2016年7月18日月曜日

函館2歳ステークス 2016 出走予定:ロイヤルメジャー、ハイペースからでも要所で一足とスピードをしっかりと見せて好感

シンクタンク:中京記念490_160


2016 7/24(日) 函館2歳ステークス(GIII) 函館芝1200m
出走予定馬一覧
函館2歳ステークス2016の出走予定馬一覧


 今年もダイワメジャー産駒の快速スピード牝馬が席巻するのか?ロイヤルメジャーが新馬戦をスピードの違いで逃げ切って完勝し、この函館2歳ステークスに出走予定だ。メジャーエンブレムが昨年の2歳女王に君臨、NHKマイルCも制したが、今年はこのロイヤルメジャーが牝馬路線…ひとまずJFまでの路線を引っ張って行くのか?まずは1200mで重賞制覇と行きたいところだ。


 ここで上位の馬たちと比べた時に、この馬は明確に前半の基礎スピードを見せてきていてタイプが違う。この中ではモンドキャンノ、ラーナアズーラが強敵だと思っているんだが、その2頭と比べてもやはりペースを引き上げてしまいたいタイプかなと。まあ勿論ダイワメジャーの仔なので割と総合力を持っている可能性は高いと思うし、現時点での決めつけは危険だが。


 前走の新馬勝ちから振り返る。6月で開催序盤だが稍重で幾らかは時計が掛かっていた。少なくとも開幕週からは明らかに時計が一つぐらい違っていた中で、ペースバランスは34.0-36.2と2秒以上の超ハイのレベルである。ラップ推移は12.1 - 10.6 - 11.3 - 12.0 - 11.8 - 12.4とL2で再加速しているように超ハイではあるが上げ切っておらず一応加速の余力は持っていたという形でいいだろう。12番枠で好発から押して楽にハナを主張できるが、内のジュウニンノナカマも結構競ってくるのでこれを競り落とすことでペースがかなり速くなった。3角でも手応えにまだ余裕がありここで少し息を入れる形。4角でじわっと仕掛けながら直線を向くと、序盤でしっかりと後続との差を広げ、L1まで他の馬を寄せ付けずの内容で完勝だった。


 時計的に1:10.2というのは平凡だが、この時は明確に時計が掛かっていたのはあるし、同日の3歳未勝利が1:10.0で最終の古馬500万下特別も1:09.7。3歳未勝利戦の2,3着馬も勝ち上がっているように未勝利のレベルはそこそこは高かった。古馬との比較で0.5差なら時計が出易い展開ではあったとしてもひとまず今回のメンバー構成との比較で見れば時計的には最上位と言っていいと思う。基礎スピードの高さを結果的にかなり高いレベルで要求される競馬になったので、そこでしっかりと脚を使わされずに4角で何とか再加速するだけの余力を持っていたというのは良い材料で、とりわけ今回のメンバー構成は割と後半型総合力タイプが多いということを考えると基礎スピードタイプとして優位に立てる可能性は高いと思う。ただ、もちろんだがペースが速かった分だけ時計は出易いわけで、そのなかで9秒台には入ってきていない様に少なくとも現時点でも3歳未勝利に対して優位とまでは言えない内容である。まあそれでも十分立派なんだが、今回のメンバー構成で楽に勝ち負けと言い切れるほどのインパクトではなかった。昨年のブランボヌールなんかは同日500万下と比べると0.2差で頑張っていたし、まあ雨や馬場の差があるので何とも言い難いが、個人的には10秒を切るぐらいのパフォーマンスが欲しかったかなあ、という感覚かなと。ただラップ的に完全にスピードだけでという競馬ではなかったのは一つ良い材料ではあるかなと。


 個人的には完全なハイペースでというよりは少しコントロールした方が良いかもしれない。 といっても流石に平均…34.5-34.5ぐらいになってしまうと強敵が2頭いるのでその土俵に上がってしまう。ただ、前走の2秒ペースはちょっと速かったかもしれない。血統的にはダイワメジャーの仔になるんだが、ダイワメジャー×レッドランサムでロイヤルチャージャー同士の配合。ただダイワメジャーの仔は2歳時はスピードでゴリゴリ押していくというよりはどちらかというと総合力…完成度の高さで勝負する馬が多い印象。前走はレベルも楽だったし、この馬自身あれでも強い競馬ができたともいえるんだが、あの時計で勝負するにしても勝ち切るまでとなると、難しいかなと感じている。ひとまずゲートセンスの良さをしっかりと示してくれたし、様子を見ながら内の抵抗を競り落とす形なので、本来敢然とハナを取るつもりであればもっと楽に主導権を獲れたはず。テンの12.1というラップも向こう正面上り坂で渋った函館、新馬としてはまずまず速い方。この辺りはひとまず今回のメンバー構成の中では武器になると思うし、血統的には単調なスピードタイプというわけではないと思うのでその中でああいうスピード勝負で一定以上の結果を出せたというのは良い。軸としては信頼しやすいとは思うし、レースの中心には入ってきそうなんだが、焦点を勝ち負けとしたときはもうちょっと上手くレースをコントロールしたい。1秒ぐらいのハイでもしっかりと動きたいところで動けると思うし、そこで一足の鋭さを引き出してくることができれば面白いかなと。まあこの馬も争覇圏内にいると思うし、信頼度は結構高いかなと。鞍上が重賞でビビらなければいいんだが、というところかな。極端に緩めたりしないようにだけはしてほしい。


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関係者の間では『2歳戦は情報が命』と言われている。なぜなら、2歳戦はキャリアの少ない馬同士の戦いがほとんどであり、データに頼っただけでのレース検討では不十分過ぎるからだ。しかも、2歳戦がスタートしてから2ヶ月程度となれば、ほとんどの馬がキャリア1戦。どの馬もパフォーマンスを一気に上げる可能性を秘めている。時計を1秒以上詰めるなんてことも普通にあるのだ。そのような一変気配を事前に察知するには、騎手の手応え、厩舎の本音、馬主の勝負度合いなど関係者情報が必要となる。

事実、昨年の函館2歳Sでは10番人気と世間では低評価だったヒルダがあわやの3着と好走しているが、当社シンクタンクは◎ブランボヌールから相手本線評価でキッチリと的中をお伝えした。このレースにはラッキーボックスというヒルダと同厩舎の馬が出走しており、そちらが4番人気ではあったものの、実は「重賞でも勝ち負けできるのはコッチ」との話を入手していたのだ。

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