたとみていいだろう。
この馬の良いところは要所で結構動けるところにある。例えば昨年の京王杯スプリングカップでは東京1400m戦で稍重、36.0-33.7のドスローから11.6 - 11.9 - 11.3 - 10.8 - 11.6と最速10.8、質の高いトップスピードもだが11.9からしっかりと加速していくギアチェンジも問われた。ここで番手の外から直線で追いだされてしっかりと先頭に立てているし、L2の地点ではややキレ負けはしていた感じだがL1で再び踏ん張って先頭列のたたき合いは制しての3着確保。L2の最速地点ではイマイチだったもののそれでも究極的な切れ味勝負だったわけだし、そこに持って行くまでの過程ではまずまずいい反応。キーンランドCでも11.3 - 11.8 - 11.4 - 11.4と中弛みの展開で好位で待ちながら外から動いたウキヨノカゼ相手に直線序盤一瞬は抵抗できている。緩い流れから動くこと自体は苦にしないしそのうえで前述のとおり基礎スピードの幅が広く、スワンSの様に平均ペースを後方で進めながら後半のトップスピードの持続力に繋げてこられているように、どんな展開にも対応できる総合力が魅力の馬である。
京都金杯の内容や谷川岳Sもそうだが基本マイルで緩い流れからの後半特化では苦戦傾向であるし、昨年の京王杯もポジション差を活かせたが究極的な切れ味という点では足りなかった。逆に阪急杯では強敵相手に基礎スピード面で高いレベルのモノを見せてきたし、比較という観点で考えればやはりある程度流れた方が良さが出易いだろう。雲雀Sを勝った時なんかは府中のL2上り坂加速戦でグンときているから府中適性そのものは不安はないが、京王杯でL2で見劣ったのは究極的な切れ味勝負になったことが大きいかなと感じる。昨年はかなり特殊なぐらい遅かったのだが、流石に今年はそこそこ基礎スピードタイプも揃ったと思うのである程度は流れそう。その流れの中にしっかりと入って行きながら番手~最低でも3列目、できるだけ内目を確保しながら進められれば勝ち負けできる可能性は高くなってくるかなと。特にサクラゴスペルとは適性的に逆っぽい部分もあるし、昨年の様にスローで決め手勝負になるとTS持続力ではちょっと足りない。京王杯もキーンランドCも加速に対応はできているが使える脚自体はそこまで長くなかった。特に後半型のサトノアラジンやダッシングブレイズ、ロサギガンティアといった強敵との比較で考えると昨年のようなドスローでは恐らく苦戦は必至。逆にサクラはともかくサトノやダッシングは基礎スピード面に不安がある馬なので、流れる中でしっかりと前半の良さを引き出す競馬に持ち込めればもちろん勝機は十分にある。今回のメンバー構成で厄介なのはエイシンスパルタンで、この馬は前半の総合力を高いレベルで持ちながら後半一脚を使ってくるというタイプ。ただハイペース適性までは見せていないし、前走阪急杯の感覚から測れば、0.6秒以上のややハイにまで全体のペースが上がってくればこの馬が一番かなと。スローになっても最低限対応できるし軸としては最適だが今回のメンバー構成だとスローで3着までに残れるかは懐疑的。最低でも平均では流れてほしいし、そのうえで1秒ぐらいのハイになれば理想的と言っていいのかなと。実力馬の中では不安要素が少ない一頭といえる。
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