2016年7月25日月曜日

レヴァンテライオンは切れ味はなくても渋さが魅力。

月曜恒例の重賞回顧を始めよう。まずは、函館2歳Sからいこうか。

レヴァンテライオンは、調教でも追っての反応、伸びが鈍い感じだったから、変に抑え込まないで、前々で流れに乗せて競馬をさせたのが良かったんだろうね。とはいえ、テンからペースは速かったように、前で運んだクチには決して楽ではない流れ。積極的に先行して押し切るんだから、心臓が強いんだろうなぁ。不利を受けないような位置に付けて、4コーナーでも馬群がバラけたところでスムーズに外へ持ち出せている。(三浦)皇成もうまく乗っていたよ。一瞬の切れ味には乏しい反面、簡単にバテないしぶとさがあるから、距離を延ばせばもっと良さが出そう。少し行きたがる面を出していたとはいえ、あれだけ我慢が利くのなら、少なくともマイルぐらいまではこなせるんじゃないかな。

モンドキャンノは、レヴァンテライオンのすぐ後ろにいたんだけど、4コーナーでサッと突き放されたのが痛かったね。ただ、道中は馬群で包まれて動くに動けなかったうえに、4コーナーでも戸崎が周りの動きを確認している時に突き放されたんだ。キャリア2戦目で新馬のようなものだから、ちょっとした乗り役の動きに馬が過剰に反応して、とんでもない所へ吹っ飛んで行くかもしれないからね。戸崎としても慎重にならざるをえなかったんだろう。いずれにしても道中、勝負所で我慢することを教えられただけに、負けたとはいえ収穫の多い競馬だったんじゃないかな。これだけ我慢できれば、距離が延びてもこなせるようになるだろうしね。

タイムトリップは、好位のインでジッとできていたように、初めての控える競馬にも無難に対応できていたね。キャリア2戦目でこれだけ落ち着いて競馬ができれば上等でしょう。最後の直線では伸び負け、うまい競馬ができても完敗だったとはいえ、今の時期の2歳馬は人間で言えば幼稚園生みたいなもの。まだ真の力が付き切っていない現時点で“強い”、“弱い”云々を語るのはナンセンスだと思うな。これから色々な競馬を経験していけば変わる余地はいくらでも残っているから、先々は上位2頭よりも走る馬になっているかもしれないよ。

メローブリーズは、モンドキャンノのすぐ後ろ、馬群の中に入っていたのに、モンドのようにムキになったり、怯むようなところもなかった。2歳の女馬なのにカーッとする感じがなくて、なかなか競馬がうまいのがいいよね。これなら距離延長は問題ないどころか、むしろプラスに出るんじゃないかな。追ってジリっぽいところがあるだけに、なおさら距離はあった方がいいだろう。

ドゥモワゼルは、中団よりもやや後ろから。2歳戦としてはペースが速かっただけに、位置取りとしてはちょうど良かったはず。この馬自身はいい脚で伸び来ていたし、今回は前々で運んだクチが思った以上にしぶとかったということだろうね。外枠から外々を回るロスもあったんだから、全然悲観することはないんじゃないかな。次も枠順、立ち回り次第、ロスなく運べるようなら重賞でもチャンスがあると思うよ。

ロイヤルメジャーは、中団からの競馬になったんだけど、まったくいいところがなかったなぁ。新馬戦が逃げ切り勝ちで、控える競馬をするのは今回が初めて。でも、初めてだったのはこの馬だけではないから、それは言い訳にはならないだろう。調教でも頭を上げたりしていたように、若さ、気性的なものを出していたから、競馬でもそういったところが出てしまったのかな…。まぁ、今回の競馬はいい経験になったはずだから、次にどういった走りを見せてくれるか…だね。

ガーシュウィンは、テンからかなりムキになって、ハミを噛みながら走っていたね。あれだけアクションが大きな走りになると、コーナーをスムーズに回れない。カーブがキツい小回りの函館だけに、余計に走りづらかったんじゃないかな。いいスピードを持っているから、落ち着いて走れるようになれば変わってくると思うよ。



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