2016年7月6日水曜日

プロキオンステークス 2016 出走予定:ブライトライン、前走しぶとく突き抜け復活の勝利も時計は物足りない…厳しい流れでしぶとさを活かせるか

チェックメイト:プロキオンS728-90

2016 7/10(日) プロキオンステークス(GIII) 中京ダ1400m
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プロキオンステークス2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 3年前のみやこステークスを制してから、骨折休養などもあったが勝ち星から見放されていたブライトラインだが、前走のオアシスステークスで久々に勝利の美酒を味わった。その勢いで1400m重賞のプロキオンステークスに出走予定だ。この路線ではまだ結果は出ていないものの、中山1200でもある程度やれていただけに侮れない存在。実力馬が完全復活となるか。


 まあ個人的には1400でとなるとちょっと噛み合わないと…というところかな。基本的に淀みなく進む流れを追走してポテンシャルでねじ伏せるイメージだし、1400でこのクラスの戦いだとハイペースについていけてもそこから高いレベルの総合力タイプに速い脚を使われてなだれ込むまでというイメージ。


 まずは前走オアシスSから。東京マイル戦で良馬場、ペースバランスも48.4-48.6と平均ペースから12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.2 - 12.4とL3最速戦で大きく淀みのない平均的な競馬。基礎スピードをある程度要求されつつそこからのポテンシャル戦となっている。11番枠からまずまずのスタート、そこから様子を見ながら好位列に下げながらという形で3角まで進めていく。3~4角でも好位列の外でロスを作りながら直線。序盤で粘り込む先頭列を捕えに2列目から抜け出してしぶとく食らいつき、L1で先頭に立つと最後までしぶとく踏ん張った。まあ時計的には平凡で、3歳500万下のイーグルフェザーでも1:37.1の勝ち時計を考えると1:37.0でかつペースも速くはないにせよ後半のラップで特に目立つところもなかった、ということからレースレベルそのものはやや疑問がある。とはいえ、ひとまずこの馬らしい厳しい流れでのポテンシャルのバテ差しを決め込んで久々の勝利をおさめたこと、持ち直してきたのかなという感はある。


 ただ、基本的に1400でも総合力勝負向きではないと思っている。2,3走前のポラリス、コーラルSは骨折明けの影響もなくはないと思うので判断材料としては難しく、ここは軽く触れる。ポラリスSは34.5-36.4と2秒近いかなりのハイも11.6 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 12.7と中弛み再加速。好位の内内で立ち回りながら直線入りで捌きつつも少し置かれL1ジリッと。2走前のコーラルSも34.3-36.2と2秒近いかなりのハイ、11.5 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 12.6と再加速という流れも同じで好位の外からじわっと前を向いて加速地点でジリッとは伸びようとするものの決定的には来ず。L1まで踏ん張っていたものの3着争いを制すまで、という形で総合力ではグレイスフルリープやノボバカラに完敗してきた。まあコーラルSではグレイスには先着できているし、叩いて良化してきたが相手も手ごわくなったという感じの方が正しいかもしれないが。それでもタイセイファントムとの比較で見ても完敗ではあったし何とも言い難い。


 まあ阪神1400の2戦に関しては前述のとおり骨折明けではあり、当てにしづらいところはある。個人的には一昨年の霜月Sの内容がちょっと気にいらない。35.1-35.7と平均ペースに近いややハイ、11.6 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 12.0のラップ推移でL2最速戦となっていてそれなりに速いラップを要求された。好位の外から前を向きながら、仕掛けを我慢しつつにはなったものの直線序盤で追いだされてからL2の最速地点でジリッと伸びそうで伸び切れず、内からするすると来ていたレーザーバレットと比較してもL1で明らかに見劣ってしまっての完敗だった。最速地点での伸びそのものは悪くはなかったが突き抜ける気配もなかったし坂を上り切ってからの伸びが全くなく下がってしまっていた。早いラップを要求されたときにL1の踏ん張りが足りないという点でTS持続がちょっと甘いと考えるのが無難なのかなと。実際これまでのこの馬の好走歴を見ても1700~1800で流れて平均的なラップを要求されていることが多い。みやこS勝ちもそうだし、前走のオアシスSでもそう。基本的には厳しい流れでこそだろう。


 後は1400mで基礎スピード戦になり完全な消耗戦になってくれればというところ。この点ではタガノトネールと近いところだが、タガノの場合は1400~マイル路線でトップレベルの基礎スピードを見せてきているし、ノボバカラも前走で基礎スピード特化戦の中でダノン相手に押し切るか?というところまでいっている。それらと比較すると流石にちょっと足りないかなと思う。中京1400の場合多少のハイならL2最速で11秒半ばを要求されやすいコースではあるし、そうなると恐らくL1は甘くなる可能性がかなり高い。仮に総合力勝負になったとなるとかなりの強敵揃いで、ノボバカラなんかはどちらがベストかは決めつけにくいが、ニシケンモノノフや近年のグレープブランデーといったところはかなり強敵になるし、タガノトネールだって基礎スピード戦の方が良いが総合力も昨年のプロキオンSで最低限のレベルにはある。総合力勝負ではなかなか苦しいのかなと。相手関係と相対的に見た時にも流れた方が良いとは思うし、この馬自身中山1200でも先行するだけのモノは見せてきているわけで、対応は可能なはず。ハイペースに誘導する形でタガノトネールと一緒に厳しい流れを作れればワンチャンスあるかなと。ただ正直今回ブックの馬注についている印ほどの信頼が置けるか?と言われると地力や適性面を踏まえて微妙かなと思っている。かなり面白いメンバーが揃っているし、前走のオアシスSの内容から考えても1400でとなると幾らか条件が欲しい。とりあえず軽い道悪にならないことだけかな。


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