2016年5月8日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

食欲が無い時ほど元気になったらアレが食べたいと考える事が多い。
今、一番食べたいのは台湾では結構メジャーな存在の魯肉飯(ルーローファン)、甘辛く煮た豚肉をご飯にかけた所謂「ブッカケ飯」のたぐいなのだが、豚肉はバラ肉やほほ肉など脂の多い部位を使用するので煮込んでもギトギトした脂が残る仕上がりとなっており、この魯肉飯とは豚の脂の旨さを味わう料理と云うのが私の印象で、この魯肉飯を始めて食べたのは30年以上も前に大井競馬場が近いと云う理由だけで住んでいた大田区の蒲田駅前にあった台湾料理店、それまで味わった事がなかった脂の旨さが病みつきとなりほぼ毎日通いつめたモノだったが、それから2~3年後にマスターの体調が悪くなり閉店、その後は別の台湾料理店で魯肉飯を食べるようになったが、店ごとに味付けが異なる上、使っている豚肉の部位が違うので蒲田の店と同じような味の魯肉飯に中々巡り合う事は出来なかった。
そうこうしている内に時は過ぎたが15~17年前に見つけたのが魯肉飯の本場の台湾でチェーン展開している鬍鬚張魯肉飯(ヒゲチョウルーローファン)が日本に進出、蒲田で食べた魯肉飯とは味こそ違うが、色々なスパイスで煮込まれた本場の魯肉飯の味の虜となり新宿の歌舞伎町一番街の突き当たりにあった店や渋谷の道玄坂の店を週に何度も利用していたが、私が体調を崩した事をきっかけに利用する事が出来なくなり、気づくと関東にあったヒゲ張は全て閉店していた。
それ故にヒゲ張は日本から撤退したと勝手に思い込んでいたのだが、先日ネットで調べてみると石川県に2店舗だけ残っている事が判明、HPを見ると通販でレトルトのルーローが購入可能らしく体調が回復したらぜひとも注文して懐かしいヒゲ張の味を堪能したいと思っている。


先週の月曜に友人が自宅に来た。
私の顔を見るなり「裸で悪いけどご祝儀」と財布から札を出して来た。

正直訳が判らなかったが天皇賞の前日に電話で話した際に前年の春天2着のフェイムゲームから入ろうと考えているのだがどう思うと聞かれたので、気難しいタイプで外人騎手が騎乗と云えどもテン乗りはマイナスだし、何より前年2着はゴールドシップが一気にマクってガチャつく展開に恵まれただけで、今年はゴールドシップみたいな道中マクるタイプが不在でヤマニンボワラクテかカレンミロティック辺りが逃げてキタサンブラックが2~3番手をキープして淡々とレースが流れる可能性が高いから用無しだと思うよと言った事でフェイムゲームの軸を止めて最内枠を引いたキタサンブラックを軸馬に抜擢、あとは人気のゴールドアクター・シュヴァルグランに私が逃げると言ったヤマニンボワラクテ・カレンミロティックを絡めて馬単と3連単が的中したとの事。
逃げるかもとは言ったが私としてはカレンミロティックが馬券圏内に残るとは思っていなかっただけにご祝儀を頂戴するのに抵抗を覚えたが、オマエのアドバイスがなければ馬券が取れなかったので気にするなと押し切れられてしまい、最終的にご祝儀を有難く頂戴した。

自分の予期せぬ事でGWに行われる重賞レースのタネ銭が出来たが、3日に行われた名古屋・かきつばた記念では昨年のオーバルSPから根岸Sを除いてずっと軸にしているレーザーバレットを近走はワンターンの競馬で力を出せなかったがツーターンの今回こそ実力発揮と判断し懲りもせず軸に抜擢したが、何を考えたのか逃げるタガノトネールに絡んで最後に失速して3着と敗れ、翌日の兵庫CSは3連中だがゲートに不安があるゴールドドリームよりも前々で競馬が出来る器用さがあり、地元の川原騎手起用も好印象のケイティブレイブをアタマにしてゴールドドリームへの馬単スイチの勝負がハマったが、同日に行われた東京湾Cと翌日に行われたかしわ記念と続けてハズれてしまい、結果的に収支はマイナスだから我ながら情けないねぇ。

ただ、馬券はハズれたがかしわ記念のゴール前は久々に絶叫した。
こう書くと軸にしたノンコノユメかルメールの名前を叫んでいたのだろうと思われるだろうが、馬券の的中云々を別にしてソルテと吉原の名前を連呼していたのが実情で、やはり自分の馬券とは関係なく南関生え抜きのソルテを応援するのが南関ファンのあるべき形だろう。
自宅にいるにも関わらず大声で絶叫したために扁桃腺が腫れて金曜から日常生活に支障が出るほど声がかすれてしまったが、2着に敗れたと云えども並み居るダートのGⅠホースを抑える事に成功したソルテの姿を観る事が出来たのだから満足している。

今週の川崎は重賞が無いので競馬から少し距離を置き、不振が続く予想の立て直しに専念して次回の大井開催に備えたい。


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