浦和11R さきたま杯(JpnII) ダ1400ｍ 良、標準ダート想定
【展開予想】
馬場だが前日を見るとそこまで時計がかかっている感じはないかなと。稍重ではあったがメインで28秒台が出ていたし、まあ勝ち馬がちぎっていたのでなんともだがひとまずこのメンバー構成なら26秒台には入ってくるだろうと。
展開予想だが内からソルテがハナを取り切る形になりそうで、ダートスタートだと出足が微妙だがコーリンベリーが外枠なのでこれが競っていく形になる。ペースは前半からそれなりに流れそうで、ベストウォーリアがこの２頭を見ながら２列目の外でと言うかたち、内ポケットにホワイトフーガが入ってという流れを想定。向こう正面L3最速でL1は落ち込むという例年通りの傾向を尊重したい。
【予想】
◎01ホワイトフーガ
〇08ベストウォーリア
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△06ラブバレット
△11コーリンベリー
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎ホワイトフーガはこの条件で再度狙う。フェブラリーSでは結果的と46.1-47.9とかなりのハイペースではあったが12.0 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 12.1と再加速する流れでもあったし何より超高速ダートだったのでそのへんで良さが出なかった感じはある。坂の上りの最速でじわっと離されたし、ここまで速いラップを要求されると辛かったかなと。この馬は３歳時だがカフジテイクやブルドッグボスといったハイレベル戦だった端午Sで34.1-37.5と超ハイの消耗戦でL1内からズドンと突き抜けた印象が強い。JBCレディスクラシックで強烈な突き抜けを見せたのも超ハイからの11.8 - 12.5 - 13.6 - 13.1 - 12.9と消耗戦の中で再加速してちぎってきた。個人的にはダートのクロフネ産駒としては異色で非常に基礎スピードが勝ったタイプだと思うしタフな馬場での消耗戦でこそという感じ。レディスクラシックでも内々からすっと対応できているように流れていたら２列目ポケットで前に馬を置いてキックバックを食らっても問題ないし、ソルテに競りかけるコーリンベリーという構図も良い材料。３～４角で内を立ち回りつつにはなると思うので小回りが鍵だがこれも大井で対応できているなら基本的には大丈夫だろう。浦和は直線が短くコーナーも300ｍ近くはあるので極端に急というほどではないし、向こう正面最速になりやすいので減速しながらならそう心配はないと見て本命にする。
◯ベストウォーリアは正直ちょっと悩んだんだが対抗に推した。前走のかしわ記念では49.5-49.7と平均ペースから12.3 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 12.7と向こう正面で動いてスパイラルで減速せずにというような流れの中でコパノリッキーら相手にL1で離されていたというのはちょっと不満。ただこの馬自身は割とスプリント色が強い馬ではあるし、現状では1400ぐらいがベストのはず。昨年の南部杯もかなり前がかりの展開になったところで外から勝ちにいってねじ伏せる競馬ができているわけだし、単調な流れで良さが出てくる可能性は高いと見た。JBCスプリントでは道悪でもあったしコーリンベリーが11.7 - 12.5 - 11.4 - 12.3と４角で緩めて直線で出し抜くラップにちょっと対応しきれなかった感じだし、コーリンが1200では主導権を楽に取れたというのもある。1400で１周コースならそこまで速いラップを要求されることもないし、1400ならそもそもプロキオンSでコーリンの競馬を打ち砕いている。まあこの距離なら対抗にしたい。
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この馬は前走を評価したいんだが、1400ｍのスピード勝負でも時計的に目処を立ててきているということが大きい。前走はペース自体は49.5-49.7と平均ペースなんだがスパイラルカーブの船橋らしい12.3 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 12.7の流れでL3最速。３角で減速せずに速いラップで入ってコーナー最速の中でレースを作りながら早い段階で勝ち馬には交わされたがそれでも大きく減速せずに踏ん張った。大井の再加速線でもやれているが、それでも厳しい流れに持ち込む形で良さが出ていることと、前走で明らかにパフォーマンスを上げてきたのなら基本向こう正面最速の競馬になりやすいこの条件なら舐めてはいけないかなと。やや過剰人気の気はするので単穴という扱いが良いかはともかくだが、注目したい一頭なのは間違いない。
△ラブバレットはサトノタイガー狙うならこっちのほうが馬券的に旨味があるかなと思う。思ったより人気がないんだが、昨年のこのさきたま杯では３番手外から勝ちに行く形になっているし、コーナー最速の中で結構強い競馬ができている。今回ソルテが逃げるにしてもコーリンが行き切るにしても番手外で様子を見ながら対応ができそうだし、昨年よりもいいポジションという可能性も充分ある。それと笠松グランプリでは1400ｍ戦でサトノタイガーや道悪に強いエプソムアーロンに完勝してきている。かきつばた記念では３～４角でじわっと下がってしまったが、相手も層が厚く強敵がそろっていた。穴どころから面白いのはこの馬になるかなと。
△コーリンベリーは基本的にU字コース向きでJBCスプリントを勝った時みたいに11.7 - 12.5 - 11.4 - 12.3と主導権をとって息を入れて加速で出し抜くギアチェンジタイプの逃げ馬だから、向こう正面でスピードに乗ってコーナーに入って消耗していく流れってのは基本的に合わない可能性が高いだろうなと。川崎とか大井みたいにコーナーで減速して直線で加速という競馬なら良いんだが、浦和は過去の傾向を見ても向こう正面最速からコーナーで減速からの直線再加速という競馬にはなりにくい印象で、この形だとコーナーで足を使わされて甘くなる可能性が高そう。ハナを取り切れればいいんだが、ソルテもなかなか速いので楽ではないかなと。かきつばた記念を勝っているけど、あの時は道悪だったし時計も出やすく上がりもまずまず早かった。この条件だと強くは狙いにくいが、まあハナを取り切れればというのはあるし押さえかな。
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