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【七夕賞の有力馬診断(後篇)~当初は目黒記念目標でその後は苦手夏場は休養のはずが…予定外且つ酷条件の追試が課されたクリールカイザーなど~】
△アルバートドック 牡4 戸崎 57 栗東 須貝尚
前走エプソムCでは、道中は内目の窮屈なポジションで位置取りを下げる損な追走で、直線でも伸びない馬場内目を突く不利な形の競馬をしていた。そういう競馬をした馬の中では最先着ならばそう悪いパフォーマンスでもなかった。
前々走マイラーズCはその逆で、内有利馬場で内を立ち回った馬が上位独占する決着を外を仕掛け遅れてで届かない、これまた負けて止む無しのパフォーマンスをしていた。
高齢の伸びシロのない馬ばかりのメンバー構成戦で、その中に混じって今が伸び盛りの4歳ディープ産駒というのも魅力。
ただし、額面上は重賞連続凡走にも関わらず、恐らく(仮に)好走を経て挑んだ時ともそう変わりない上位人気に推されて妙味を見出せないのが・・・。
―オリオンザジャパン セン6 内田博 53 美南 小西
初芝だった前々走メイSで上がり最速8着の善戦を果たしたが、低レベル戦と軽ハンデを踏まえて冷静に能力分析するとやっぱりOPでも厳しい位。
末期馬場の外差し馬場ならゼロではないだろうが、力量不足の大外一気脚質馬にまで回す印は無い。
△ダコール 牡8 小牧太 58 栗東 中竹
前走新潟大賞典は、マイネルミラノが遅くないペースで引っ張りながらも、後続もそれを甘やかさずに追走していく平均ペースで持続力問われる展開に。その形が大好物だったのが1着パッションダンスで、逆に残念だったのが4着ダコールだった。
世間では両馬共に新潟二千OK馬と見られているが、前者は[非スローだと好走⇔スローだと凡走]・後者は[スローだと好走⇔非スローだと凡走]で、実は結構違う適性馬だったりする。
ダコールは小回り2000辺りで一瞬の爆発力を発揮するのが自身ベストであり、もしパンパンの良馬場でやれるのならば前々走くらい走れるだろう面白い場面と思うが、もし降雨となると確率半減(ただ、渋化馬場だと大きく人気落ちする馬なので、妙味上の判断は何とも言えない)。
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あまり使い込んで良いタイプではなく、それで激走後は大敗しがちだし、力が余っている大敗後は激走しがちという傾向の持ち主。それで大敗一変激走歴も少なくないという馬。
その上で、小回り2000条件がベストでもある。
上記の2要素が噛み合う場面では、昨年の当レースでも大敗後の条件好転で一変激走だったし、昨年のもう一つの例でもOP大敗から重賞4着に一変好走だった。
今年は5走前に小回り2000条件で善戦した後は、全て外回りコースの不適条件ばかり使われて敗戦を積み上げてきて、そして漸くベスト条件に戻ってくるのが今回だ。
前走時にもあくまでも七夕賞本番の叩き台だとするなど、正にこのレースを激走するコトを主眼に置かれた過程を踏んでいるのも好感。
この直近不振近況にも関わらず穴人気気配あってそれでも尚なのかは要検討だが、現時点では一変要警戒の一頭としたい。
△ルミナスウォリアー 牡5 柴山 55 美北 和田郎
体質面の弱さがあって、これまでは適度に間隔を空けたゆったりとしたローテを組んできた馬。
前走ジューンSも体調が整わずに予定が延びた一戦で、そこからキャリアでも稀な中2週ローテでもシッカリ戦えるのかどうかは少し注意したいトコロだ。
―ナカヤマナイト 牡8 柴田善 57 美北 二ノ宮
屈腱炎から今夏復帰。
初戦エプソムC時には脚元に気を遣ってか本来のコース追いではなく坂路軽めオンリーの調教過程だったが、今回は本来のウッドコースではないがダートコース調教まで解禁。
一歩前進は読み取れるが、大きく変わる可能性までは難しいので・・・。
―クリールカイザー 牡7 田辺 57 美南 相沢
ココに出走すると聞いて少しビックリ。
というのも、今シーズンの本番は前走目黒記念で、その後は秋まで休養という話だったから。
暑い時期(晩春から初秋)の良績はゼロで、寒い時期に良績が集中しているタイプ。
一昨年夏以降の戦績も「夏4着→早秋3着→晩秋2着…」と季節が進む毎に着実に調子を上げて、そして最も寒い時「真冬1着」にベストパフォーマンスを発揮して、そしてピークが過ぎると思われる頃「春10着→今回16着」という具合に落ちに落ちた。
予定外に課せられた追試…それも不得手とする夏場で前走比で一変しなければ圏内に届かない馬…競馬ブック誌ではソコソコ印が付いているが穴人気するならばバッサリいきたい。
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上記の2要素が噛み合う場面では、昨年の当レースでも大敗後の条件好転で一変激走だったし、昨年のもう一つの例でもOP大敗から重賞4着に一変好走だった。
今年は5走前に小回り2000条件で善戦した後は、全て外回りコースの不適条件ばかり使われて敗戦を積み上げてきて、そして漸くベスト条件に戻ってくるのが今回だ。
前走時にもあくまでも七夕賞本番の叩き台だとするなど、正にこのレースを激走するコトを主眼に置かれた過程を踏んでいるのも好感。
この直近不振近況にも関わらず穴人気気配あってそれでも尚なのかは要検討だが、現時点では一変要警戒の一頭としたい。
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