2016年7月7日木曜日

スパーキングレディーカップを振り返る

レースは大方の予想通りブルーチッパーがハナ、大外枠のホワイトフーガが2番手からの競馬、それに続く3~4番手のインをヴィータアレグリア、外をタイニーダンサーがキープしてレースは進む。
ホワイトフーガが道中行きたがりヤネが無理に抑えなかった事で向う正面に入るとブルーチッパー・ホワイトフーガの2頭が併走状態となり3~4番手を2~3馬身引き離して13秒2-11秒4-12秒3-12秒9-11秒2と云うラップを刻み1000M通過が61秒フラットと云う時計以上に厳しい流れになった印象も、3角過ぎにホワイトフーガがブルーチッパーを交わして先頭に立つとそのまま押し切って先頭でゴールを駆け抜けた。

勝利したホワイトフーガは直線入り口では大差をつけて圧勝するシーンを思い描いたほど手応えに余裕を感じたが、3角先頭の競馬に加えて斤量58を背負っていた事もあり最後は脚色に余裕が無くなってしまい一旦は置き去りにしたブルーチッパーにゴール前で2馬身差まで詰め寄られたが、2着馬との斤量差を考えれば合格点のレース内容。
トップウエイトでの競馬になった事から今回は前々のポジションの競馬を試みた印象も、それが仇となり道中行きたがってしまい結果的にやや強引な競馬で押し切ってしまったが、昨年はこのパターンの競馬だと最後は歩いていただけに着実に力をつけているのは間違いない。

2着のブルーチッパーは今回は注文通りハナへと行ったが、2番手のホワイトフーガが早目に並び掛けて来た事で楽逃げが打てなかった上、3角で一気に交わされてしまうなどかなり厳しい展開になったが、直線でジワジワと伸びてホワイトフーガとの差を詰めるなど最後までレースを止めず3着のタイニーダンサーに6馬身差をつけたのは立派だろう。
確かに今回は裸同然の斤量55Kでの競馬だったが、決して楽な展開では無かっただけに戦前に指摘したように自分のリズムで競馬が出来た事が好走の要因で、多少厳しい展開になっても自分の競馬を全うすれば中央勢が相手でも互角に戦えるだけの能力はある。

3着のタイニーダンサーは道中はヴィータアレグリアと併走し3~4番手のポジションでの競馬も、3角過ぎの反応が鈍くて前との差を詰めるどころか併走していたヴィータアレグリアとの差も開くばかり、直線に入ってようやくジワジワと伸びたが3番手に上がるのが精いっぱいだった。
前走の関東オークスから中二週での競馬となり、暑さを感じる時期だけにマイナス体重で出走しても不思議ではなかったが、中間に楽をさせたのか今回プラス8と自身デビュー以来最高体重の490Kで出走した事からベストの状態だったのか疑問が残るのは確かだが、いずれにせよ2着のブルーチッパーから斤量1K貰いにも関わらず時計一つ以上も離された1分42秒2では3着と云えども評価の対象外。

4着のヴィータアレグリアはインの3~4番手から追走、3角過ぎに併走していたタイニーダンサーを振り切って単独3番手に上がり前を行く2頭への追撃を開始したが、直線に入ると手前をスムーズに替える事が出来ない事から前との差を詰める事は叶わず、ようやく手前を替えてもギアを上げる事は出来ず直線入り口で2馬身ほど後ろに居たタイニーダンサーに交わされただけでなくインから伸びた格下のクラカルメンの追撃を何とかハナ差凌いだけの重賞ウイナーとは思えぬ体たらく。
こちらはタイニーダンサーと違って前走よりマイナス10の446Kで出走、この時期を考えれば当然かも知れないが、4月のマリーンC以来の実戦と一息入っていた事を考えると調整ミスの印象は否めず。

5着のクラカルメンは折り合いに課題があるだけにレースが流れてくれたのは有難く5番手からスンナリと追走すると直線ではラチ沿いを通ってジワジワと伸びて一旦はヴィータアレグリアを交わして4番手に上がるもゴール寸前に差し返されてしまいハナ及ばずの5着に終わる。
南関の牝馬限定重賞でも連対した事の無いクラカルメンが今年のマリーンC馬ヴィータアレグリアとハナ差の勝負に持ち込んだのだから健闘した事は認めるが、走破時計の1分42秒8は平凡で自分の力をすべて出し切ったクラカルメンに対してヴィータアレグリアは自分の力を出し切れないままレースを終えただけの話、この事からクラカルメンの能力が向上した訳ではなくこの着順が今後に繋がるとは思えない。

馬体重を見た際にこりゃヴィータアレグリアもタイニーダンサーも危ないかも知れないと思ったのだが、唯一許容範囲内の馬体重で出走したホワイトフーガ絡みの馬券を追加するよりブルーチッパーのアタマで間違いないと考えてこの馬の単勝や普段は買わない3連単をブルーチッパーアタマ固定で購入して大失敗、結果的に馬券は的中したが余分な馬券を追加した事で大儲けしたとは言い難く、舞い上がって自分らしからぬ馬券を購入した事をただ反省するばかり。


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