2016 7/3(日) CBC賞(GIII) 中京1200m
出走予定馬一覧
【CBC賞2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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重賞馬すら少ないメンバー構成の中で出走予定のメンバー中で唯一のGI馬が一昨年のスプリンターズステークスの覇者スノードラゴン。今回は中京1200の舞台、極悪馬場だったとはいえ昨年の高松宮記念でも2着に入っているように、適性そのものは見せている。馬場がカギとなる一頭でできれば高速馬場は芳しくないが、エアレーション作業も今開催ではきつめに行われたとのこと。バテ差し馬が本領発揮となるか。
この馬はメイショウライナーとは逆でできれば時計が掛かってほしい。というかL1での落ち込みが大きいときにこその食い込みで、オーシャンSも今年の宮記念も悪くはないが結局高速馬場で差し込み切れていない。今回もその辺りとの勝負になると思う。
まずはスプリンターズS勝ちからみていく。新潟芝内1200m戦で行われていて、ペースバランスは33.7-35.1と明確にハイ、ロングラン開催の最終週で雨も降っていて馬場もかなり荒れていた。10.5 - 11.3 - 11.9 - 11.3 - 11.9と新潟内回りらしくコーナーでの淀み、そして直線での再加速という競馬となった。18番枠からまずまずのスタート、押して追走し流石に前目は無理だが中団やや後ろの外目ぐらいにはつけていく。3~4角で中団の外外から進めつつ4角出口で前を向いて直線。序盤の最速地点でもジリッとは伸びて3列目だがやはりL1のバテ差し顕著、ここで勢い良く伸びて体半分抜け出しての勝利だった。エンジンがかかってからばてないのが魅力なのと、一応加速戦に前を向いて対応してきたということ、またL2の11.3の地点でも一定レベルは伸びてきていた。流石にスパッと切れる馬ではないが、馬場も渋っていたこと、加速戦で器用なタイプとはいえストレイトガールが進路確保で後手を踏んだことなど、色々噛み合った側面はある。それでも強さは見せたと言って良い。
香港で崩れてから後、脚部不安を発症して長期休養。1年以上挟んだオーシャンSでは流石にどうかと思ったが結構頑張った。ペースバランスも32.7-34.8とハイペースで10.8 - 11.3 - 11.4 - 12.1と消耗戦。7番枠からやや出負けして後方から、3~4角では中目を通しつつ出口にかけて外に出す。序盤でそこからジリッと伸びてくるが先にエイシンブルズアイがグンと伸びてこれには見劣る。L1までなだれ込むだけで3着確保という感じだった。アルビアーノやスギノエンデバーがもろに詰まったのもあるが、長期休養明けを考えると上等と言って良い。それにスピード勝負では分が悪かった馬で、この内容ならそう悲観するほどではない。前走の宮記念もより顕著にスピード勝負。入りは32.7と同じだが後半が34.0でまとまってしまうぐらいの超高速馬場。10.9 - 10.8 - 11.1 - 12.1とコーナーで速いラップを要求されるもL1はかなり落としている。その中で5番枠から五分には出たが二の足で見劣る、それでも中団馬群の中といつもより前で競馬。3~4角でも中目を立ち回って進路は完璧に開いた状態で直線に入るが序盤からジリジリと伸びあぐね、L1ではちょっと甘くなってしまった。ペースも早かったしその中でポジションを取りに行ったことで後半の脚がなくなってしまった感覚もあった。ここまで超高速馬場で入りで急かしてしまうと1200ではちょっと厳しかった感じはある。
少なくとも1200では少し渋った方が…というか時計があまりでない方が良い。スプリンターズSを勝った時も新潟1200らしくコーナーでどうしても息が入る、そこからの加速ということで正統派のスプリント戦にならなかったのがスピード不足のこの馬が勝ち切る余地を与えてくれたと思うし、宮記念2着の時も泥んこ馬場でバテ差し。本質的にはL1の減速で食い込む馬だが、入りが速いと宮記念のレベルまで行くと追走に脚を使わされていた。オーシャンSの内容的にも2着に突っ込んだ一昨年の時は時計が掛かっていたというのもある。加速戦自体は対応できるので中京1200でも春開催みたいに極端な超高速馬場でなければ、とは思うし今回は相手関係もかなり楽ではある。ここ2走がダートなのとエイシンブルズアイがかなり人気しそうなのでこの馬の評価がどうなるかが読みにくいのだが、ブルズアイには高速馬場で流れたオーシャンS、宮記念で完敗している。時計が掛かった一昨年のキーンランドCでも単調な流れでエイシンの方が先着しているし、流れ切っちゃうとエイシンの方が分がある。ただ、新潟内1200での勝利が示す通り、左回りで少し時計が掛かってソフトな馬場、息が入ってくればエイシンブルズアイもスロー気味ではそこまで高いパフォーマンスは見せられていない。その中でL1が落ち込むような馬場になってくれれば後半のTS持続での差し込みは十分あり得る。ハンデがどうしてもきつくなってしまうし、58以上の実績がないのでちょっと不安はある。ここ2走はダート戦だしそこまで悲観することはない。実力は最上位、後半のTS持続面ではGI勝ちが示す通り一級品。ある程度標準に近い馬場、渋ってくれればもっといいが、土曜の馬場を見て判断を下したい一頭だ。
現級で連続して上位争いもしているように、クラス突破も時間の問題のラインシュナイダー。休み明けのフレッシュな状態のほうが好走する傾向もあり、初戦から期待できる。さらに、前走に引き続き、相性のいい松山騎手が上手くエスコートするだろう。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:13
2頭目:2.6
3頭目:1.2.6.7.10.11.15
組み合わせ数11点
投資金額各100円
回収金額:500円×34.9=17,450円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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