2016年6月27日月曜日

第6回優駿スプリント①

今年6回目となる優駿スプリント、第1回のみ帝王賞と同日に行われたが第2回から別日での施行となり、今年も帝王賞の前日施行と「露払い」を務めるが、今年の優駿スプリントTRを勝ったイノデライトが不参戦でTR以外の路線から参戦する面々が人気を集める可能性が高く、あとで詳しく書くが過去5年このレースで1番人気に支持された馬は2着に3馬身以上の着差をつけて圧勝するか、掲示板にも載れない惨敗か極端な成績となっており1番人気の取捨が的中のカギとなる。
ではサンプルが少ないだけにアテになるかは微妙だが、過去5年のデータから今年の有力馬を探してみたい。

11年
1着ミヤサンキューティー 2番人気 コーナー通過順4-3
前走 大井・すずらん特別2着 コーナー通過順7-7 
ダート1400M以下の実績 【3・1・0・1】
重賞・準重賞の出走歴
無し

2着セントマーチ 4番人気 コーナー通過順5-5
前走 大井・菖蒲特別1着 コーナー通過順5-5-4-4
ダート1400M以下の実績 【1・1・0・0】
重賞・準重賞の出走歴
京浜盃12着

1番人気 ロードガバナンス 11着 コーナー通過順14-14
前走 大井・すずらん特別1着 コーナー通過順1-1
ダート1400M以下の実績 【4・1・3・0】
重賞・準重賞の出走歴
無し

12年
1着ゴールドキャヴィア 4番人気 コーナー通過順4-2
前走 大井・東京ダービー15着 コーナー通過順6-6-1-2
ダート1400M以下の実績 【2・0・0・0】
重賞・準重賞の出走歴
桃花賞1着 雲取賞1着 桜花賞5着 羽田盃10着 
東京ダービー15着

2着コウヨウタレイア 2番人気 コーナー通過順6-5
前走 大井・ムーンストーン賞2着 コーナー通過順3-3
ダート1400M以下の実績 【3・1・0・0】
重賞・準重賞の出走歴
東京プリンセス賞10着

1番人気 チャンピオンヤマト 14着 コーナー通過順1-1
前走 大井・優駿スプリントTR1着 コーナー通過順1-1
ダート1400M以下の実績 【3・2・0・0】
重賞・準重賞の出走歴
アーリントンC(芝)12着 ニュージーランドT(芝)16着


13年
1着ハードデイズナイト 2番人気 コーナー通過順6-6
前走 大井・優駿スプリントTR1着 コーナー通過順7-7
ダート1400M以下の実績 【3・2・0・2】
重賞・準重賞の出走歴
門別・栄冠賞5着 平和賞5着 桃花賞4着
水沢・留守杯日高賞1着

2着オキナワレッド 3番人気 コーナー通過順4-3
前走 浦和・若駒特別1着 コーナー通過順1-1-1-1
ダート1400M以下の実績 【0・0・1・2】
重賞・準重賞の出走歴
ユングフラウ賞4着 桜花賞8着

1番人気カイロス 8着 コーナー通過順3-4
前走 大井・優駿スプリントTR2着 コーナー通過順2-2
ダート1400M以下の実績 【11・1・0・2】
重賞・準重賞の出走歴
福山2歳優駿1着 兵庫ジュニアGP9着
ヤングチャンピオン2着 若駒賞1着
福山弥生賞1着 福山ダービー1着

14年
1着アピア 1番人気 コーナー通過順3-1
前走 大井・優駿スプリントTR1着 コーナー通過順1-1
ダート1400M以下の実績 【6・0・0・0】
重賞・準重賞の出走歴
無し

2着バーンザワールド 14番人気 コーナー通過順8-8
前走 川崎・カーネーション特別4着 コーナー通過順8-8-5-5
ダート1400M以下の実績 【2・0・0・1】
重賞・準重賞の出走歴
鎌倉記念4着

15年
1着ルックスザットキル 1番人気 コーナー通過順1-1
前走 大井・優駿スプリントTR9着 コーナー通過順1-1
ダート1400M以下の実績 【5・0・0・2】
重賞・準重賞の出走歴
ハイセイコー記念14着

2着アクティフ 2番人気 コーナー通過順2-2
前走 大井・優駿スプリントTR1着 コーナー通過順4-4
ダート1400M以下の実績 【3・1・0・1】
重賞・準重賞の出走歴
桃花賞1着 ユングフラウ賞6着



①サンプル数が少ないとしても上記した様に過去5年の優駿SPで1番人気で連対したのは14のアピアと昨年のルックスザットキルの2頭だけ、残る3頭は掲示板すら確保出来ない惨敗と信頼度は低く、1番人気を裏切った3頭は全て前走がTR(11年のみすずらん特別、12年から優駿スプリントTR)を逃げ切るか2番手からの競馬で連対して人気になったが、いずれも1200Mで1分13秒台の持ち時計しかなかったのに対して1番人気で勝利した2頭は1200Mの勝率が8割以上あった事に加えて1分12秒台の持ち時計があり、今年のTRは1分13秒8と過去5年のTRと比べて最も遅い時計の決着になっただけに仮にTRを勝ったイノデライトが出走していても厳しかったはず。

②過去5年で連対した10頭中、6頭が牝馬と2Kの斤量差を活かしてオトコ馬を圧倒している結果が目立ち、オトコ馬で人気になった馬は南関では1200Mの実績しか無い馬だった事に対して牝馬で連対した馬は大井の1200Mで連対率10割だったミヤサンキューティーを除けば1400以上の距離の重賞・準重賞で掲示板を確保した実績や1400M以上の距離で勝利するなど単なる1200のスペシャリストではなかった。

③昨年1着のアピアは1200Mで土付かずの4連勝だったが距離1400Mでも2勝を挙げており、東京SPまでで唯一敗れたのは距離1600Mのゆきやなぎ特別でこの時の勝ち馬はのちに東京ダービーで2着した実力馬スマイルピースと考えると②の項目で指摘したように1400~1600で距離実績が無い単なる1200のスペシャリストは昨年の1着馬ルックスザットキルのように大井の1200Mで1分12秒フラットと云う突出した持ち時計が無いと厳しい。

④11年2着のセントマーチと昨年2着のバーンザワールドは共に短距離向きのイメージは無いが、セントマーチの1200M実績は【1・1・0・0】と連対を外しておらず、バーンザワールドは1200Mの経験は無かったがダート1400M以下の距離実績が【2・0・0・1】と勝率66%あった事に加えて重賞の鎌倉記念で4着と掲示板を確保した実績があり、準重賞・重賞で掲示板に載るなど距離実績の足りない分を補うだけの実績がないと厳しい。

今年の優駿SPの出走馬の中、大井の1200Mで1分12秒台の持ち時計がある馬は1頭も居ない事から準重賞・重賞で掲示板実績のある馬を重要視、それに該当するのは南関の重賞実績はなく他地区の重賞ばかりなのは気になるがクラトイトイトイ、ゴールドジュニアー勝ちにハイセイコー記念4着があり大井の1200Mで3勝を挙げているラクテ、1200M実績は乏しいが京浜盃3着のキーパンチャーと桜花賞5着のオウカランブにクラウンC5着のドンナディヴィーノに11年1着のミヤサンキューティーと同じく大井の1200Mで連対率10割のクリルカレントを加えた6頭がデータからの有力馬で、この中では久々の1200Mで持ち時計は無いものの2戦2勝と勝率10割で現在重賞実績のあるポッドガゼールやフォクスホールを降して2連勝中と勢いのあるドンナディヴィーノは優駿SPで結果を残しているオンナ馬と云う事もあってレース振りに注目したい。


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