2016年7月30日土曜日

クイーンステークス 2016 予想:本命01ダンツキャンサー

ワールド:クイーンS490-160


札幌11R クイーンステークス(GIII) 芝1800m 良、やや高速馬場想定
展開予想
 個人的には期待していた3歳2頭が回避(しかもチェッキーノは…orz)したことで一気に馬券的に難しいレースになったなという感じ。土曜は雨の影響が少しあったと思うが、それでも重くはない、標準ぐらいかなというところ。恐らく当日にはやや高速ぐらいで落ち着くんじゃないかなと。今年開幕週の函館より軽くなることはないとみる。


 展開だがまあ面白い枠の並びになった。内からダンツキャンサーがひとまず出していくだろうが、陣営のコメントから逃げなくてもというのはブラフかそれともポケットで進めるのか。これによって随分変わってくるが、1角までの距離が200m無いというコースだけに内枠の逃げ馬が圧倒的に有利。それにマコトブリジャールやカトルラポールと言った先行馬も多く、意外と雁行状態で先頭列は早い段階で決まっちゃう可能性が高い。リラヴァティなんかはこの3頭だけじゃなく、ウインプリメーラ、ノットフォーマル、マイネグレヴィルといったところを制していく必要があり、枠的にはかなり辛い条件になったなという感じ。何が逃げるかまではちょっと読みにくいところはあるが、ガンガン飛ばしていく逃げ馬は少なく、特に内の3頭はどちらかというとゆったり運びたいタイプ。グレヴィルが外から主張するにしてもテンが速い方じゃないし札幌1800でハナをとなると恐らく1角までには決めきれないだろう。逃げ馬が揃ったけどスローに振れる可能性の方が高いとみる。48-12-47ぐらいで落ち着いて、トップスピード戦になる可能性も考えておきたい。


予想
◎01ダンツキャンサー
〇11シャルール
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△03テルメディカラカラ
△06ウインプリメーラ
×08ロッテンマイヤー12メイショウスザンナ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎ダンツキャンサーは思い切った。というよりビービーバーレルが出ないという時点でちょっと難しいなと思っていたんだが、チェッキーノもいないし正直レベル的には混戦ではあると思う。ウインプリメーラとの比較で迷ったんだけど、この馬の穴としての魅力、レースぶりからも1800での一発はある、条件も最高レベルで整ったなら本命を打ちたい。ひとまずやけっぱちではないということははっきりさせておく。まず前走の安土城SはTS持続タイプはかなり揃っていて、1400としてはかなりハイレベルだったと思う。その中でポイントとなるのはペースと仕掛けどころ。35.4-34.2と明らかにスローで、京都らしく11.6 - 11.6 - 11.2 - 11.1 - 11.9とL3の段階で11.2、コーナーでそれなりに速いラップを連続しつつL1はかなり落としている。勝ち馬ミッキーラブソングが番手で進める中で、この馬が好位列の一つ外、3~4角の内外は同じ位置。直線序盤での伸びはミッキーに少し見劣るのだが、徐々にしぶとく伸びて離れた2列目に加わってくると、L1の11.9減速地点でグンと伸びて2着を確保している。個人的にこの馬最大の違和感は3歳時の阪神1400マーガレットSの勝ち方のイメージが強かったということで、あの時は基礎スピードで押し切ったのだが少なくとも近走はどう考えてもスロー向き。前半のペースが速いと使える脚が短くなるのだが、無理をしないと手応え以上に最後まで伸びる。これは昨年のチャレンジカップでもちょっと違和感があって、11.8 - 11.7 - 11.6 - 11.6 - 11.5 - 12.0とポテンシャル戦でかなり厳しい競馬になっているのだが、中団内からL2で一度詰まって外に出し、そこからジリジリ食らいつくがL1の坂の手前でもちょっと窮屈になる。それでもL1までジリッとは伸びてきた。相手関係から上位との差はともかくとして、この展開、スムーズさを欠いた中で最後まで伸びてきたのは驚いた。このチャレンジCは淀みはなかったのだがペースバランスは47.7-46.7と1秒のスローで中団最内で我慢、という競馬。つまり割と後半勝負に比重を置いた競馬だったと。その中でポテンシャルを一定レベル見せてきたことになる。前走の安土城Sと組み合わせても前半はゆったりの方が良いし、それにTS持続戦の方がパフォーマンスが高い。無理をしなければ後半要素は侮れないのは安土城Sのメンバーで見てもL1の伸びはかなり目立った。今回は内枠で逃げるにせよ控えるにせよ2列目ポケットまでは狙える立場になる。また逃げ馬が多いが読みにくい展開、リラヴァティも大外から行き切るには外過ぎる。2列目ポケットが理想だが、ある程度前後しても前半無理をせず後半勝負を3~4角最内を立ち回って進められるという状況はかなりの追い風。相手関係も抜けた強敵がいなくなった。一番競馬をしやすい立場で、能力的にも侮れない。今のこの馬なら1800で良さが出るという期待も込めて本命に。


〇シャルールはちょっと悩んだんだけど、今回逃げ先行勢が多く揃ったことで逃げ~好位列が結構凝縮しそう。その中で外から無理せずに中団ぐらいでという競馬にシフトできるというのは一つ強みになるかなと。それと2走前の福島牝馬Sの場合は48.2-46.8とスローでもレース全体の仕掛けが遅かったことで12.6 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 11.5とL2最速で好位の中目なら4角で外に出していく形で置かれてしまった。初音Sなんかを見ても強敵相手に実質的にも平均では流れている中でそこからトップスピードを長く維持する形でリラヴァティに完勝できている。L1で食い込んできた福島牝馬Sも含めてTS持続力は高いレベルで底を見せていない。前走は後半要素を引き出すまでに45秒台のペースで脚を使わされてしまったという形。この距離でゆったり入れれば、後半のTS持続は高いレベルだし、ロブロイ産駒なので札幌1800で多少ロスがあっても脚を出し切りやすい緩やかで長いコーナーというのはいいはず。ノリのバランスを取ったポジショニングにも期待したい。


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悩んだけど、今回も恐らく過小評価されるだろうというのと、意外と前走のような展開もあり得るなと。前走は確かに噛み合ったわけだが、福島芝1800で48.2-46.8のスロー、12.6 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 11.5のラップ推移で仕掛けを遅らせる形になった中で番手からスッと出し抜いて完勝する競馬ができているんだが、この馬は割と中弛みからのTS持続戦に強い馬だし、過去福島テレビOPなんかでも1800のポテンシャル戦で強敵相手に2列目ポケットからしぶとく伸びてL1まで食らいついての3着がある。前半無理をしなければ前々からかなりしぶとく粘れる馬。今回は番手外を狙うのもそう難しくないと思うし、スローの番手で仕掛けを我慢できる立場になれば怖い。まったく人気しないのが謎なんだが、普通に噛み合ったときは強敵相手に戦えている馬なわけで、今回もペースが上がってしまうとちょっと不安もあるが、ギャンブルするにはちょうどいい。


△テルメディカラカラは枠が良いし、前の方が雁行状態になると思うので3~4角で各馬が動く意識を持った時に内ががっぽり、というのは結構あり得そう。35.8-33.7とドスローで11.7 - 11.8 - 11.0 - 11.1 - 11.6のTS持続戦の中で好位から一定のTS持続力を見せてきた。マカハにはちょっと詰められているしこのメンバーで武器にはならないが。心斎橋Sでは流れた中でしっかりとポテンシャルで差し込んできた。相手はこれでも強化されるので不安はもちろんあるが、枠順を考えた時に未知数同士のロッテンマイヤーとの比較でこちらを上位に取った。2,3列目のポケットから我慢しながら、3~4角で外から各馬が動く形になれば怖い。


△ウインプリメーラは対抗にしようか悩んだんだが、今回は内の隊列が読みにくく、仮にダンツが控えてポケットにとなると、外からの切込みもあるし内からテルメディカラカラ辺りもポケットを狙いに来るしで好位列の真ん中で動けないという可能性も出てくるなと。TS持続力は阪神牝馬Sでもハイレベルの戦いの中で見せてきているわけで、ここに入れば高いレベルだし前目で引き出せる、という点では良いんだが今回はその前目をしっかりと取れるかがポイントになりそう。まあ福永も先週絶好調だったし、正直ここはちょっと悩んだんだけどね。小倉記念の内容的にも幅が広い馬ではあるし。


×ロッテンマイヤーはスローなので押さえてはおきたい。ただタイプ的にかなり器用な馬でギアチェンジが武器の馬なので、スローだったとしても内内で我慢して前が動いてからのギアチェンジの性能でしっかりと取りついて仕掛けを待ちたいタイプだったかなと。外から動いていってもいいだけのパフォーマンスを見せているシャルールと比べた時に、この馬の場合はトップスピードの持続力で見劣ると思うので。池添なので外から勝ちに行く可能性も高いと思うがそれでどこまでやれるかは結構未知数だし相手も手ごわいので少なくともこの展開でも信頼を置ききるのはちょっと怖い。L1は甘くなるのでそれをどうフォローできるか、というのが今回はちょっと難しいと思うので。連下で悩んだけど、後ろから行く馬は基本的にTS持続力・ポテンシャルが問われることが多いのがこのレースなので、その点ではちょっと不安がある。


×メイショウスザンナは内の各馬が面白いし、外枠だが大野なので恐らく内にねじ込む形になると思う。この馬の良いところは後半のポテンシャル戦、トップスピード戦どちらも出し切れればL1で食い込んでくる。TS持続、ポテンシャル共にこの牝馬路線では軽視はできない。ドスローの4F戦となった中山牝馬Sでは普通にシュンドルボンやルージュバックらを相手に55kgでL1バテ差し3着を拾えているし、今回は別定戦なのでむしろ歓迎できる立場。最初から内なら縦の位置で良いところを獲れたと思うが流石にこの枠でとなると中団内とかは狙いにくい。その点でも押さえまでの評価が妥当かな。


買わないけど書いておきたい馬としてはレッドリヴェールは平均以上にペースが上がれば怖いと思う。ただスロー想定なので狙わなかった。


消からリラヴァティは外過ぎる。もちろん並び次第では気にならないこともあるが、まず1角までの距離が200m無い札幌でここまで逃げ馬が揃ってしまった中で番手外を狙うというのはちょっと難しいだろうと思う。この馬の場合は基礎スピードでペースを引き上げてしまいたいタイプで、後半勝負に特化すると使える脚が短い。前走みたいに上手く平均にペースを持ち込んで極端なトップスピード戦に持ち込まない形で良さが出ているので、1~2角で外からとなってなかなか強気にレースを作って行きにくい条件では楽じゃないと思う。


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福島6日目11R
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3連単:3万6210円

中京3日目12R
◎ワンミリオンス
馬連2点目:6670円
3連複:1万7830円
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第65回 ラジオNIKKEI賞(G3)
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福島1日目8R
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ワールド:クイーンS300-250


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